朝起きて俺は今日はなにも仕事がないので事務所に向かった。
事務所には日菜、千聖、麻弥がいて一緒にレッスルスタジオに向かっていった。
スタジオ
麻弥「おはようございます!あ、彩さん、イヴさん」
イヴ「マヤさん、ヒナさん、ユウヒさん、チサトさんも!!」
千聖「おはよう……」
日菜「おはよー」
彩「日菜ちゃん来てくれたんだね」
日菜「まあねー。あたしは練習しなくてもできちゃうし、最近のパスパレつまんないなあっていうのは変わらないんだけど…
でもさ、一人ってもっとつまんないんだよね。お仕事中あたしと話してくれる人いないし」
相変わらず日菜はこういうのをバッサリ言うよな。
麻弥「だったら一緒に練習しましょうって日菜さんをお誘いしたんです。パスパレがどうなるかジブンも不安ですが……
それでも合同ライブは待ってくれませんから。
先日いただいた新曲もしっかりやりきらないと。
それが次に繋がるかもしれませんし……」
イヴ「みなさん来てくれて嬉しいです!」
彩「実はイヴちゃんと私でスタジオの掃除してたんだ」
イヴ「はい!みなさんがいつ練習に来てもいいように、って」
麻弥「イヴさん……」
彩「日菜ちゃんごめんね!」
日菜「え?なにが?」
彩「スタッフさんが活動休止かもって言われた時、私なにも言えなくて………
あれじゃ、諦めてるように見えても仕方ないよね。
イヴちゃんに私らしくないって言われて反省した。
あの時、日菜ちゃんにきつく当たってごめんね」
日菜「あははっなんーだ。そのことか!」
彩「私パスパレを続けたい。私達には練習することとか、スタッフさんに続けたい気持ちを続けることしかできないけど………」
彩はすごいなー
俺多分逆の立場でもこんなに素直になれないや。
日菜「うんうん、そっか!いつもの彩ちゃんがちょっと戻ってきたねー」
彩「日菜ちゃんとイヴちゃんのおかげだよ!パスパレ続けて……あゆみさんみたいな人になれるように頑張らなくちゃ」
日菜「それって彩ちゃんの夢ってやつだよね。あたし夢とかって、なんなのか未だにわかんなくて。夢、持ったことないし。
あたし自身は夢って持てないかもしれないけどさ、パスパレを続けていったら夢がなんなのかわかるかもって思ってたんだけどな……」
日菜自身考えているんだな。
俺が口出すようなことじゃないか。
千聖「…………」
イヴ「あの……チサトさんも来てくれてありがとうございます」
千聖「ええ、みんな、あの……」
千聖があのことを言おうとした時に入って来た。
スタッフ「みなさんお疲れ様です」
全員「お疲れ様です!」
日菜「どうしたのー?」
スタッフ「千聖さん、夕日さん先日お引き受けいただいた映画の件で、スケジュールのご相談をと思いまして」
彩「えっ……!?」
麻弥「千聖さん、夕日さん映画に出演されるんですか?」
千聖「え、ええ……でも合同ライブにもちゃんと出るつもりで…」
スタッフ「千聖さんの体力もありますし、あまり無理してどちらもダメになってしまうことが一番危険ですので」
千聖「…………」
千聖はなにも答えなかった。
イヴ「パスパレやめたくないです!」
麻弥「い、イヴさん!?」
イヴ「パスパレお休みしたくありません!
これからもずっとこの五人でいたいですっ……!」
彩「私も同じです…!その…みんなスケジュールとか大変かもしれないですけど……続けたいです!
みんなから色んなことを教えてもらってなんども助けてもらって……みんなのこと大好きなんです!
だからこれからもみんなと一緒にしたいんです。
お願いします」
スタッフ「みなさん、結成当初より関係性も素晴らしいものになっていることは理解しています。
しかし……ただ好きというだけでは……」
イヴ「チサトさん!チサトさんも、パスパレのこと好きですよね?」
千聖「えっ………?」
イヴ「ここに来たということはパスパレ続けたいから来てくれたんですよね?」
千聖「それは………」
彩「千聖ちゃん………」
夕日「とりあえずスケジュール表もらえます?後でまた見ときます」
スタッフ「わかりました。では」
俺は千聖の分を入れて二枚のスケジュール表をもらった。
夕日「はいはい。今日は解散。ここから練習してもいいことないだろうし。やるだけ無駄だ。それにみんな考えたいこともあるだろう」
みんなそこで解散した。
夕日「さて俺も」
『ガシッ』
美沙希「ゆ・う・ひ。ちょーとおはなししようか」
逃げきれませんでした。
俺はその場で正座をしてお説教をくらいました。
美沙希「はぁ〜〜〜〜ちょっとは私に相談してくれてもいいと思うんだけど」
夕日「けど……そのさ美沙希大変そうだったから」
美沙希「〜〜〜〜バカ」
夕日「へ?なんて」
美沙希「なんでもない。帰るよ!」
俺は手を引かれてそのまま帰っていった。
そこから数日間は俺も千聖も映画の撮影がありパスパレの方には全く顔を出せてなかった。
ここ最近の千聖は悩みに悩んでいる様子だった。
千聖「はぁ……
私はどこまでつまらない人間なのかしら」
スタッフ「白鷺さん、楠さん以上で今日の撮影は終わりです
お疲れ様でしたー」
夕日「お疲れ様でした」
千聖「お疲れ様でした!失礼します」
千聖は時計を見た。
千聖「時間はまだあるわね。夕日くん一緒に練習に行かない?」
夕日「いいよ。行こうか」
そこから二人で練習に向かった。
レッスルスタジオ
彩「あ……千聖ちゃんと夕日くん!お疲れ様」
千聖「ええ、お疲れ様」
夕日「お疲れ様〜」
彩「今日も映画の撮影だったんだよね?お疲れ様!
撮影の後に練習なんて、千聖ちゃんと夕日くんはすごいなぁ
どっちもやるなんてすごい決断だよ」
そこからは少し無言が続いた。
千聖「このあいだのこと怒ってないの?」
彩「えっ……?」
千聖「パスパレが好きかって質問に答えなかったこと」
彩「ちょっとだけショックだったかな。
千聖ちゃんこれからどうするんだろうって少し不安にもなった」
千聖「……私ね夢を見てみたいの」
彩・夕日「夢?」
千聖「私昔から叶える道筋が見えそうな目標しか持ってこなかった。
夢みたいにふわふわしてるもの、見ないようにしてたの…
私が夢を見てみたいと思えるようになったのはパスパレのおかげなのかもしれない。
どちらの仕事もやりきって、これからもパスパレを続ける。
これって今の私からしたら道筋の見えない夢みたいなものなの」
彩「……」
千聖「でも、いざ夢を見てみたいと思っても、理屈っぽく考えてばかりでなにも前に進めないのよ。
あの場で、パスパレが好きって言ったところで、なんの意味があるのか考えてしまって……答えられなかった。
好きって気持ちだけでパスパレを続けさせてくれるなんて思えなくて」
彩「千聖ちゃん……」
千聖「結局、安全で確実な道をいつも探してる。
私なんか夢ももてないつまらない人間なのよ。ねぇ彩ちゃん
夢ってどうしたら持てるようになるのかしら?」
彩「だ、誰だって夢持っていいんだよ!千聖ちゃんだって夢持てるよ!」
千聖「えっと……」
彩答えになってない。
千聖も少し困惑してるし
彩「夢を持とうって思えたこと自体、千聖ちゃんすっごく前進してると思う。
だから、その調子で少しずつ夢を持てるように進んでいけばいいんだよ!」
千聖「あの彩ちゃん……」
彩「……千聖ちゃん。私なんかって思わないで夢、見ようよ!」
千聖「えっと答えになっていないのだけれど」
彩「えっ!?あ、え、えっと、…その…ご、ごめん!
でも!千聖ちゃんに前に進めないなんて言わないでほしくて…
ごめん…うまく言えなくて……」
千聖「夢を持ちたい………これが今の私の夢なのかしら?」
彩「うん、そうだよ。それ、千聖ちゃんの夢だよ!」
千聖は目に涙を溜めていた。
千聖「あ…ごめんなさい…
涙が…ふふっ、私、疲れているのかしら」
彩「ご、ごめん。うまく答えなれなくて」
千聖「ううん。いいのよ。ありがとう彩ちゃん。
……最後に彩ちゃん。それに夕日くんも1つ聞いていい?」
彩「うん。何?」
夕日「ああ」
千聖「あなたたちの夢はどうやったら叶えられるのかしら?」
彩「努力!努力すれば夢は叶えられるから」
夕日「夢までの道のりを1つずつこなす。つまりは努力だな」
千聖「ふ………ふふ………!あなたたちはそうだったわね」
彩「えへへ、……そんな私でいろって最初に言ってくれたのは千聖ちゃんだよ」
千聖「ありがとう彩ちゃん。
ごめんなさい、少し疲れてて…休んでいいかしら?」
彩「うん。千聖ちゃんお疲れ様。休んだら一緒に練習しよう」
千聖はそこから眠った。
夕日「俺はもう行くよ。ちょっと練習してくる」
彩「ええ!夕日くん聞いてくれないの?」
夕日「悪いな。代表もやりたいんだよ俺」
彩「ゆ、夕日くん代表になってたの?」
夕日「そっかあの時千聖と日菜しかいなかったもんな。日本の代表になったんだよ」
彩「え、え、え 、んんー」
夕日「バカ!でかい声出すな。千聖起きるだろ」
彩「ごめんなさい」
俺は部屋から出た。
部屋から出ると俺の体は少し悲鳴をあげていた。
ラインのサブ垢作りました
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@cej1404m
なんでツイッターじゃないのかって?
僕がツイッター苦手だからです
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