幼馴染のとの恋   作:麒麟@

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遅くなってしまい申し負けないです


交流試合

俺は日菜たちが帰る日に見送りに行った。

行くときは日菜と向かいみんな心配されたりしたが特に何もないことを伝えると千聖だけが何があったか見越したような目で見てきた。

それにしても腰が痛い。

 

千聖「随分楽しみだったみたいね」

夕日「はてさて、一体なんのことやら?」

千聖「まぁいいわ。今回の一件本当にありがとう」

彩「夕日くん、ありがとう」

麻弥「ありがとうございました夕日さん」

イヴ「ありがとうございましたユウヒさん」

日菜「ふふ、ありがとねゆうちゃん」

 

そういいみんなは次々バスに乗り込み日菜が最後の時にありがとうと言ってキスして入っていった。

俺はそのバスが消えるまで見送っていった。

その隣に美沙希がやってきた。

 

美沙希「やっと元に戻ったね」

夕日「美沙希には助けられてばかりだな。本当にありがとう」

美沙希「ふふ、どういたしまして。それじゃあ帰ろっか」

夕日「ああ」

 

俺たちは自分たちの家に帰り、そこからの日々を過ごした。葉月の仕事はうまくいってるみたいでこのままいけば俺は向こうで編入することになる。

そのまま歳月が経ち連絡が来た。穂花さんからだった。

なんでもあと1週間で例のバレーボール大会が開催されると言われた。

今は2月だから少し辛い。寒い時にバレーはあんまりしたくない。

そこからさらに時間が経ちいよいよその日がやって来た。

指定された会場に行くと言葉にできなかった。五代財閥が仕切ってるだけあるがでかい。それに中に入ると各財閥ごとに場所が設けられているがそこには大抵なものは揃っていた。

 

葉月「あはは…場違い感すごいね」

夕日「たしかにな。けどそれよりあそこが連れて来てるの現役のオリンピック選手だろ」

美沙希「あー、たしかにそうかも。テレビで見たことある」

優香「そんなのまで連れて来るなんてねー」

穂花「今日はありがとう。それで残りの2人はもう向こうにいるわ」

 

見てみると既にアップを開始していた。それなりにできそうだけどまだなんだかぎごちない感がある。

ということは戦力になるのは葉月と優香、美沙希しかいない。

これはかなり厳しい。

 

こころ「あら!夕日じゃない。どうしてここにいるのかしら?」

夕日「おー、こころ。俺も出るんだよ」

 

やっぱりこころもきてその後ろにははぐみがいてその後ろからピョコっと出てきたのは日菜だった。

 

夕日「ひ、日菜ーーー!?」

日菜「ゆうちゃん久しぶり、ってほどでもないかな。今日はこころちゃんに誘われてやってきたよ」

 

たしかに日菜は何をさしても強いから納得できる。それでも今日は負けるつもりないけど。

 

夕日「今日は負けないよ」

日菜「あたしだって今日は勝つんだから」

こころ「お父様に呼ばれてるわ。それじゃあね夕日」

夕日「ああ、またな」

 

こころたちは走って行き、そこからは俺たちもアップしたが他の2人はとにかく素人に毛が生えたぐらいだった。全くの素人よりはマシだがそれほどの大差はない。

そこから1試合目が始まり俺たちはあっという間に試合が終わった。

この試合では俺は打つことなく終わり、俺が打つのはオリンピック代表と日菜たちとなった。

 

「それにしてもあの子パスから全然ボールがブレないよな」

「あの子はもしかして」

 

遠くでこんなことを言われてるのにも全く気づかず俺たちは次の試合まで休憩していた。それにしてもなんだか思っていたのと違う。これは多分ただの親善試合とはかけ離れている。

なんだかみんなそんなノリじゃない。もっと何か大きなものをかけてるような。

 

夕日「美沙希、今いけるか?」

美沙希「うん。大丈夫」

 

俺は美沙希を連れて一度離れた。まだ試合は少しあとなので特に問題はない。

 

夕日「この大会、いや親善試合の裏に何があるか知ってるか?」

美沙希「ううん、何も。これはただの親善じゃないの?」

夕日「いーやなんでも。次も勝とうぜ」

美沙希「もちろん!」

 

美沙希でも知らないとなると本格的に誰も知らないはず。美沙希はかなり情報を集めるのはうまいからこうなって来るとどん詰まりだ。

本人に聞くしかない。

そのまま試合は進み俺たちは残り2試合となった。

 

夕日「それで先にそっちか」

日菜「あははは、今日は負けないよ」

 

そのまま試合が始まり1セット目は俺たちが取った。けど途中からこころと日菜の成長がやばかった。このまま進めば少しやばい。

2セット目が始まり俺はフェイントを絡めたり、リバウンドを絡めたりと少しずるいことをしてなんとか20点台に先に乗った。

 

日菜「まだまだー」

こころ「ええ、まだいけるわ!」

夕日「このバケモンどもめ」

 

俺がスパイクを打つとすごい綺麗にあげられてそのままカウンターを食らった。

そこからは勢いに乗り同点で24点までのった。そこからは一進一退の試合になり、最後は少し情けなくおもいっきり打ってそれが試合終了の一打になった。

 

日菜「あー、負けたー」

こころ「ええ、でもとっても楽しかったわ!」

夕日「お疲れ様」

 

俺は2人に手を出すと2人ともつかんだ。俺はそのまま持ち上げて立たせると日菜は飛びついてきて、俺は倒れこころは一瞬で離れた、

 

日菜「うー、悔しい」

夕日「まぁ俺は負けられないしな」

日菜「でも、それでもだよ」

夕日「それより周りの目を気にしてくれ」

 

そこで気がついたのか離れるとすぐに俺たちの次の試合、つまり現役のオリンピック代表との試合が始まった。

1セット目から試合が白熱し、一進一退の試合をしていたがそれはすぐに崩れた。

こっちにいた2人が体が動かなくなっていた。

 

「ごめん」

夕日「謝るなら立て。今ここで限界を超えろ」

「ったく無茶苦茶な要求を」

 

あれ?この2人女だよね。なんで言葉遣い悪いんだろう、

2人は立ち上がりそこからも試合が進み1セット目は俺たちが取った。

けどここからが勝負だと思うと向こうが棄権した。

意味も分からなかったがそこで試合が終わり俺たちは優勝した。

 

穂花「あなたたち2人の要求は叶えるわ。今日はありがとう」

「「ありがとうございます」」

 

プレーをしていた2人は頭を下げて何処かに消えていった。そして俺たち4人は帰ろうとすると穂花さんからあるものを渡された。

それは小切手だった。

 

夕日「なんでこんなものを?」

穂花「今日のお礼よ」

葉月「えーと100万円?」

優香「嫌これ違う。そんな額じゃない、ってかわかってて言ってるでしょ!」

美沙希「それでこれは1、10、100、あれ?10億!?」

夕日「待ってこんなもの受け取れません」

穂花「それとは別にお願いがあるの」

夕日「いやこれはいりませんけど。なんですか?」

穂花「真美をあなたたちに預けたいの。いえ、真美が行きたいと言って聞かないのよ。だからそれはそのお金。真美が夕日くんのこと気に入っちゃったみたいで離れたくないみたいなのよ。だからお願い」

 

そう言われて断れず俺は受け取った。真美ちゃんはうちに来るのは俺たちが向こうに戻る時らしい。

そのままその日は幕を閉じた

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