恭子、巌谷と会談を終えた次の日の朝
トレミー内部で春水はアプロディアと今日の日程を話し合っていた。
春水
「今日の昼に崇宰邸へトレミーで向かい、崇宰さん並びに数名をトレミーに案内する。で、そのあとはシュミュレーターを使いバウの操縦訓練をおこなう。」
アプロディア
「はい、了解しました。マスター、パイロットスーツを用意したほうが宜しいですか?またマスターと同じタイプで構いませんか?」
春水
「同じで構わないが、ヘルメットは俺と違い黒で統一してくれ。」
アプロディアと話していると巌谷から連絡がはいり、
サンプルとして送るバウを市ヶ谷の基地に届けてほしいとのことだった。
春水は恭子達を回収後市ヶ谷に向かうことをアプロディアに指示。
約束の時間まで春水は訓練することにした。
恭子side
崇宰邸 時刻正午
春水の到着を待つ者たちが集まっていた。
崇宰恭子、篁唯衣を含め7名
1名は恭子の護衛、残りの4名は唯衣と同じ訓練兵である。
なお各自手荷物を持っており、衛士としての装備である
強化装備を用意していた。
赤い軍服を着ている護衛の名は
如月 佳織(きさらぎ かおり)
日本帝国斯衛軍所属 階級は中尉
セーラー服を着た4名の名は
甲斐 志摩子(かい しまこ)
石見 安芸 (いわみ あき)
能登 和泉 (のと いずみ)
山城 上総 (やましろ かずさ)
唯衣と同じ山百合女子衛士訓練学校 在中
当初4人は唯衣に連絡をもらい篁邸に集まっていたのだが、崇宰家の使いが篁邸を訪ねてきてそのまま崇宰邸へ。
4人は崇宰邸に来てからずっと緊張していた。
そんな中志摩子が唯衣に話しかける。
志摩子
「ねぇ、ゆ、唯衣……私達何でここにいるの?」
唯衣
「何でって昨日電話で話したじゃない」
志摩子
「いや訓練するのは聞いたけど……」
唯衣と志摩子の会話に安芸、和泉も参加する。
安芸
「いやいやいや、だから何で恭子様の家にいるの?」
和泉
「そ、そうだよ」
彼女達は崇宰邸に集まる理由がわからなく唯衣にその答えをもともていた。会話に参加してはいないが上総もそう思っていた。
唯衣
「……理由はもう少ししたらわかるよ。」
4人は唯衣にそう言われ渋々さがる。
恭子のほうも佳織に話しかけられていた。
佳織
「恭子様……護衛をもう少し増やしたほうがよいと思うのですが……」
恭子
「中尉その心配はありません。」
佳織
「ですが………」
恭子
「大丈夫ですよ。」
佳織は尚も恭子に進言しようとしていたが、
恭子に春水から連絡がいり進言を中断した。
恭子は一同に声をかける。
恭子
「では皆さん外に出ましょうか」
恭子を先頭に各自荷物を持って外に向かった。
春水side
アプロディアから崇宰邸上空に着いたことを聞き、訓練を止め小型挺へ移動後、恭子に連絡をいれてから小型挺を発進。
発進後崇宰邸を上空から見ていると玄関から2人の女性と5人の少女が出てきた。
昨日と同じ位置に小型挺を停め、春水は恭子に話しかける。
春水
「こんにちは崇宰さん、もしかして待たせちゃいましたか?」
恭子
「こんにちは霧島さん、いえ時間どうりですから大丈夫ですよ」
唯衣も1歩前に出て春水に挨拶をする。
唯衣
「こんにちは霧島さん、今日はよろしくお願いいたします。」
春水
「こんにちは篁さん。こちらこそよろしくね」
唯衣
「霧島さん、私のことは名前で呼んでもらってもかまいません。」
春水
「……わかったよ。その…唯衣ちゃん」
春水は少し気恥ずかしくなったが機を取り直して、
はあたりを見回し、人数をもう一度確認する。
春水
「これで全員ですか?」
恭子
「はい。」
春水
「わかりました。では皆さん小型挺にお乗りください。」
春水は皆を小型挺に案内する。
恭子達が乗り込み全員が席に着いたのを確認後、
春水はアプロディアに連絡をとる。
春水
「アプロディア、崇宰さん達を回収したこれより帰還する。」
アプロディア
「了解しましたマスター。」
8人を乗せた小型挺が離陸
唯衣達訓練兵は外の景色を見ながら、小型挺が空を飛んでいることに驚いているのか各々感想を口にしていた。
小型挺がある高度に達すると恭子は少し前方の空間が揺らいでいることに気がついた。
恭子
「霧島さん、あれはいったい?」
春水
「ああ、まあ見ていてください。アプロディア、光学迷彩を解除後ハッチを開けてくれ。小型挺回収後、光学迷彩を再度発動してくれ。」
アプロディア
「かしこまりました。」
春水がそう言うと前方の空間に変化が起きた。
空間が揺らめいたと思ったら、
そこにトレミーが現れた。
恭子達が驚いてるなか
小型挺を迎え入れる為か、上の方のハッチが開いていく。
春水が小型挺を動かし開いているハッチの中にはいると、
ハッチは閉じていった。
春水はまだ放心していた皆をとりあえず小型挺から降りるように促した。
小型挺から降り恭子達は更に驚く。
降りた先は格納庫であった為、回りには恭子はデータで見てはいたが機体が並んでいた。
全員
「す、すごい」
春水は手を叩き皆の意識をこちらに向ける。
春水
「とりあえず移動しましょう。ついてきてください。」
春水は皆を連れ格納庫を出て、食堂へ向かう。
食堂へつき皆を席に座らせたあと、春水は恭子と唯衣以外に自己紹介をする為、席を立つ。
春水
「俺は霧島春水。今日はよろしく」
それにともない恭子、唯衣以外が席を立ち各々挨拶をする。
佳織
「私の名は如月佳織。斯衛軍所属の衛士で階級は中尉。今日は恭子様の護衛としてきたがよろしく頼む」
志摩子
「甲斐志摩子と申します。私達は唯衣と同じ山百合女子衛士訓練学校に通う訓練兵です。今日はよろしくお願いいたします」
安芸
「石見安芸っていいます。よろしくお願いいたします」
和泉
「能登和泉です。よ、よろしくお願いいたします」
上総
「山城上総よ。よろしくお願いいたしますわ。」
春水は皆を席に座らせ、今日の訓練内容を伝える。
春水
「これから皆さんにはシュミュレーターを使って機体を動かす訓練をおこなってもらいます。」
佳織
「機体を動かす訓練だと………訓練兵の5人はともかく私や恭子様にはそんなこと今さら必要ないだろ」
春水
「……問題なく動かせれば次の訓練をおこないますが多分無理だと思います。」
佳織
「なんだと貴様!!」
佳織は立ち上がり春水につかみかかろうとしたが恭子に止められる。
恭子
「如月中尉控えなさい。」
佳織
「しかし!!」
恭子
「私達はここに喧嘩をしにきたのではありません。訓練にきたのですよ。それに私達は霧島さんに教えをこう立場なのですから霧島さんのやり方に異を唱えてはなりません。」
佳織
「……恭子様がそうおっしゃるのでしたら」
佳織は席に座り直す。
春水は佳織が座ったのを確認し皆に質問があるか聞く。
春水
「何か質問はありますか?」
佳織、和泉以外手を挙げ質問をする。
恭子
「先程如月中尉が言われましたが、機体を動かす訓練を私と如月中尉がおこなう理由を教えてもらってもよろしいですか?」
唯衣
「訓練に使われる戦術機は先程見たあの戦術機ですか?」
志摩子
「あのこの船?はいったい?」
安芸
「この船他に人はいないの?」
上総
「あの機体といいこの船といいみたこともない。貴方はいったい何者なのですの?」
春水
「とりあえず1人ずつ答えます。まずは崇宰さんの質問ですが、これからおこなう訓練の機体は皆さんが知ってる戦術機と丸っきり別物です。使われているOSが違うためそれに慣れてもらうために機体を動かす訓練をしてもらうのです。」
恭子
「なるほどわかりました。」
春水
「次に唯衣ちゃんの質問だけど、使う機体はさっき見たあの機体だがあれは戦術機ではない。」
唯衣
「戦術機ではない?」
春水
「あれはMS(モビルスーツ)と呼ばれる有人兵器」
唯衣
「MS………」
春水
「唯衣ちゃんの質問の続きは山城さんのときに答えるよ。じゃあ次は甲斐さんと石見さんの質問だけどまず甲斐さん…この船は外宇宙航行艦プトレマイウス2またの名をトレミーと呼び、船と言うより戦艦かな。で石見さん…この艦には人間は俺だけだよ。」
志摩子
「戦艦なのですか!え、でも浮いてますよ?」
安芸
「1人で動かせるの?」
春水
「特殊な動力で動いているからとしかちょっと言いようがないかな。あと1人では流石に無理だよ」
志摩子
「は、はぁ」
安芸
「え、じゃあどうするの?」
春水
「石見さんの質問も唯衣ちゃんと同じで山城さんのときに答えるよ。さてじゃあ山城さんの質問だけど、俺はこの世界の人間じゃない」
山城
「えっ………」
春水
「とりあえず巌谷中佐にしたように俺が何者か話そう。」
春水は恭子と唯衣は知っているが知らない人のため自分がどうしてこの世界にいるか話した。
春水
「山城さん、この戦艦やあのMSは異世界の兵器なんだよ。」
上総
「異世界の人間……兵器……」
春水
「それと出てきてくれアプロディア」
春水が呼ぶとアプロディアはホログラム体で春水の横に姿を表した。
アプロディア
「お呼びでしょうかマスター」
皆アプロディア見て口を明け驚き言葉を失っている。
春水
「石見さん、この艦はアプロディアが動かしているんだよ。」
安芸はゆっくり頷いた。
春水は回りをみながら話す。
春水
「もしなにか困ったことがあったらアプロディアを呼んでくれ。さてじゃあそろそろ訓練を始めようか。」
春水は皆に立ち上がるよう促し、更衣室に案内する。
更衣室の前につき春水は恭子にたずねる。
春水
「ここが更衣室ですからこの中で着替えてください。あと崇宰さん皆さんパイロットスーツはいりますか?」
恭子
「いえ大丈夫です。訓練ですから皆に強化装備を持ってきてもらいましたから」
春水
「強化装備?……一応パイロットスーツは用意してあるので必要ならアプロディアに言ってくださいね。では俺も着替えますからまたあとで」
春水はその場をあとにし別の更衣室でパイロットスーツに着替えシュミュレータールームに入った。
しばらくして強化装備を着た恭子達がに部屋に入ってきた。
春水は恭子達を見て言葉を失った。
強化装備を知らなかったとはいえまさかスタイルがはっきりわかるほどぴっちり身体に張り付いているとは思わなかった。
しかも7人全員綺麗な女性だから尚更だ
春水は直ぐに目をそらしたが顔が熱くなるのがわかり、顔が赤くなっているのが容易に想像できた。
恭子
「お待たせしました。………霧島さん顔が赤いですがどうかしましたか?」
春水
「え、あ、いや、その………た、崇宰さん達はその……は、恥ずかしくはないのですか?」
恭子
「恥ずかしい?何がですか?」
恭子達には心当たりがなく首をかしげる。
春水
「そ、その……身体の輪郭がはっきり出ちゃってるじゃないですか」
春水の言葉を聞いて唯衣達訓練兵は恥ずかしくなったのか、顔が赤くなっている。
恭子
「ああ、そのことですか。戦術機に乗る以上しょうがないですからとっくに慣れましたよ。」
春水
「そ、そうですか」
佳織
「おいおい顔が赤いぞ。そんなんで大丈夫かよ」
佳織は春水を小馬鹿にするように茶化す。
春水
「しょ、しょうがないじゃないですか皆綺麗でスタイル良いんですから。そんなことより早く訓練をやりましょう」
春水は皆に背を向け球体にに近づく。
春水
「では皆さんシュミュレーターを起動しますからこの中にはいってください」
恭子
「それがシュミュレーター機ですか?私が知っている形と随分変わっていますね」
春水
「これはバウなどのコックピットと同じ形をしています」
皆シュミュレーター機に入り準備をする。
準備が完了したのを確認し春水はアプロディアに起動するよう指示を出す。
春水
「アプロディア、起動してくれ。で、起動したら操縦方法を教えてあげてくれ。」
アプロディア
「かしこまりました。では起動します。」
全シュミュレーターが起動し、
壁にあるモニターに全員の顔と機体が映る。
全員通信が繋がっているため口々に感想等を話し合っていたが、アプロディアから操縦方法が伝えられ始めると全員静かに聞いていた。
操縦方法を伝え終わったのを確認し通信機を使って
春水は全員に話しかける。
春水
「では訓練を始めます。先ずは崇宰さんと如月さんの2人にやってもらいます。唯衣ちゃん達は先ずは見ていてください。では始めてください。」
恭子
「わかりました。では………きゃあ」
佳織
「了解。…………っ」
恭子、佳織両名とも機体を前に動かそうとして転倒した。
それを見ていた唯衣達は驚きの声をあげていた。
春水
「これは戦術機とOSが全然違うため戦術機と同じ様に動かしたら転倒しますよ。じゃあ唯衣ちゃん達も始めようか。」
唯衣、上総、志摩子、安芸、和泉
「は、はい」
訓練を開始してから2時間経過
恭子、佳織の両名はコツを掴んだのかぎこちないながらも機体を自由に操作していた。
唯衣達訓練兵は思うようにいかず少し動いては転倒を繰り返していた。
春水はやはり衛士と訓練兵では機体の感覚を掴む早さにばらつきがあるかと考えていた。
そんな春水にアプロディアが話しかける。
アプロディア
「マスター、まもなく市ヶ谷基地上空につきますので準備をお願いします。」
春水
「ん、ああ。巌谷中佐にバウを届けるんだったな。わかった準備してくる。」
部屋を出て格納庫に向かう途中、春水はアプロディアに頼み事をする。
格納庫につき春水はバウに乗り込みアプロディアからの指示を待つ。
アプロディア
「目的地上空に到着しました。巌谷中佐に連絡をいれますのでもうしばらくお待ちを。」
春水
「はいよ。」
しばらくして
アプロディア
「マスター、巌谷中佐から許可がおりました。発進準備に移行します。」
トレミーの格納庫ハッチが開き、春水はバウを動かし
カタパルトへバウを固定し準備を終える。
アプロディア
「発進準備完了。マスター、バウへコントロールを譲渡します。いつでもどうぞ」
春水
「了解。バウ、霧島春水でるぞ。」
カタパルトから勢いよく出撃。
眼下に見える市ヶ谷基地に春水は降下を開始
春水
「アプロディア、巌谷中佐にバウを渡し終えたら小型挺を頼むな」
アプロディア
「了解しました。」
基地に近づくにつれたくさんの軍人がこちらを見ている。
その中に巌谷中佐を確認し春水は近くに降りるため機体を動かそうとしたとき、コックピット内にアラームが鳴る。
レーダーには3機の戦術機がこちらに向かってきているのが映っていた。
春水
「なんだ?」
アプロディア
「マスター、巌谷中佐から連絡です。そちらに回します」
トレミーから通信が送られてきた。
巌谷
「霧島君すまない。部下が指示を無視し君を撃墜するために出撃してしまった。」
春水
「それはまたなんでです?」
巌谷
「基地の者達に通達はしていたのだが君を他国のスパイと思ったらしくてね。申し訳ない」
会話している最中にも3機がどんどん接近してきていた。
春水
「巌谷中佐とりあえず無力化して構いませんか?」
巌谷
「……構わないよ。撃墜しても君に非はない。」
春水
「いえ、殺しはしませんよ。機体を無力化します。」
3機はこちらを射程に捉えたのか、
マシンガンを発射してくるが、春水は上下左右に機体を動かし全て回避する。
春水
「ビームライフルじゃ不味いから使えるのはビームサーベルだけか。まあなんとかなるか」
ビームライフルを左手に持ち右手でビームサーベルを構え
バウのスラスターを吹かし3機に接近する。
3機は弾幕を形成し春水を近づけないようにしていたが、バウの機動性についていけないのか弾を当てられないでいた。
そんななか1機の戦術機が弾切れをおこしリロードをしようとしていたが、そんな隙を見逃す春水ではなく戦術機の横をすれ違いざまに両手を切断。
2機になった戦術機は1機が接近、もう1機が支援にまわる。
刀らしきものを構え接近してくる戦術機を無視し、
春水は急上昇し、支援機に向かって急降下
マシンガンを構えこちらに向かって撃ってはいたが、
最初の1機と同じ様にすれ違いざまに両手を切断される。
春水は直ぐに機体を旋回し最後の1機にむかう。
戦術機もこちらに向かって来ていたためすぐに格闘戦が開始される。
戦術機は刀を巧みに使い春水に斬りかかってくる。
上段から振り下ろし手首を返して横凪ぎに繋げ流れるように連撃を繰り出してくるが、春水には当たらない。
連撃で機体に不可がかかったのか相手は一瞬硬直してしまい、そのまま両手を春水に切断され全ての戦術機が無力化される。
春水
「よし終わったな。巌谷中佐これより降下します。」
巌谷
「……ああ、了解した。」
春水は地上におりバウを格納庫に入れ機体から降りる。
同時に基地の人達がバウに集まってくる。
格納庫の離れた所に無力化された戦術機も入ってきた。
機体から少し離れた春水の元に巌谷が近づいてくる。
巌谷
「すまなかったね霧島君。」
春水
「いえおきになさらず、なんともありませんから」
巌谷は頭を下げようとしたが、春水に止められる。
同時に春水にやられた3機の衛士がこちらに来るのが見てとれた。命令違反をした3人が拘束されないのを見て春水はすでにある仮定に至っていたが巌谷が言いだすのを待つことにした。
巌谷
「それにしても君は強いな。3人の衛士を相手にして無傷でしかも無力化してしまうとは」
春水
「機体のおかげですよ。俺はまだまだ未熟です。」
巌谷と話していると3人の衛士の1人が巌谷に話しかける。
「中佐どうでしたかあの機体は。我々が敗れた意味はありましたか」
巌谷
「ああ中尉十分にな」
春水
「やっぱりですか」
巌谷
「気づいていたんだね。そうだ、君の腕前とあの機体の性能をこの目で見てみたくてね。」
春水の仮定は当たっていたが試されたことにすこしだけ機嫌が悪くなるのがわかった。
春水はアプロディアに小型挺を下ろすように指示。
バウから少し離れた所に着陸、春水は巌谷にもう帰還することを告げる。
春水
「それでは巌谷中佐、俺はこれで」
巌谷
「もう行くのかい」
春水
「はい。崇宰さん達の訓練がありますから」
巌谷
「そうか。崇宰様や唯衣によろしくな」
春水
「はい。では失礼します。」
春水は小型挺に乗り込みトレミーへ帰還する。
アプロディア
「マスター、大丈夫でしょうか。機嫌が悪いようですが」
春水
「大丈夫だ。ちょっとだけイラっとしただけだから。心配かけてすまない」
春水はアプロディアに謝ったあと気持ちを切り替えて、
訓練をしている恭子達の元へむかう。
ただちょっとしたことで精神が不安定になるのを何とかしないといけないなと春水は思った。