ハイスクールD×D~創剣製を使う者~   作:神月零

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プロローグ

1

漆黒の髪に赤い瞳をした少年如月秋斗(きさらぎあきと)は駒王町に来ていた。秋斗はフリーの魔術師であるためどこにも所属していない。だがとある悪魔と仮契約を結んでいる。仮契約であるのには理由がある。お互いにまだ未熟であったためである。

駒王町に来たのはただの気まぐれであるが駒王町には秋斗との仮契約者ソーナ・シトリーに合う為でもあった。

 

「マスター、おかわりお願いします」

 

「あ、僕も!」

 

「すいません、マスター。私もおかわりをお願いします」

 

秋斗は駒王町に豪邸を建てた。正確には転移させただけなのだが・・・。金髪の少女が二人ピンク色の髪をした女装をした男が1人いた。彼女らはとある組織と協力して完成させた聖杯により召喚した英霊。聖杯のシステムに干渉できるのは秋斗だけである。今ではとある組織の技術力が無くとも聖杯を創れる。聖杯には願望器という機能を省いてある。ただの英霊を召喚と令呪のみの機能。金髪でエメラルド色の瞳をした少女はクラスは剣士(セイバー)、真名アルトリア・ペンドラゴン。もう1人の金髪の少女はクラスは裁定者(ルーラー)、真名ジャンヌ・ダルク。女装した男の娘はクラスは騎兵(ライダー)真名はアストルフォ。

クラスで呼びあっている。秋斗の持つ魔法力は膨大で英霊の3騎が同時に真名解放を行っても余裕がある。

アルトリアは霊体化ができないが残りの二人は霊体化ができる。

本来英霊は食事を必要としないのだが三人は食べている。秋斗が三人の分を作っている為である。秋斗のお金は稼いだ分が結構たまっているので問題はないのである。

 

「はいよ」

 

三人におかわりを要求されたので立ち上がりご飯を盛り付けた。三人に渡した。ジャンヌはこの中でも控えめな方であるがそれでも秋斗が作ったご飯が美味しいせいかおかわりをする。アルトリアは多く食べる。出せば出すだけ食べてしまいかねない。

 

『ありがとう(ございます)』

 

三人は声を揃えて言った。秋斗も食事を再開した。

 

2

駒王学園の生徒会室に秋斗は来ていた。ソーナには連絡している為問題はない。秋斗はアルトリアを隣につれている。アストルフォとジャンヌは家で留守番をして貰っている。

ノックしていった。

 

「魔術師如月秋斗」

 

「どうぞ」

 

黒い髪の短髪に眼鏡をかけた美少女ソーナ・シトリー。この学園では支取蒼那(しとりそうな)と名乗っている。

 

「久しぶりですね。秋斗さん、セイバーさん」

 

「ああ、久しぶりだねソーナ」

 

ソーナと秋斗は親しげに言った。魔術師と悪魔としての信頼関係は良好である。

 

「それでどう言った要件ですか?」

 

「契約を本格的に結びたいと考えている。その為に来たのとこれからこの学園に通う許可をね」

 

「え?」

 

驚いた表情で固まっていた。紅茶を飲もうとてを伸ばした手も止まっていた。

 

「ルーラーが通えと言ってきたからな。あと師匠も」

 

「ルーラー?直接面識はありませんがサーヴァントですか?」

 

「ああ、結構有名な」

 

ソーナはルーラーという言葉に首を傾げていた。真名はさすがに教えていない。

 

「転入ってことでよろしいですか?」

 

「ああ、セイバーも頼めるか?」

 

「わかりました。契約でしたね。本契約でよろしいですか?」

 

秋斗はセイバーの転入も申し出た。ソーナは若干驚いたが頷いた。そして確認するように聞いた。

 

「ああ、もう少し後でも構わないけど」

 

「・・・遅くても来年あたりにルーティングゲームが正式できると思います。その様子を見て判断してください」

 

ソーナと秋斗の実力は圧倒的に秋斗が強い。秋斗は恐らく魔王クラスの力を有しているのである。ソーナは本契約は自身の力を見てから決めて欲しかった。

 

「ハハ、相変わらずだな。いいよ。待っててあげる。君はあった頃とあまり変わらないなそういうところ。・・・ああ、そうだ。もう1人純血悪魔がいたな?」

 

「ええ、私の親友リアス・グレモリーがいますよ」

 

秋斗は笑いながら頷いて了承すると思い出したかのように言った。リアス・グレモリー。ソーナと同い年でソーナと同じく四大魔王の妹。

ソーナも頷いて答えた。

 

「その人にも一応話しといてくれ。転入後に挨拶には行くが、一応な」

 

「わかりました」

 

ソーナはもとからそのつもりだった。アルトリアはあえて口を挟まず見ていた。

 

「セイバー・・・お菓子食べていいんだぞ?」

 

「な!?マスター!?私をなんだと思ってるんですか!?」

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