ヒソカ視点
数分前の戦慄の悲鳴が嘘のように無くなり
濃厚な血の匂いが森に漂い、異常なほど静かな静寂が周りを支配していた。
暇すぎて、出来損ないの玩具で遊んじゃった★◻️ほとんど、どうでもいいのばかり
ああ、つまらない
「ねえ、君達も隠れてないで出てきなよ」
ざわざわざわ、小さな話声が聞こえる。
「おい!冷静になれ!!挑発にのるな!」
茂みのざわめきがいっそう五月蠅くなる。
「♪」
ヒュン
のっそりと黒髪でうつむいた男が近づいてきた。
(新しい玩具だ♪★)
手にバットほどの長さの木の棒を振り上げ玩具は叫ぶ
「くすくす△◆さあ!おいで遊んであげるよ」
メリア視点
私の言葉に嘘だと言ってキルアは走りだした。
その後ろに私はついていく。
だって私まで離れたら寂しいでしょ?
拗ねたキルアの背中を見ながら私は歌う
聞こえない歌を
ヒソカ視点
新しい玩具が飛び込んできて、今まさに捕えようとした瞬間
手と左頬に同時に痛みが襲った。
急な痛みで玩具を捕まえ損ねたね~△★
いったい誰の仕業だい★★★
遊び損ねた玩具をよそに置き、痛みの方向を見る。
くすくす◆面白い❤■
「ねえ少年、面白い武器だね☆釣竿かい?◆」
「ちょっと見せてよ☆♠」
変わった武器を持つ面白そうな少年に近づこうとすると、どうでもいい物が叫ぶ
「てめぇの相手は俺だ!!!」
あ~めんどくさい、木の棒を振り上げる面白くない玩具に興味はないよ★
「君、ジャマ」
見なくても分る動きに合わせ、左手で殴り上げた。
空に飛んで地面に落ちた面白くない玩具は動かなくなった。
「!!★◆」
左手に痛みが走り少し体が傾く
「くっくくく▲❤どうやら君達には守り神がいるみたいだ♪」
傷だらけで血まみれの左手からしたたり落ちる血をなめとりにやり笑う
いけない、いけない、楽しくなってきて少し我を忘れてしまったよ
興奮を抑えないと❤☘
体の熱を抑えながら面白そうな少年に声をかける
「合格❤いいハンターになりなよ★」
電子音が急に鳴り響いた、通信機をとると通話ボタンを押す。
「「ヒソカ、そろそろ戻って来いよ。もうすぐ二次会場につくみたいだぞ」」
「OK、すぐ行くよ」
「お互い持つべきものは仲間だね❤そこの彼は死んでないよ彼は合格だから」
「一人で戻れるかい?」
少年は小さくうなづく
「いい子だ★」
青い果実がよく熟すのを願い、その場をさる。
クラピカ視点
「ゴン!!大丈夫か!!」
緊張の糸が切れたように膝をついたゴンにかけよる。
両肩に手を掛けると体が震えているのが分かった。
「俺はなんとか大丈夫だよ、それよりレオリオが心配だ。」
少し離れて倒れているレオリオに近づく
顔は酷い事になっていたが息は安定し、それ以外に酷い外傷ないようだ。
「クラピカ!どう?レオリオ大丈夫?」
体の調子が戻ったのかゴンがかけよってきた。
「ああ、どうやら気絶してだけのようだ」
「そっかー!良かった」
「私達も二次試験会場に向かおう、私がレオリオを背負うから道案内できるか?ゴン」
「うん、大丈夫」
レオリオを背負いゴンの後に続いて走る
迷いなく走るゴンに不思議に思った。
「方向は間違っていないのか?」
「たぶん、大丈夫だよ」
ゴンは走りながらまわりを見た。
「まるで道しるべみたいに動物の死体が転がってるし・・・」
そう言われて私は周りに転がる死体を見る。
「たぶん・・・ヒソカを狙ってか逆にやられたんだろうね」
「俺、ヒソカと対立した時なんか可笑しかったんだ。おかしいよね自分の近くで沢山の人が倒れてるのにあの時俺、少しわくわくしたんだ」
ゴンの背中を見つめながら私は何も言えなかった。
~♪~
「歌が聞こえる!!メリアだ!!行こうクラピカ!」
「ああ!!」
貴方は簡単に次へ行ってしまう 傷だらけの体で それが辛くない訳ないのに
ねえ、もしあなたが迷って動けなくなったら 私が貴方の傍にいる 思い出して
どんな時でも貴方のを思っている どうか貴方の支えでいさせて~
ゴンと私はスピード上げて走る
優しい歌に導かれるみたいに