旋律は風に乗り、翼と共に銀河を翔る   作:新郷遊佐海

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どうも、ビビビビットンです。いつも読んでいただき、本当にありがとうございます。今回は戦闘シーンはありません。それでも楽しんで頂けたら幸いです。



それでは物語へどうぞ。


No.04-1 衝撃のデビューステージ

メッサーとの戦いを終えた蒼也と美雲はアイテールに戻った後、ケイオス職員たちから物凄い歓声と拍手を受けていた。

 

「凄かったぞーーー!」

 

「またやってくれーー!」

 

「蒼也様ー!美雲様ー!」

 

「私に愛の歌を~~!」

 

若干名可笑しい者がいたが蒼也と美雲は人の群れから脱出するとメッサーが現れた。

 

「蒼也准尉」

 

「メッサーさん、どうしたんですか?」

 

「その目のことなんだか」

 

メッサーは蒼也の目のことを尋ねてきた。

 

「あぁ~、これは美雲さんと一緒に次のステージに立つことを許された証ですかね」

 

「そうだったのか、それともうひとつ」

 

メッサーは蒼也にもう一つ尋ねてきた。

 

「何でしょう」

 

「今回の模擬戦なんだが…………とても良かった。負けてしまった立場だがとても良いものを見させてもらった、ありがとう」

 

メッサーは蒼也にお礼と握手をすると何処かに行ってしまった。

 

「メッサーさん、実はすごく優しいんだなぁ~~」

 

「そうね、私もあんなメッサー初めて見るわ」

 

蒼也と美雲がそう言っていたらチャックが近づいてきた。

 

「よっ!お二人さん。今日の模擬戦すごく良かったぜ。それに蒼也と美雲さんの声がハートに直接届いたぜ」

 

「チャックさん、ありがとうございます。僕も美雲さんと競いあってて気づいてなかったんですがそんなに凄かったんですか?」

 

「も~、これが凄いも凄いのよ。あっ!そう言えば、蒼也の歓迎会やってなかったよな」

 

「えぇ、あのときは色々と立て込んでましたからね」

 

「それでなんだけどよ。今からハヤテとフレイアちゃんの歓迎会をうち(裸喰娘娘)でやるんだが蒼也の歓迎会も一緒にやりたいんだけどいいか?」

 

「そうですね、美雲さんはどうしますか?」

 

「いいんじゃないかしら。いつの日か約束してた、クラゲを食べたかったし」

 

蒼也が美雲に尋ねると、いつの日か約束してたクラゲを食べたいと言い出した。

 

「わかりました、一緒に食べましょうね。と言う訳でチャックさん、僕たちも同伴しますよ。それに同じ隊の仲間と同じワルキューレメンバーの歓迎会何ですから行かないといけないでしょうし」

 

そう言った蒼也と美雲はチャックの後を付いていき歓迎会に参加した。

 

 

 

そして時刻は夜になり、裸喰娘娘でハヤテとフレイアと蒼也の歓迎会が始まった。

 

「あ~、今思えばワルキューレけっせ「と言う訳でハヤハヤとフレフレそしてソウソウの歓迎を祝して乾杯ー!」……」

 

『ようこそ、ケイオスへー!!!』

 

マキナはアーネストのありがたい話を無視して乾杯の音頭を取りハヤテとフレイア、そして蒼也はケイオス職員たちから歓迎されていた。歓迎会と言う訳で裸喰娘娘はいつも以上に賑わっていた。そんな中蒼也と美雲はクラゲを頼み待っていた。

 

「へぃお待ち、生クラゲ盛り合わせだよ!」

 

チャックがお皿を持ってきて蒼也と美雲の座る席に置く。

 

「これが生クラゲ………動いてるわ。」

 

「そりゃあ、生きてますからね。噛まずに飲み込むんですよ」

 

「やってみるわ」

 

そう言うと美雲は生クラゲを箸でつまみ上げ口にした。

 

「!?」

 

「どうですか?」

 

「口の中で暴れたけどとても美味しいわね」

 

「そうでしょう?動くのもまた楽しみの一つですがこの程よい塩加減がいいんですよね」

 

美雲は蒼也の顔をじっと見ていた。

 

「どうしたんですか?」

 

「いえ、本当に綺麗な金色の目をしていると思ってね」

 

「そうですか?」

 

「えぇ、私は貴方の目、凄く好きよ」

 

美雲は蒼也に笑顔を向ける。その笑顔は魅力的で色気を感じ、蒼也は頬を赤らめてしまった。

 

「そっ、それよりも早くご飯食べちゃいましょう!」

 

「ふふっ、そうね」

 

蒼也は誤魔化すために生クラゲを急いで食べるが、どうやら美雲には誤魔せれないようだ。急いで食べている蒼也を見ながら美雲は笑うのだった。

 

 

 

歓迎会は無事終わり。今、裸喰娘娘にいるのはΔ小隊メンバーとワルキューレメンバーだけだ。

 

「う~、お腹がごりごり~」

 

フレイアは食べ過ぎによる腹痛を起こし、テラスの机で伏せていた。

 

「食べ過ぎだよ、ほれ」

 

ハヤテは腹痛を起こしているフレイアは近づき、アップルジュースを手渡す。

 

「ん~♪アプジュ~」

 

「アップルジュースな」

 

アップルジュースを飲んで幸せ顔になっていたフレイアにハヤテが呆れながら突っ込みを入れる。

 

「ラグナにも慣れてきたみたいね」

 

別のテーブルの椅子に座っていたマキナがフレイアに聞いてきた。

 

「ほいな!でも一つ気になることが」

 

フレイアはそう言いながら蒼也と美雲のいる海辺を見ていた。

 

「あの二人やっぱり付き合ってるんじゃないんかね?」

 

フレイアの言葉にその場にいた、マキナやレイナ、ハヤテやフレイアは深く考えた。

 

「あら、皆何を考えてるの?」

 

カナメは皆が外で何を考えているのか気になり尋ねてきた。その後、アラドやメッサー、チャックにミラージュも集まりフレイアの話をもう一度聞いて、蒼也と美雲を抜いた全員で考えた。

 

「あれを見てると…」

 

「付き合ってるようにしか…」

 

「見えないんですよね………」

 

上からチャック、ハヤテ、ミラージュの順で答えていく。

 

「いや、付き合ってはいないだろうが一緒には暮らしてるぞあの二人」

 

『エーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!』

 

アラドが言い放った爆弾発言はその場にいた全員が驚いた。

 

「そそそそそれって、どどどど同棲!?」

 

「どうゆうことですか、隊長!?」

 

フレイアはルンを真っ赤に光らせ顔も真っ赤だった。一方、ミラージュは頬を赤らめているだけの代わりに耳が凄く真っ赤になってアラドに理由を聞いた。

 

「どうゆうことって、レディーMからあの二人を一緒に住まわせて生体フォールド波を向上させよとのことだったが、まさかあそこまですごくなるとわね。」

 

「本当ですよ」

 

アラドが理由を話しているとカナメが会話に参加してきた。

 

「私もあの二人の歌に聞き惚れてしまいましたよ。間近で聞いた、メッサー君が羨ましいわ」

 

「いつか聞けますよ」

 

カナメはメッサーを見て羨ましそうにするがメッサーは目を閉じ、笑っていた。

 

「なら、歌いましょうか?」

 

メッサーの後ろから蒼也と美雲が現れ、蒼也はカナメに聞いてきた。

 

『ぜひ!』

 

カナメだけではなくその場にいた全員が賛成した。

 

「それでしたら、さっきの海辺に行きましょう。あそこの方が雰囲気が出るでしょう」

 

蒼也の言葉に頷き、全員で海辺に移動した。海辺に到着した全員はチャックが店から持ってきたブルーシートを敷き蒼也と美雲の前で座る。そして蒼也と美雲は歌う姿勢をとる。

 

「美雲さん、いいですか?」

 

「えぇ、いいわよ」

 

とても短い会話だったが彼らにはそれだけで十分だった。そして音楽が流れ出す。

 

『GIRAFFE BLUES Souya and Mikumo duet』

 

「♪~~」

 

胸にてを当てて目を閉じ下を向きながら蒼也は歌い始める。すると蒼也の体から金色の優しい光が出て天に登り始めていく。第一のサビに入ると顔を上げ、目を開く。蒼也の金色の目が輝き天高く手を伸ばす。まるで美雲に最初から全力でいきますと言わんばかりに。

 

「♪~~」

 

続いて美雲が歌い出し、同じ姿勢になる。すると美雲も紫の優しい光が出て天に登り始める。第二のサビに入ると美雲は目を開き、手を大きく広げ笑顔で歌う。それは蒼也に対して負けるつもりはない。と言っているかのようだった。

 

「♪~~」

 

ラストパートは蒼也と美雲が掛け合いで歌う。二人はお互いの目を見ながら笑っていた。更には互いが互いを越えて行こうとし歌の質もぐんと上がる、やがて二人の光は混ざり合い、純白の光へと変わって言った。その光景を見ていたアラドたちΔ小隊メンバーやカナメたちワルキューレメンバーは見惚れていた。二人が歌い終わると静かに目を閉じ伴奏に身を任せる。しばらくして伴奏も終わり二人から出ていた光が消える。

 

「ふぅ~、どうでしたか美雲さん。」

 

「やっぱり、貴方は最高だわ。私の限界をこうも越えさせてくれるなんて。」

 

「それはこっちの台詞ですよ、美雲さんが僕を越えてくれるから。僕は更に上へ進めるんですから。」

 

蒼也は美雲とそんなの話をしているとその場で聞いていた全員が拍手をした。すると急に立ったフレイアは興奮しながら蒼也と美雲に宣言した。

 

「凄い……凄いよ!蒼也さん、美雲さん、私もいつかお二人のようになって並んで歌えるように頑張ります!」

 

蒼也と美雲はフレイアの言葉に驚いたがすぐに笑みを作り、

 

「「フレイア(さん)」」

 

「はい!」

 

蒼也と美雲は左手でWを作りながら言った。

 

「「待ってるわ(ます)」」

 

「ほいな!」

 

フレイアは両手でWを作り、笑っていた。

 

「私のことを」

 

「忘れてもらっちゃ」

 

「困る」

 

上からカナメ、マキナ、レイナの順で蒼也と美雲に宣戦布告してきた。

 

「貴女たちも待ってるわ」

 

「はい、でも僕たちもそんなに長く待てないので早く来てくださいね」

 

蒼也と美雲の言葉にワルキューレメンバーは、

 

「「「「勿論!!!」」」」

 

それだけ言ってカナメ、マキナ、レイナ、フレイアは帰っていった。

 

カナメたちを見送った蒼也と美雲は家に帰ろうとしたがメッサーに呼び止められた。

 

「蒼也准尉」

 

「メッサーさん、どうかしましたか?」

 

メッサーは蒼也を真剣な目で見ながら言った。

 

「次こそ勝つ」

 

その言葉に蒼也はえぇ。とだけ答えた。

 

それから蒼也と美雲はΔ小隊メンバーとも別れ、二人は家に帰っていた。

 

「そう言えば、美雲さん。二週間後には惑星ランドールでのライブですが怪我とかしないでくださいね?」

 

「するわけないわ、私を誰だと思ってるの?」

 

蒼也は美雲の言葉に笑いながら、すみません。と言った。

 

「でも、これだけは覚えていてください。どんなことがあっても僕は必ず貴女を守り抜きます」

 

「ふふっ、頼りにしてるわよ。ガーディアン」

 

美雲は蒼也の言葉に頬を赤らめてながらそう答えた。蒼也と美雲は暗い夜道を二人で歩きながら家に帰るのであった。

 




はい、今回はここまでです。いやー何だかんだで蒼也と美雲の会話を書くだけで心が落ち着きますね。あと後半はぐたたぐだしてしまいましたすみません。読んでいただき本当にありがとうございました。


次回  No.04-2 衝撃のデビューオーディション
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