問題児たちと炎術士が異世界から来るそうですよ?   作:YD病感染者

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お久しぶりです!
YD病感染者です!
いや~ようやく暖かくなってきましたねぇ~
さて、長いことサボ(ry じゃなくてお休みしていたので今回はいつもより少し、ほんの少しだけ長めです
久しぶり過ぎて火焔君のキャラが変わっていたらごめんなさい
それでは本編へいってらっしゃい!


第5話

「は?あんた誰?てか人様の会話を遮るとか何様?燃やすよ?」

 

「こ、これは失礼いたしました。私は箱庭上層に陣取るコミュニティ "六百六十六の獣" の傘下である」

 

「烏合の衆の」

 

「コミュニティのリーダーをしている、って待てやゴラァ!! 誰が烏合の衆だ小僧オォ!!! 」

 

おぉ~もしかしてジンって結構面白い子だったり?

 

「口慎めや小僧ォ……紳士で通っている俺にも聞き逃せねえ言葉はあるんだぜ………?」

 

しwんwしw

紳士だってwww

どうみてもピチピチタキシードの変態にしか見えないのにwww

 

「でwww、あんたは何の用でわざわざ俺達に話しかけたんだよwww」

 

「火焔、それ煽っているようにしか聞こえない」

 

耀さんちょっとだまらっしゃい

 

「チッ……………実はあなた方を我がコミュニティにスカウトに参りました」

 

「な、何を言い出すんですガルド=ガスパー!?」

 

「黙れ、ジン=ラッセル。貴様のコミュニティの現状を知らない御方達なら騙せると思っていたのか?その結果黒ウサギと」

 

「ジンのコミュニティが壊滅寸前って事なら皆知っているそ? 」

 

「「「ゑ? 」」」

 

「いや、普通に考えて11歳の子どもがコミュニティのリーダーっておかしいだろ。ジンが特別凄いって訳でもなさそうだし」

 

てか何?気付いていたの俺だけ?

 

「あなたのコミュニティが壊滅寸前って話は本当なの?ジン君」

 

「そ、それは………」

 

「よろしければジン=ラッセルのコミュニティが壊滅した経緯などを話しますよ? 」

 

「………そうね。お願いするわ」

 

「承りました。では経緯を話す前に事前知識としてコミュニティの"名"と"旗印"の説明を」

 

「"名"とは文字通りコミュニティの名前を指します。

"旗印"とはコミュニティの縄張りを主張する大事な物です。

これらを失うと"ノーネーム"という蔑称でよばれます。

もし自分のコミュニティを大きくしたいのならば双方合意の上で旗印を賭けた『ギフトゲーム』をすればいいのです。

私のコミュニティは実際にそうやって大きくしましたから」

 

「なるほど、理解したわ」

 

「ではここからはジン=ラッセルのコミュニティが壊滅した経緯を話させていただきます」

 

「ジン=ラッセルのコミュニティは箱庭の天災、魔王に襲われ一夜にして名と旗印を奪われ、"ノーネーム"となりました」

 

「ち、ちょっと待って!名や旗印って双方合意じゃないと賭けられないんじゃないの? 」

 

「"通常は"そうです。

ですが魔王は違います。

魔王は"主催者権限"という特権階級を持つ修羅神仏のことで、彼らにゲームを挑まれたら絶対に断ることができない厄介なものです」

 

「なるほど、だから貴方は何もない絶望的なジン君のコミュニティではなく自分のコミュニティへ私を加入させたがったのね」

 

「はい。レディのおっしゃる通りでございます」

 

「でも私は結構よ」

 

「あ、俺も(私も)」

 

「な、なぜでしょうか?よろしければ理由を聞かせていただいても? 」

「私、久遠飛鳥は───裕福だった家も、約束された将来も、おおよそ人が望みうる人生の全てを支払って、この箱庭に来たのよ。

それを小さな小さな一地域を支配しているだけの組織の末端として迎え入れてやる、などと慇懃無礼に言われて魅力的に感じるとでも思ったのかしら。

だとしたら自身の身の丈を知った上で出直してほしいものね、このエセ虎紳士」

 

「私は友達を作りに来ただけだから別に貴方はのコミュニティじゃなくても良い」

 

「お、じゃあその友達一号に立候補するぜ」

 

「じゃあ私は友達二号に立候補するわ」

 

「うん。二人とも普通の人とは違う感じがするから大丈夫そう

これからよろしく」

 

「そ、そちらのジェントルマンはどうしてでしょうか? 」

 

「ん?まあ単純にお前のコミュニティが怪しいからかな。お前はさっき"旗印を賭けてギフトゲームをしてコミュニティを大きくしていった"って言っていたけど、普通そんな簡単に旗印を賭けるか?

どうなんだ?ジン」

 

「や、やむを得ない状況なら稀に。しかし、これはコミュニティの存続を賭けたかなりのレアケースです」

 

「だよなぁ。普通はそんなポンポンと賭けないよなぁ……

で、どうやってコミュニティを大きくしたかお兄さん聞きたいなぁ……」

 

「そうね。私もそれ気になっていたわ。ということで

"ガルド=ガスパー、貴方はそこに座って私達の質問に答えなさい"」

 

うわっ!すげぇ!イスにヒビが入った!

 

「で、どうやって旗印を賭けるよう強制させたのかしら? 」

 

 

「き、強制させる方法は様々だ。一番簡単なのは、相手のコミュニティの女子供を攫って脅迫すること。これに動じない相手は後回しにして、徐々に他のコミュニティを取り込んだ後、ゲームに乗らざるを得ない状況に圧迫していった」

 

「まあ、そんなところでしょう。貴方のような小者らしい堅実な手です。けど、そんな違法な手段で吸収して、あなたの下で従順に動いてくれるのかしら? 」

 

「各コミュニティから、数人ずつ子供を人質に取ってある」

 

「チッ……この外道め」

 

「ええ、まったくもってその通りね。

で、その子ども達は何処に幽閉されているの?」

 

「もう殺した」

 

その瞬間、俺はコイツを殴り飛ばした

 

「グハァッ!な、何をするこのクソガキがぁ!」

 

「黙れ。お前は、お前は決して許されないことをした。大人ならまだしも、まだ一人前じゃない子どもを、社会的弱者を殺した。

その罪は重いぜ。

………こい"竜の炎壱式【砕刃】"」

 

俺が砕刃を出しガルドをぶち殺そうと炎の刃を振り上げた瞬間

 

「待ちなさい!火焔君!

ここでガルドを殺したら貴方が悪くなるのよ!」

 

「ダメだ飛鳥。コイツは"ダメ"だ。生かしておいちゃいけない」

 

「それでも貴方が悪人になる謂れはないわ。ここは修羅神仏が集う箱庭よ?なら箱庭らしくギフトゲームでガルドを裁きましょう」

 

なるほど、一理あるな

 

「分かった。ここは飛鳥を立ててそうしよう。

良かったな……少しだけ長生きできるぞこの畜生が」

 

「さあ、私達と『ギフトゲーム』をしましょう。貴方のコミュニティの存続と私達"ノーネーム"の誇りと魂を賭けて、ね」

 

 

 




耀ちゃんの霊圧が消えた...?
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