「うぅぅ……まさかあんなことになるとは思わなかったよ……」
「あの薬はまだ改良が必要ね……気分は大丈夫? 」
「まだマシになったかなぁ……おぇっ……」
「……まだゆっくりしてた方が良さそうね、これは……」
まだまだ酔いが醒めないなぁ……もうちょっとギンちゃんに介抱して貰おうかなぁ……あれ、これって役得だったり? うへへぇ
「なんだか顔が赤いけど、大丈夫……って、し、シャワーズ!? 身体が溶けてるわよ!? 」
「んー……あー、ほんとだあ」
「ほ、ほんとだあ……って大丈夫なの!? まだデータは取ってないけどあの薬なら固めれるかしら……いやでも固めたあとどうしましょう……(ボソボソ」
んぇ!? いま薬って聞こえた気がするんだけど……ほ、ほんとに大丈夫かな、他に何とかできる方法はー……!! そうだ!
「ギンちゃんー、お風呂とかお水の入った桶とかないー?」
「え、お水……? それなら外に温泉があるけど……どうするの? 」
「んー、ありがとー」ズルズル
よしよし、温泉があるんならこっちのものだね!ちょっとずつでも移動して行ったらいずれつくでしょー……あれ、もしかして結構遠い?
「え、大丈夫なの……それ」
「溶ける癖が着いてるんだよねぇー……それでぇ、もし良かったら私を温泉まで連れて行ってくれないかな……」
「あなたいま溶けてるから掴みにくそうなのよね……待ってて、お湯を桶に汲んでくるわ」
「至れり尽くせりだねぇー、待ってるよぉ」
少し経ってギンちゃんが桶を運んできた。あれ、見た目の割に案外力持ち……? あ、でも10メートルくらい飛んでる子もいたしなぁ。こんなものか(達観)
「それで、お湯の中に私を入れてくれないかなぁ」
「え、えぇ……(ポチャン) !? し、シャワーズ!? 」
ん? あぁー、そういえば水に入ったら姿が見えなくなるの言ってなかったっけ……やっぱり皆ビックリするのかぁー、クールなエーちゃんも驚いてたしね。
「んふふー、ビックリした? シャーさんは水に入ったら見えなくなるのだぁ! ここ、テストにでるよ」
「そんな性質があるのね……やっぱりあなた、変わってるわね……」
そんなに褒めても何も出ないぞー! ええぃ、皆まで言うな! なんて、1人で茶番をしながら驚愕が顔に表れてるギンちゃんを見る。ほんとにビックリしたのか。可愛いなぁ。
「まぁ、無事そうで何よりだわ。ほんとに心配したのよ? 」
「シャーさんは満足です! 」
「あのねぇ……」
ギンちゃんはジト目でこっちを見てくる。あー、そんな目で見ないでー。ちょっと興奮しちゃうなぁ! あ、ごめんなさい冗談です何でもしますから!許してください!(なんでもするとは言ってない)
「なんだか毒気を抜かれちゃったわね……次から気をつけなさいよ?」
「はーい! 」
「まったく……調子だけはいいんだから……あら? そういえば酔いは大丈夫なの? さっきまですごく調子が悪そうだったけど……」
「それに関しては心配ご無用! なんとですねぇ、私ことシャワーズ、うるおいボディなんですよ! 」
「う、うるおいボディ……?」
「つまり、温泉とかの水に触れると気分爽快ってわけですよ! 最高にハイッてやつだぁー! 」
「そ、そうなの……」
「というわけでギンちゃんも一緒にハイになろうよ! 」
「え、シャワーズ? この桶そんな2人も入るスペースないわよね!? って話を聞いて、お願い! キャアアアアア!! 」
その後はもちろんたっぷり怒られましたとさ。めでたしめでたし()