デート•ア•ライブ 〜転生の赤龍帝〜   作:勇者の挑戦

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勇者の挑戦です。
この話のタイトル通り、シリアル少なめバトルシーン多めです!


七話 邪龍の襲来です!!

六華の願いを聞いてから何日か経過したある日の事だった。

士道はいつも通り、村での手伝いをこなした後は山に籠って修行をしていた。

禁手(バランス•ブレイカー)の鎧を纏っての修行を士道はしているのだ。

 

「いくぜッ!『氷結傀儡(サドキエル)』っ!!」

 

士道は氷の弓を作り出し、天へと照準をあわせる。巨大な氷の矢を天空へと射出する―――次の瞬間、天が轟き天空から無数の氷刃が雨のように降り注ぐ!!

 

『………こんな無茶ができるのも自由に使える山があってこそだな。元の世界でやると軍隊が出でくるぞ』

 

「ああ、確かにそうだな。ここを貸してくれた六華に感謝だ―――うおおおらっ!」

 

士道は地面を強く蹴り上げ、空中で拳を突き出す。突き出した拳が降り注ぐ氷の刃を砕く!士道はさらに神速を発動して他の降り注ぐ氷の刃を片っ端から粉々に砕いていた。

 

………今日の修行のメニューは精霊の力を使い熟す事を目的にしている。霊力の使い方の見直しから、封印した精霊の天使の練度を上げる事がコンセプトだ。

刃の雨が激しさを増した時、士道は大きく息を吸って身体に力を込める!

 

「『|灼爛殲鬼(カマエル)《カマエル》』―――【真焔(アグニ)】ッ!!」

 

士道を中心に業火を放出する球体が展開される!その球体は周囲の大気を吸収しながらさらに大きくなっていく!!それはまさに小さな太陽と呼ぶに相応しいものだった。球体が消えた時には氷の刃の雨は止み、士道がいた地面は炎で燃えていた。

 

士道は天使の中でも特に『塵殺公(サンダルフォン)』と『灼爛殲鬼(カマエル)』を重点的に伸ばしていこうと決めていた。

 

士道は基本的には『塵殺公(サンダルフォン)』と籠手に収納されたアスカロンの二刀で戦う事が多いのだが、強敵と戦うに連れて一撃の破壊力が大きい『灼爛殲鬼(カマエル)』も使用していく事を選んだ。

 

今の技【真焔(アグニ)】は、異世界での修行を通じて新たに士道が覚醒させた技の一つで、天使を強制的に暴走状態にして戦闘力を上げるもので、最初の火炎の球体は合図のようなもので、ここからがこの技の真骨頂だ。

 

『大分安定してきたようだな。暴走状態の中でもコントロールができている―――最初は自らの炎で火傷をしていた頃が懐かしいな』

 

「うるせー!嫌なこと思い出さすなよ、ドライグ。それに、まだまだ改良しなければならない点が山ほどあるからな―――こんくらいはできねえと赤龍帝はやっていけねえっての!」

 

この技を使用した時点で士道の姿が一部変わる。身に纏う炎が格段に強くなり特に右目からも炎が溢れ出るようになること。また回復速度が以前よりも倍以上になること。そして、この形態で放つあの必殺技は凄まじい威力を誇る。

 

「『灼爛殲鬼(カマエル)』―――【(メギド)】ッ!!」

 

天が再び轟き、最後に落ちてくる長さ50m幅5mはある巨大な氷の柱に向けて照準を合わせて天使の形を変形させる―――士道の右腕が巨大な砲門と化し、凄まじいエネルギーが溜まっていく!

 

「灰燼と化せ―――『灼爛殲鬼(カマエル)』ッ!!」

 

ズドオオオオオオオオオオオッッ!!

 

砲門から放たれた一撃は氷の柱に直撃し―――あたり一面で大爆発を発生させた。半径数百メートル付近の自然は全て吹き飛ばされ更地と化した。士道は一息吐いて【真焔(アグニ)】の状態を解除した。更地となった地面に腰を落としてひと休憩を入れる。

 

『………この分なら【真焔(アグニ)】も実戦で問題なく使えるだろう。後はこれを維持したまま他の天使に炎を上乗せできるようになれば理想系だが―――』

 

「いや、それよりも先に明鏡止水系の応用技が全て使用できなくなる欠点の解決が最優先だ。【真焔(アグニ)】の状態じゃあ気配を探れなくなるから不意打ちに対応できないからな………千里眼と神速が使えなくなるのは死活問題だ。折紙にあの武装で襲ってこられると神速無しだとかなり厳しい」

 

ドライグが示した次の目標に対して士道は異を唱えた。現時点では士道は【真焔(アグニ)】を維持した状態での明鏡止水の応用技は使えない。【真焔(アグニ)】を発動すると精神状態が『水』の状態から『火』の状態に変わってしまうからなのだ。

 

―――ここでの『火』の精神状態というのは軽い興奮状態になる事だ。もちろん、琴里のように力を使い過ぎると自らを制御できなくなる訳ではないのだが、完全に精神を無に統一することは士道はできていないという事だ。

 

そして、ドライグが言ったように【真焔(アグニ)】の状態で『塵殺公(サンダルフォン)』を使用して炎の斬撃を繰り出せるようになるという伸ばし方もあるのが、明鏡止水の応用技の方が最優先と考えていた。

 

「それより見ろよドライグ、これでまた新しい村ができるかもな!いやぁ、また六華に貢献したぜ俺!」

 

『なるほど、これは六華に感謝されるかもしれんな。あの村がダメになった時のためを考えて周囲一帯を吹き飛ばすとは、相棒は村の連中のことをよく思っている―――と言うでも思ったか!?あの砂があるとは言え、相棒が修行で平らげた大地を元に戻しているのは六華なのだぞ相棒!?今頃は空が光ったところを見て麗奈と共に青ざめているところだぞ!!』

 

ドライグの説教を聞いて士道くんは「ワオ、マジ?」ととぼけた表情を浮かべていた。

 

 

 

 

 

―――その頃の六華ちゃん。

 

 

 

 

 

「♪〜♪♪〜〜〜♪♪♪〜♪」

 

鼻歌を歌いながらキッチンで三時のおやつを作る六華ちゃん。修行で疲れて帰ってくる士道のことを考えて少し早いが準備をしていたのだ。

そんな時に、トテトテと幼い少女が六華を訪ねてきた。

 

「ねえねえ六華お姉ちゃん、お外で花火が上がってるよ」

 

「花火?」

 

隣に住む六華のことを本当の姉のように慕う女の子麗奈ちゃんである。麗奈に手を引っ張られ、家の外へ出ると―――遠く離れた空がチカチカと点滅している様を六華は見た。

 

さらに時間差で凄まじい衝撃波が村を突き抜ける!村は結界に守られているため、被害はないが村の外ともなるとそうはいかない。

例えば―――

 

「きゃあああ!?ダーリィィィィィィンッ!」

 

(あーーーーれーーーーとぉばぁさぁれぇるぅぅぅぅぅぅ!!なんてなぁ、これでワイは自由や!今日こそあの六華っちゅう姉ちゃんのおっぱいに絶対埋まったる―――むぎゃあ!?)

 

と、こんな感じで大切なものが吹き飛ばされたりするなどの被害が出るのだ。とは言っても村の外で吹き飛ばされるものと言えばオリオンのような小さな小物だけ。

民家が吹き飛ぶようなことはない………筈だ。

ちなみにオリオンは浮気がバレて遥か彼方へ飛ばされる前にアルテミスに捕まったが。

 

「やっぱり士道お兄ちゃんって凄いね―――ってあれ?六華お姉ちゃんどうしたの?もしかして暑いの?」

 

(これ時の砂で復元するのにどのくらい時間がかかるのでしょうか………)

 

ドライグが懸念は見事に的中した。六華は身体中から冷や汗を吹き出して士道の修行場所を眺めていた。

 

 

 

 

 

 

―――その頃の六華ちゃん終

 

 

 

 

 

 

士道の修行が終了した後、六華と士道は更地に変えた山の復元を共に行った。士道が高めた力を六華の宝具『時の砂』に力を譲渡すると―――ほんのわずか数秒で更地だった山は美しい緑を宿した山へと復活を遂げたのだ。

山の復元を終えてご飯とお風呂を済ました頃には夜の帳が下りていた。

六華は士道の部屋を訪れ、布団の上でくつろぐ士道にお礼を述べる。

 

「………まさか、山の修復がたったの数秒で終わるとは思いませんでした―――申し訳ございません士道さま、疲れている中お手を煩わせてしまって」

 

「いいって、もともと山を更地に変えたのは俺だ。今までありがとな六華、後始末を色々やってくれて―――ほら、薬の材料とってきたぜ」

 

士道は六華のお礼に手を横に振った。さらに、六華がお風呂に入っている間に薬の調合に必要な薬草を士道が代わりに摘んできていたのだ。士道はそれを六華に渡した。

 

「ありがとうございます士道さま。私なんかに気を―――」

 

「おっとそれ以上は無しだ。言っただろ、もっと俺を頼れって」

 

士道は六華が言葉の途中でその唇に人差し指を当てて無理やり口を閉ざさせた。

 

「また何かあったら言ってくれ。んじゃ俺は疲れたから寝る」

 

「おやすみなさい士道さ―――あ、あの………士道さま、何故私の膝で!?」

 

士道に挨拶だけをしてその場を離れようとした六華だったが、自分の膝に士道が頭を乗せたのだ。士道は六華の太ももの感触を楽しみながら下品な笑みを浮かべる。

 

「そんなもん決まってんだろ、六華のふとももは最高の寝心地だからだよ!柔らかくて弾力があって………むふふふふふふふっ!」

 

『六華よ、お前の天使でこの変態を殴れ―――俺が許す』

 

「いえ、ドライグさま。今日は士道さまには本当に助けてもらいましたから。士道さま良い夢を」

 

「ぐへへへへへへへへへへへへ!」

 

いきなり士道が自分の太ももを枕代わりにしたことに面食らった六華だったが、士道を振り落とすことも『護星天(ミカエル)』で叩く事もなく感謝を込めて士道の頭を優しく撫でていた。

………士道くんは相変わらず六華の太ももの感触を醜悪な笑みで満喫しているのは触れないでおこう。

 

それから、一時間ほど経過ころだった。部屋に六華がいない事を怪訝に思った六華の父は士道の部屋の襖を開ける。

 

「士道どの、六華が部屋に―――ほほう。そういうことじゃったか」

 

六華の父の目には愛しの娘が村を救った英雄と同じ布団で寝息を立てている姿が映った。

六華の父はその様子を見てただ何も言わず襖を閉めた。

 

(孫はすぐすこかもしれんのぉ!六華よ、初孫は女の子じゃぞ!)

 

まだ見ぬ孫の顔を思い浮かべながら、士道と六華の明るい未来に期待を膨らせている六華の父親であった。

 

 

 

 

 

 

―――◇―――

 

 

 

 

 

 

「ううっ………あれ、私あのまま眠ってしまったの?」

 

瞼を眩しい光に照らされた事で意識を覚醒させた六華。目を開けて一番最初に映ったものは未だに起きる気配をみせずスヤスヤと寝息を立てる少年の姿があった。

 

「士道さまったら………いつも威風堂々とされているのに寝顔はこんなにも」

 

六華はしばらく体を起こす事なく、士道の寝顔を観察していた。優しく髪を撫で微笑んだ。未だにスヤスヤと寝息を立てる士道以外に部屋に誰もいない事を確認して―――六華は思い切って胸の中の衝動に身を任せる!

 

(………士道さま)

 

六華は顔を近づけ―――士道の額に口付けをした。しかし、六華は大きな誤りを起こしていた。そして、六華もそれにすぐに気付いて顔から凄まじい熱を放出した。士道の左手の甲は既に円状の光が浮かんでいた事に六華は気付いたのだ!

 

『気にする必要はないぞ六華………俺は何も見ていない。だから相棒にはもちろん伝えない―――お前が相棒の額にキスをした事など―――』

 

「ド、ドド、ド―――ドライグさま!?」

 

ドライグはしっかりと見ていた。慌てて身体を起こすがもう遅い!いや、ドライグだけではない!六華のキスシーン(士道の額に)を見ていたものは他にも存在していたのだから!!

 

「ああ、チューだ!六華お姉ちゃん士道お兄ちゃんにチューしてた!」

 

「六華何をしておるのじゃ―――そこは士道どのの唇にぶちゅーっといくんじゃ、ぶちゅーっと!!そんなのでは士道どのを他のおなごに取られてしまうぞ!?今からでも遅くないぶちゅーっといくんじゃ!」

 

「麗奈、それにお父様まで!?こ、これは―――」

 

部屋の襖が勢いよく開かれ、二人の覗き犯を六華は確認した。一人は麗奈でもう一人は父だ。二人は少し前から襖を少し開けて部屋の中にいる士道と六華の様子を伺っていたのだ!!

 

六華は恥ずかしいシーンを見られた事に大混乱状態に陥ってしまっている!

 

―――さらに、騒がしくなったタイミングでついに………おっぱいドラゴンが起き上がって身体を伸ばす

 

「おお、もう朝か………さて、飯でも作るか―――って何かありました?」

 

士道くんが目覚めると、顔を真っ赤にした六華と何やら興奮している麗奈と六華の父の姿が目に映る。

士道が起きた事を見た麗奈はバタバタと走りながら士道に近づく!

 

「士道お兄ちゃん、聞いて!さっき六華お姉ちゃんが―――」

 

「い、いやああああああああ!!」

 

六華は麗奈が全てを言う前に担ぎ込んで家を出て行った。六華の父も「若いというのはいいもんじゃのう」とそれだけ残して外に出た。頭に?マークを浮かべた士道はドライグに訊く。

 

「ドライグ、朝っぱらから騒がしかったけど何かあったのか?」

 

『知らん。それより飯を作ればどうだ?』

 

ドライグも空気を読んで何があったのかを伏せた。しばらくすると六華も戻って来て共に朝食を済ませた。食事の最中に顔を合わせると―――

 

「………っ!」プイッ

 

「?」

 

六華がそっぽを向いて顔を真っ赤にする様子を見せることに終始疑問に思っていた士道くんだった。

 

 

 

 

 

 

 

―――◇◆―――

 

 

 

 

 

 

 

士道は朝食を済ませた後、いつもの日課である薪割りと薬草集めを六華と一緒に行っていた。

 

今朝のことがあって未だに顔から熱を放出する六華を見た士道は、不安に思っていた。

 

「六華、ちょっと休んでろよ。後は俺が―――」

 

だ•い•じょ•う•ぶ•です!!

 

「お、おう………」

 

六華の返事を聞いた士道はこれ以上は聞いてはいけないと思い仕事に戻った。一時間ほどで目的を達成し、六華と共に村へと戻った。

すると―――

 

ざわ…ざわ…ざわ…ざわ…

 

村へ戻るといつもの雰囲気とは程遠い事を士道と六華は感じ取った。最初に士道がこの村へと入って来た時と同じような空気が今流れていることを士道は察知する。

 

村人たちが集まり、何やら空を見上げているのだ。

トテトテと歩み寄る麗奈に士道は何が起こっているのかを訊く。

 

「麗奈、何があった?」

 

「士道お兄ちゃん、アレを見て」

 

麗奈は空を指さした。指をさした周囲に視線を向けると―――空に大きな異質な光を放つ魔法陣が展開されていた。その魔法陣は士道たちがよく知るものだった。

 

「あれは龍門(ドラゴン•ゲート)―――しかも色は緑か。玉龍と初代孫悟空のジジイが出てくるなんてオチじゃねえよな」

 

「士道さま、その『龍門(ドラゴン•ゲート)』とは?」

 

「俺たちのようなドラゴンを招く門の事だ。呼び出すドラゴンによって魔法陣が放つ光が変わる―――仮に赤龍帝のドライグなら魔法陣の色は『赤』になる」

 

六華に説明を催促され、士道は答えた。しかし、士道に宿るドラゴンは最初に述べたものに異を唱える。

 

『いや、あの色は玉龍のものではない。奴の魔法陣はこんなに深い緑色では無かった。となると―――いや、しかし奴は………』

 

どうやらドライグには心当たりがあるようだ。

そして、龍門(ドラゴン•ゲート)の魔法陣が更に深い輝きを放ちついに弾けた!

 

グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!

 

村の周囲を揺らすほどの声量に士道と六華以外の村人たちは耳を塞いで地面に伏せた。

龍門(ドラゴン•ゲート)から浅黒い鱗を持った巨大な怪物が生まれ、宙に佇んでいた。

太い手足、鋭い牙と爪と角、巨大な両翼を広げ、長く大きな尾を持つ巨大なドラゴン。

そのドラゴンは―――

 

『………やはりグレンデルか!?バカな、どうやって現世に舞い戻った!?』

 

大罪の暴龍(クライム•フォース•ドラゴン)』グレンデル―――古の英雄ベオウルフによって討滅されたと語り継がれる伝説のドラゴン。

 

邪龍の中でも特に堅固な鱗を持ち、凶暴性が非常に高く戦闘に対して異常なまでの執着があったと士道は認識している。

現れたグレンデルを見た士道は鎧を纏って六華に言う!

 

「六華、大神殿に村人たちを避難させてくれ。こいつは俺が―――ッ!!」

 

ドゴオオオオオオオオオオッ!!

 

空中に佇んでいたグレンデルの視線が士道を捉えると―――ライダーキックの如く踏み潰さんと凄まじい勢いで迫る!!士道は瞬時に『灼爛殲鬼(カマエル)』を展開し受け止める!!

既に士道の姿は六華の視界から消えており、グレンデルも身体の半分は地面に隠れる形になっていた。

 

「士道さま―――っ、みんな逃げて!!」

 

六華の叫びに村人たちは散り散りになりながらも大神殿を目指して逃げ出した。

グレンデルは逃げる村人たちには目を当てず、その瞳は士道だけを映していた。

 

〈おうおうおうおう!!この村にいる精霊とやらを殺しに来たらよぉドライグがいんじゃねえかあっ!!こいつぁ面白ぇ!!〉

 

「ぐっ………このっ!なんつーパワーしてやがるッ!?だが―――ッ!!」

 

『BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost!!!!!!』

 

士道は倍化した力でグレンデルを再び宙へと押し返す!!宙へと浮いたグレンデルに追撃をかける!!

 

「今度はこっちの番だ!喰らえッ!!」

 

〈―――甘いぜッ、フンッ!!〉

 

ギイィィィィンッ!!

 

士道は武器をアスカロンに持ち替えグレンデルに斬りかかった―――しかし、グレンデルは左腕を突き出し士道のアスカロンを受け止めた!!

 

「こ、こいつ!強化された『龍殺し(ドラゴン•スレイヤー)』の力をいとも簡単に!?」

 

『相棒こいつの鱗の硬さはドラゴンの中でも最硬だ―――生半可な攻撃では突破できんぞ!!』

 

ドライグの忠告を受け苦虫を噛み潰したような表情を浮かべた。そして、グレンデルは腕を振るい、士道を弾き飛ばした。僅かな静寂が訪れた時、ドライグは訊く。

 

『グレンデル………貴様どうやって現世に蘇った?』

 

〈あぁん?んな細けぇこたぁどうでも良いだろうがよぉドライグ。お前見ない間に随分と小さく―――そういや封印されたんだっけかぁ!?あのイカれたように強かったお前が見る影もねぇなぁおい!!〉

 

グレンデルの言葉に士道もドライグも「『イカれてるのは貴様だろうが』」と内心突っ込んだ。どうやら現世に舞い戻った方法をグレンデルは語るつもりはないようだ。さらにグレンデルは士道に追撃を行う!!

 

〈おぉらどおしたぁ!?天龍さまの一撃はこんなもんじゃねぇよなぁ!?ほらいくぞお!〉

 

「は、疾―――」

 

グレンデルの拳が士道に拳を放つ!!巨大のわりに凄まじいスピードを誇るグレンデル、目測を誤った士道をグレンデルの剛拳が襲う!!

しかし、その剛拳は士道の体をすり抜けた!!

 

〈んな何ぃ!?どうなってやが―――ぐぼぉ!?〉

 

「どこ見てやがる―――こっちだ!!」

 

士道は神速を発動し、グレンデルの拳を避け、『塵殺公(サンダルフォン)』にアスカロンを融合させ―――ドラゴニック•バーストを放つ!!直撃したグレンデルは地面へと叩きつけられ、周囲を陥没させた。しかし、これでもグレンデルには大したダメージを与えられず、僅かに傷が出来ただけだった。グレンデルは嬉々として飛び上がる!

 

〈痛ぇ、痛ぇ痛ぇぞ!!俺ぁなあ、こういう喧嘩がやりたかったんだよ!!一対一での殴り合いをよぉ!おぉらぁもっと俺を楽しませろおおおお!!〉

 

「チッ!傷付いて喜んでやがるのかよ―――だが、次は痛いでは済まないぞ」

 

『Welsh Dragon Limit Break―――Over Limit Booster Set Up!!』

 

グレンデルが飛び上がる前に士道は次の技に移行していた。次に放つ技はドライグがお墨付きを与える士道の全力の一撃だ!!

 

『BBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBoost!!!!!!!!!!!!』

 

〈面白ぇ!!さぁ撃ってこいやドライグ!!〉

 

士道がこれから放つ全力の一撃を見てもグレンデルは嬉々として迫りくるだけだ。その姿はまさに狂っているとしか言えないだろう。

士道は慈悲をかける事なく、全力でその技の真名を謳う!!

 

「消えろグレンデル―――『最後の龍聖剣(ドラゴニック•ハルヴァンヘレブ)』ッ!!」

 

士道の全力の一撃が凄まじい勢いでグレンデルを呑み込み、上空で凄まじい大爆発を起こした。

 

 

 

 

 

 

 

 

―――◇◆◇―――

 

 

 

 

 

 

 

 

「………はっ………はっ………はっ………」

 

全力の一撃を放った後、士道は疲労に襲われて肩で息をしていた。煙が消えると―――血しぶきをあげて地面に叩きつけられたグレンデルの姿があった。

 

『どういう理屈か分からんが、グレンデルは以前より強化されていた。そして「龍殺し(ドラゴン•スレイヤー)」に対しても非常に高い耐性も得ていた。アスカロンが簡単に弾かれた事とドラゴニック•バーストを受けても笑っていられたのはその為だ。しかし、相棒の奥義ともなるとそうはいかなかったようだが』

 

「ああ、これでダメなら正直お手上げ―――っ、嘘だろ!?」

 

士道の目に信じられない光景が映った。身体に深い傷をつけられたグレンデルが立ち上がったのだ。目の片方は潰れ、左腕を失ったにも関わらずそれでもグレンデルは立ち上がったのだ!!

 

〈ハハハハハハ!ハハハハハハハハハハハハ!!いいじゃねぇかぁ!最高じゃねえかぁドライグ!!さあ、第二ラウンドと行く前に―――あの神殿を破壊してやらぁ!!〉

 

「―――っ!?テメェざけんじゃねえぞッ!!一対一って言ったじゃねえかっ!?」

 

〈おいドライグ戦いってのはなぁ、適度に殺しを入れなきゃ盛り上がらねぇんだよぉおぉおぉ!!ゴミクズのような人間を殴って踏み潰して噛み砕いて、いたぶり殺すのは気持ちがいいじゃねえかッ!ドラゴンの戦闘ってやつにはなぁ、必要不可欠な要素だろうがよおおおおおお!!〉

 

グレンデルは起き上がると猛スピードで神殿を目指して飛んでいった。大きなダメージを負ったにも関わらず、スピードは全く落ちていないのだ。

 

(………くっここで止めないと六華たちが危ない―――ここは迎撃するっきゃねえ!!)

 

士道はすぐに神速を発動させてグレンデルの前に立ちはだかり、再び『最後の龍聖剣(ドラゴニック•ハルヴァンヘレブ)』の体勢に入る!!

だが―――

 

〈ハハハ!遅いわぁ!!〉

 

「ぐッ―――があああっ!!」

 

士道が技を放つ前にグレンデルの剛拳が士道を捉え吹き飛ばす!!士道は神殿の前の高台へと叩きつけられた!!しかし、グレンデルは止まらず追撃をかけてくる!!

 

〈おぉらぁっ!!避けねぇと危ないぜ!?〉

 

「ぐっあああああああ!!」

 

〈まだまだいくぜッ!!〉

 

叩きつけられた士道にグレンデルは容赦なく蹴りを放ち、再び士道を瓦礫の中へ沈める。グレンデルは士道が埋もれた瓦礫の山に回し蹴りを放ち再び士道を吹き飛ばす!!

吹き飛ばされた士道は上半身の鎧を失い、既に虫の息のところまで追い詰められた。

 

「ぐっ………はあ………はあ………」

 

〈ドライグ!お前はいつからそんな甘ちゃんになったんだ………昔のお前は情け容赦なく力を振るうドラゴンだったのによ―――そんなお前がヒーローの真似事たぁ笑わせるよなぁ!!〉

 

『―――避けろ相棒ッ!!』

 

「んもん分かって―――がああああああああああああ!!」

 

グレンデルは容赦なくその巨大な足で士道を踏み潰す、回避が間に合わず士道は左足をグレンデルによって踏み潰されてしまった。

悲鳴をあげる士道を見てもグレンデルは攻撃を止めない!

 

〈ほらほらどおしたぁ!?避けないと死ぬぞぉ!!〉

 

「ぐっ………あっ!!」

 

グレンデルは倒れた士道を容赦なく蹴り飛ばした。既に士道は完全に鎧を失った。傷は『灼爛殲鬼(カマエル)』で治るが、これ以上攻撃を受けると致命傷になりかねない!!しかし、グレンデルは止まらない!!

 

〈さあ、ドライグ!そろそろ殺してやるよ―――無様なヒーローらしく踏み潰してやるからよおおおおおお!!〉

 

士道は『塵殺公(サンダルフォン)』を杖に立ち上がるが、既にグレンデルの足は既に士道の目の前まで迫っている!!

しかし、グレンデルの足は何者かによって止められる。何故なら―――士道を前に結界が展開されていたからだ。

 

「『護星天(ミカエル)』―――【天盾(シャハル)】」

 

〈ぬ―――っごおおおおお!?〉

 

結界がグレンデルの攻撃をそのままはね返した―――これには堪らずグレンデルが倒れ込んだ。

グレンデルの攻撃を防いだのは他ならない―――精霊の六華だ。間一髪のタイミングで六華は天使を顕現させて士道を救ったのだ。

 

「すまない六華、助かった………」

 

「士道さま、どうしてこんな無茶を!?もっと自分の体を大切にして下さい!!」

 

「ハハハ、悪い心配かけてよ―――でも、もう大丈夫だ」

 

士道のいう通り、既に体の傷は『灼爛殲鬼(カマエル)』の治癒能力で完全に塞がっている。鎧を復元し、立ち上がった巨悪に意識を向ける。

 

〈おうおう!お前が精霊ってやつかっ!?さっきのは効いたぜ、まさか俺の攻撃をそのままはね返すとわよぉ!!決めた、お前もドライグと一緒に殺してやるよお!まずはドライグ!第三ラウンドとシャレこもうじゃないかッ!!〉

 

再び嬉々として向かってくる巨悪グレンデル。士道は炎を纏った巨大な斧の天使―――『灼爛殲鬼(カマエル)』を顕現させ、隣に立つ六華に言う。

 

「六華下がってくれ。後は俺一人でどうにかなる」

 

「士道さまはまだそんな事を―――」

 

「心配いらないさ必ず勝ってやるそれに………ここにいると六華を巻き込む。六華の顔に傷なんてつけたくない」

 

必ず勝てると確信を持って不敵な笑みを浮かべる士道を見て六華は籠手の方に視線を向ける。するとドライグも『相棒は勝つさ………だから安心して下がれ六華』と告げた。

六華は士道の方に視線を向け、指示通りに後退する。

 

「―――必ず勝って下さい士道さま」

 

六華の言葉に士道は力強く頷いた。そしてグレンデルはすぐ目の前まで迫っていた。

 

〈おうドライグ!俺に勝つ作戦は決まったかぁ!?〉

 

「ああ、決まったさ―――【真焔(アグニ)】ッッ!!」

 

士道を中心に凄まじい業火を纏った球体が展開される!!その球体にグレンデルは飲み込まれ、苦悶の声を漏らす!!

 

〈ぐっがああああああああ!!熱い熱い熱い熱い熱い!!なんなんだこの凄まじい炎はよぉ!?〉

 

士道が放った業火な球体はのちに爆発を起こし、グレンデルを吹き飛ばした。吹き飛ばされたグレンデルは全身からがその炎で燃えていた。

 

「こいつだけは使いたくなかったが―――お前を完全に消滅させてやるグレンデルッ!!」

 

〈たかだか炎を出したくらいで、この俺を倒せると思うなぁ!!〉

 

グレンデルは士道を目指して突進―――士道も負けじと力を強化してグレンデルに挑む!!

 

『BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost!!』

 

〈くたばれドライグ!!〉

 

「―――くたばるのはテメェだ!!」

 

グレンデルの剛拳と士道の『灼爛殲鬼(カマエル)』が上空で激突する―――次の瞬間グレンデルの剛拳が燃え、その炎はやがて右腕を包み込む!!

 

〈がああああああああああッ!!ば、バカな!?俺の腕が燃えるだと!?どうなってぐぼぉ!?〉

 

「喋ってる暇は無いぞ?この状態は加減が効かねえんだ、この程度じゃ終わらねえぞっ!!」

 

士道はグレンデルの顔面に『灼爛殲鬼(カマエル)』を叩き込む!顔面だけでは無い!腕、腹、脚と目にも止まらぬ速さで何度も全力の一撃を叩きつけた。

―――この【真焔(アグニ)】の状態で敵を攻撃すると攻撃した部位を燃やす効果を発揮する。もちろん実力があまりにもかけ離れた相手には効果は発揮しないが、それでも瞬間的な火力は通常時の何倍にもなる。

しかし、グレンデルも伝説の邪龍だ。無抵抗で殴られ続けているわけではない!!

 

〈がああああああああ!!〉

 

「ぐっ―――はああああああっ!!」

 

全身が炎で燃えているグレンデルが反撃に出る!剛拳を振り抜き士道の顔面を捉える。しかし、士道は背中のブースターを起動し、その場で踏みとどまり『灼爛殲鬼(カマエル)』を顔面に叩き込む!!

今の二人の戦いは完全にノーガードで打ち合うボクサーそのものだった。するグレンデルは拳、脚、尻尾で士道を攻撃し士道はただひたすらに『灼爛殲鬼(カマエル)』で攻撃する!お互いに防御を捨て攻撃に全力を込めている!

 

〈蘇った最初の殺し合いがこんなに心躍るものになるたぁなあ!!最高だぜドライグ!!もっともっとやり合おうや!!お互いが粉微塵になるまでよぉ!!〉

 

「そんな火だるまになってまで戦闘を求めんのかよ、このイカれ野郎が!!だが、それもここまでだ―――来やがれ『刻々帝(ザフキエル)』ッ!!」

 

士道は灼爛殲鬼(カマエル)でグレンデルを殴り付けながら巨大な時計『刻々帝(ザフキエル)』を呼び出す。時計の『VII』の文字から銃口に霊力が流れ込みそれをグレンデルに放つ!!

 

「【七の弾(ザイン)】ッ!!」

 

パァン!!パァン!!パァン!!

 

七の弾(ザイン)】が命中したところでグレンデルの動きが完全に静止した。士道は静止したグレンデルに『灼爛殲鬼(カマエル)」の最大火力を誇る奥義を発動する!!

 

「『灼爛殲鬼(カマエル)』―――【(メギド)】ッ!!」

 

士道の右腕が巨大な砲門へと変わり膨大なエネルギーがチャージされていく!!更に赤龍帝の力も上乗せする!!

 

『Welsh Dragon Limit Break―――Over Limit Booster Set Up!!』

 

『BBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBoost!!!!!!!!!!!!』

 

士道が持つ全能力を込めた全力の一撃が今―――目の前の巨悪に放たれようとしていた。

 

「終わりにしようぜグレンデル―――灰燼と化せ、『灼爛殲鬼(カマエル)』ッ!!」

 

ズドオオオオオオオオオオオッッ!!

 

士道が放った全力の一撃は静止したグレンデルに直撃し、その体の大部分を消滅させ、彼方へと消えた。残ったグレンデルの体の一部もいずれ『灼爛殲鬼(カマエル)』の炎によって完全に消滅するだろう。

 

グレンデルの体が最後の頭だけになったところで【七の弾(ザイン)】が効力を終えた。グレンデルは満足そうに消滅する事を受け入れた。

 

〈ドライグ………目覚めて間もなく消えることになったけどよぉ―――最高のケンカだったぜ………またやろうやドライグ!俺ぁまた必ず復活するからよぉ数百年後あるいは数千年後かもしんねえけどよ。俺が復活するまでまあ待っててくれやぁ〉

 

「………ざけんな、こっちは二度とごめんだっつの」

 

『ああ、俺も相棒に同意だ』

 

復活後の果たし状を見事に断られたグレンデルは〈んなつれねぇ事言うなよぉ〉と最後の言葉を残して完全に消滅した。

 

「―――っ、士道さま!」

 

最後の力を使い果たした士道も同様に、鎧が解除され地面へと落ちていく―――しかし、地面へと落ちる士道を六華が空中で受け止めた。

 

「………んな、泣きそうな顔すんなよ六華。言っただろ、必ず勝つって」

 

士道は六華に抱きかかえられながら、言った。最後はヒロインに抱っこされるという少しカッコ悪いが士道はまた村の危機を救ってみせたのだ。

伝説の邪龍を倒し再び村に平和が訪れる―――とは、いかないようだ。士道は六華に一言謝る。

 

「六華―――ごめん!!」

 

「えっ―――きゃあッ!?」

 

士道は六華から飛び降り、腕を掴んで遠心力を使って投げ飛ばす。投げ飛ばされた六華は、きりもみ回転しながら飛んでいった。

 

「痛っ、士道さま何を――――――」

 

六華が士道の方に視線を向けると士道がいた場所に、巨大な十字の閃光が降り注いだ。

 




恐らくほとんどの方が次回の展開は予測がついていると思いますが、はいそうです。リンドヴルムが次回で登場します。

士道の『灼爛殲鬼』の新形態【真焔】状態についてですが、現在のところ神速や千里眼と言った技の使用は不可能にしています。
もちろん天使の方では【真焔】状態での『塵殺公』の炎攻撃及び四糸乃の天使『氷結傀儡』は使用ができません。
※明鏡止水及び天使の方は今後の章で解決予定。

【真焔】状態での『刻々帝』は特に変化させずにいこうと考えています。

これからもデート•ア•ライブ 転生の赤龍帝をよろしくお願い致します。

おまけ

イッセー「スー…スー…スー…スー…スー…」

士道の転生前の存在であるイッセーは今日も変わらず、変態行為に勤しんでいた。今日は趣向を変えてエルシャの椅子ではなく、残留思念の歴代の女性赤龍帝のおっぱいに顔面を突っ込んでいた。これにはドライグもさすがに怒る!

ドライグ『イッセー、何をしている!!』

イッセー「おうドライグ―――今日は士道みたく乳気の吸収をしてるんだ。今吸ってるこの人はロリニュウム。んで次に吸う人がビニュウムで―――っておい、キョニュウムがどこにもねえじゃねえかッ!?」

ドライグ『そんなこと知るか!!今すぐやめろ!!』

イッセー「やめられるわけねえだろ!?どうしてもやめてほしいならキョニュウムを持ってきやがれ!!」

ドライグ『ああああんまりだああああ!!うおおおおおおん!エルシャ助けてくれ―――歴代の赤龍帝でキョニュウムを出せるのはお前だけなのだ』

ドライグはエルシャに助けを求める―――しかし、当の本人は理解していた。エルシャはもういない事を。
しかし―――………いない事なんて無かったらしく

エルシャ『やっほードライグ。呼んだかしら?』

イッセー&ドライグ「『―――えっ?』」

エルシャ「『えっ?』じゃないでしょ?貴方が呼んだのにどうしてそんなに驚いているのよ?」

ドライグ『いや、そのお前は―――満足して成仏したのでは無かったのか?』

エルシャ「やーねぇドライグ。帰ってきたのよ、今代の彼はこの子以上に面白いことやりそうだから」

イッセー「とりあえずエルシャさんおっぱいをスースーさせて下さい!」

エルシャ「良いわよ、あたしに勝てたら好きなだけさせてあげるわ」

そう言ってイッセーとエルシャのスパーリングが始まった―――とは言ってもどちらが勝つかは火を見るよりも明らかだが。

エルシャ「そう言うわけで私もこの章で出演予定だから、よろしくねー。あと二、三話?で登場するから良い子のみんな待っててね」

イッセー「ぎゃあああああああああ!!」

ちなみにイッセーは開始わずか数秒でエルシャに肩固めを決められ見事に撃沈した。
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