✳︎: 前話の投稿時間が8:10だったのは、仕様ではありません。
実力派エリートの迅でーす......とか言ってみたくて、転生時に風刃と
初めて発動に失敗した時に気づいたんだけど、黒トリガーって作成者の意思に従って、適性の有無を決めてるっぽいんだよね。
だからボーダーでもなければ、ミデンのためにネイバーと戦うわけではない俺に、力を貸すわけがないというのを完全に失念してたよ。
副作用も副作用で、本当に厄介だ。
副作用に目覚めたのは3歳頃だった。
確か人の脳が完成するのが3歳だったはずだから、出来上がると同時に発現したんだろう。
一緒に遊んでいた友人の体が突然焼き爛れ、苦痛に悶え苦しみながらこの世の全てに呪詛を吐きながら死んでいく姿を見た、吐いた。
両親が直ぐに助け起こしてくれたが、父親は全身を槍衾に跡形も無い状態にされる姿、母親は......R-18的な描写の後に奴隷として売られていく姿を見た。
ようやく副作用だと気づいた俺は、両親に泣きながらそのことを伝えた。
自分で思ってたより、今の両親に思い入れがあったらしい。
いくつか質問した後、父親は何処かに出かけていった。
母親はずっと、抱きしめてくれていた。
そして今、俺はオラリオで占い師をやっている。
今日はヘルハウンドに出会いやすいからサラマンダーウールを忘れないようにと忠告したり、今日は幸運な日だ、 レアモンスターに出会えるかもよ?なんて言ってみたり。
小さな未来はちょっとした行動で変化するため百発百中とはいかないが、殆ど当たるという事で有名になり、今では客足が途絶えないようになった。
両親は今も生きているし、最近幼馴染と結婚する予定である。
......こういうのを、メリーバッドエンドっていうのかね?
英霊エミヤの能力を転生特典として望みました。
......そもそも英霊エミヤとは何か?
誰かを救うために死後を抑止力に投げ渡し、その誰かに処刑されて抑止の守護者になったエミヤのことである。
そして英霊エミヤには様々なバリエーションがある。
エミヤシロウ
無銘
エミヤ[アサシン]
エミヤ[オルタ]
そして
その結果
単純に、
投影した剣で切断した場所が歪な形で結合したり、固有結界の詠唱文が変わったせいで発動できなかったり、弓で矢に変形させた剣を射出したところ、的が変なオブジェになったり、固有時制御を使おうとしたら体の内側から剣が生えてきたり......
......殆ど
初めは気付かずにモンスターに向かっていき、あっけなく返り討ちにされた。
自分をオリ主だと思い込んでいた
ゴブリンといえど、素手で勝てる相手では無いのです。
そして全戦全敗を味わった
そしてその時所属していたファミリアが、ソーマ・ファミリア並みのブラックで。
ノルマを達成できなかった場合、自動的に借金をするという仕様になっていた。
愚かな
みんな、契約書はよく読んでからサインしようね!
自信を失ったところに、畳み掛けるように現れた借金。
昼間は買った安物の剣でモンスターを倒して、夜間は酒場や配達の仕事をして、僅かな休憩時間は泥のように眠って......
一時期は、自殺する事さえ考えていた。
そしてある時、宅配のバイト中に倒れたんだ。
柔らかいベットの上で目覚めたのも、誰かが作ってくれた暖かい食事を食べるのもひどく懐かしい事だった。
バイト先へと連絡がいき、所属ファミリアが割れ、アストレア・ファミリアが目を付けていた場所だと判明し、
その結果当時、まだ存在したアストレア・ファミリアとギルドのガサ入れが行われ、主神は送還。
上役達には重い罰則が課せられた。
そんなこんなで
え?なんでへファイストス・ファミリアなのかって?
鍛治師になった理由?
......長年の訓練により、構造解析だけ、切断だけというように単工程なら失敗しなくなったのだ。
装備品の損傷度が高い部分を解析して見つけたり、加工の難しい素材を切断、結合を繰り返して形を整えたり。
どちらも物作りにはとても便利な能力だ。
この前ロキ・ファミリアが持ち込んだ、詳細不明の金属の解析を主神直々に依頼された。
オリハルコンをも超える硬度を持つ新種の金属として、レポートに纏めて提出したところ後日、神会で
哀れ......?
あれ、なんかこう......思ってたのと違う......
戦闘系作品能力の、平和的な使い方で収まってしまった。