幼馴染のとの恋   作:麒麟@

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UAが15000を超えてました。
これからもよろしくお願いします

活動報告の方にいくつか質問載せときました。
答えていただけると嬉しいです。


2学期!〜天文部

羽沢珈琲店

仕事が終わり珈琲店に向かうと態度のでかいのが座ってる席を取っていた。

つぐみ「いらっしゃいませーって夕日さん」

その瞬間俺の方に誠たちが来た。

つぐみは少し怖いのか俺の後ろに隠れた。

夕日「おい、店に迷惑かけるなよ。俺の知り合いがやってる店なんだから」

誠「すいません。気をつけます」

つぐみ「知り合いですか?」

夕日「つぐみも時間があるなら一緖に聞いてていいよ」

つぐみはすぐに店の状況とお父さんに確認しに行った。

夕日「とりあえず座ろうか」

そこでつぐみもやって来た。

夕日「ごめんつぐみコーヒーもらってもいい?つぐみの分も出すから」

つぐみ「あ!すいません。すぐに持って来ます」

つぐみはカウンターに行きコーヒを持って来てくれたが自分の分は持って来なかった。

夕日「つぐみも持って来ていいよ」

つぐみ「そんな悪いですよ」

夕日「こいつらが迷惑かけたからこれぐらいさせて」

つぐみ「そういうことならいただきます」

つぐみは自分の分を持って俺の隣に座った。

俺の隣ににつぐみ、俺たちの前に誠たちが座った。

夕日「それじゃあ話を聞こうか。聞いたところで何かぎ変わるわけじゃないけど」

誠「はい。それじゃあ。 僕たちは見ての通りお調子者です。そんな毎日を過ごしていると夕日さんに出会ったんです。ボコボコにされましたが少しの憧れをその時に抱いていました。

そこからはテレビでも夕日さんを見ることになりその憧れはどんどんでかくなり先日のことです」

夕日「うん。よく分かった。やっぱり断る」

誠「なんでですか?」

夕日「だってお前俺についてから何をするか聞いてないもん。何するかわからないし嫌だね」

誠「それは僕たちがまともに生きていけるように導いて欲しいんです。そのための人を探していたんです」

つぐみ「話の内容わからないんですけど夕日さんを必要としてるんじゃないですか?」

夕日「それはわかるけどなー。お前らは日菜に手を出したんだぞ」

多分その瞬間に目つきが変わったんだと思う。

目の前にいる誠たちだけじゃなく、つぐみまで怯えていた。

つぐみ「ゆ、夕日さん?」

その声は少し怯えているのが分かったのでつぐみの方を向いて「ごめんびっくりさせたな」と笑って言った。

つぐみ「いえ。大丈夫です」

誠「その件は本当にすいませんでした」

全員が頭を下げて謝って来た。

夕日「謝るのは俺じゃないはずだろ」

誠「はい。その通りです」

夕日「今回の返事は今度にする。それとこの店や俺の知り合いにいらんことをしたら分かってるな?今回みたいに甘くないぞ」

誠「はい。わかりました。返事を待ってます」

誠たちは電話番号を置いて店から出た。

夕日「つぐみ今日は悪かったな。迷惑かけた」

つぐみ「いえ大丈夫です。いつでも来てください」

夕日「ああ、そうするよ」

俺は会計を済ませて店を出た。

家に帰り美沙希に話してその日はあっという間に終わった。

 

次の日

朝起きて電話をかけた。

夕日「もしもし。なってやる。ただし俺の知り合いに手をだしたら知らないぞ」

誠「はい。もちろんです」

夕日「後アニキはやめろ。それが条件だ」

誠「わかりました。それじゃあなんて呼べばいいですか?」

夕日「夕日でいいよ。そんなに気負う必要ないから」

誠「わかりました。夕日さん。これからよろしくお願いします」

夕日「さん付けか。まぁいいや。それより仕事ある日は来るなよ。後俺は日菜優先だからな。表は何もないふりしててもお前らにやられたことでメンタルがいかれてるかもしれないからな。今現状の予定を言っとくから」

俺は予定を言った。

誠「わかりました。それじゃあまた行きます」

そこで電話は終わり俺はもう一度寝ることにした。

その日も仕事はなくあっという間に終わった。

そこからの夏休みは大したこともなく2学期が始まった。

 

始業式の朝

朝起きてリビングに行くと美沙希はすでに起きていた。

夕日「おはよ。相変わらず早いな」

美沙希「まぁね。それより早く用意して」

なんだか親みたいなことを言われている。

とりあえず用意を済ませリビングに行くと日菜がいた。

日菜「おはよーゆうちゃん。一緖に学校いこ!」

夕日「おはよ。日菜じゃなくていつきた!?」

美沙希「昨日からいたのよ。私の部屋に泊まってもらってね。日菜がどうしても一緒に行きたいって言うから」

いつの間にか二人とも仲良くなってたみたいで嬉しかった。

夕日「分かったから行こうか」

美沙希「いってらっしゃい」

夕日・日菜「行ってきます」

二人で学校に行き教室に行ってのんびり話をしていた。

その日の始業式は終わり担任から報告があると言われ少し教室に残った。

担任「明日からこの学校に男の子が一人きます。入学するわけじゃないけど仮の体験みたいなものです。きたら仲良くしてあげてね」

みんなはワイワイしているが俺には興味がない。

担任「それじゃあ今日はここまで。気をつけて帰ってね」

その言葉で教室から出ると日菜がいた。

夕日「どうしたんだ?」

日菜「さっ、天文部に行くよー」

俺は手を引っ張られ天文部と書かれた部室の前に着いた。

 

天文部部室

日菜「ここが天文部の部室だよ」

日菜が中に入ったので俺も続いて入るとびっくりした。

夕日「うわ!きたね。日菜〜少しは片付けろよ」

日菜「あはは〜気がついたらこうなってた」

夕日「仕方ない少し片付けるか。じゃないとこれから酷くなりそうだから」

俺と日菜はそこから二人で片付けを開始した。

日菜「そういえばゆうちゃんさあの話聞いた?」

夕日「あれか?あの男が来るってやつ」

日菜「そうそう。どんな子が来るのかなー(どんな子が来てもゆうちゃんが好きなことには変わらないけど)」

夕日「へー日菜もそういうの気になるんだな〜」

日菜「少しね。なんだかるん!って感じがしないんだよねー」

日菜の勘はかなり当たる。

こういうってことは何かあるのかもしれない。

夕日「まぁ興味ないわ。それより片付けだ」

日菜「そうだねー。早く終わらせよ」

二人で片付けをしてなんとか終わった。

夕日「終わったー。本多いわ」

日菜「終わったねー。確かに多いかも」

二人とも椅子に座って動こうとはしなかった。

夕日「帰って飯でも食うか。腹減ったわ」

日菜「え!?もしかしてゆうちゃんの手作り?」

夕日「たまにはな」

日菜はあっという間に立って俺を引っ張って行った。

家につき飯を食べて昼寝をしようとすると日菜も一緖にベットに入って来て寝ようとしていた。

夕日「今すぐに出ろよ〜」

日菜「いやだ!一緖に寝るのー」

こういう時の日菜はいくら行っても聞かないのは昔からなので諦めた。

夕日「分かったよ」

日菜「やったー」

日菜は俺に抱きついて眠り始めた。

寝るまではあっという間に寝てしまい解くに解けなかった。

起きて日菜を送りその日は終わって明日の日を迎えた。

寝る前には予想だにもしないことが起こった。

 

朝起きて学校に向かいSHRを受けて噂の男が教室に入って来た。

俺は興味がなかったのでうつ伏せで机に突っ伏していると自己紹介を始めていた。

???「旭 輝明です。短い間ですがよろしくお願いします」

その瞬間に俺は顔を上げて見てみると忘れもしない、思い出したくない顔がそこにはあった。

担任「それじゃあ席はあそこにいる男の子の隣でお願いね」

その瞬間に相手も気づいたようで顔色が変わっていた。

席の隣に来て座っていた。

輝明「よう。俺から逃げた腰抜け」

夕日「………………」

実際に逃げたことは確かだし何も言い返せなかった。

その1時間目が終わり旭の周りには女子が来ていた。

俺は鬱陶しく思い屋上に向かって時間を潰していた。

俺は教室に戻りたくなかったのでそのまま屋上で時間を潰して昼休みになって教室に帰ると教室の雰囲気がおかしい。

なんだかすごい目で見られている感じがする。

その原因はあっという間に分かった。

輝明「逃げた臆病者が帰って来たか。ここな学校なら誰にも何も言われないからな。最大の逃げ場だな」

夕日「お前言ったんだな。あのこと」

輝明「言ったよ。お前が俺の才能に抜かされて逃げ出したこと」

夕日「そうか。ならもう許す気はない」

俺は殴りかかったが旭は何事もなかったのように避けて反撃までして来た。

輝明「こんなもんか、、逃げ出したんだからそりゃそうだ」

俺はさらに血がのぼって始めて手や足を自分の欲望のために振り回した。

それでも一撃も当たらず俺ばかり殴られ続けた。

そこに体育教師と生徒指導が来て止められた。

俺たち二人は別の部屋に移されて話を聞かれた。

 

そこで別々の部屋に移されて話を聞かれた。

俺には担任がやって来た。

担任「何があったの?こんなの楠君らしくないわ」

夕日「お前に何がわかる!話しかけるな」

俺は部屋から飛び出して家に帰った。

家でも何もする気が起きなくずっと拳を地面に叩きつけていた。

夕日「クソが!あいつ一体どこまで俺を侮辱する気だ」

それでも手を止める気はなくずっと殴り続けていると姉貴に止められた。

優香「何やってんの!?夕日」

夕日「なんでもない」

優香「そんなわけないじゃない。もう右手は使い物にならないくらいボロボロじゃない」

よく見てみると皮はめくれ血が出ていた。

夕日「心配かけてごめん。もう寝るから」

俺は部屋に行き寝た。

 

その頃学校(ここから麻弥目線できます)

夕日さんが教室で暴れまわってから教室内の雰囲気が重い。

そこに日菜さんやリサさんがやって来たので事情を話すと二人ともショックを受けていた。

日菜さんは怒っていたが…

放課後になり日菜さんはもう一度教室に来て旭さんのところに向かった。

日菜「なんでゆうちゃんにそんなこと言うの!?」

輝明「俺は事実を言っただけだ。あいつが逃げて俺は事実を言う。それのどこが悪い?」

日菜「言っていいことと悪いことがあるよ」

輝明「お前はなんなんだ。あいつのなんだ」

日菜さんはそこで言葉が止まってしまい少し黙っていた。

日菜「ゆうちゃんの幼馴染だよ!」

輝明「そっか。特に興味はねぇ」

そういい旭さんはカバンを持って教室から出て行きました。

日菜「うーあの人ムカつく。麻弥ちゃん今すぐ行くよ」

麻弥「え!?どこに行くんっすかー?」

言葉は遅く日菜さんに引っ張られていました。

インドアの自分には日菜さんのスピードは辛くしんどいっすね。

END

 

インターホンを鳴らすとお姉さんが出て来た。

優香「あら?日菜ちゃんじゃない!随分久しぶりね。それに大和さんもはじめましてね」

日菜「ゆうちゃんいますか?」

優香「いるけど今はそっとしておいて上げて。あの子何があったかは知らないけど自分の怒りをぶつけてずっと地面や多分電柱とかも殴ってたんだと思う。右手の皮はめくれ血が出すぎてかなりの怪我をしてるのよ。さっきやっと眠ったところだから」

日菜「そんな…」

麻弥「日菜さん」

優香「とりあえず上がって。中に入ってちょうだい」

日菜と麻弥は中に入ってリビングのソファーに座っていた。

日菜「ゆうちゃんに合わせてください。起こさないですからそばにいさせてください」

麻弥(日菜さんがこんなにも他人を思えるなんて意外っすね)

優香「あまり許可したくないけど夕日の部屋に行って来てもいいわ」

日菜は急いで夕日の部屋に向かって行った。

 

夕日の部屋(ここからは日菜目線です)

ゆうちゃんの部屋に入るとベットの上でゆうちゃんは寝ていた。

確かにお姉さんの言う通り右手には包帯を巻かれていてそれにもかなりの血が染み込んでいる。

あたしは泣くしかできなかった。

今まで守っていてもらってゆうちゃんが困っている時には何もできないでいたから…

日菜「ゆうちゃん。ごめんね。あたしは何もできないみたいだよ」

あたしはゆうちゃんに寄り添うようにベットに頭を乗せて謝った。

そのまま泣いて眠ってしまった。

END

 

その頃リビング(ここからは優香目線です)

優香「それで今日何があったの?大和さん」

麻弥「実は…」

そこから大和さんは今日会ったことを全て話してくれた。

夕日がバレーやめた理由もこれで分かったし後は旭とか言うやつをなんとかしないとね。

麻弥「あの優香さん。顔が怖いです」

優香「あれー?そんな顔してた?」

確かに少し顔色が変わってたかもしれない。

優香「大和さんあとはよろしくねー。もう少ししたら夕日のマネージャーの美沙希ちゃんが帰ってくるはずだから」

麻弥「はい。わかりました」

私はこれからやることを決めてその日は帰った。

END

 

その日はそれ以上何もなく終わった。




ここまで圧倒的な強さでしたがまさかの一撃も当たらない。
そしてこれから日菜のとる行動とは?
また次に投稿しますー

早くもう一個の方もしないと…

アフターエピソードはいるか?

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