そろそろ原作、はーじまーるよー。
今日、ロキ・ファミリアが遠征で泊まりに来た。
カドモスの皮膜とカドモスの泉水というアイテムがあるかどうか尋ねられたが、今日は残念ながら在庫が無かった。
明日、彼らの中の選抜メンバーが後で取りに行く事となってそちらの交渉は終わったが、次は香辛料を求められた。
くっくっく......彼らが泊まりに来る度、カレー風スープを出すことにより、香辛料が無くては食事が味気なく感じさせるという長期的な計画がようやく実ったか。
幸運にも、地上での香辛料の価値はオボロより聞いている。
此処ではヴァリスなど価値はないのだ。
今回の物品は何かな?
ヒャッハー!蜜蜂の巣だぁ!
中に蜂も入っているみたいだし、これで養蜂業が始められるぞ!
お礼の香辛料にオマケを足し、今回はお土産として最新版カレー風スープを渡そうと心の中で決めた。
宿泊費としての干し肉を水で戻しながら考える。
オボロ曰く、ロキ・ファミリアはもう1つの主人公の居る団体なのだとか。
本編主人公であるヘスティア・ファミリアのベル・クラネルと比べ、もう1つの主人公はアイズ・ヴァレンシュタインは物語開始当初から強く、ベル・クラネルを何度か助けるのだとか。
そして助けられたベル・クラネルはアイズ・ヴァレンシュタインに惚れ、憧れ、憧憬にして努力して強くなっていくというのが、本編のあらすじのようなものだ。
もちろん、この世界には自分やオボロのような転生者が何人もいるらしいので、その通りに動くかは怪しいのだが。
しかし、彼女にとっては自分が所属していてもアストレア・ファミリアは壊滅したという点から、強制力のようなものがあるのではないかと懸念しているようだ。
まあ、俺のする事は変わらない。
これからも畑を耕し、仲間と共に此処で生きる。
それだけだ。
......まあ、少しでも快適にするための努力は怠らないがな。
さて、ボーっと考え事に耽っている間に干し肉もおおよそ戻った。
後はスープと一緒に煮ながら戻すと良い感じにスープを吸うのだ。
既に用意しておいたカレー風スープに肉を入れて、更に煮込む......今回は林檎のすり身を入れてみたが、悪くない。
もう少し辛くしても良かったかな?と次回のカレー風スープのレシピを考えながら、炊いておいたご飯をよそい、カレーをかけていく。
謎金属......ヒヒイロカネを渡した後、いくつかの調理器具を無償で追加作製してもらった。
その時に増えた物の1つが、この釜である。
それまでは、竹に詰めて焚き火で炊いていた。
アレでは竹が足りなかったので、とても助かった。
おかげでご飯も昆布だしで炊いてみたり、栗ご飯を炊いてみたり......バリエーションが大きく増えた。
おかわりも増えたので、増産された。
蜂蜜だよ蜂蜜!
お菓子にもお酒にも調味料にもなる割と万能な食材だよ!
肉を柔らかくする酵素もあるらしいよ!(食戟のソーマより)