転生先はマブラヴ トータルイクリプス   作:Laura

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全然先に進まず申し訳ない


9話

次の日約束した時間に春水は崇宰邸へ恭子と佳織を向かえに行きプトレマイオス2へ。

正午まで時間はまだ早いが舞鶴基地へ向かう。

食堂にて恭子が今日の予定を聞いてくたので、春水は2人に説明する。

 

恭子

「今日は舞鶴基地にて殿下への献上品である戦艦を贈るとのことですが、ほかには何かありますか?」

 

春水

「ええ、戦艦を献上したら殿下達を案内するために艦の中に入ります。格納庫で機体を見た後、殿下達にはシュミュレーターを体験してもらい、体験した後2人には殿下達の前でいつもの訓練をしてもらいます」

 

春水の説明を聞き、佳織が焦った様子で話しかけてくる。

 

佳織

「で、殿下の見ている前で…く、訓練するのか…」

 

春水

「はい、そうですよ」

 

佳織

「その訓練は…その…光線級もいるのか…」

 

春水

「もちろんいますよ。訓練ではちゃんとレーザーを回避してくださいね」

 

春水の言葉を聞き、佳織が固まっていると代わりに恭子が話しかけてきた。

 

恭子

「何故私達なのでしょうか?霧島さんでは駄目なのですか?」

 

春水

「俺が訓練をやるより、殿下達が知っている2人が避けられないと言われているレーザーを避ける所を見せたほうが衝撃がでかいかと思いまして」

 

予定を確認して暫くするとアプロディアが基地にそろそろ

到着することを告げる。

 

アプロディア

「マスター、そろそろ舞鶴基地に到着いたします」

 

春水

「まだ約束の時間まで早いから、そのまま基地上空を通過して海上に出てくれ。海上に出てから艦首を基地に向けて着水してくれ」

 

アプロディア

「了解致しました」

 

アプロディアへ指示した後春水は恭子達に時間までどうするかたずねる。

 

春水

「さて約束の時間までまだ余裕がありますけどどうしますか?」

 

春水の言葉を聞き、佳織が直ぐ答える。

 

佳織

「ギリギリまで訓練する。殿下の前で無様を晒したくはないからな」

 

恭子も頷き、春水に話しかける。

 

恭子

「そうですね。私達は訓練に向かいます」

 

春水

「わかりました。では約束の15分前になったら呼びにいきます」

 

恭子

「わかりました。では中尉行きましょう」

 

佳織

「はい」

 

恭子達が食堂から出ていった後、春水はアプロディアに頼んで食堂のモニターに恭子達全員の戦闘記録を表示させ、得意不得意をグラフにする。

 

春水

「崇宰さんは全体的に高い数値だな。操縦技術、射撃、格闘、機動ともに申し分無いし。如月さんは崇宰さんより全体的に少し低いけど格闘はあまり大差ない。唯衣ちゃん達はまだまだ低いけどまだ乗り始めたばかりだしこれから伸びるだろうから問題ないかな」

 

モニターを見ながら春水は思考し約束の時間まで時間が過ぎていった。

約束の15分前になりアプロディアが春水に話しかける。

 

アプロディア

「マスター、そろそろ時間です」

 

春水

「うん……もうそんなに時間がたったのか。アプロディア、崇宰さん達に訓練終了を告げて身支度の準備を。俺もシュミュレータールームに向かうから合流後、小型挺で基地に向かう」

 

アプロディア

「了解致しました」

 

春水はモニターを消し食堂を出て恭子達の元へ向かう。

到着後、恭子達の身支度に少し時間がかかったが3人で格納庫に向かい小型挺に乗り込む。

席に座って恭子が春水に話しかける。

 

恭子

「霧島さん、小型挺で向かうのに基地へ事前に連絡したのですか?」

 

春水

「いやまだです。殿下達が到着してから連絡する予定でしたから」

 

恭子

「それは何故です?」

 

春水

「殿下に俺が保有するこの艦を見せるためですかね。今現在トレミーは光学迷彩を使用していますからかまだ基地にバレていないと思います。まあバレていたら基地から戦術機が来ていてもおかしくありませんし」

 

恭子

「ということは連絡後に光学迷彩を解除するのですか」

 

春水

「はい。解除後少しトレミーで基地に近付いたのち小型挺で基地に向かいます」

 

佳織

「基地に直接この艦で向かえばいいんじゃないのか?」

 

春水

「この艦の外観は見せても構いませんけど殿下達を乗せる気はまだ無いです」

 

恭子

「……わかりました。では基地への連絡は私が致しましょう。霧島さんが連絡しても基地司令が許可するかわかりませんし」

 

春水

「すいません。実は元々崇宰さんに連絡して貰うつもりでした」

 

佳織

「どういうことだ?」

 

春水

「昨日崇宰さん達が献上する戦艦を見るために同行すると聞いたので、じゃあ殿下が基地についてから連絡していきなり基地近くに艦を表して驚かせようと考えてました」

 

それを聞き2人の呆れている視線を感じた春水はアプロディアに基地への連絡を繋ぐようすぐに指示を出した。

 

 

この日舞鶴基地は緊張に包まれていた。

 

基地入り口で見張りをしていた兵士から政威大将軍煌武院悠陽殿下並びに五摂家斑鳩崇継少佐が護衛を連れて表れたと基地司令官に連絡があったことで基地にいる全兵士にたいして厳戒体制の指示が告げられていた。

 

殿下達は基地兵士の案内で基地の応接室へ。

応接室に殿下達が入ってすぐに基地司令官が入ってきた。

司令官は殿下達に敬礼をした後、殿下達が何故舞鶴基地に来られたのか聞いた。

 

司令官

「殿下並びに斑鳩様まで本日はいったいどうなされたのですか?」

 

崇継

「今日この基地に来たのは、我ら帝国へ協力してくれる者から殿下へ献上品がこの基地に贈られることになっているんだが。ご存じなかったか」

 

司令官

「そうなのですか。いえ存じておりません」

 

崇継は時間を確認後殿下を見て、殿下が頷いたのを確認し司令官に話しかける。

 

崇継

「もうじき連絡があると思うのでそれまで私達はここで待たせてもらう」

 

司令官

「わかりました。もうじき正午ですので私もここで待ちましょう」

 

暫くして応接室の扉を叩く音がし、司令官が中に入るよう告げる。

 

「お取り込み中失礼いたします」

 

司令官

「どうしたなにかあったのか?」

 

「はっ、たった今崇宰様から連絡がありまして、殿下達に基地の海側まできてほしいとのことです。そ、それと連絡後海上に所属不明の船が突然現れました。尚、所属不明の船は現在基地に向け移動中であります」

 

司令官

「所属不明の船だと!直ちに戦術機を向かわせろ!」

 

斑鳩

「待ちたまえ司令官」

 

司令官

「し、しかし」

 

斑鳩

「船が現れたのは恭子君から連絡があった後であり、しかも殿下や私達に海側に来るようにと言っている」

 

殿下

「おそらくその船は霧島殿の船なのでしょう」

 

斑鳩

「はい、私もそう思います」

 

司令官

「その霧島と言うものが帝国の協力者なのですか?」

 

殿下

「はい。では皆様崇宰さんから連絡があった海側へ向かいましょう」

 

司令官

「わかりましたが念のため戦術機の発進準備はしておきます。それとこちらからも護衛として兵士をつけます」

 

殿下達は恭子から連絡があった海側へ基地の司令官並びに兵士達も引き連れ大所帯で向かった。

 

 

恭子が基地に連絡してプトレマイオス2で基地に少し接近後小型挺を発進。

基地兵士達がこちらを警戒してはいるが、攻撃許可は出ていないようで春水は少し安堵した。

小型挺を基地に着陸させ春水達は小型挺から降りる。

春水が先頭で降りてきたので兵士が小銃を構えたが、その後ろから恭子が降りてきたので構えを解いた。

恭子が近くの兵士に訪ねる。

 

恭子

「殿下は基地に来ていますか?」

 

「は、はい。た、只今き、基地司令と共にこちらにむ、向かっております」

 

恭子

「そうですか、では暫くここで待たせてもらいます」

 

恭子に話しかけられた兵士の言動を聞いて、春水は佳織に訪ねる。

 

春水

「あの兵士凄く緊張していますけど、どうしたんです?」

 

佳織

「いや、あれはしょうがない。あの兵士はおそらく一般武家出身者だろうから緊張するのも無理はない。むしろお前のほうがおかしい」

 

春水

「いや俺この世界の生まれじゃないんでおかしいと言われても……」

 

暫くして春水達の前に車が数台止まり中から沢山の兵士が降りてきた。降りてきた兵士達は殿下や崇継を守りながらこちらに近づいてきた。

春水達も殿下達に近づくと殿下達と一緒にいた兵士が回りに指示を出して春水達と殿下達の回りを兵士達で囲んだ。

囲まれたことに春水が疑問に思っていると殿下が春水に話しかけてきた。

 

殿下

「こんにちは霧島殿」

 

春水

「こんにちは殿下。それに皆さんも本日は来ていただきありがとうございます」

 

春水は殿下達に一礼する。

 

殿下

「いえ、構いませんよ」

 

崇継

「気にしないでくれ。で、早速本題に入ろう。あまり時間がないのでね。霧島殿が献上する戦艦というのはあれかい?」

 

春水は首を振り崇継に話しかける。

 

春水

「いえ違います。あれは俺の艦で献上する戦艦ではありません。今から呼びますので少しお待ちを」

 

春水は通信機でアプロディアに指示を出す。

 

春水

「アプロディア、アークエンジェルを海上まで浮上開始。海上に出たら基地に向け移動してくれ」

 

アプロディア

「はい、マスター」

 

春水は殿下達に海を見るように告げる。

 

春水

「今から浮上してきますから海を御覧ください」

 

殿下達が見ているなか海上にアークエンジェルが姿を現し基地に向け移動してくる。

基地の人間や殿下達が驚いているが、更に驚かせるため春水がまた指示を出す。

 

春水

「アプロディア、海上からアークエンジェルを浮上させてくれ」

 

春水の言葉を聞き殿下達はアークエンジェルを注視した。

春水の指示を受けたアプロディアはアークエンジェルを空に向け浮上させる。

空に飛ぶアークエンジェルをみてあちこちから声が上がるが春水は気にせずにアークエンジェルを見る。

基地に近づいてきたので着水を指示し、そのまま基地へ接岸させる。

接岸後、春水は殿下達に向け話しかける。

 

春水

「これが殿下に献上いたします、強襲機動特装艦アークエンジェルです」

 

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