ある晴れた日、私はお願いをする為にとある神社に行った。
神社は誰もいなく私だけの貸切状態、私はお賽銭を入れ、お願い事をした。
私はお願い事をして神社で腰をかけて呟いた。
「はぁ〜どうしたらいいんだろ」
私がそう呟くと何か神社から感じた。
「ん?何なの?」
私は気になり神社の中を見ると眩い光に包まれた。
「うっ眩しい!」
光が和らぎ周りを見ると神社は愚か周りが森になっていた。
「えっ?!私神社に居たのにここは?」
キョロキョロしても辺りは木ばかり誰もいない私は森を出ようと適当に歩き始めた。
歩いていると箒を持った金髪の女の人が何か探していた。
「あの〜何をしてるんですか?」
私は声をかけた。
「うおっ!って誰だお前、見たことない奴だなー」
金髪の女の人は驚いた。
「す、すいません。私沖野真奈っていいます」
「沖野真奈かいい名前だな、私は霧雨魔理沙、普通の魔法使いだぜ!」
「魔法使い?魔法使いってあの魔法とか使う?」
「そうだぜ、私は魔法使いだぜ」
「そ、そうですか」
私はそういう人と思った。
「真奈はもしかして外の世界から来たのか?」
「えっ?外の世界?」
私は魔理沙さんが何言っているのか分からなかった。
「やっぱりな。いいか真奈ここは幻想郷って言うんだぜ」
「幻想郷?」
「そう、ここ幻想郷。人間と妖怪が住む世界だぜ」
「妖怪?妖怪ってあのツノとか首が長いの?」
「まぁそうだな」
私はからかわれてると思ったが魔理沙さんの目はとても嘘を言っているように見えなかった。
「取り敢えず真奈、霊夢のとこに行こう」
「霊夢?」
「まーこの幻想郷の異変や結界を守る博麗神社の巫女だぜ」
「で、でも何か探し物してたんじゃ、迷惑ですし」
「大丈夫だぜ、いいきのこがないか探してただけだし、迷惑じゃないぜ」
そういうと魔理沙さんは箒に跨った。
「ほら後ろに乗りな」
私は少し不安ながら魔理沙さんの後ろに乗った。
乗ると箒は浮いた。
「おー!ほんとに飛んでる」
「よーし行くぜ、しっかり掴まってろよ」
「は、はい」
箒は宙を浮き博麗神社に向かった。
「真奈大丈夫か?」
「はい、でもほんとに箒で飛べるなんて」
「はははっ!言ったろ魔法使いってこれで信じたか」
「は、はい魔理沙さん」
そうこう話してる間に博麗神社が見えてきた。
「おっ!見えてきたぜ、あれが博麗神社だぜ」
神社を見ると赤と白の巫女服を着た人が箒を持ち境内を掃除していた。
「おーい霊夢!」
魔理沙さんが大声で呼んだ。
すると霊夢さんはこっちを向いた。