FGOの岡田以蔵と宮本武蔵が斬り合いをする話です。
それ以上でもそれ以下でもありません。

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狂犬、花をも喰らう

岡田以蔵に宮本武蔵の存在が知られたのは、彼がカルデアに来てから2週間ほどたってからだった。

そのころにはある程度の信頼関係(少なくともまったく相手にされていなかった召喚時よりは)築いていたため、クエストの後に二人でお茶をしていた際、うっかりと武蔵の話をしてしまったのだ。

そこから先は早いものだ。憧れの無頼漢、最強の剣士がここにいると知った以蔵は興奮も冷めやらぬまま、武蔵を探すべくカルデア中を探し回った。そして止めようとする藤丸を振り切り、ついには見つけることがかなったのだ。

ところで藤丸立香、もといカルデアの面々が以蔵に武蔵の存在を秘していたのは、何も伊達や酔狂からでも、ましてや意地悪の類でもない。

彼が『ここ』の武蔵を見てしまった場合、強いショックを受けるであろうことがわかりきっていたからである。

「は…?」

果たして、岡田以蔵は、食堂でだらしのない顔でうどんを啜る宮本武蔵と相対することとなったのだ。

「なんじゃあ、おまん?おまんみたいな女子が、あの宮本武蔵じゃと?」

目の前に現れた男が呆然とつぶやいた言葉に、武蔵は啜るのをやめて言葉を返す。

「ん?そだよ。何を隠そう私が宮本武蔵なのです」

そういって、彼の風貌を上から下に眺めた後「君は…」と言葉を続けようとしたが、それは彼の哄笑によって遮られることになった。

「わはははははははっ!おまんが宮本武蔵じゃと!?ご立派に両脇に刀2本ずつさしちょるようじゃが、馬鹿にすんのも大概もせえよ!!

宮本武蔵は男ちゃ!おまんみたいな細腕の女が剣を振るえるわけやせん」

手を振りながら、面白い冗談をきいたという風に以蔵は笑い声をあげる。

それによって目の前の女性の眦が吊り上っていることに気付くこともない。

「ふ~ん。なんかそういう対応もここに来てから随分久しぶりだけど…それなら、試してみます?」

「あぁ?」

「私が本当の宮本武蔵かどうか。私が本物だったら『たかが人斬り風情に』負けるわけがないものね?」

澄ました顔でそううそぶく武蔵の言葉は、明白な宣戦布告であった。

元来、人に馬鹿にされることには耐えられない気質の以蔵である。彼はその言葉にすうと笑いを消し、刃物のように鋭い殺気とともに武蔵を睨みつけた。

「おんな…吐いた言葉は戻せんぞ」

「上等じゃない」

一触即発。

二人の間にピリピリとした殺気が漂ったとき、以蔵に撒かれた藤丸が慌てて食堂に飛び込んできた。

「まったまったまったまった!!」

入って即座に状況を理解した藤丸は、あわてて二人の仲裁に入ろうとする。

「あら、マスター。私たち今から果し合いをするから」

だが、宮本武蔵の軽い言葉に、もう手遅れだと悟った少年は諦めたように息をはいて、その部屋のある方向へ指をさしたのだった。

「決闘はシミュレーションルームで!」

 

 

そうして、二人はシミュレーションルームにて、二人きりで向かい合うことになった。3メートルほどの間をとりつつ、二人は刀を抜いて睨み合う。

武蔵が両の手に刀を持ち、ぶらんと下げているのに対し、以蔵は片方の手に刀を、もう片方の手に脇差を持ち、前傾姿勢をとっている。それぞれ違う構え方だったが、お互い体の力が抜けているという点は同じだった。

「そんじゃ、始めますか」

あくまで軽い口調の武蔵に対して、以蔵は殺気をむき出しのまま睨みつける。

「実際のう、おまんが武蔵かどうかはもうどうでもいいんちゃ」

「あれ、そうなの?」

「ああ。だがのう、おまんは儂を馬鹿にした。じゃき、儂はおまんを斬らんと気が済まんのじゃ!」

叫びながら、以蔵は武蔵へと切りかかる。

すがすがしいほどの不意打ち。

殺せればいいとばかりに会話の最中に見舞う、二本の剣による大上段。

まっとうな武士ならば卑怯千万とののしられてもおかしくない、相手の虚をつく渾身の一撃だ。

しかしそれを彼女は、

「う~ん、いいじゃない。そう来なくちゃ」

しかし以蔵が降った二本の刀を、彼女はあろうことか腕一本、刀一本で受け止めたのだった。

「な!?」

驚きは以蔵のものだ。無理もないだろう、大の男が渾身の力で振り下ろしたそれを、目の前の細腕の女性は、笑みを浮かべたまま片腕で受け止めたのだから。

だが、この場においては一瞬の驚きがそのまま命取りになる。

武蔵は以蔵の刀を受け止めたまま、彼のその無防備な腹へと蹴りをお見舞いした。

腹を大砲で打ち抜かれたような衝撃とともに、以蔵はいともたやすく後方へと吹き飛ぶ。

「づう…!」

このままではまずいと、以蔵は吹き飛びながらも態勢を立て直す。片腕と足で地面にブレーキを掛けながら、相手に向き直る。

「上等じゃ!」

怒号一閃。今の差し合いで一切の侮りが許されないと思い知った以蔵は、今度は低姿勢で這うようにして武蔵へと突撃する。

そのような姿勢で飛び込んでくれば、必然武蔵も相手の動きに合わせるように刀を振り下ろす。だが、その一手こそが以蔵の狙いだった。

相手の振り下ろされる刃に合わせるように、以蔵はさらに態勢を低くして前転。武蔵の刀をすれすれのところで回避する。

そして相手の無防備の懐に潜り込んだ以蔵は、回転の勢いを利用し、そのまま脇腹へと切りこんだ。

(もろた!)

ほとんど断定に近いレベルで勝利を確信した以蔵であったが、その刀は宙を斬る。

以蔵が自分の刀を前転で躱した瞬間、そこまですでに読んでいた武蔵は自身の左足を軸にしてその場でくるりと反転して、以蔵の刃をこともなく避けたのだった。

(なんじゃと!)

結果、完全に大きく空振りをした以蔵は、無防備な後ろ姿を武蔵にさらしてしまう。そしてもちろんそれを見過ごす武蔵ではない。

武蔵は前傾で倒れていく以蔵に合わせるように大きく前へ踏み込み、その心臓へとめがけて刺突。

「づ…おおおおっ!」

背後から明確に刺さる死の予感に、以蔵は本能のままに態勢を顧みず無理やり後ろを振り向く。

無理のある姿勢に体がぎしぎしと悲鳴を上げるがその痛みを無視し、相手の刺突を剣の腹で受け止めた。

「ぐう…」

辛うじて刺されずにはすんだが、刀に伝わる衝撃とアンバランスな態勢に、たまらず以蔵は後ろへと倒れこむ。

なんどか後ろへ転がりながら、再び態勢を立て直す。

「こん、ばけもんが…」

たまらず呻く。立膝の姿勢で大きく息をする以蔵に対して、あくまで武蔵は仁王立ち、息一つ乱した様子はないのだ。

両者の実力差は明白といえた。だが、だからといってしりぞく以蔵ではない。

何より、自分は先ほどから彼女に侮られている。ならばその顔をゆがませるまで、退くことなんて出来はしないのだ。

「儂は、剣の天才じゃあ!」

自身を鼓舞するように言葉を吐き、三度以蔵は武蔵へと跳びかかっていく。

そこからは、おおよそ一方的な斬り結びであった。

牙をむき出して渾身の力を振るって斬り込んでいく以蔵に対して、武蔵はあくまで余裕を崩さず、いっそ退屈な表情さえ滲ませながら以蔵の剣をさばき、返していく。

終始そのような有様であったため、少しずつ以蔵の体には斬り傷が増えていく。いまだに致命の一撃こそもらってはいないが、それでもそのダメージは蓄積していく。

やがて、以蔵は斬られた場所がないほどに、体中から血を流していた。

「ぐう…」

武蔵の上段を真っ向から受け止め、以蔵は再び後ろへ吹き飛ぶ。

ぜぇ、ぜぇ、と犬のように喘ぐ以蔵を、武蔵はどこか冷めた目で見ていた。

はっきり言って、このとき既に武蔵は以蔵のことを見限っていた。

確かに剣の才能はある。いまだ実力の差はあるが、鍛練を積み続ければいずれ武蔵を脅かす力を手に入れるかもしれない。だが、武蔵にはその未来が訪れることはないとわかりきっていた。

それは実力云々の話ではない。何より精神の話である。

武蔵をはじめとした剣客たち、剣の鬼とも言える羅刹どもの願いは常に一つ、ただ自分が強くありたいという事だけである。

それに対して、以蔵の気持ちは人に認められたいという承認欲求からきている。

自分はだれよりも強いと自惚れて(しんじて)いる。だから斬る。

自分を馬鹿にする者はだれ一人として許せない。だから斬る。

欲求を他人にゆだねている時点で、ただ自身にのみ欲求が向いている羅刹には遠く及ばないのだ。

「ねえ、もうやめにしない?わかったでしょう、貴方が求めているものは、私からは引き出せないわ」

それは、武蔵なりの慈悲であった。

これがただの流浪人であれば一刀のもとに切り捨てるのみだ。だが、この男はマスターの大切なサーヴァントの一騎である。ならば無碍にするわけにもいかないのだ。

しかしその武蔵からの提案を以蔵は

「じゃかしいわ」

血反吐とともに吐き出した。

膝立ちだった以蔵が、ゆらりと立ち上がる。その頼りないさまは幽鬼の様でもあったが、両の眼だけは爛々と光っている。

「おまん、何か勘違いしちょらんか?自分がもう勝ったとおもっとるんじゃなか?」

呼吸は荒い。

上体は安定しない。

足はたたらを踏んでいる。

だが、以蔵はそれがどうしたとばかりに斬り伏せる。

その姿を見て、武蔵は覚悟を決めなおした。この男は自分が死なない限り止まることはない。

何がその原動力となっているかはわからないが、ならばその首をはねるまでだ。

チャキリと刀を鳴らして態勢を立て直した武蔵を見て、以蔵はにやりと凶悪な笑みを浮かべる。

「上等じゃあっ!!」

獣のごとく疾走する。

武蔵は迫りくる狂犬をただまっすぐに見据える。

今までの斬り結びで、お互いの力量は把握している。

ならば、以蔵が避けられない一撃をもって、切り捨てるのみだ。

「っっっっっしゃあ!!!」

以蔵の捨身覚悟と思しき一撃。それに合わせて、武蔵は絶対不可避のカウンターを振りぬく。

 

しかし――、

 

「なっ!?」

驚きは以蔵ではなく武蔵のものだ。これまで図った力量に合わせて振りぬくカウンター。確勝の一撃は、しかし、以蔵の脇差によって防がれていたのだ。

「ちゃあぁ!!」

驚く武蔵に、以蔵は容赦のない大上段。

武蔵はそれを辛うじて躱しながら、追って以蔵の胸元めがけた突きを見舞う。

しかしそれも予想の範疇とばかりに、以蔵は体を横にそらしてすんでのところで躱す。

そうして武蔵の驚愕とともに、続く剣劇は数十合。

もはや疑うまでもない。このわずかな斬り結びの間に、以蔵は大きく成長している。

(――いや、違う)

正確に言うならば、以蔵は武蔵の剣を学習しているのだ――!

 

武蔵が胸元にめがけて袈裟切りを見舞う。

「それは見た」

以蔵は体をスウェーして躱す。

 

武蔵が返す刀で横に剣を振るう。

「それは覚えた」

以蔵は横に跳びしのぐ。

 

おって、武蔵は両の剣で大上段。

「それはもう返せるぞ!」

相手に合わせた以蔵の剣戟。

ガキンと小気味の良い音が鳴り響く。それは紛れもなく、両者の力が拮抗した証だった。

以蔵と武蔵が、その衝撃にお互い2,3歩退く。

「くっ」

武蔵の悔しげな表情に、以蔵は歓喜に震える。

自分は今、あの伝説の宮本武蔵に追いつかんとしているのだ。

それが以蔵にはたまらなく嬉しかった。

「…やるじゃない、」

武蔵は刀を2,3度その場で振るって腕の筋肉をほぐすと、ふうと息を吐いた。そして、以蔵をしっかりと見据える。

そのあまりに研ぎ澄まされた視線、今までとはまるで比べ物にならない殺気に、以蔵はようやく武蔵を本気にさせたと理解した。

「はっ、上等じゃあ」

以蔵も改めて刀を構えなおす。

そのままお互い動くことなく睨みあう。

お互いこれ以上交わす言葉はない。すでに十分に刀で語り合った後だ。

二人の無言の牽制、間合いの奪い合いの中で、先に斬り込んできたのは武蔵のほうだった。

神速の踏み込みから振るわれる、激殺の一撃。だが既知の範疇である。

まっすぐ自分の顔に飛んできた一撃を、以蔵は必要最低限の動きのみで躱し切る。

「っな!?」

だというのに、自身の頬は薄皮一枚裂かれていた。

たかが薄皮一枚だ。だが、以蔵は確かな確信とともに避けていたはずなのだ。この女を前に油断をするわけもない。

ならばこれはどういう事だ。

以蔵の困惑をよそに、武蔵は次々と斬り込んでくる。

以蔵は瞬時にそのすべてを今までの動きからシミュレーションし、捌く。なのに、防ぎきれない。

薄皮一枚、わずか数ミリほどの誤差が必ず付いて回る。

武蔵が本気になったことで速さについていけなくなった?

否、その程度の誤差は織り込み済みである。

以蔵が血を流しすぎたせいで体が追いつかなくなった?

否、血液不足を補う程の体の滾りが、今以蔵を突き動かしている。

だとすれば結論はたった一つだ。

(読み切れんくなっとるじゃと!このわしが!?)

そう、以蔵には元々他者の剣技・技術を一度見ただけで盗むという特筆すべき力がある。

だが、今武蔵が振るっているのは剣技にして剣技に非ず。

修羅の道を進んだ者のみがたどり着く無二の剣。

武蔵はその眼で、唯一絶対の道筋を観測(み)ているのだ。

ならば幾ら小手先を真似たとて、以蔵に理解が及ぶわけがない。

武蔵が以蔵の両の手を左手一本でかちあげる。

完全に無防備な態勢に、武蔵の右手の刀が以蔵の腹を貫く。

「ん、ぐうううぅぅぅ」

深々と自身の腹に突き刺さった刀を、しかし以蔵は抜くことなく両の手で握りしめた。

腹部と口元、さらに刀を握りしめた両手から多量の血を流しながら、以蔵は構わず武蔵に頭突きを食らわせる。

「くっ」

これはさすがに予想外だったのか、武蔵は右手の刀から手を放して何歩か退く。

その間に以蔵は自身の腹に刺さった刀を引き抜き、武蔵の剣を無造作に放り投げる。

「ぶふっ、わははははははっ!!」

勿論、栓を失った腹の孔からは大量の血が噴き出すのだが、以蔵はそれに構うことなく大声で笑う。

「楽しかあっ!そうじゃ!わしは最強なんじゃのうて、最強になるんじゃ!!」

それは生前の以蔵からは決して出てこない言葉であった。

虚栄心でもなければ、卑屈になったわけでもない。ただありのままに今の自分を観て、それを超えることを何よりの喜びとする。

それはつまり、自身の内にのみ喜びを見出す剣の修羅。

「……ふふっ」

それを見て、思わず武蔵も笑いをもらす。

目の前の男は死に体だ。だが、彼にこたえるためには、自身のすべてを見せなければならないと思ったのだ。

「――南無。天満大、自在天神」

武蔵は斬りあいの最中だというのに、刀をおさめ、体の力を抜いて目を閉じる。

「馬頭観音、憤怒を以て諸悪を断つ」

詠唱とともに、自身の内へとひた潜る。そうそれこそが二天一流の最奥。

すなわち――

「この一刀こそが我が空道、わが生涯。伊舎那大天象!」

武蔵の言葉とともに、背後にそれが顕れる。

「…なんじゃあ、そりゃあ」

以蔵はそれを見て、思わず呆然と声を漏らす。

武蔵の背後に顕れたのは、宮本武蔵という剣鬼、その羅刹の象徴ともいえる巨大な阿修羅像であった。

「っは。そんでかいもんでわしを斬ろうってか。上等じゃ」

もはや勝負がどうという次元ではない。すでに満身創痍の以蔵に対して、5メートルに届こうかという巨大な阿修羅像である。

だがそれでも以蔵はぼろぼろの剣を握り、ただまっすぐに構える。

その姿を見て、武蔵も満足そうに笑みを深める。

「お覚悟、以蔵殿」

「チェストおおおおおおおおおおお!!!!!」

以蔵は雄叫びとともに、ただ力の限りに刀を振るう。

合わせて、武蔵の背後の阿修羅像が訣別の一撃を見舞う。

ここに、二人の死合いは決着した。

 

 

そして、以蔵は眼を覚ました。

自身がどうやらベットに寝かされていると知覚した以蔵は周囲を見渡すと、ベットの傍で本を読んでいる藤丸の姿が目に入った。

続いて、どうやらここが藤丸のマイルームで、自分は彼のベットに寝ているらしいと理解した。

「マスター…」

以蔵がそうつぶやくと、藤丸は読んでいた本から目をあげ、以蔵を見る。

「お、目が覚めた。覚えてる?」

「んー、わしは死んだんか」

「いや、最後の一撃はぎりぎりのところで逸らしてくれたんだって。それでも余波で以蔵さんは吹き飛んだし、霊器が消失する一歩手前だったらしいけどね」

「ほうか…」

以蔵は手を天井に向けて、自身の手のひらを天井の明かりに透かして見る。

「どうだった?」

「そうじゃなあ…」

藤丸の問いに、以蔵はしみじみと答える。

「まっこと…まっこと強く、美しかったぜよ」

広げた手のひらをぎゅうと握りしめる。

脳裏に浮かぶは、天元の花。

自分の目指すべき、剣の頂。

ふっと脱力して、以蔵は自身の額に手を当てる。

「のう、マスター」

「ん?」

「儂は、強くなるぜよ。もっともっと…強くなるぜよ」

「そっか」

藤丸の言葉はそっけないものだ。

しかし、それでも以蔵には十分な返答であった。

 



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