ダンジョンのんびり農家   作:重言 白

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あっるぇー?

何かこう......書こうと思ってたのと違う......?


第59階層 鍬で耕した

 サクッ

 

 芋虫草(仮)の近くに立ち、鍬にした万能農具を全力で振り下ろす。

 

 サクッ

 

 涙......らしき物をどこからか流しながら、こちらを見下ろしている芋虫草(仮)を一切気にせず、再び振り下ろす。

 

 サクッ

 

 どうしてこうなった。

 

 

 

 誠意溢れる説得により大人しくなった芋虫草(仮)。

 

「あれ、は、タイタン・アルム、ってモンスター。つね、に、くうふくだ、から、なんでも、たべようと、する。」

 

 で、主食は冒険者やモンスターと。

 

 だからダンシングフラワー(仮)を狙ったのか。

 

 まあ空腹なら気が立つのも仕方ないだろう、ダンシングフラワー(仮)も気にしてないみたいだし、この事を問い詰めはしない。

 

 ところでタイタン・アルムって地面から栄養を摂取出来るの?

 

「ちょっとま、てください......  ⚐ ✋☹☜☼ ✌☹☜☼❄✏......だいじょうぶだ、そうです。」

 

 なるほど、なら俺に良い考えがある。

 

 

 

 その結果がコレである。

 

 まず俺がタイタン・アルムの周りを、深くまでしっかりと耕す。

 

 次に万能農具で作っておいた腐葉土と耕した土を、万能農具でかき混ぜる。

 

 最後にザブトン達に手伝って貰いながら、植え替える。

 

 タイタン・アルムの根っこに当てずに耕すのが難しく、間違えて何回か根っこごと耕してしまった。

 

 ......わざとじゃないよ?

 

 ギリギリまで耕してるだけなんだよ?本当ダヨ?

 

 タイタン・アルムは3回くらい間違えて根っこを耕した時から、さっきみたいに泣き始めた。

 

 万能農具により疲労は消えているはずなのに、終わった時には疲れ果てていた。

 

 うん?ダンシングフラワー(仮)達も同じようにしてほしいって?

 

 もう一回頑張った。

 

 晩御飯が美味しく感じた。

 

 

 

 更に上の階層に来た。

 

 二足歩行の口が細長いドラゴン......が、糸で雁字搦めにされていた。

 

 足元にはザブトンに紹介された子蜘蛛とは別の......赤紫色の大きい蜘蛛が敬礼をするように前足を挙げていた。

 

 とりあえず御礼を言って敬礼を返すと、のっしのっしと去っていった。

 

 蜘蛛にとって敬礼は挨拶なのだろうか?

 

 ルイに聞いてみてもそこはわからなかった。

 

 

 さて、この縛り上げられたドラゴンはどうしようか。

 

 ルイに頼んでも会話が出来ない辺り、獣に近いのかもしれない。

 

 抵抗できない相手というのが心苦しいが、出来るだけ苦痛のないよう仕留めていった。

 

 具体的には頭部を槍で。

 

 魔石も回収し終えた時、吹き抜けになっている階層からワイバーンの群れが現れた。

 

 槍で纏めて一掃した。

 

 子蜘蛛達と協力して階段を作り、大きくショートカットさせて貰うことにした。

 

 その後更に一層登り、再び定住するのに適した階層にたどり着いた。

 

 ルイを川に解き放ち、近くにいつも通りの建築を行った。

 

 相変わらず豆腐だ。




後半、どう考えても殺意が高くなりすぎた。

でもこんくらい無理矢理行かないと突破出来ない......

今回で合計8年、原作開始6年前くらいになります。

そろそろアストレア・ファミリアが壊滅しますね。
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