マイスのファーム シアレンスの冒険者   作:小実

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当初の予定では、今頃『シアレンスの冒険者』から『?????の冒険者』になってて、クライマックスには入ってる予定だったのに……って、基本自分自身のせいなんですけども。


シアレンスの冒険者(2)

 『シアレンス』にて『アクナ湖』に突如大型の船が現れ、その船中にて瀕死の女性が発見されたのが少し前。その女性が、運び込まれた病院で目を覚ましたのがつい先日。

 正確に言うのであれば、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 そんな重体だった女性――『アランヤ村』出身の冒険者、ギゼラ・ヘルモルトは『魔女の大釜(病院)』の玄関先で一人大きく伸びをしていた。

 

 

 ……もう一度言うが、彼女(ギゼラ)はつい三日前まで死にかけの状態だったのだ。

 それがどういうことか、腰に愛用の剣を携えていないものの何事も無かったかのように出歩いているのだ。普通に考えておかしいだろう。

 

 

 

 だがしかし、彼女(ギゼラ)のことを知っている人に問いたいことがある。

 

 

――――怪我をしたからといって、ギゼラが何日も大人しく寝ていられると思うか?

 

 

 おそらく、彼女を知る人物たち――例えば『アランヤ村』にいる夫や、村の客入りの少ない酒場のマスターなど――は口をそろえて言うことだろう、「無理だな」と。それも、笑いながら。

 

 とはいえ、ギゼラとしても、まさかここまで早く動き回れるようになれるとは思っていなかった。内心で、「やっぱり『魔法』っていうのは凄いのかねぇ」とマイスから話だけは効いていたその異世界の技術に感心しきっていた。

 ……なお、その回復速度に彼女以上に驚いていたのは、他でもないギゼラの応急処置・治療にあたったマージョリーである。つまりはマージョリーがこれまで積み上げてきた『魔法』や薬による治療の経験でも過去になかったほどの回復速度をギゼラは持っていたわけだ。

 

 

 

 補足しておくと、今現在の時刻は午前5時。まだ陽がようやく顔を出し始めた頃に、目覚めたギゼラが薬臭い病室のベッドの上で上体を起こし身体を軽く動かして「うん、動ける!」と判断を下して、一人こうして病院を出たのだ。

 もちろん、マージョリー(医者)からの外出許可なんて得ていない。そもそも、マジョリーとマリオンはまだ起きてすらいない。

 

 しかし、当のギゼラは悪びれた様子も無く、いつもの調子で「ちょっと散歩でもしようかねぇ」と歩き出すのだった。

 

 

 

―――――――――

 

***アクナ湖***

 

 

 

「話には聞いてたし、病院の玄関からもちょっと見えてたからわかってたけど……()()()もアタシと一緒に来てたんだねぇ」

 

 どこか感慨深そうにそう独りで呟くギゼラ。その視線の先には、『アクナ湖』の砂浜に半ば船首から乗り上げたような形で佇む一隻の船。

 『塔の悪魔』を退けたが大きな傷を負ってしまい最期を察したギゼラが、死に場所と決め『最果ての村』の人たちに頼んで乗ったギゼラごと海へと放してもらった船であり――――大海原へと旅立つギゼラのために夫・グイードが精魂込めて造り上げた船だった。

 

 元の作りが良かったからか、ギゼラが勝手に手伝った部分周辺が『フラウシュトラウト』によって破壊された以外は――正確には、直そうとしたギゼラの手によって逆に壊れた部分もあるが――いたってしっかりとしており、船としての原形は十分に保たれている。

 

 その破壊されてるか所を見て「ちゃんと直してやらなきゃな」と思うギゼラだったが、同時に「どうしたものか」と頭を悩ませていた。

 というのも、『最果ての村』にいた頃とは違い、船を直したら『アランヤ村』に帰る目途が立つ……という状況ではないから。『アーランド』にて『シアレンス』への帰還に四苦八苦して結局は手がかりさえほとんど得られなかったマイスのことを知っているギゼラだからこそ、逆に『シアレンス』から『アーランド』へ帰るのも大変難しいことを少なからず理解していた。もっと、別の手段を考えないといけないだろう。

 しかし、グイードの造った船なので直さないでいるのは、心情的にギゼラにはできそうになかった。グイードが造ってくれた「『フラウシュトラウト』にも負けず、絶対に沈まない船」を、結果的にとはいえよりにもよって自分の所業(せい)で壊してしまったのだから、せめてなんとか修復してグイードの元へと共に返りたいのだ。

 

 「とはいえ、直そうとしてまた壊しちゃいそうなのがねぇ」と自嘲気味に笑いながら、ギゼラは砂浜に乗り上げてる船首の竜骨部分を撫でるように触る。

 

 

 と、そんなギゼラの耳にザリッとした砂を踏みしめる音が届いた。どうやら、朝早くからこの砂浜に来る人がいたようで、ギゼラは自然とその音がした方へと顔を向けた。

 

 

 

「ふっふっふ。この時間ならわたしを邪魔する者は誰もいないわ! 今! この時を! わたしは待っていたのよっ!! さぁ、この船を芸術的でレインボ~な……あら?」

 

 何やらあちらこちらに絵の具のついたリュックサックを背負った、長い金髪と長く尖った耳が特徴的な女性が。

 目をらんらんと輝かせてクツクツと笑い身体を揺らしていた……が、ようやくと言うべきか、船のそばにいるギゼラの存在に気がついたようで、ピタリとその動きを止めた。

 

 そして……

 

 

「…………ギャラクシー……」

 

「ぎゃら……なんだって?」

 

 聞き返したギゼラの言葉にハッとした様子の謎の女性。わたわたを慌てふためいた後、ピシッと背筋を正してワザとらしい咳払いをして改めて口を開いた。

 

「ギャラクシーよ。レインボーとはまた違った、混沌としていながらも揺らめき輝く七色の光彩……まっ、なんていうか、あなたがそんな感じってこと。……でも、いっそのこと本当に虹色に染めあげちゃおうかしら?」

 

「……いや、何言ってるのさ?」

 

「ふんふん、見ない顔だけど……観光客? ならならっ、南の森の方へ行くといいわよ! わたしの作品たちがたくさんあるから見に行きなさい! むしろ行かなければならないわ!!」

 

 まるで意味がわからないことを喋りだした女性に、困惑し考えるのをやめようとしたギゼラだったが、その寸前で記憶の海からある記憶(モノ)が引き上げられ、目の前の人物とカチリッと合わさった。

 

「あっ、なるほど。お嬢ちゃんが芸術家のダリアだね」

 

「? そうだけど……ハッ!? まさかあなた――――

 

 

 

 

 

――――――わたしのファンね!!」

 

 ドヤァ……と決め顔をしながら腰に手を当て胸を張る女性・ダリア。

 だが……

 

「いや、違うよ? むしろ、芸術(その類)に関しては縁が無いというかわけわかんないんだよねぇ」

 

 容赦も遠慮も無く、自分の思っていることをサラッとそのまま言ってしまうギゼラによって、ダリアは固まる――ことはなかった。

 

「まぁそうよね。なんとなくあなたはそんな感じな気がしてたし」

 

 先程までの調子がウソかのように切り替わりあっさりと流すダリア。おそらくは一種のジョークだったのだろう。

 

「でも、実際にその眼で見たらあるいは……。ふふんっ、ヒマがあるならそこで見てなさい! 今からわたしが、この船を芸術的でビューティフルに変身させ――」

 

「それはダメ」

 

「――て……なんで? わたしが手掛けたレインボーな船が大海原を走ってたら、それだけで一種の芸術作品よ? 最強よ? 具体的に言うと、その勢いのまま七つの海を支配できるくらい」

 

「そもそも、レインボーってのがわかんないけど……なんにしたって、そのゴチャついた色を塗りたくったりするのはご免だからね? ただ単に直してくれるったならむしろ頼みたいくらいだけど、変に手ぇ加えるっていうならさすがに止めさせてもらうよ?」

 

 意気揚々とダリアがリュックサックから取り出された虹色の絵具。それを指差しながら言うギゼラ。

 「止める」宣言をされたダリアだったが、むしろ不敵な笑みを浮かべてすらいた。

 

「ふっ。あなたにわたしのこの情熱を、芸術を止められるかしら?」

 

 もしも(マイス)がこの場にいたのであれば、「ダリアさんがまたその場のノリだけで喋ってる」と思った事であろう。ダリアと付き合いがあれば慣れてしまうほど多々あることなのだが……ある意味で彼女(ダリア)の悪癖ではないだろうか。

 

 そして、同時にこうも思うだろう、「ギゼラさんを変に刺激するのは止めたほうが……」と。

 何も無くっても『青の農村』等で色々やらかしているギゼラである。それを個人的にはそう気にしないくらい慣れてしまっているマイスは、しかしながら周囲に被害を撒き散らすことも重々承知しているため、友人が巻き込まれるとなると気が気じゃなくなりるだろう。唯一安心できるラインは、おそらくギゼラが意図的に人に手を上げたりはしない……しているところを見たことが無いことだろう。

 だがしかし、マイスが危惧するであろうことは別の部分で……ダリアの(アトリエ)や『プリベラの森』に行ったギゼラがひょんな拍子にダリアの作品を壊してしまわないかと言う部分だろう。

 

 ……まあ、なんにせよ、マイスはこの場にはいないのだが。

 

 

 

 ダリアのノリによる発言で、睨み合いになった二人。

 ……だが、ダリアはもちろん、ギゼラも持ち前の勘でダリアがすでに本気では無い事を察したのか、険悪な空気が漂ったりはせずにいた。しかし、代わりにと言っては何だが、「で、どうするの?」「していいの(するの)しちゃダメなの(しないの)?」というやりとりが無言のまま視線だけでされて、変な膠着状態(空気)になってしまっていた。

 

 

 

「何か騒がしかったような? こんな朝早くだし気のせいだよね……って、ダリアさん!?」

 

 呟くような小さな声から一転、驚いた拍子でか大きな声をあげたのは、ほどよく肌が焼けた緑の短髪の少女。ダリアがいることにヤケに反応をした彼女は慌てた様子でダリアたちのいる船のそばまで駆けてくる。

 

「ちょっと、ダリアさん! まさかとは思うけど、この船を塗っちゃったり彫っちゃったりしてないよね!?」

 

「塗ったり彫ったりする前に、まずは修繕・補強をじゃない? とにかく、わたしは何もしてないわよ……まだ」

 

()()って、それって、あたいが来なかったら絶対やる気だったでしょ!? そんなにたくさん道具まで用意しちゃってさ」

 

「まぁ、確かに今日はそのために早起きしたんだけど……でも、止められちゃったし、強行突破も難しそうだからこの(ふね)を私の芸術センスで彩るのはまた機会を見てってことで」

 

「止められた? いったい誰に……」

 

 ここで緑髪の少女はようやくギゼラに気付いたようで、ダリアの諦めてない発言「いやぁ、そこは素直に諦めなってば」と呟くギゼラを見て――――――

 

 

「足……あるよね? ゆゆゆ、幽霊じゃないよね……っ?」

 

「見ての通りだけど? 何? あたしは死んでると思われてたのかい?」

 

「いやいやっ、つい何日か前に死にかけてたのに! 一応目を覚ましたとはきいてたけど、そんなピンピンしてたら逆に信じられないよ!? あたい、あんな量の血と大きな傷、見るの初めてだったんだから~……」

 

 顔を青くし小さく震えていた少女は、ギゼラの返答に涙目になりながらも安心した様子で「無事でよかった~」と漏らす少女。

 

 そんな様子を見て「いい子だねぇ」と思いながらもこれまたギゼラの中で何かが繋がった。湖のそばの()から出てきた活発的な緑の短髪の少女……ギゼラは以前にマイスから聞いた釣り堀を営んでいる仲良し兄妹、その妹であるイオンという少女の事を思い出し、そのイオンとやらが今目の前にいる少女なのだろう。

 それと同時に、彼女(イオン)や先日マージョリーが言っていたことからして、イオンが死にかけていた自分(ギゼラ)を助けてくれた内の一人なんだろうということも理解した。

 

 

「ねぇ、二人は知り合いなの?」

 

 と、二人の会話についていけず置いてけぼりだったダリアが、ムムムッと眉間にシワを寄せながら首をかしげて問いかけた。

 

「いや、初対面だね。少なくともあたしの記憶の中では」

 

「そうだね、気絶してた(寝てた)のはカウントしないだろうから、今が初対面。ほら、ダリアさんにも話したよね? この船に乗ってた大怪我した人のこと」

 

 「この人がその人」と言いながらギゼラを指し示す緑の短髪の少女(イオン)

 それを聞いて「そんな話もあったっけ?」と少し不安なことを呟きながらも頷いたダリアはその後……大きく肩を落として唇を尖らせた。

 

「ってことは、この船の持ち主……わたしはその人にバレて止められちゃったわけかぁ。むむむぅ……あっ、気が変わったらいつでも言ってちょうだい。じゃなきゃ、また勝手にやっちゃうかも」

 

「それって結局、やるって宣言してるようなもんじゃ……素直に諦めようよ」

 

「あっははは! なんていうか、ブレないねぇあんたは!」

 

 呆れ気味にため息を吐くイオンとは対照的に、ギゼラは軽快な笑みを浮かべている。

 もちろん、勝手に船にアレコレされるということを容認しているわけではないはず。しかし、偏屈な人間ばかりだと思っていた「芸術家」という(にんげん)が予想外にも「わかんないけどわかりやすい(ドストレート)」な性質だったことが、ギゼラ的には好ましかったんだろう。

 

 

 

「もぉ~……ダリアさんらしいといえばらしいけど、もっと言うべきこととか聞くべきこともあるでしょ。マイスのこととか」

 

「? なんで、助手くんの話?」

 

 疑問符を浮かべるダリアに、イオンは額に手を当てて空を見上げ、首を振りながら小声で喋りはじめる。

 

「そっちも憶えてない……ううん、わたしが言う機会がなかったから、そもそも聞いてなかったりするのかな? えっと、なんでもギゼラ(この人)、マージョリーさんやマリオンちゃんのことを知ってて「マイスから教えてもらったー」って言ってたって。それで、マイスがどこにいるか知ってるんじゃないかって……こないだマリオンちゃんが言ってたよ」

 

「……そういえば、わたしのことも知ってたっぽかったっけ? え、本当に助手くんのこと知ってるの?」

 

 目を軽く見開いて、言葉だけでなく視線でも問いかけるダリア――そして、話には聞いていたものの信じられない様子のイオンにも応えるように、ギゼラは頷く。

 

 

マイス(あいつ)が何かそう呼ばれてるって言ってたけど……芸術家のお嬢ちゃんが言ってる「助手」ってのはマイスのことだったよね? 初対面でいつの間にかなってたって聞いたよ。虹が大好きで情熱的な子の「ダリアさん」。あとソッチの娘はお兄さんと釣り堀やってる「イオンさん」。……確か、マイスの釣りの師匠なんだっけ?」

 

 「他にもなんか話は聞いたことあるんだけどなぁ?」と一人思い出そうと頭を捻るギゼラ。

 しかし、どれが誰の話だったかとか、要所要所以外は抜けてたりだとか、マイスから聞いたことのある(ストーリー)は生憎曖昧にしか思い出せていない。むしろ、今のところ特徴と名前が一致してる時点で、ギゼラにしては十分に頑張っている部類かもしれない。

 

 ――――と、頭を悩ませているギゼラの耳に、すすり泣く声が入ってきた。

 その主は、イオンであり……ダリアのほうはと言えば、何故か顔を赤くしてた。

 

「う、う゛うぅ~……あたいなんかのこと、まだ師匠っで……マ゛イ゛ス゛く゛ん゛……!」

 

「助手くんったら、おかしなこと言ったんじゃぁ……? その、言っとくけど、助手くんの言ってたことは話半分にしといたほうがいいわよ?」

 

 なお、話半分も何も、初対面で助手にされたことなど大抵と事実である。もしも、この場にマイスがいたとすれば「そんなこと言ったら、ダリアさんはいつもおかしかったことになりますよ?」などとツッコミを入れられていたことだろう。

 

 

 思てった以上にマイスが『シアレンス(こっち)』の人たちから愛されていたであろうことに、少し驚きつつもそれ以上に安心したギゼラ。

 しかし――――

 

 

 

「コラァー! どこ行ったのよ~――――って、いたー!!」

 

 バタバタ走ってる特徴的な帽子を被った少女――早朝、ギゼラが(何も伝えたりせず勝手に)出てきた『魔女の大釜(病院)』の孫娘のほう・マリオンが「キキィーッ!」という効果音が聞こえてきそうな急ブレーキで止まり、瞬時に方向転換、ギゼラへと一直線で向かって来た。

 

「ちょっと! アンタ、なに逃げてるの!? 逃げも隠れもしないって言ってたじゃない!!」

 

「逃げてなんかないさ? あたしはただ、調子がいいから朝の散歩に出かけてただけだって」

 

「散歩だなんて私もおばあちゃんも許可してない! ていうか、そんな歩いてまわれるはず無いでしょ!? 絶対無理してて傷とかが……!」

 

 そう言って、マリオンはギゼラの身体中を触りまくって、診まくって――――固まった。

 

「傷が開くどころか、大抵治ってるみたいなんだけど……なんで?」

 

「そりゃあ、あんたやお婆ちゃんが治してくれたからでしょ? 感謝してるよ」

 

 互いに首をかしげる状況ではあったが……それはともかくとして、マリオン的には優先順位が入れ替わっただけのこと。ならばと、当然のように話を切り換えるのだった。

 

「な、ならっ! もう聞いてもいいわけよね? そうでしょ!? マイスのこと!!」

 

「あー……それなんだけど、ちょっと待ってやくれないかい?」

 

 「なに? 今更話さないなんて言わないわよね!?」と憤るマリオン。ついでに、その話を聞いていたダリアとイオンも少なからず似たような反応を示す――が、ギゼラはいたってマイペースに、しかし、彼女らの心配を打ち消すように首を振って否定しつつ、口を開いた。

 

 

 

「マイスの話を聞きたい人、みんな集めてからにしない? そのほうが色々といいでしょ」

 

 「同じ話するのイヤだし」と付け加えられ……その付け加えられた部分が一番の本音だろうことは、聞いた者にはすぐに理解出来たことだろう。

 ダリアも大概なのだが、当のギゼラも他人の話を聞かないわけではないが、聞いたうえで我を通す人物である。それに――――真面目な話になると、ちょっと空気を崩したくなる(ちゃかしたくなる)。そんな人なのだ。

 

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