幼馴染のとの恋   作:麒麟@

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最悪の話

俺が栄誉賞を取ってしばらくしてからの春休みにその話はされた。

 

 

 

 

 

俺はその日葉月に呼び出されていた。

といっても家にいるだけだが……

しばらくすると葉月の隣に優香と美沙希がついてリビングに来て対面に座った。

 

葉月「夕日に話があるんだ」

夕日「知ってる。だから家にいてなんていってきたんだろう」

 

そこからは何も話さずしばらくの沈黙が続いた。

俺は何も言わずに相手からの言葉を待っていた。

 

葉月「実はあたしファッションの仕事したいんだ。もうある程度は決まってて…………………けど」

夕日「???」

美沙希「少し待ってあげて。覚悟のあることだから」

夕日「わかってる」

葉月「実は関西の方で1年仕事しなくちゃいけなくて」

 

ああ、成る程全て分かった。

俺を呼んだ理由も…

それは葉月にも優香にも覚悟がいるし、2人とも優しいから俺に気を使ってるのがよくわかる。

 

夕日「行くよ」

葉月「え!けど夕日には日菜ちゃんが……」

夕日「わかってる。けど俺は自分の手が届かないところで家族をうしないたくないし、もちろん大げさなのもわかってる」

葉月「夕日…」

 

終了

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は今机に突っ伏している。

なかなかにハードだな。

けどいつまで悩んでいても時間が解決してくれる問題じゃないし自分でやるしかない。

そこで俺は授業が終わると紗夜に連絡していた。

土曜日に日菜のお父さんとお母さん、紗夜の3人を集めてもらうことにした。

そのまま学校が終わり日にちが経っていった。

 

 

 

 

 

 

土曜日

日菜は今日はレッスンで家にいない。

ちょうどよかった。

俺はインターホンを押して覚悟を決めた。

 

父「やぁ今日はどうしたんだい」

夕日「実はもう日菜とは別れます」

 

その言葉に両親は驚いて、紗夜は信じられいという顔をしておれをみている。

そして口を開かれた。

 

母「どうしてなのか聞いてもいい」

俺はなるべく冷酷にそして顔を崩さないように言った。

 

夕日「俺が飽きたんですよ。だけど筋を通そうと思って」

父「そうか」

 

そして立ち上がり俺は思いっきり殴られた。

俺は当然だと思ってそのまま殴られ続けた。

それを紗夜が止めた。

 

紗夜「お父さん!もうやめて」

夕日「紗夜…」

 

その言葉で止まり俺はその家から出た。

 

 

 

 

 

紗夜side

夕日くんに呼ばれてみんなを集めていた。

しばらくして夕日くんはやってきた。

けれどいつもと違いその顔は何かを決めたようにそしてきた。

そして夕日くんの口から聞いたのは信じられない言葉だった。けれど何故か夕日くんの顔は寂しそうに見えた。

そしてお父さんが夕日くんに殴りかかっていったので止めたら夕日くんは何も言わずに出ていった。

何を隠してるんですか夕日くん

END

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は何も言わずに出ていった。

そして向かったのはレッスンスタジオだった。

美沙希に元から聞いていたので今は休憩の真っ最中だ。

だから最後の音合わせして終わりのはずだから俺が行く頃にはなんとか終わってるはずだ。

そして事務所付近に行くと予想通りパスパレのメンバーが分かれて帰り始めていた。

そして麻弥と日菜はこっちにきた。

 

 

日菜「あーゆうちゃん!」

麻弥「夕日さん」

 

2人ともこっちに向かって走ってきた。

俺はいうことにした。

 

夕日「日菜」

日菜「なに?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕日「別れよっか」

 

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