ダンジョンのんびり農家   作:重言 白

29 / 41
どうしてこうなった

どうしてこうなった


閑話:特典「イッツァ・ミー!マーリオ!」

「イッツァ・ミー!マーリオ!(はじめまして皆さん、私はマリオ・マリオになるという特典を貰った転生者です)」

 

 おそらく世界一有名な配管工だ。

 

 身長155cm、垂直ジャンプ力約6m、特定のキノコや花を取ることにより、巨大化したり、縮んだり、手から火を放てるようになるのだが......

 

「マンマミーア!(ダンまち世界にはそんなアイテム、存在しませんでした!残機1ですよ、チクショウ!)」

 

 この世界にこの姿で転生してから早数年......頑張って来ました。

 

 ファイヤーフラワーを探してみたり、色々なキノコを食べてみたり......

 

 あんなの顔の付いた変な植物、見つかりませんでしたよ!

 

 帽子を投げることも......出来ませんでした!

 

「ヤッフゥー!(しかも仕様上の問題なのか、掴んだり投げたりは出来ても、6mジャンプできる脚力で蹴りを入れることができないのだ......マリオコンバットやスマブラ成分は無しですか!?)」

 

(格闘能力が足り)ないです。

 

 さらに今までのやり取りでわかってるとは思うが、何を言おうとしても、マリオのセリフに変換されてしまうのだ。

 

 こんなのをファミリアに入れようとする神は......まあ、いないわけで。

 

「わあ!ありがとう、おじさん!」

 

「オウゥ(どういたしまして)」

 

 オラリオでギルド直属のとある職場で働いている。

 

 自分と同じサイズの物を持っていても変わらない脚力を活かした、宅配業だ。

 

 今も屋根の上をポンポン飛びながら、手紙や荷物を各家に届けている。

 

 大人からは話が通じないと、若干嫌われているが、子供達からはこの独特のキャラクターがウケるらしく、大人気を博している。

 

 流石はマリオ、累計販売本数5億本突破は伊達じゃない。

 

 この赤色多めの色合いからか、【常駐聖人(サンタクロース)】と呼ばれることもある。

 

 昨年の12月には、真っ赤な服と白い付け髭、特注の荷崩れしない真っ白な袋を、当時の神会担当職員から渡された。

 

 服を着て、髭を付け、白い袋に荷物を入れて宅配を行うよう、職場......社長から直々に指示が出た。

 

 社長、お前もか!

 

「マンマミーア!(おっといけない。ボーッとしている暇はないな。午前中に今持ってる荷物くらい配達し終えないとな)」

 

 北地区2件、西地区15件、ダイダロス通りが3件か。

 

 おっ、コレはロキ・ファミリア宛か。

 

「ヒア、ウィーゴー!(じゃあ、行くとしますか)」

 

 今日も赤い配管工は空を駆ける。

 

 ......配管工が空を駆けるって、何か間違ってないか?




マリオってどんなこと言ってたっけ......

という事を調べるのに1番苦労した気がする。

何かを書こうと思ったけど、忘れたので今度書きます。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。