FGO×REBORN 〜人類最後の希望達の物語〜   作:ただの名のないジャンプファン

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大空IN邪竜百年戦争 開戦

渡り烏のように群がるワイバーンの中に異質な存在感を放つ黒い大きな竜、ビルのように体は大きく手を振るだけでブルドーザー並の破壊力を持ってそうな鉤爪。その竜の頭部にいる竜の魔女に向かってツナは上から拳を振り下ろした。

 

「この!」

 

「何その惰弱な炎、火遊びのつもり?」

 

彼女は手をツナに向けるためにすっとあげる。

 

「羽虫が気安く私に触れんじゃないわよ!」

 

そう言葉を放つと、言葉と呼応して急にツナの体が発火した。

どこかで似た感じの炎を受けたことがある。殺意と憎しみの篭ったおぞましい炎、以前受けたことのあるXANXUSの炎に似た感じがする。

彼以外にもこんな炎を使う人がいるとは...

 

「焼け!ファブニール」

 

邪竜は口を開く、鋭い牙をギラつかせて口内に溜め込んだ灼熱の炎をツナに向けて解き放った。

ツナはそれを周り囲むように飛び竜の魔女に距離を詰めた。

そしてまた、近距離戦に持ち込むのだが

 

「く!」

 

押し切れない。ツナの方がパワーで負けているのだ。竜の魔女は軽くツナのパンチを受けとめこう言う。

 

「ほら、コッチの方が得意なのでしょう?」

 

完全にツナを下に見ている。まるで子犬との戯れを楽しむようにツナの誘いに乗った。

 

「なめるな!」

 

ツナは炎の噴射の勢いにのせて右拳の大振りを振るう。

 

「は!」

 

だが竜の魔女は難なく剣を抜き受け止める。

次は蹴り込むがそれもまた軽くあしらわれる。

 

「吹っ飛べ!」

 

(っ!?炎が急に)

 

何もしていない、少なくともツナにはそう見えた。ただ手をかざしただけで炎がが出てくる。

 

(何かの能力か?)

 

更に竜の魔女はワイバーンを意のままに操っている。

1匹が竜の魔女の元にまで来て、竜の魔女は黒い竜からそのワイバーンに乗り換えてツナに向かってクイクイと手の平で余裕な態度で挑発する。

 

「来なさいよ」

 

竜の魔女の余裕にツナ容易く煽られる。

戦闘時のツナは冷静で戦闘時ではないニュートラルの時ほど感情は激しくはない。

だから激情なども見せず、怒るときは常に静かで凍える冷気のように怒気は恐怖と共に敵に浸透し相手を竦ませるそれがツナの怒りだ。

だが今のツナは怒りを抑えられていない。目の前で起きた殺戮への恐怖笑うように人を殺す魔女、守れなかった町の人への罪の意識、この様々な感情が沸き上がり続け今のツナは自分の感情をコントロールできていないのだ。

怒り悲しみ自責の念、そしてその全てを抑え込もうとする理性それらがツナの調子を崩している。

乱雑な拳、リズムが崩れた単調な攻撃は相手に読まれやすく竜の魔女にとってツナの攻撃はあしらうのは簡単だ。

 

「おそい、弱い、はんっ!どうしようもない餓鬼ね!」

 

「何だと!?」

 

「ちょこまかと鬱陶しいたらあらしない」

 

竜の魔女は剣を振り下ろした。ツナはそれを両方のグローブで受け止めるが受け止めた手がビリビリと痺れる。

なんと重い攻撃だ。

これが剣を振り下ろしただけの女性の一撃なのか、やはりサーヴァントは普通の人ではない。この一撃だけで自分の予想を大きく上回る規格外というのがわかった。しかもこの攻撃は様子見の一発この人の攻撃はまだ終わりではない。竜の魔女のこの一撃から始まる激しい剣劇、まるで荒々しい暴風の様に、以前自分の仲間が戦ったスペルピ.スクアーロと近い、違う部分は彼にはちゃんとした太刀筋があり自分流に昇華させた剣技があったが、この竜の魔女の剣は叩きつけている。まるで鉄のこん棒と勘違いしているのかそう思えてくるような、だからツナは彼女の剣劇を捌ききれないわけではない。

 

「なめるな!」

 

ツナは捉えた攻撃弾き飛ばし今度はこちらの攻撃を入れる。

剣を弾き飛ばしノーガードとなった彼女の顎もとに蹴りを入れるが、彼女は読んでいたように紙一重で躱す。

 

「なめる?違うわこれは余裕よ!」

 

間髪入れず、彼女は旗でツナを殴り飛ばした。

更に

 

「汝の道は既に途絶えた」

 

突如空中に発生した数本の剣、剣は意思を持っているようにツナの頭上に舞い落ちる。

 

「ふっ!」

 

ツナは自分の拳の灯る炎くを大きく灯して自分の身を守る。

この炎のシールドはミサイルなんかは防ぐことができるだが、この剣は炎のシールド容易に貫く。

 

「ぐっ!」

 

横っ腹を貫けれ、肩に黒い剣が突き刺さる。

腕を上げようとすると鈍い激痛が走る。腕が熱い腹からもどくどくと血が流れる。

 

「う、ぁぁぁはぁはぁ」

 

「ふ」

 

まぁ子供にしてはよくやったんじゃない。

竜の魔女は嘲笑する様に思った。

ニヤリと浮かべる嗤みには一部の賞賛もない。あるとしたら、何も出来ず朽ちていく人間というのは見てるだけで心地がいいそんなことぐらいしか思ってなかった。

彼女は知らないのだ。今まで見てきた人間は死の間際には絶望し自分の無力さにうちひがれて泣きわめくそんな人間しか見てこなかった。

彼女は諦めない人間を彼女は知らない。

 

「!?」

 

ツナのスピード全開の勢いを乗せた頭突きを竜の魔女は正面から食らう。彼女にとってこれは初めてまともに受けた攻撃だ。

ツナはここから流れるように次の攻撃に繋げる。まずは右手のパンチそれも決まると次は左足で蹴りを食らわせる。それが顎にヒットするのを見たらツナは縦に一回転したかかと落としを食らわせる。

ツナの怒涛の連続攻撃、この連撃がまともにはいれば流石の竜の魔女でもダメージになるだろう。少なくとも今までの戦っていた相手はそうだった。

 

「だから」

 

だがどんなことにも例外がある。

そもそもを言うと、サーヴァントと常人を一緒と思うのが間違いである。

 

「ウザイって言ってんでしょ!」

 

綺麗に入ったと思ったかかと落としは受け止められてツナの足はがっしりと捕まっている。抜け出そうにも抵抗すればするほど掴む力が強まり、ツナの足を締め付ける。

 

「くらえ!」

 

「熱い!?」

 

竜の魔女はツナの足を掴んでいる所を発火させた。炎はみるみるうちにツナの足を燃やしていく。しかもそれだけじゃない、竜の魔女はツナをバトンのように回したのだ。これにより炎の浸食は拡大しまるで全身が燃えているようにも見える。

 

「ほら、ほらほらほらほら!燃えカスとなって消え失せなさい!」

 

「う、あぁぁぁぁぁ」

 

そしてそのまま投げ飛ばす。

 

「さぁワイバーンよ食事の時間です。行きなさい!」

 

竜の魔女は自分のっているワイバーンにツナの元まで急速で向かうように指示をする。

ツナの方はと言うと、自分の炎で勢いを殺して何とか止まることができた。だが止まった瞬間目の前にはワイバーンが突進してきていた。

ツナは慌ててワイバーンを受け止め何とか寸での所で止める事ができた。

だが一安心する間はなく、不穏な違和感を感じた。

このワイバーンって確か竜の魔女が乗っていたワイバーンではなかったのか、彼女の姿がどこにもない。

周りを見ても彼女の姿はなく完全に見失ってしまった。

一体彼女はどこに

 

「こっちよ!」

 

頭部に鈍い痛みが走る。額からたらりと血が流れる。

殴られた、これは拳ではない剣でもない。彼女の持っていた旗か、旗を鈍器として扱い棍棒のように振りおろした。

常人なら頭蓋骨が割れて死んでいる。

頑丈なツナでも鈍く響いており、意識が飛びかける。そんな痛みに耐えツナは意識を引っ張り戻し反撃に転じる。

ワイバーンの頭を掴んでいる自分の腕に力を込めて、先程自分が竜の魔女にやられたようにこのワイバーンを振り回そうとしているのだ。だが抵抗力が強く中々投げ飛ばせない。

ワイバーンは自分の口内に魔力を貯める。

竜の魔女の指示だろう。小賢しい真似をされる前に竜の炎で焼いてしまおうと、そろそろ戯れにも飽きてきたころだし丁度いいだろう。

 

(そろそろ殺してしまいましょう)

 

ゾクりとツナには嫌な感じが寒気となって背筋を走り抜けた。

このままではやばいと感じたツナはワイバーンの顎を蹴り上げ利き手の炎圧を最大まで上げたアッパーを腹に食らわせる。これでワイバーンはしばらく動けない。口内に貯めていた炎を上手く吐けずに体の中で暴発させた。ツナはこの隙に一瞬にして竜の魔女の背後に回り手刀で首を狙う。

 

(完全に死角)

 

ツナがこれまで戦ってきた者達は確かに人を超えた超人と言っても不足のない者達だろう。だがサーヴァントというのは、人類史に刻まれた奇跡を形どった者たちだ。常識を超え人類史に影響を与え歴史に名を残した英雄がサーヴァントなのだ。

そのことをまだ理解しきれていない、今目の前にいる彼女もまたその一人なのだ。

ツナの攻撃を躱して、竜の魔女は空高く飛び上がる。

 

「忌まわしき我が身を燃やした炎よ、剣に纏え我らが主の敵を穿て」

 

この剣は彼女の憎しみの誓い、戦場で抜かず敵を殺さなかった彼女は全てに裏切られた。守った民は魔女と蔑み、導いた王は逆賊と切り捨て、更には誓った神にも彼女は見捨てられる。こんな事があっていいのか、否あっていいはずない。私は求められ答えそして救ったのだから、その私を使い捨てた者達には、絶望を明日を脅えながら生きる枷を与えるのだ。

その為に私は剣を抜く、神のために救うために奔放した私はもう居ない。今あるのは全てを破壊する魔女としての私なのだから。

 

「全ての邪悪をここに」

 

真紅を纏った剣が召喚される。

その剣は意思があるようにツナに向かう。

剣はツナの急所だけを外し突き刺される。一撃で屠ってしまってはつまらないと言わんばかり苦痛を与えゆっくりツナの肉にくい込む。

そして傷口は発火する。魔女を焼いた炎がツナの身を蝕んでいく。

 

「がぁぁぁぁ」

 

どうにかしなければ、このままでは焼け死んでしまう。

動いてくれ、死ぬ気の炎でこの炎と相殺させて脱出する。そうしないとこのままでは本当に...

 

生き延びてどうする?

 

(!)

 

運良くこの場を切り抜けられたとして、何ができると言うんだ?

わかっただろう、竜の魔女と自分とでは圧倒的な差がある。

勝てると思っているのか?今まで勝てた様にこの場で奇跡的な逆転ができるというのか?

戦えば戦うほど痛感する。

自分は遊ばれているのだと、自分でわかっているんだろうこいつには勝てない

 

「絶望しているの?いい表情ね」

 

「なんだと」

 

「見せつけられた力の差、どうしようもない現実。逃げたいでしょ?仕方ないわよ子供だもん。いいわその行い私が許しましょう、死に脅え逃げ惑うがいいわ、ただしこのワイバーンの大群から生き延びられればね」

「!?」

 

いつの間にか自分の頭上をワイバーンの群れが跋扈している。

ワイバーンの影で陽光は遮られ光は消え去った。

そんななか竜の魔女は微笑み期待する。自分に愚かにも挑んだ無力な勇者が身の程を知り心が折れ無様に逃げ去る背中、その時は味わえよう甘美な愉悦と一時の快楽を。

 

「ふっ」

 

「ん?」

 

「来ないのか?」

 

「貴方、まさか」

 

「こないならこっちから行かせてもらうぞ」

 

「そう、愚かな選択をしましたね」

 

ツナは炎を込めワイバーンの群れに飛び出そうとする。

竜の魔女は呆れたように呟いた。

どこまでいってもいい子なのね呆れるほどの偽善には虫唾が走る。

相手にするだけ無駄だったか。

竜の魔女にとっては癪だが、最後だ望み通りにしてあげることに決めた。

 

「終わりの時間よ我がしもべ共、肉を引き裂き血を飲み干せ。骨も残さず食らいつくしなさい。愚かな愚行が身を亡ぼす。この国に教えて差し上げましょう。救いはないと、救いの可能性奇跡は貴方たちが手放したのだから」

 

竜の魔女は高らかに宣言するこれからの虐殺を、これから自分がこの国に何をするのか、あぁ顔がゆがむ。微笑む口を押さえられない。

 

(ごめん、俺には)

 

そんな彼女にツナはもう突っかからない。

止めることはできなかった。

勝てなかった、彼女は強すぎる。そして自分は弱すぎる。

結局自分はダメツナなんだ。期待されても応えられず、呆気なく

 

「縮こまってんじゃねぇ!」

 

突如自分の耳元に怒鳴り声が聞こえてきた。

よく聞き覚えのある声だ。自分がくじけそうなとき心が折れてしまいそうなとき、弱気になった心に活を入れてくれた赤ん坊の声だ。

 

「情けねぇ顔してんじゃねぇ」

 

「リボーン俺は」

「泣き言言ってる場合か、お前がやらねぇで誰が皆を助けんだ」

 

「わかっている。わかっているんだ、けど俺はあいつの勝てない」

 

「あぁ、見てた。確かにあいつは強い、やっぱサーヴァントは規格外だな。けどな諦めて死のうとするなんて俺の生徒ならそんなつまんない選択すんな、それをやるってんなら許さねぇぞ」

 

「なら、ならどうすればいいんだ!俺はどうすれば、リボーン俺の家庭教師(かてきょー)なら教えてくれ俺は、俺は」

 

「ツナ」

 

「なんだ」

 

「あいつは許せねぇか」

 

「うん」

 

「ママンや皆を救いたいか」

 

「助けたい、俺はもう一度皆に会いたい」

 

「藤丸やマシュはどうなんだ」

 

「いい人達だ。すごく強いし守ってあげたい」

 

「そっか、ならツナ逃げるぞ」

 

「え」

 

「この場から死ぬ気で逃げ切れ」

 

「リボーン、お前はいつも逃げようとする俺を怒るのに」

 

「そりゃ、いつものやつはお前はただ嫌な事から逃げてるからな。でも俺は勝つために逃げるならそれを咎めねぇ。ツナ今は勝てなくていい、だが絶対勝つぞ。勝ってこの特異点を修復するんだ」

 

 

 

 

〜side地上〜

 

ツナと竜の魔女の戦いを地上から見ていた三人、3人ともに空中での戦いはどうやっても割り込むことが出来ずに指をくわえて見てることしか出来ない。

彼らの戦いはとても激しく元々一般人であまり戦い慣れをしていない藤丸は目で追いかけるのもやっとなくらいだ。

藤丸とマシュ、この2人は上で行われている空中戦に目をうばられたかのように見入ってしまい、周りに対する注意が散漫にるぐらい見ていた。

 

だが、ここは戦場だ。初めての人はその鮮烈さに呆気を取られるが敵も同じとは限らない。

 

「皆さん注意してください!!既に囲まれてます!?」

 

「「!?」」

 

ジャンヌは周りの強い殺気の籠った視線に気が付き2人に警戒を促す。

呆気に取られていた二人だが、ジャンヌの慌てて自分達の状況に意識を向ける。

 

「マシュ!藤丸くん気をつけろ!?サーヴァントだ!!」

 

地面から草を覆い隠す量の杭がとてつもないスピードで迫ってきたのに気がついたジャンヌは藤丸とマシュを押し飛ばし自分も一緒に悔いから逃れた。

 

「ジャンヌさん!?」

 

「気を抜かないでください。まだです!」

 

まるでねずみ捕りのように地面に設置されたメイデンがジャンヌを食らうのを今か今かと待つ口のように広がっていた。

恐ろしいことにメイデンの尖っている棘から垂れる赤い液体がまるでヨダレのようで恐怖をさらに引き立たす。

 

「く!」

 

ジャンヌはギリギリのところで旗をうまく使って着地点をずらした。

 

「おそいわ...よ!」

 

だがまだサーヴァントがいたのだ。違うサーヴァントがジャンヌを思いっきり蹴りあげた。

 

「がぁ!?」

 

「嘘...だろ。」

 

マシュと藤丸の方にもサーヴァントが回り込んでいる。

 

「先輩!危ない!!」

 

「マシュ!?」

 

振り下ろされるレイピアにマシュは盾でガードする。

 

「上にばかり注意をしていていいのか。」

 

「先輩、また来ます!」

 

マシュは藤丸を抱えて空に飛び上がり、伸びてくる杭から逃れるが他数を相手に手を塞ぎながら飛び上がるなんて愚の骨頂である。

マシュの武器である盾を上手く使うための手は藤丸で塞がり片手だけでは守りが甘くなってしまった。

レイピアを携えたサーヴァントが空中から鋭い突きがマシュを地面にたたき落とした。

 

「あぅ」

 

「っ、大丈夫マシュ」

 

「はい、私は大丈夫です」

 

「お二人とも、大丈夫ですか?大丈夫ならすぐに立ち上がってマシュ!

 

「はい」

 

「もし、万が一の場合はマスターの藤丸を逃がします」

 

「わかりました」

 

それがサーヴァントのやるべきこと、マスターを守り抜くのは今自分がしないといけないことだ。

例えそれが自分がここで死んでしまうとしても、サーヴァントは兵器だ。手段の為の武器でありマスターを守るための盾となる。

マシュもその覚悟はできている。

できているのだが

 

「はぁはぁ」

 

私は守り切れるのか、この状況から守れるのか彼を私ごときの命一つで足りない足りなすぎる。

無力な少女は思った。私はただ英霊の力にあやかっているだけだ。私自身はただの

そんな時空を切り裂く音がする。

なんの音?ワイバーンの羽ばたく音にしては違和感がある。これは何か落ちて

それは突如目の前に落ちてきた。私たちの心の支えを潰す様に

 

「ツナさん!?」

 

「ツナァァ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは私が愛した国、私が愛した民は今下を向いている。地面に何か面白い物があるの?と聞いてみたら首を横に振っていた。今度はなら何で貴方は下を向くのと聞いてみた。

怖いから、不安だからと返された。

震えていた。泣きそうなのをぐっとこらえてこの子は生きているのがわかった。

泣かないの、そんな顔をしていたら幸せが逃げてしまうわよ。

いい、幸せを信じなさい。自分は助かるというのをずっと思っておきなさい。

もしそれでも恐いなら、そうねとっておきのおまじないの言葉を教えましょう!

悲しいときや寂しいときその言葉を言ってみてきっと明るくなるわ!

さぁ、下を向かないで前を見て生きるの。私も頑張るわ貴方が楽しいと思えるように

 

 

民が悲しんでいる国は決していい国ではない。

竜の魔女貴女がこの国に混沌をもたらすのなら、私はこの国の祝福を願おう。

 

フランス万歳!(ヴィヴ・ラ・フランス)

 

今こそこの国に祝福を、そしてどうか永遠なれ

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