「何でって別に笑う様な願いじゃないわよ」
「え?」
「そうだぜ真奈、私も昔は友が欲しいと願った事もあるしな」
「そうですか」
「誰だって願ったことぐらいある願いだから恥じることないわよ真奈」
私はそう言われ逆に恥ずかしがってた自分が恥ずかしくなった。
「でどうして友達が欲しいって願ったの?」
「あ、はい、その私昔から剣道をやってるんです」
「剣道?何だそりゃ」
「え?!その簡単に言うと竹刀って言う刀で戦うみたいなものです」
「ほぉー」
「それでその、私昔からほとんど剣道をやってたもので年上にも何度か勝ったことがあるんです。それで周りの子が何だか避けてその自分から話しかけのもなんか怖くてそれで神社に行って神頼みしたんです」
私がそう言うと霊夢さんが言った。
「自分から話しかければいいのよ」
「それで嫌に思われないですか?」
「思われないわよ絶対私が保証するわ、この博麗の巫女に二言はないわ!まずはおはようとかから言ってみたらいいんじゃないかしら」
「わ、わかりました」
私は自信はないけど霊夢さんの言葉を信じる事にした。
「魔理沙、紫を読んできてくれるかしら多分家にいるはずだから」
「わかったぜ霊夢!それじゃあ真奈少し待ってろよ」
「は、はい」
そう言うと魔理沙さんは箒に乗り勢いよく飛び立った。
そして私は縁側に座った。
すると霊夢さんが私の横に座った。
「私も昔にね、同じ経験があるの」
「え?!そうなんですよ」
私は驚いた。
「ええ。博麗の巫女は代々妖怪に恐れられているの。私は博麗の巫女として子供の頃からお母さんに修行させられてね、その頃は何度死ぬかと思ったか。でもそのお陰で私は強くなっていろんな悪い妖怪やらを退治してきたわ」
「でもそれだったら人に感謝されて人気なんじゃないですか?」
私がそう言うと霊夢さんは首を横に振った。
「確かに感謝はしてると思うけど博麗の巫女そして私はその妖怪に立ち向かう力がある代わりに人からも恐れられているの」
「え、どうしてですか?」
「まぁ人は恐怖に勝てないって事よ。それと戦ってる時の顔が怖いらしくて昔は『鬼巫女』って呼ばれたわ」
今の霊夢さんを見るととても綺麗であまり想像できない。
「まぁでも魔理沙に出会ってからかしら。あいつと出会ってからいろいろあって自分からも声をかけてみたのそしたら人からもあまり恐れられなくなったり、昔思った事を実現出来るかもって思ったぐらいにね」
「それって何ですか?」
「妖怪と人間が仲良く気軽に話せる様にする」
「でも妖怪って怖いんですよね」
「ふふっ人間だって悪い奴はいるでしょ、それに妖怪にも優しい奴とか人に無害な奴とかもいるのよ」
「そうなんですか?」
「ええ、でもまだお互いに理解するのは難しいのよ。出来る人や妖怪もいるけどね」
そう聞いて私は霊夢さんはとても強いと思った。