「私も妖怪と仲良くなれますか?」
私がそう言うと霊夢は笑顔で言った。
「出来るわよ。チルノって言う奴なんか多分遊んでって言ってくるわよ」
そう話してると突然空間に亀裂ができ、中から魔理沙さんと誰かが現れた。
「うわっ!?」
「霊夢連れてきたぜ」
「ふぁ〜霊夢来たわよ〜」
魔理沙さんと一緒にいる人は眠そうだった。
「紫、魔理沙から聞いてるわよね」
「ええ聞いたわ、その子が沖野真奈かしら?」
「は、はい沖野真奈です」
「私は八雲紫、隙間を操る妖怪よ」
「よ、妖怪何ですか?!」
「ええそうよ。どうかしたのかしら?」
私は驚いた。
「そ、そうなんですか、妖怪ってもっとなんかすごい人外と思ってたので」
「ふふっ妖怪にもいろいろあるわよ、あなたの思ってた人外や人間と見た目変わらない妖怪もいるのよ」
「へぇーそうなんですか」
紫さんがそう言うと魔理沙さんが言った。
「そうだぜ真奈、紫はこう見えてなん100年以上も、」
「え!?そうなんですか」
「ええそうよ」
紫さんはとても100年以上生きてるとは思えないほどの見た目だった。
「それじゃあはい、この隙間に入れば元いた場所に戻れるけどどうする?」
「どうするって?」
「ここに残りたいなら残れるって事よ」
紫さんが突然幻想郷に残るか帰るか言われた。
私は少し迷って霊夢さんを見たら
「私達はどっちでもいいわ、どうする真奈」
と言い少し考えた。
「ん〜、私帰ります」
「そうわかったわ、急に言ってごめんなさいね」
「いえ、正直ここに残っていろいろ見てみたいものもあるんです」
「別にいいのよ居ても」
それでも私は首を横に振った。
「私、向こうで頑張りたい事があるので」
「そう、引き止めてごめんなさい、でもあなただったらいつでも幻想入りさせてあげるわ」
「ありがとうございます」
私は恐る恐る隙間の中に入った。
「霊夢さん魔理沙さんありがとうございました」
私は深々とお礼をした。
「いいって事だぜ」
「今度来た時はこの幻想郷を案内するわよ」
「ほんとですか!」
私がそう言うと霊夢さんが隙間に入り私を優しく抱きしめ言った。
「ええ、約束するわ」
「私もいろいろ案内するぜ」
「ありがとうございます!私絶対また来ます!霊夢さん、その時にはいろいろ成長してますからね!」
「頑張りなさい真奈」
「はい!」
私は涙を抑えながら隙間の中を進んだ、だってこれは永遠のお別れじゃないから、また会えると信じて進んだ。
すると出口らしきものがありそこに行くと元いた神社にいた。
私はまるで夢みたいな世界にいた。
でもそれは夢じゃないだって霊夢さんに包まれた感触がまだ残っているから。
空を見るとすっかり夕暮れ、私は走って家に向かった。
明日から積極的に話しかけよう。
私は霊夢さんから大きな勇気をもらった気がした。