一曲歌い終わると煩い音と共に一次試験がどうやら始まったようだ
一次試験って言ってないけど、これは精神攻撃かな?
これはこれで面白いけどね。
走り続けて一時間・・・
暇だ~終わりがみえん・・・
周りも表情が暗いように見える。
体力はライブとかダンスで鍛えてるから大丈夫だけと・・・
精神的にはやっぱり辛いかなー
「ねえ!お姉さん!」
黒髪で目のキラキラした男の子に声を掛けられた。
「何かごよう?」
「さっき歌ってたお姉さんだよね!」
「ええ、そうだよ。」
「やっぱり、そうだ!!お姉さんの歌とても良かったよ!!」
「ありがとう」
生意気そうなの男の子が急に表れた。
「ねえ、歌ってよ」
「?」
「あんたの歌、嫌いじゃない」
「ふふ」
いきなりのツンデレ発言にメリアは笑ってしまった。
「おい!走ってるのに何言ってやがるガキ!」
「うむ、確かに彼女が辛くなるな・・・」
「あっそうか!!」
「なっガキ扱いすんなオヤジ!!」
「なっオヤジだと!!」
大人びた眼鏡の青年と金髪の青年と生意気そうな男の子の会話が面白くって、声を上げてメリアは笑ってしまった。
「ふふふ」
4人は笑ったメリアを見て顔を赤くする。
「ねえ、君達!名前教えて」
「俺はゴン」
「キルア」
「レオリリオだ!よろしく頼む」
「クラピカという者だ」
「私はメリア、よろしくね!」
キルアが近づいてくる。
「ねえ、それで歌ってくれんの?」
ゴンがキラキラした目で見つめてくる。
「俺も聴きたい!」
「ええ!いいわよ、私も暇だな~って思っていたとこなの」
貴方についてく 地の果てまで
している貴方 抗っている事
しっているから
止められない
キズだらけの思い受け止められないから
貴方についていく 地の果てまで
最後に受け止めたいから
そばにいる 地の果てまで
ずっと見つめている心から
メリアの強い声が響く
暗い道を走り続けてくじけそうな気持ちが消えていくように感じる
何の為に走るのか
誰を残してきたのか
未来に何を願うのか
想いが湧き上がってくる。
「いい歌だ・・・俺!まだまだ走れるぜ!!」
レオリオは力を取り戻したように力強く走る。
「ふふっ次はもっとノリがよいのをいくよ!」
GO!GO!GO!止まらない
RUN!RUN!RUN!進め
早く時間制限は迫る
罪も罰も幸福も
すべてを選べ
運命は私の物
進め
GO!GO!GO!止まらない
RUN!RUN!RUN!時の音
胸に刻む音は踊る
GO!GO!GO!止まらない
RUN!RUN!RUN!風を切る
運命を刻んで生きて
メリアは歌いながらどんどん走るスピード上げる
ゴンとキルアもそれについていく
クラピカは眩しそうに目を細めて3人を見る。
ついていけない
歌っているのに彼女には疲れが見えない
「すごい・・・」
ゴンもキルアも彼女についていっている。
私はそれさえもできない
「ついていけないと復讐できるはずがない!!」
しがみついてでも成し遂げるこんなところでは終われない
クラピカの心に闘志に火がついた。
「やっぱりメリアの歌、大好きだ」
「ふん!まあ、暇つぶしにはなったかな」
「ふふっ2人とも、ありがとう」
「あっ光だ!!」
「出口か」
「あと少しね」
風から緑の匂いがした。
外は森かしら
綺麗な花が見れたらいいな
1番目の詩は薄桜鬼の歌詞を少し変えてあります。
2番目オリジナルです。
毎回、短くてすいません。
ご機嫌用さようなら