俺と私の日記帳   作:竹俣 兼光

29 / 33
ゲロ吐きまくってグロッキー





無茶振りされた日

「貴殿に次の命を与える。ベラクルスの戦いに参戦し、勝利を収めて来い!」

 

「はっ!」

 

「貴殿はシャルル少将と共にエルミニに乗って貰うぞ」

 

「はっ!?」

 

拝啓エドモン

俺、陸軍の大元帥にまでなったよ。

でも、何故かこれから海軍を率いなきゃいけないみたいなんだ。

もしかしたらもう会えなくなるのかもしれないね。

 

 

…本心を叫ばせてもらうよ。

 

 

馬鹿じゃねーの!?

馬鹿なの!?ルイ・フィリップさんよぉ!?

俺は!陸軍の!大元帥であって!海軍じゃない!

手前は63だろ!?まともな判断しろよ!耄碌したかこのジジイ!

 

 

でもNOとは言えないフランス人の俺は腹を括って行くしかないんだけどね!

 

 

 

 

 

 

わー大砲が飛んでくるなぁー

 

危ないなぁ〜

 

 

うふふふふふふふはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは何でだよ!

 

 

なじぇ俺がぁ!大砲が飛んで来たから切り捨てるの?馬鹿なの?てかなんでこのサーベル折れないの?俺の技術的なあれがあっても無理だよ?何?妖刀的なサムシング?

 

 

「流石大元帥!大砲の弾を切り捨てるだなんて!」

 

「そこに痺れる!」

「憧れるぅ!」

 

なんかイギリス人が混じってたかな?

俺はゲロ以下の匂いなわけ無いと信じてる

多分、きっと、おそらく、めいびー、しないと思う

 

 

 

「私も負けていられませんなぁ!」

ムキムキ野郎シャルル少将が来た。立派な筋肉ですね…うん、兵士5人がかりで撃つ大砲一人で撃つのはおかしいと思うよ?

…俺もできるけど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやー、恐ろしく強いですな、メーガス殿は!」

「いえ、貴方も十分にお強いと思いますよ、シャルル少将」

 

戦いも終わり、帰る船の上で2人で酒盛りをしていた

俺自身結構酒好きで蟒蛇だからグイグイ飲んで、同じペースで飲んだ少将はこのとうり、絡み酒を始めた。とても面倒くさい

 

「そういえばぁ〜ヒック

最近貴族の間で面白い噂を聞いたのですがぁ!」

「どんなものですか?あまり社交の場に出る暇がなくて、知らないんですよね」

ガハハハと豪快に笑いながら教えてくれた

 

 

「えらい別嬪さん連れた白髪の美丈夫が来るようになったらしい…確か…クリスタ…?」

「……モンテ・クリスト伯…」

「おぉ!そうだそうだ!知っているじゃあないか!背が高くて教養もあるような男だから女どもがみぃーんなそいつのとこに行っちまうって愚痴をよく聞くな!」

「…………………」

「…どうした?」

「いいえ、ただ、そんな美人さん2人組を見てみたいな、と」

「うははは!どぉせメーガス殿に比べればどっちも霞んじまうだろうがなぁ!」

 

 

 

 

 

 

「…てな事を聞いたので、一緒に夜会に行こう!」

 

「馬鹿ですか?あまりにエドモン・ダンテスに会いた過ぎて錯乱しました?」

 

「えー俺はただ、未だに女の影がひとっつもない友達を出逢いの場に連れてってあげようと思っただけですー!」

 

「もう50を過ぎているので結構です。余計なお世話です!」

 

えー…女の子に囲まれてあたふたしてるトマを見るのがおもしrゲフンゲフン、愉えtゲホッゲホッ…

 

微笑ましく思えるよね!

 

「ねーーーー!いこーよー!俺はトマと一緒に行きたいのーー!ねーーーーーーぇーーーーー!」

「駄々っ子ですか貴方は!」

 

ぶーーーー!

ふん!

そんなに言うなら俺にも考えはあるんだ!

 

 

「一緒に行ってくれなきゃ俺の権限でトマの給料減らす」

 

「職権濫用だ!」

 

 

トマは顔を覆って崩れ落ちました

 

 

 

 

 

 

 

 

「すごく緊張するわ…」

 

私にとって、はじめての夜会

綺麗に着飾った男女(人々)がグラスを片手におしゃべりをしている

 

誰も私を見てなんか居ないのだ、緊張する必要はない!

 

ウェイトレスからジュースの入ったグラスを受け取り、先に行った姉たちを探す

 

「ほんと、人がいっぱい…」

 

少し耳を澄ませば沢山の会話が聞こえる

 

やれ宝石がなんだ

 

織物がどうだ

 

何処そこの息子はこうだ

 

あそこの夫人は男が途切れないだとか

 

 

下世話な話が耳に飛び込んでくる

 

「なんかやだ…」

早く姉さん達に合流しよう

 

 

 

 

 

しばらく歩けば、見覚えのある真っ赤なドレス

 

「姉様!やっと見つけた!」

「あら、あんたやっと来たの?」

 

姉様の向かいには、また増えたとばかりに嫌な顔をする白髪の男がいた。

 

わぁ…姉様よく話しかける勇気があるなぁ…

私無理だし彼も嫌そうだし…あとこんなイケメンなら奥さんいるでしょ…

 

「姉様…私気持ち悪くなっちゃった…」

「えぇ〜…しょうがないわね、向こうの出入り口の所に椅子があるから少し休みなさい。心配だから私も行くわ」

「ありがとう、姉様」

 

私の手を掴んだ姉様はスルスル人混みを進んでいく

 

「ごめんなさい…」

男の人の横を通る時にそれだけ呟けば、

「ありがとう」

と小さな微笑みが帰ってきた

 

 

 

 

「ほら、ここの先に椅子があるから休んでなさい」

 

「姉様は?」

ふふんと笑って

「勿論、旦那探しするに決まってるじゃない!」

姉様は男に対して夢を見過ぎなのだ

高収入で、イケメン、優しくて、家庭的なスーパーハイスペック男を探しているとか、苦笑いしか出来ない

「う〜ん…頑張って?」

 

「ええ!」

 

意気揚々と足を進める姉を見送ってから、扉を開けた…が、

「きゃっ!」

「おっと」

人とぶつかってしまった。

「ごっ、ごめんなさい!」

 

「こちらこそごめんね…怪我はしてない?大丈夫?」

 

背が高く、キラキラ輝く蒼い瞳と不思議な煌めきの金髪、美の女神が自ら作った最高傑作だと言われても信じるような(ひと)だった

 

「えっ、あっ、はい、大丈夫です」

 

「メル、ちゃんと前を見なさいと言っているでしょう!」

「わかってるよ、トマ。まぁ、そうそうぶつかることはないと思うけどね」

 

後ろから、金髪に少し白髪の混じったおじ様…ロマンスグレーとでも言うのか、こちらもイケメンだった

 

「大丈夫でしたね?貴女もちゃんと前を見なさい。怪我をしますよ」

 

すごく…パパみを感じます…

 

「あっ、そうだ!ねぇ君、会場で白髪の背の高い美丈夫を見なかったかい?」

「最近噂になっているようなのですが」

白髪の…?

「あ…心当たりがありますよ姉が猛アタックしてました」

 

「ほんと!?何処らへんだったか教えてくれない?」

「良いですよ。こっちです」

 

イケメンの過多は体に悪い。はっきりわかんだね。さっきから一言話すたびに心臓が口から飛び出そうだし、声も物凄い上擦ってる。

 

 

会場に入ってすぐに私は後悔する事になった

 

「キャーーーーー!!!!メーガス大元帥よーー!!!」

「見て!トマ大将もいるわ!」

「あーん!いつ見ても素敵ー!!!!」

「なにあの女」

「ブサイクのくせに」

「なんであんな女がすぐ近くにいるのよ…!」

 

 

パパ、ママ、姉様、私の胃は今日で死にそうです

 

 

 

 

 

 

 




□月◇日





疲れた。
大砲を切るなんてことはもう経験したくない。
エドモンらしい噂を聞いたから早く会いに行かなきゃ…早く、メリーが起きてくれないかな

やっと会えるね



この日はここで終わっている





国外から更新中

遅れた理由
テスト
修学旅行
英検

待って、希望してたら合格してました。

さあみんなも〜!

「待て、しかして希望せよ」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。