ーリンドウ視点ー
リンドウ「今日は、天気がいいな~」
俺は、窓から外の天気を見て、こんなことを言った。実際に晴れているし、むしろ天気が良すぎて暑くなりそうだ。こんな時は、
リンドウ「のんびりと昼寝だな。」
咲夜「昼寝は門番だけで十分よ。」
そういったのは、後ろにいたメイドだった。
リンドウ「いつの間に後ろに立っていたんだ。メイドさん?」
咲夜「いえいえ、タネのない手品のようなものですから気づかないのが普通ですよ。」
そういいながら、一緒に廊下を歩いている。
リンドウ「ところで・・・なんで一緒に歩いてくるんだ?」
咲夜「あなたは、パチュリー様がいろいろ実験したいからここに住んでいるわけなのだけど、私たちはあなたをよく知らないわ。だから、私が一応この目でいろいろ観察しておきたいと思って。」
リンドウ「要するに保護観察中ってことか。」
咲夜「そのように捉えても構わないわ。」
リンドウ「・・・」
つまりは今、いろいろとこっちの人々に見られている以上、下手な行動はしない方がいいな。変に捉えられて攻撃されるとかたまったもんじゃない。
リンドウ「わかった。おとなしく見られることにすることにしよう。だけどその前に、だ。」
咲夜「?」
リンドウ「俺に、この館のみんなのこと・・・特に名前とかを教えてくれ。」
咲夜「まだ覚えてなかったんですね・・・まあ、まだ日付があまり経っていないので仕方ないですが。先に私の名前を教えて置いておきます。私は、十六夜咲夜。この屋敷でメイド長をやっています。」
リンドウ「・・・よろしく咲夜。一応俺からも自己紹介すると、名前は、林 入道だ。ちなみに呼ぶときはリンドウって呼んでくれ。」
咲夜「ちなみになぜ、本名以外で呼ばれたいのですか?」
リンドウ「・・・こっちの方が慣れているからだな。とにかくよろしくな。」
そういいながら、館の中を咲夜と一緒に、まわっていった
~少女と青年移動中~
俺は、しばらく館を案内され、門番の美鈴、館の主のレミリア、図書室にいる魔法使いのパチュリー、その使い魔の小悪魔を紹介され、こちらも自己紹介した。
そうして紹介が終わった後、俺と咲夜は廊下を歩いていた。
リンドウ「いやー、それにしてもこの館は広いな。」
咲夜「そうですね。この館は、お嬢様が外の世界から幻想入りする際に持ってきたそうですが、その時は今よりも大きかったそうです。」
リンドウ「今よりもか!今ですら、60人はふつーに暮らせるぞ。」
咲夜「どうやら、数年前にいろいろあったそうで、大きさ的に小さくした方が都合がよかったそうです。」
リンドウ「へー・・・」
そんな会話をしながら、それでは私は忙しいので失礼します、といって咲夜は姿を消した。
リンドウ「どうやって消えているんだ・・・?」
レミリア「それは、咲夜の能力が「時間を操る程度の能力」だからよ。」
リンドウ「説明ありがとう。お嬢さん。」
レミリア「もしかして、子ども扱いしてる?」
リンドウ「してない、してないから。」
レミリア「・・・まあいいわ。明日、同じ時間にこの部屋に来てくれるかしら。」
リンドウ「なんでだ?」
レミリア「少し話したいことがあるのよ。パチェがなんか言っても私がお願いしたって言えば何とかなるから来てね。」
リンドウ「ああ。わかったよ。明日この時間に来ればいいんだな。」
レミリア「ええ。じゃあよろしくね。」
そういって。レミリアはふらふらとどこかへ行った。
リンドウ「さて、確かこの時間は、パチュリーに呼ばれていたな。さて何をするんだか。」
そういって図書室に向かった。
~移動中~
パチュリー「遅い!。予定より十分遅い!」
リンドウ「悪い悪い。さて何をやるんだ?」
パチュリー「今からいろいろ質問しようと思ったけど、遅れてきたからやっぱり変更して耐久実験に変えるわ。」
リンドウ「耐久って・・・直接攻撃とか、精神汚染とかそんなものをやるのか?」
パチュリー「私はそんなことはしないわよ。今からやるのわ・・・」
そういって懐から羽と、頑丈そうな鎖を取り出し・・・
パチュリー「こぁ!」
小悪魔「ごめんなさい、リンドウさん。」
パチュリーと協力して、俺を図書館の柱に拘束した。
リンドウ「どうするつもりだ・・・」
パチュリー「これは実験よ。だから耐えなさい。」
そういって、小悪魔と二人で羽を使って、腋、足の裏、膝などいろんなとこをくすぐり始めた。
リンドウ「・・・っく・・っく・ううう・・・」
パチュリー「結構耐えるわね・・・じゃあがんばってくすぐるわよ。こぁ」
小悪魔「ごめんなさい、リンドウさん。がんばって耐えてください・・・」
その日、紅魔館周辺では、奇妙な笑い声が響いたという。