ダンジョンのんびり農家   作:重言 白

24 / 41
そもそも原作で殆ど深層に来ていない以上、原作要素は極めて薄いです。

べ、別にソード・オラトリア1巻が行方不明になったから書けなかったとか、決してそういうのではないからね?

邪推は良くないと思うヨ?


原作が始まってもする事は変わらない

 芋虫の撒き散らす体液により、50階層ほぼ全域が強酸に沈んだ。

 

 しかし強酸で土壌が汚染されたとはいえ、その表層は既に爆発で消し飛んでいる。

 

 つまり現在歩くのには支障がない。

 

 そして土壌汚染は万能農具で耕せば解消できる。

 

 もし特典が無限の剣製や一方通行、赤龍帝の籠手などではこうはできなかったであろう......。

 

 畑が強酸で土壌汚染されても大丈夫。

 

 そう、万能農具ならね。

 

 などと頭の中でネタを挟みつつ、ようやく50階層を端から端まで耕し終えた。

 

 ちゃんと川と温泉が流れていた場所は深くまで耕した後、しっかりと固めてある。

 

 最近はバロールと戦っているオボロを見て、ふと思った。

 

「そういえば、冒険者ならあの吹雪いてる階層も進めないのか?天気も変えれる気流操作能力なら、大丈夫そうだと思うんだけど」

 

 吹雪をより強い嵐で消し飛ばすように......

 

「確かに、装備さえ整えれば進めない事はないとは思う。しかし、サハギン達に完勝出来ないうちに、より深い未到達領域に単独で潜るのは、流石に私でも怖いさ」

 

 あー......なるほど。

 

 気候に対策ができても、他に何があるかがわからないからな。

 

 すまない、無茶を言った。

 

 

 

 

 耕し終え、後はまた育つのを待つ。

 

 温泉も整備し直し、川も同じような状態に戻したので、水が不足するたびに下から汲んできてもらう必要がなくなった。

 

 それとオボロがいない間に、フラリと50階層にやってきた男から教わった通りに麦を加工した結果、ついにビールが完成した。

 

 まさか小麦を1度硬いパンとして焼いてから、それを砕いて水を加えて発酵なんて、考えもしなかったな。

 

 昔の人は何を思って、パンを砕いて水に漬けたのか......とても気になる。

 

 彼は発酵前の品を空中に発生した黄金の波紋の中にしまうと、より下の階層へ来た時のようにフラリと去っていった。

 

 料理のレシピをいくつかと、それに必要な植物の育て方の書かれた石版を残して。

 

 前世でよく見た染めた金髪のとは違う、黄金のような髪に、血のように紅い目の彼は、一体何者だったのだろうか?

 

 結局、1度も名乗らなかったんだよなぁ。

 

 天上天下唯我独尊といわんばかりの態度を取っていたが、それが自然と思ってしまうような......何かがあった。

 

 サハギン達が警戒していたあたり、強い冒険者なのかな?

 

 今度、ロキ・ファミリアに聞いてみよう。

 

 

 ......あれ?もしかしてこのレシピって、次に来るまでに作っておけって事か!?




一体誰なんだろうなー。

神絶許モンスターに警戒されて、強いカリスマ性を持った金髪と赤目の男って誰なんだろうなー。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。