※護は実際には高校卒業しているが、この世界に来て不思議な力で中学2年まで若返っています。
※本来、死亡している筈のキャラや病に伏しているキャラが元気になってます。
※まどか達は護の正体を知ってます。
以上を前提にご覧下さい。
夏………夏と言えば暑い。では皆さん、此処で問題です。
Q1.暑ければどうしますか?
一般的なA………夏は海水浴に行きましょう。
護のA………家でクーラーつけて寝よ。
Q2.海と言えば?
一般的なA………水着です。
護のA………魚を釣って喰うか。
~海水浴場~
「………暑い」
ウルトラマンに愛される子供「光 護」は砂浜に敷いたシートの上に座っていた。パラソルの下に居るので直射日光に当たっている訳ではないので、陽の当たる場所に比べれば随分マシであるが、周囲は人で一杯で、熱気が凄いので彼は汗だくである。
現在彼は、上半身は銀、赤、紫の色(ティガカラー)のシャツ、下は水着である。
【護………海とはこれほど、人が多くいるものなのか?】
シャツの内側にある特別製のホルスターに入っているスパークレンスから、ティガの声が聞こえてきた。実際には声が出ているのでなく、テレパシーである。
「暑いからな………でもこれだけ多いと、涼みに来てるのか、人混みの熱気に当たりに来てるのか分からないな。逆に疲れそうだ」
【だと言うのに地球人達は何故人が多い所に態々、集まるんだ?】
「それぞれ目的があるからだろ……俺は強制的に連れて来られたけど」
【とは言うものの本気で抵抗してなかったじゃないか】
「本気で抵抗すれば逃げれただろうけど、後が怖いし」
【女性と言うものはこの手の事になると全霊で挑むからな。カミーラもそうだったな】
「イベントって事?こんな暑い日は大人しく冷房の効いた部屋でゲームするのが一番なのに」
【相変わらず護は鈍感だな。彼女達も先が大変だ】
「感は鋭い方だと思うけど?」
【………うん、すまない。これは戦いしか教えて来なかった
「はぁ?」
護は真剣に謝ってくるティガに疑問を持ちながら横に置いていたドリンクを飲んだ。
【本当にあの娘達にはすまない事をした……護の将来の為にも、やはり……ぶつぶつ】
「お待たせ」
護はその声で振り返ると、そこには少女達が立っていた。
「おう」
ピンク髪の鹿目まどか。彼女は上下に別れた薄いピンクをメインにしたフリルの付いているタイプの水着を着ている。素直に可愛い。頭に乗ってるキューベー……何処からかそこ代われと言う声が聞こえてくるのは気のせいだろう。
その隣が黒髪の暁美ほむら。彼女はまどかと同じタイプで黒をメインにしたフリルの付いているの水着だ。これもまた可愛い。
ほむらの反対側にいる金髪の巴マミ。彼女は花柄のビキニタイプの水着だ。メンバーの中では発育はいい方なので、男ならドキドキする。
その横にいる佐倉杏子。彼女は水色の縞模様にフリルの付いた水着である。何がとは言わないが控えめであるが彼女の健康的な身体に水着が良く似合っており普通に可愛い。
美少女勢揃いなので、周囲の視線を集めている。
「さやかは?」
「上条君と飲み物買いに行ってるよ」
とまどかがそう答えた。
「ふぅ~ん。早く付き合えばいいのに」
話に出てきた美樹さやかと上条恭介はこのメンバーの仲間だ、2人は幼馴染であり、さやかは恭介に想いを寄せ、護のお節介で恭介はそれに気付き、付き合う一歩手前まで行っているのだが………お互い踏ん切りがつかないのである。
本日海水浴に来たのも、2人をくっ付ける為に企画した事だ。尚、乙女達はそれぞれの想い人に水着を見て貰う為に水着を新調し、恋の戦いに準備を整えてきたのだが………
「えっと……他に何かないの?」
「えっ…何かあるの?」
護はそう言って首を傾げている。幾ら自分達がどれだけ準備を整えても、
「「「「………」」」」
まどかとマミは苦笑い、ほむらと杏子は顔が引き吊っている。
【……すまない。本当にすまない】
凄く申し訳なさそうにテレパシーで少女達に謝っているティガ。それからティガはさやかと恭介が来るまでまどか達に謝り続けた。
「温いな」
「温いね」
全員で海に入ったのだが、気温が高いのとと人が多い為に水温が高く海水が温いのである。
「移動するか」
「そうね」
移動する事にした。
「この辺りは人が居ないから水が冷たくて気持ちいな」
「ほんとだね」
少し離れた岩場付近に移動した一同。少女達は水を掛け合ったり、泳いだりして遊んでいた。それを岩に座って見ている護と恭介。
「さて…………告白したのか?」
護にそう言われると、顔を赤くして視線を外す恭介。
「まぁ………急かす気はしないが………」
「ぅう………僕だって言いたいんだよ。でも」
「頑張れ」
「あっ……うん。護も早く気付いてあげてね」
「何が?」
それを聞いて、恭介はまどか達に心底同情した。
「さて………そろそろ昼飯の用意をするか」
「じゃ……何か、買いに」
「何言ってるんだ?………こういう時は自給自足だろ」
「えっ?」
恭介はその言葉を聞き、護の方を見てみると準備体操をしていた。
「いやいや……何しようと」
「じゃ、ちょっと行ってくるわ」
数分で大量の魚介類を取ってきた護。伊達にウルトラマンに鍛えられてきた訳ではないようだ。
それから火を起し、皆と楽しく食事を始めた。保護者がいないとか気にしてはいけない。
そんな様子を陰から見ている人物がいた。
~岩陰~
―おのれ、光の一族の末裔め。幾度も我等の邪魔をしおって………次元を超えて、やっと見つけたと思ったら小娘共と戯れているとは………まぁいい。これで復讐を果たし、我等が人類を導いていくとしよう。
どう復讐してやろうか……あの小娘共を人質に誘きだして………クククッ―
等と考えながら不敵な笑みを浮かべている男。傍から見れば、少年少女を覗いている変質者に見えないが、この男は唯の人間ではない。
「見ていろ、ウルトラマンティガ…………我等キリエル人と、キリエルの神の怒りを思い知らせてくれる」
キリエル人……護の世界の地球で、太古の昔から人類を
『トンットンッ』
「クククッ貴様の顔が歪むのが楽しみ…『トンットンッ』ぁあもう!誰だ、この私に気安く触るのは!」
キリエル人は誰かに肩を叩かれたのに気付き振り返る。そこには……
数人のお巡りさんが立っていた。
「君……あの子達を見て何をやってるの?」
「えっいや、あの……」
此処で騒ぎを起こすのはまずいと思ったキリエル人はどう言い訳するか考えた。まぁ、力を使ってしまえば早いのだがそうすると確実に護やティガに気付かれるから使わないのである。
「怪しい奴だ。確保!」
「えっちょwwwwキリエル人の私が何故人間に捕まらないと」
「きりえるびと?……よく分からんが危ない奴だ!」
お巡りさん数人が一斉に飛びかかり確保されたキリエル人。
「おのれぇぇぇぇ!アレもコレも全てウルトラマンと
「へっくしゅん!……?」
何か変な気配を感じた護はくしゃみをすると、周囲を見回した。
特に何もなかったので、?が頭を埋め尽くした。
「護くーん!早く一緒にたべようよ!」
「あぁ、今行く」
こうして一夏の思い出が出来たのだった。
・キリエル人
以前の世界で護(ウルトラマンティガ)に倒された精神生命体。
前の世界では2度敗れ、邪神の目覚めでそそくさと地球から逃げ出したが、護(ウルトラマンティガ)の勝利により地球が救われたことで戻ってきたのだが、そこには護は居らず、護への怨みと憎しみを糧に次元を超え同日。
地球人のイケメンに擬態?するものの、護やまどか達を監視中に警察に捕まった。