転生先はマブラヴ トータルイクリプス   作:Laura

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11話

崇継

「話中すまないが、霧島君ちょっといいかな」

 

崇継が基地司令を連れて春水に話しかける。

 

春水

「どうしましたか?」

 

崇継

「先程譲ってもらった機体なんだが、基地の格納庫を1つ借りたのでそちらに移してもらいたいのだが。我々で操縦出来ればよかったのだが……」

 

春水はシュミュレーターでの事を思い、転倒してもし壊れでもしたらと考えたのだろう。

 

春水

「わかりました。格納庫はどこですか?」

 

司令官

「格納庫はあそこだ」

 

司令官が1つの建物を指差した。

 

春水

「ありがとうございます。では機体を移動させますから皆さん離れてください」

 

バウを近くで見ていた兵士達を退去させた後、春水はアプロディアに全機移動するよう指示をだした。

全機モノアイが光りホバー走行を開始。

格納庫に近づくと1列に陣形を変え格納庫に入っていった。

 

崇継

「ありがとう。我々もあれを自由に動かせるようにこれから毎日訓練する。それに、あの機体を分析すれば開発中の試験機に応用出来るだろうから」

 

春水

「訓練頑張ってください。応用するのでしたら巌谷中佐と連絡を取り合ったほうがいいと思います。あちらは既に分析を始めていますから」

 

崇継

「そういえばそうだったね」

 

春水は殿下達に向き直り話しかける。

 

春水

「ではそろそろ基地から離れます。宇宙に行くのに色々準備がありますので」

 

悠陽

「はい。霧島殿、宇宙から戻りましたら連絡をもらえますか。その頃には階級や基地を決めておきますので」

 

春水

「わかりました、戻り次第連絡致します。では皆さん失礼します」

 

春水が小型挺に向かって歩き、恭子、佳織が殿下達に別れを告げ春水の後を追った。

小型挺に乗りプトレマイオス2へ帰還後、海面から浮上後光学迷彩を使用して基地を離れ崇宰邸へ向かう。

艦内にて春水は恭子に話しかける。

 

春水

「宇宙に行く準備ですけど、パイロットスーツ等はあるので着替えぐらいで大丈夫です。それと唯衣ちゃん達への連絡をお願いします。」

 

恭子

「わかりました。何時くらいに当家に来られますか?」

 

春水

「とりあえず夜8時に向かいます。それで準備は間に合いますか?」

 

恭子

「はい。大丈夫です」

 

春水

「如月さんもそれでいいですか?」

 

佳織

「ああ、問題ない」

 

崇宰邸へ到着し2人を送った後、太平洋へ

到着後潜行し艦を停泊させ春水はアプロディアに話しかける。

 

春水

「アクシズのMS、戦艦の生産状況は今どれくらいだ」

 

アプロディア

「現在量産型バウ、ドライセン、ガ・ゾウム40機ずつでムサイ改は10艦生産が完了しております」

 

春水

「そうか、じゃあMSを一時生産中止して別のMSを頼む。戦艦はそのままで構わない」

 

アプロディア

「何を生産するのですか?」

 

春水

「バウの改修型のバウ袖付きを7機で、各員の色も変えておいてくれ。生産終了後一時中止を解除する」

 

アプロディア

「了解致しました」

 

 

約束の時間に崇宰邸に向かい恭子達を乗せ再度太平洋へ向かう。

潜行後日本から離れ日本とハワイの中間で停泊し、全員パイロットスーツに着替えるよう指示。

唯衣が春水に宇宙に向かう方法を聞く。

 

唯衣

「恭子様に宇宙の拠点に向かうと聞きましたが、どうやって向かうのですか?後、格納庫にバウがありませんでしたが」

 

春水

「格納庫のバウは斑鳩少佐に全機譲ったよ。宇宙へ向かう方法は今から見せるよ」

 

春水は恭子達に席につきベルトで身体を固定するよう告げ、アプロディアに指示をだす。

 

春水

「皆さんベルトでしっかり身体を席に固定してください。これから宇宙に向かうにあたり身体にGがかかります。宇宙に出たら合図があるまでベルトを外さないで下さい。じゃあ始めます。アプロディア、艦首を45度上向きに固定後艦の後方へ戻って来るように魚雷発射、艦に被害が及ばない位置で起爆後爆風を利用して艦を最大船速で空へ」

 

アプロディア

「了解致しました」

 

プトレマイオス2が傾いていき準備が完了する。

 

アプロディア

「マスター準備完了しました」

 

春水

「よし始めてくれ」

 

魚雷が発射されある程度進んだ後こちらに向かって折り返してくる。春水は起爆する前に艦の移動を指示。

魚雷が起爆して艦に衝撃がくると同時に春水はアプロディアに指示する。

 

春水

「TRANS-AM発動と同時にGNフィールドを艦首に展開」

 

プトレマイオス2が赤く光り緑色の粒子が艦首に溢れる中海を飛び出し空を突き進む。

恭子達がGに耐えながら時折苦悶の声が出ているが春水は再び宇宙に来れる喜びを感じていた。

 

数十分後揺れが収まりプトレマイオス2はアクシズへ向け移動を開始。

ブリッジのモニターにはあたり一面星が輝く宇宙が映し出されていた。

恭子達が景色に見とれている中春水は恭子達に話しかける。

 

春水

「皆さん大丈夫ですか?気分が悪くなったりしてませんか」

 

恭子

「私は大丈夫です。皆はどうですか?」

 

佳織

「なんとか大丈夫です」

 

唯衣が上総達と話して状態を確認。

 

唯衣

「私達も大丈夫です」

 

体調が悪くなっている人がいないことを確認してから春水がベルトを外すよう恭子達に告げる。

 

春水

「ではベルトを外してください」

 

恭子達がベルトを外し春水の指示を待つ。

 

春水

「では立ち上がってください。スーツの足の裏に微弱ですが磁石を入れてあるので問題ないはずです」

 

恭子達が立ち上がった後、春水は宇宙での移動方法を教える。

 

春水

「艦内を移動する場合床や壁、天井を軽く足で蹴ったり手で押したりして移動します。今見本を見せます」

 

春水は床を蹴り上へ、天井を手で押し元の位置に戻る。

 

春水

「では体験してみてください。只勢いよく蹴ったりはしないでください。慣れないと危ないので」

 

恭子達が練習を始める。

無重力を初めて体験する為苦戦してはいたが、楽しんでいるようだった。

しばらくして慣れた恭子達を部屋に案内する。

 

春水

「明日には拠点につきますから今日は疲れたでしょうから早めに休んでくださいね」

 

恭子達が部屋に入った後、春水は自室へ移動し明日の予定を考え早めに休むことにした。

 

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