どーも初めてのフロムゲーたるアーマードコア6にドハマりし、コーラル漬になってしまっていた作者です。
なので・・・今回は3000字前後となっており、尚且つ此れにて聖剣編は終了となります。
もうちょっとこうしたら良かったなぁ~・・・とか思いますが、未熟な自分が憎らしい。
という訳で、最近のアンケートでワンサマー殿との和解はなしとなりました。
そんな彼でも色々な思惑がありながらも英国を救おうとしたので・・・
窓から差し込む月光だけが頼りの薄暗い部屋。
一見して室内には豪華な調度品や家具が置かれているのだが、酷く陰湿で重い空気が部屋中に立ち込めている。
「―――――俺は・・・俺は、何も間違ってない・・・・・!」
そんな陰気が漂う部屋の主たる
現在、彼は英国政府上層部が用意したホテルにおいて
軟禁の理由としては、英国領空内の其の更に上の宇宙空間で行われた極秘作戦において、作戦司令本部からの通達命令を受ける事無く独断専行で標的へ接近し、攻撃行動に移行した事が上げられる。
共に作戦行動を任ぜられていた同部隊員の諫言を無視して行われた此の独断専行による攻撃により、標的からの凄まじいミサイルでの反撃を受けた事はおろか、突出した彼を庇った隊員が損害を受けた。
更に標的からの熱戦兵器による反抗攻撃で、其の突出した其の彼までもが一時的ではあるものの行方不明となる失態をしでかしてしまったのだ。
其れでも何とか其処から彼等は奇跡的とも云える
更に作戦司令本部に潜んでいた
ところがどっこい―――
―――――「でも・・・でも、あの時は
作戦終了後、宇宙空間から英国への帰還した際、少年は作戦指揮へ携わっていた姉に対して上記の様な
素直に謝ってポーズでも良いから反省の態度を示していれば、幾分でも良かったのだろうが・・・いらぬ波風で煽ったせいで、スパーンとビンタからの軟禁部屋へドーンだ。
・・・けれどもだ。
自分の言い分を聞いてくれる訳でもなく、自分を諭す事を言ってくれる訳でもなく、ゴミをゴミ箱へ捨てるが如く、出入り口に守衛が居るホテルへカンヅメ。
反省の為とは言え、帰国のまでの間、外界との接触を断たれたハイティーンの少年は自分の此の扱いに納得がいってなかった。
逆にあんなにも
「なんで、俺がこんな目に!?」と。
「みんなを
「こんなの理不尽だ!!」と。
此の現状は、自分が何をやったのか
そんな膨らんだ不満を発散する様に彼は身の回りにあった調度品へ憤りの感情をぶつけたのだが、代わりに生産されたのはボゥッとした虚無感のみ。
「くそッ・・・クソ、クソッ!
どうしてッ、なんで・・・俺が!?
俺はみんなを、みんなを守ったのに・・・なんでッ、なんで!!?」
幾度も幾度も、何度も何度も血色の悪い唇から紡がれる疑問符。されど其れに応える声はない。
いつも金魚の糞の如く少年について回っているポニーテール武士娘やツインテール中華娘は此処にはいない。
最近は二人の存在を、特に
ポニテ娘は検査入院の為に病院へ搬送され、ツインテ娘は祝勝会を兼ねた学友の誕生日会へ行き、肉親たる姉は戦後処理に追われていた。
そんな中、少年は一人寂しく苦悩している。
―――――其れ故、彼のポッカリ空いた
「―――――・・・一夏?」
「・・・え?」
自身の黒髪をぐしゃぐしゃに搔き乱してベッドへうずくまる少年・・・件の人物、織斑 一夏へかけられた一つの声。
彼は目元を真っ赤に腫らした生気の抜けた顔を其の声がする方へ向ければ、其処に居たのは一人の女。
一夏は自分に憂いの目を向ける彼女を知っていた。
自分を
「な・・・なんでここにサラが?」
一夏の疑問は最も。
命令違反の処罰として日本への帰国準備が整うまでの間、面会謝絶の軟禁状態となっている此の部屋へ第三者が入室する事は禁じられており、其の為に扉の外には政府から派遣された守衛が立っていたからだ。
「あら・・・私、これでも国家代表候補生よ?
まぁ、オルコット卿のように専用機は持ち合わせてはいないのだけれど・・・部屋の前に立つだけの無粋な連中をどかせるくらいの権限はあるの」
そう言ってサラは得意げに鼻を鳴らすと一夏が居るベッドへ腰を下ろし、彼の虚ろな顔に自分の手を持って行った。
「・・・・・ごめんなさい、一夏」
「ッ、ど・・・どうしてサラが謝るんだよ?」
「だって・・・私のせいで、あなたには辛い思いをさせてしまったから。
私が・・・一夏をそそのかしたばっかりに・・・ッ!」
サラは、一夏が今の理不尽な状況に陥っているのは自分のせいだと謝罪の言葉を並べる。
心の底から彼の境遇を悔やんで
此のサラの態度に対し、一夏はハッと目を見開いて自分の頬に当てられた彼女の手をとった。
「ち、違う!
違うぜ、サラ!
絶対に・・・絶対にお前のせいなんかじゃない!!」
「でも・・・一夏、あなたとっても辛い顔をしてるじゃない」
「そ、それは・・・ッ」
弱弱しく口ごもり、目をうつ向かせる一夏に対し、サラは僅かばかりに
此の彼女の行為に「お、おい・・・!?」と一夏は再び目を見開いた。
いくら
しかもよく見てみれば、サラの格好は男心をくすぐるなんとも言えない魅力があったのである。
そんなドキドキと胸を高鳴らせる一夏の耳元へサラはそっと耳打ちした。
「私・・・あなたを元気づけてあげられるのなら
だって・・・だって、あなたは私の祖国を救ってくれた”英雄”なんですもの。
あの人達はあなたを「間違っている」と言っていたけれど、私はそうは思わない。
あなたは・・・一夏、あなたは何も
「間違っていない」・・・サラの一言に一夏は三度目を見開く。
「違う」「間違ってる」「ダメだ」と言われ続けてきた彼にとって最も欲しかった言葉であった。
一夏は自分を抱きしめるサラの顔を見る。今にも泣きだしてしまいそうな涙を我慢する幼子の様な顔で彼女の碧眼を覗き込んだ。
「そう、だよな・・・?
そうだよな?
俺、俺は・・・俺は何も
「えぇ、そうよ。
あなたは何も間違っていないわ。
あなたは私たちを守ろうとしてくれたのよね?
だったら、あなたが責められる
「そう、そうだ・・・そうだ!
俺はみんなを守ったんだ!
俺は間違ってなんかない!!
みんなが・・・みんなが
重病人の如き青い顔が見る見る内に赤みを帯び、見開かれた血走った眼と共に一夏はサラの両肩をがっちり掴んで叫ぶ。
彼の心の奥底に溜め込んでいた不満が、今にも堪忍袋の緒が切ろうと一気に膨張したのである。
そんな鬼気とした
「―――・・・ンむッ」
「ッ~~~!?」
サラはぐるっと両腕を一夏へ回せば、彼の口へ自分の唇を落としたではないか。
言わずもがな。此の突然の”キス”に驚く一夏だったが、まだ其れは
「はむッ♥ くチュ♥♥ ちゃプッ♥♥♥」
彼女は
そして、そんな深い深いキスが終わった後、二人の間にはつーッと月夜に照らされて銀色に光る線が形成された。
此のまさかのファーストキス並びに英国仕込みの濃密なファーストディープキスにぽーッと一夏は放心状態になった後、ワナワナと体を震わせ始める。
・・・そして、サラは自分の
「ふぅ・・・ッ、フフ♪♪。
さぁ・・・次は、どうしたいの一夏?」
いくら糞鈍感屑と評される男と云えども・・・否定されて来た自分を肯定され、此処まで丁寧丁寧に
しかも邪魔する無粋な輩が入って来る事はない。
―――――・・・なれば?
「はぁっ・・・ハぁッ・・・ハァっ・・・!!
さ、サラ・・・サラッ、サラァあああああッ!!」
「あンッ♥」
憔悴していた心身から一転し、突如として男の本能たる獣欲を刺激された一夏は、其のまま欲望の赴くままサラをベッドへと押し倒す。
・・・其れから暫くの間、薄暗い部屋には男女の嬌声と軋むが木魂するのであった。
・・・・・はい。という訳で今回は此処まで◆◆◆◆◆
さて、新章なのですが・・・オリジナル編を少し挟もうと思っているのですが、どうでしょう?
…ワンサマー氏と和解すべきだと思う人ー?
-
はーい!!(^^)/
-
えー!?(・_・;)