問題児たちと炎術士が異世界から来るそうですよ?   作:YD病感染者

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今回から基本、火焔君視点になります。


第1話

さてと...ただ今絶賛落下中だけどどうしようか...。

 

まず炎の翼を出して飛ぶ→ショートカットの娘を右腕でつかむ→ロングヘアーの娘を左腕でつかむ→猫を頭にのせる→金髪の野郎を足でつかむ→着陸成功!

 

「よし、これでいこう」

 

俺は翼を出して三人と一匹を無事、地面までおろした。

 

何てことをしていると、ロングヘアーの娘と金髪の野郎が罵詈雑言を吐き捨てた

 

「し、信じられないわ!まさか問答無用で引きずり込んだ挙句、空に放り出すなんて!」

 

「右に同じだクソッタレ。場合によっちゃその場でゲームオーバーだぜコレ。石の中に呼び出された方がまだ親切だ」

 

「..........。いえ、石の中に呼び出されては動けないでしょう?」

 

「俺は問題ない」

 

「そう。身勝手ね」

 

二人はフン、と互いに鼻を鳴らしている。

 

するとショートカットの娘が俺に話しかけてきた

 

「私と三毛猫を助けてくれてありがとう」

 

「どういたしまして。流石に異世界まで来て濡れるのも嫌だしな」

 

「それについては私からもお礼を言わせて貰うわ。ありがとう」

 

「俺もだ、濡れなくて助かった」

 

「おう。どういたしまして」

 

なんて話しているとショートカットの娘は、三毛猫を抱えながら

 

「ここ、何処だろう? 」

 

「さあな。まあ、世界の果てっぽいものが見えたし、どこぞの大亀の背中じゃねえか? 」

 

ショートカットの娘の呟きに金髪の野郎が答える。

何にせよ、俺達の知らない場所であることは間違いないようだ。

 

すると金髪の野郎が周りを見渡しながら

 

「まず間違いないだろうけど、一応確認しておくぞ。もしかしてお前達にも変な手紙が? 」

 

「そうだけど、まずは"オマエ"って呼び方を訂正して。私は久遠飛鳥よ。以後は気をつけて。それで、そこの猫を抱きかかえている貴女は? 」

 

「.......春日部耀。以下同文」

 

「そう。よろしく春日部さん。次に、私達を助けてくれた親切な貴方は? 」

 

「俺は不知火火焔。気軽に火焔って呼んでくれ。よろしくな! 」

 

「よろしく、火焔君。最後に野蛮で凶暴そうなそこの貴方は? 」

 

「高圧的な自己紹介をありがとよ。見たまんま野蛮で凶暴な逆廻十六夜です。粗野で凶悪で快楽主義と三拍子揃ったダメ人間なので、用法と用量を守った上で、適切な態度で接してくれお嬢様」

 

「そう。取り扱い説明書をくれたら考えてあげるわ、十六夜君」

 

「ハハ、マジかよ。今度作っとくから覚悟しとけ、お嬢様。」

 

「ハハッ君たち変わってるなぁ」

 

「「背中から翼をだす火焔(君)には言われたくないぜ(わ)」」

 

自己紹介がすんだところで十六夜が苛立たしげに言う

 

「で、呼び出されたは良いけど何で誰もいねえんだよ。この状況だと、招待状に書かれていた箱庭とかいうものの説明をする人間が現れるもんなんじゃねえか? 」

 

「そうね。何の説明もないままでは動きようがないもの」

 

「.......。この状況に対して落ち着きすぎているのもどうかと思うけど 」

 

「耀が言えたことじゃないだろう。」

 

「よ、耀? 」

 

「おう、そうだ。.......なんだ?もしかして名前で呼ばれるの嫌だったか?」

 

だとしたら悪いことをしたな

 

「ううん。単純に呼ばれなれてなくて驚いただけだから嫌じゃないよ」

 

「そうか。じゃあ名前呼びさせてもらうわ」

 

すると、十六夜がため息混じりに呟く

 

「仕方がねえな。こうなったらあそこに隠れている奴にでも話を聞くか? 」

 

俺達の視線が草むらに集まる

 

「なんだ、貴方も気づいていたの?」

 

「当然。かくれんぼじゃ負けなしだぜ?火焔と春日部も気づいていたんだろ?」

 

「まあ、あつい視線を送られたしね」

 

「風上にたたれたら嫌でもわかる」

 

「.......へぇ?面白いな」

 

「で、どうする?火の玉でも投げ込んでみる? 」

 

俺がそういうと、三人は

 

「そんなことも出来るのか」

 

「そうね、思い切りやってくれるかしら」

 

「........ふぁいと」

 

と、言うのでじゃあ投げ込もうかと、崩を発動させようとしたら

 

「わぁああああああああ!待って、待って下さい!お願いですから投げないで下さい! 」

 

なんて言いながらナイスバディなウサギ人間がでてきた。

 




いつもより少し長めです
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