思い付きなので多分続きません。
多分、ティガを見た人じゃないと登場人物は分からないかと……。設定も無理矢理感がMAXです。
それでもいい方はどうぞ、ご覧ください。
―幼い時、事故で両親は死んだ。幼い俺と出掛けた旅先で、【何か】に襲われた。俺はその時の事を詳しく覚えていない、唯一覚えているのは、真っ赤な血に塗れた父と母が笑みを浮かべ、俺を見ていた事だけだ。警察の調べでは動物か何かだろうとの事だが、詳しい事は分かっていない。それから俺は母方の祖父と祖母に育てられた。
その件を境に俺は夢を見る様になった。現代ではない時代。古い時代の誰かの記憶だった。
夢に出てくるのは、人間だけではない。怪獣や宇宙人、異次元人が現れて、人々を恐怖させ絶望に陥れていた。
そんな時、総てを照らす眩い光と共に巨人が現れた。光の巨人達は、その力で怪獣や宇宙人達を倒し、人々に希望と明日を齎した。
だが時は流れ、巨人と巨人で争う様になる。巨人達の争いにより、文明も、人々も滅びへと向かい始めた。そんな中、黒い4人の巨人が現れ、他の巨人達を滅ぼした。それからは世界は闇に包まれた。
地球の全土の護には怪鳥が飛び交い、地上には怪獣は溢れた。そんな中1人の巫が黒い巨人の1人に語り掛けた。黒い巨人は巫の言葉で本来の自分のすべき事を悟った。黒い巨人は始めに仲間達に語り掛ける、だが他の黒い巨人達はそれを拒否した。
黒い巨人は仲間達の闇の力を光を変え、黒い身体を赤、紫、銀の色に染め、光の巨人となった。巨人は生き残った他の巨人達と共に闇を、かつての文明の在った遺跡へと封印した。
巨人達は地上に光を取り戻すと役目を終え、自分達の肉体を封印した。そこで記憶の再生は終わる。最後には決まって、巨人に語り掛けた巫が現れた。
彼女は地球星警備団の団長・ユザレ。3000万年前に存在した人物らしいが、何故か俺の婆ちゃんの若い頃にそっくりだった。まぁ、それは置いてといて。
彼女は夢の中で色々な事を教えてくれた、俺もまた悩みや日々の出来事を彼女に話した。俺にとってはもう1人の母親の様な物だ。
そして俺が13歳になった時、ユザレと共に夢の中に出て来た巨人達が出て来た。巨人達は何も言わずに、俺とユザレを見守っていた。始めの内は凄く気になっていたが、今では慣れた物である。
俺が中学生になって直ぐにユザレから身体を鍛える様に言われた。何故か巨人御一同様もやる気満々で地獄の日々が始まったのである。巨人達は普通の人間サイズまで小さくなると、組手の相手になった。
起きてる現実では勉学と筋トレ、夢の中では巨人達と組手と言った日々だ。始めた当初は筋肉痛で悩まされていたが、何故か翌日には回復していた。何故か小さい頃から怪我をしても直ぐに治ったり、病気になっても直ぐに治る。お医者もびっくり体質なのだ。
修行を始めて早数年、中学3年………高校の入学試験を半年後に向かえた俺は3階建のマンションを越える跳躍力や車を持ち上げる腕力、グランドを10周しても疲れないスタミナを手にした。昔からの友達には体力バカと呼ばれ、運動部には入部する様に追い回されたりと、それなりに楽しい日々を過ごしていた。
まぁ此処まではちょっと?変わった一般人だったんだけどね。
勉強と修行で忙しい日々の中、突如俺は学校からの帰り道でアブダクションされた。
誰にって?宇宙人にだよ!何やらドデカい鋏の様な手を持つ「フォフォフォフォ」と言っている宇宙人に。それから頭の中を弄られそうになったんだけど、光に包まれた何処かに瞬間移動した←現在、此処―
~光のピラミット~
「ここは?」
【此処は我等の身体を封印せし場所】
少年、
「封印?」
護は周囲を見廻してみると、そこには3体の巨人の石像が立っていた。そして直感的に声の主が石像である事が分かった。
【良くぞ、来た。光を継ぐ者よ】
【我等は君を待っていた】
護は巨人の石像を見ても驚かなかった。そして声を聞いても恐怖する事無く、何処か安堵していた。
「俺を?」
【そうだ………光の遺伝子を継ぐ者よ】
護は巨人達の声を聞いてユザレが昔からしていた話を思い出していた。
―巨人達はその身体を封印し、光となって星の彼方へと帰った。だが一部の者達は地球に残り、光を継ぐ者を待っている―
「ユザレが言っていた話の………」
【再び大いなる闇が目覚めようとしている】
「話に出て来た世界を覆い尽くす闇」
【だが君の存在もまた危機に晒されている】
「それってどういう…………!?」
護は自分の手を見てみた。その手は何故か半透明になっており、段々と薄くなっている。
【時を歪め、君の存在を消そうとしている】
「なんで……何で俺なんだ!?」
【君は光の遺伝子を色濃く受け継ぎ、光の力を継承可能な存在だからだ】
【我等が愛するこの星の未来、人々の未来を若い君に任せるのは心苦しいが……】
【私達の光と引換えに君への干渉を止めよう。私達の光を君へ託す】
3体の石像の内、前の2体の石像が光り出し、眩い光に変わると護の身体を包み込んだ。
すると、透明になっていた護の身体は元通りになった。そして残りの石像の胸から光の球が飛んでくる。彼は自然とその光に手を伸ばし掴む。
光の球は白い大理石と水晶に金で装飾された音叉の様な物へと変わる。
「スパークレンス………なんで俺、これの名前を」
【それは君の遺伝子に刻まれた記憶だ】
「記憶……受け継いだ」
【すまない………本来であれば君を巻き込みたくなかった。だが】
「力を受け継げば………守れるのか?」
【…………】
「力があれば、誰かを守れるのか?」
【総ては君次第だ………君は光であり、人である】
「良く分からないけど、誰かを護れるなら………」
護は自然とスパークレンスを天に掲げる。
「光になってやる!」
護はその瞬間、光に包まれ、石像と1つとなる。
そして、この日、護は光となった。
~数年後~
「なんて事もあったよな。ティガ」
成長し高校の卒業式を終え、学校の屋上から街を眺めていた護はスパークレンスに向かい語り掛ける。
【あぁ、懐かしいな。だが私は昨日の事の様に覚えている】
「俺だってそうさ。怪獣や宇宙人、異次元人、邪神。大変だったな」
【あぁ。だが君はそれ等を乗り越えてきた】
「ティガの仲間達とも戦ったな」
【カミーラ、ダーラム、ヒュドラ………彼等も元々は光の巨人だったんだがな。彼等を救えなかったのは私の唯一の心残りだ】
「でもきっと…………心は救えた。そう思いたい」
そう言って、青い護を見上げる。護には無数の円盤の様な物が飛んでいた。
「数年前まで宇宙人がいるかどうかで、論議していた人類が、今や宇宙人と手を取り合い、星々を翔けているなんて…………あの時は思わなかったよ」
【私もだ。超古代の文明でも、此処まで盛んに宇宙人との友好はなかったよ】
「皆、明日に向かっている」
【そうだ。これが君が………いや、君達の光が護った物だ】
「あぁ」
―た……けて―
「ティガ、何か言ったか?」
【いや……君こそ、何か言ったか?】
「俺も何も言ってない」
―すけ……て―
「女の子の声?」
―助けて!―
今度はハッキリと聞こえた、助けを求める声が。
「何処だ?一体何処から!?」
―誰でもいい……誰でもいいから………ほむらちゃんを………助けて!―
【この声………この世界じゃない、何処か違う世界からだ】
「違う世界?でも、どうして違う世界の声が?」
【恐らく、異次元人達の多数の襲来で、この星の空間自体が不安定になっているんだろう……その内の1つから聞こえて来ている】
「でも空間の歪みって時間と共に直るんだよな………」
【あぁ。だから、行けば戻って来れるかは分からない】
「それでも………誰かが助けを求めてるなら」
護はフッと下を見た。下ではクラスメイト達が卒業を祝っている。そんな中で、昔からの友達達が此方に気付いた様だ、護に向かい手を振っている。
「此処で助けを求めてる誰かを見捨てたら、アイツ等だって怒るだろうし………死んだ爺ちゃんや婆ちゃん、父さんや母さんに顔向けできないぜ!」
護は意志を固め、スパークレンスを天に掲げ叫ぶ。
「ティガァァァァァ!」
護は光に包まれウルトラマンティガとなった。
【君が決めたなら私も力を貸そう、護!】
「あぁ!行こう、ティガ!」
ティガは異世界へと旅立つ。
例え戻れない可能性が在ったとしても、助けを求める声を無視できない。
それが光 護……ウルトラマンティガなのだ。
―少年は助けを求める声に応え旅立った。
異世界で出会ったのは、理と化した少女だった。彼女は自分を救う為に幾度も時間を戻る事を繰り返している友達の心がすり減り、闇に堕ちるのを見た。だが自分にはそれを止める力はない、だからこそ助けを求めた。
少年は……光の巨人は言う。
【助けを求める声が聞こえた。だから俺は此処に来たんだ………君も、その友達も助けるよ】
巨人と魔法少女達の物語が今、始まる―
・光 護(ひかり まもる)
本作の主人公。
古の時代から継承されてきた【光の遺伝子】を色濃く受け継ぐ少年。その影響なのか、両親の件をきっかけにユザレが夢に出てきたり、巨人達が出てくる様になった。後に巨人達の猛特訓を受ける事に……。
中学3年生の時に宇宙人(分かる人には分かる)に誘拐されたのをきっかけに、ティガの力を継承した。当初は時を遡る力を持つ存在に消されそうになったが、ティガと共に眠っていた2体の巨人により命を繋いだ。
多くの怪獣、宇宙人、異次元人、そして邪神や闇の巨人を打ち倒した。
ティガ曰く「光の巨人に愛される子供」。
理と化した少女の助けを求める声を聞き、違う世界へと旅立った。
・ウルトラマンティガ(意思)
3000万年前に戦った巨人の意志。本来は宇宙の彼方へと帰る筈だったが、この世界ではピラミッドに残った巨人達と共に地球に残った光。
現在では護のアドバイザー兼相棒となっている。
唯一、自分と同じく闇の巨人となったカミーラ達を救えなかったのが心残り。
・ユザレ
3000万年前の地球星警備団の団長。何故か護の祖母の若い頃にそっくり。
幼き頃の護の夢の中に出てきて、彼に様々な事を教えたり、古の話を聞かせている。
護にとってはもう1人の母親の様な存在。
・超古代の巨人達
滅び去った超古代の巨人達。本体はルルイエの遺跡に残っていたが、意志は護の夢に出て来た。
出て来た当初は暖かく彼を見守っていたが、大いなる闇が目覚める時が近付いた為に、護を鍛える事になった。
彼等にとって護は遠い子孫又は孫の様な存在。修行に関しては厳しいが、普段は孫を見守るお爺ちゃん達。