インフィニット・ロックマン 宿命の対決!   作:赤バンブル

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一応これで7の内容は終わるけど8はどうするか未定です。


ワイリーキャッスル 大炎上

ワイリーキャッスル

 

チフユとロックマンが再生されたワイリーナンバーズを倒し終え、最深部へ降りるとそこには新たなワイリーマシンに搭乗したワイリーが待ち構えていた。

 

「フォルテの奴め、ワシに助けてもらった恩を忘れてお前たちを仕留めそこなうとは。まあ、よい。お前たちはこのワイリーマシン7号で今度こそけちょんけちょんのギッタンギッタンのボコボコにしてやるわい!」

 

「・・・・・ワイリー。」

 

「ん?なんじゃ?」

 

敵を前にしながらチフユは、ワイリーに声を掛ける。

 

「一夏・・・・・いや、何故フォルテをサイボーグに改造してまで助けた?」

 

「何?」

 

「今まで自分のロボットだけで戦ってきたお前が何故人間だったフォルテを助けた?」

 

「フン、何を聞いてくるかと思いきや・・・・・・単なる気まぐれじゃ。たかが死にかけのガキじゃったがワシの城の近くで死なれたら居心地が悪いからのう。」

 

チフユの問いに対してワイリーは適当に答えた。

 

それが本当の答えかどうかは別として。

 

「今度こそ、お前たちには消えてもらうぞ!」

 

ワイリーマシンは勢いよく撥ねながら二人に襲い掛かる。二人は避けながらバスターで攻撃をするがどうしたことかワイリーマシンは巨大な足での踏み付けと小型の髑髏ロボットを排出する以外は特に目立った攻撃をしてこなかった。

 

「しまったっ!?お前たちが来るのが早すぎて間違えてビーム発射のスイッチの配線を逆にしておった(汗)!」

 

ワイリーは今更設計ミスに気がつく。しかし、そんなワイリーを待ってくれるはずもなくロックマンとチフユは、チャージショットでワイリーマシンを吹き飛ばした。破壊されたワイリーマシンからは脱出用のカプセルが出現する。

 

「おのれ~!!じゃが、まだ一回戦じゃ!まだ終わってはおらんぞ!!」

 

ワイリーカプセルは無数の光弾を飛ばして襲い掛かる。

 

チフユは、雪片でカプセルを斬りつけようとするが刃が届く寸前にカプセルは消えてしまう。

 

「ど、どこだぁ!?」

 

「ここじゃ、ここ!」

 

ワイリーは、背後に現れ電撃弾をぶつける。

 

「うわあぁあああ!?」

 

「姉さん!?」

 

「お前も自分のことを心配した方がいいぞ?ロックマン!」

 

ワイリーは更に床に電流を飛ばす。

 

「うわぁっ!?」

 

「ガッハッハッハッハッ!!フォルテの奴は見逃したようじゃがワシは手加減せんぞ!」

 

ワイリーは調子に乗りながら二人をいたぶる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

30分後\(^o^)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オエェ・・・・・・・・・酔い止めの効き目が切れてきた・・・・・・・・」

 

ワイリーは口を押えながら戦闘を続ける。実は彼はれっきとした乗り物酔い体質なのだ。そのため、いつも酔い止めを服用しているのだが今回は長期戦になったこともあり、効き目が切れ始めていた。

 

「うぅ~~~もう、我慢の限界じゃ・・・・・・・」

 

そのせいでワイリーカプセルの動きが鈍くなってきた。ロックマンとチフユはカプセルに向かってチャージしたワイルドコイルをぶつける。

 

「ややっ!?」

 

「今だ、ロック!」

 

チフユの掛け声でロックマンは、スーパーロックマンに合体し、バーニアを吹かしてカプセルの前に一気に迫る。

 

「し、しまった!?」

 

「もう、終わりだワイリー!」

 

ロックマンは、カプセルのコックピットに向かって、ロケットバスターを撃ち込む。

 

「ぎゃあぁあああぁあああ!?」

 

コントロールが不可能になったワイリーカプセルはワイリーを外に放り出し、フヨフヨと飛んだ後に爆散した。

 

その場にはまだ乗り物酔いが治まらないワイリーとロックマンたちが残された。とは言ってもワイリーはもう丸腰状態だ。

 

「ろ、ロックマン・・・・・すまない。もうしないから許しておくれ。」

 

ワイリーはいつもの如く土下座をして命乞いをする。しかし、今までならそこで許していたロックマンであったがフォルテの一件もあり、今回ばかりは許せなかった。

 

「もう、騙されないぞ!Dr.ワイリー!!」

 

なんとあろうことかバスターをチャージしながら銃口をワイリーに向けたのだ。その様子を見てワイリー本人は愚かチフユすら驚いていた。

 

「ろ、ロック!いくらなんでもそれは・・・・・・・」

 

「うっ、撃つのか!?ワシを撃つのか!?このワシを!!ロボットのお前が人間であるこのワシを!?」

 

ワイリーは怯えながら言う。

 

ロボットには人間を襲ったり、傷つけてはならないロボット三原則というものが存在する。もちろんロックマンも例外ではない。

 

ワイリーの言葉で一瞬バスターを戻そうとするロックマンだがすぐに姿勢を戻して向け直す。

 

「!?」

 

「それでもいい・・・・・・お前の野望のために罪のないロボットたちが利用されて・・・・・・カットマンたちやチフユ姉さんが初めて作ったヤマトマンを操ったり、そのチフユ姉さんのたった一人の姉弟のイチカ君をフォルテに作り替えて・・・・・・・・もう、これ以上お前の勝手な行動を許すわけにはいかない!!」

 

「ロック・・・・・・」

 

まさか自らの意思でロボット三原則を破ろうとしているロックマンを目の前にワイリーは崖っぷち状態だった。

 

「覚悟しろ!Dr.ワイリー!!」

 

「ぬ、ぬう・・・・・・・」

 

その直後、ワイリーキャッスル全体が揺れ始めた。突然の出来事にロックマンはバスターを解除するが三人の真上から大量の鉄骨が落下してきた。

 

「どうなっているんだ!?」

 

「しまったっ!?カプセルが壊れたせいで基地の自爆装置が作動した!!」

 

「「なんだって!?」」

 

その直後ワイリーの上に大量の鉄骨が落ちた。

 

「ぎゃあぁあああ!?・・・・・イデッ!!」

 

怪我はなかったようだがワイリーは鉄骨に挟まれて身動きが取れなくなってしまった。

 

「ひ~ん~!!助けてくれ~!!」

 

「「・・・・・・」」

 

ロックマンとチフユは警戒しながら泣き叫ぶワイリーに近づく。正直言って自業自得と吐き捨てながら見捨ててもよかったのだがこれでは罪滅ぼしも何もできない。

 

しかし、そんな二人の目の前にゴスペルが降りて来た。

 

『グゥァア~ウゥ!ガウガウ!』

 

ゴスペルは吠えるとワイリーを転送装置を利用して救出して去って行った。

 

「しまった!?ワイリーが!?」

 

ロックマンはゴスペルの後を追おうとするが目の前に先ほど離脱したフォルテが現れる。

 

「フォルテ・・・・・・」

 

「ロックマン、悪いがじじいには指一本触れさせないぜ。悔しいが今回は俺たちの負けだ・・・・・・・・だが!!俺はさらに強くなってみせる!!」

 

フォルテはそう言うと後ろを振り向いて去ろうとする。

 

「ま、待ってくれ!一夏!!」

 

「・・・・・・てめえの知っている織斑一夏はもうあの時死んだんだ。いい加減に受け入れろ。」

 

「・・・・・・・」

 

「・・・・・それと俺はフォルテだ。今度その名前で呼んでみろ、ロックマンよりも先にてめえから八つ裂きにしてやる!!」

 

フォルテはそう言ってチフユを睨む。

 

「・・・・・なら!私は、お前が戻ってくるまで何度でも呼んでやる!!どんな姿だろうが殺しに来ようがお前は私の弟なんだからな!!」

 

「フン・・・・・・・あばよ。」

 

それだけ言うとフォルテは転送装置で離脱して行った。

 

「姉さん、僕たちも急いで離脱しないと。」

 

「あぁ。」

 

チフユもロックマンと一緒に転送装置でワイリーキャッスルの外へと脱出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワイリーキャッスル 外

 

2人が外に出るとワイリーキャッスルは業火に包まれていた。

 

「・・・・・・・まだまだワイリーとの戦いが続きそうだな。」

 

「うん。」

 

2人は燃え盛る炎を後ろに歩き去って行く。

 

「・・・・・ロック。」

 

「なに?」

 

「ありがとうな、私のことを気遣ってくれて。」

 

「そんなことはないよ。」

 

「・・・・でもな、お前は優しいんだ。いくら許せないと言って銃を向けるのはよくないぞ。」

 

「・・・・・」

 

「もし、またワイリーに銃を向けたくなった時は私が鉄拳制裁する。」

 

「えっ!?」

 

チフユの一言にロックマンは思わず声を挙げる。

 

「優しいお前にそんな役をやらせたくはないからな。それに同じ人間である私ならワイリーも言い訳できないだろ?」

 

「そ、それはそうだけど・・・・・・・」

 

「フフフッ、冗談だ。」

 

「もう~」

 

「ハッハッハッハッハッ・・・・・・」

 

2人は、そう言いながらライトたちが待っているビッグエディを目指して歩いてった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・」

 

遠くから燃えているワイリーキャッスルを見つめるフォルテ。そして、その腕には何か握られている。

 

「・・・・・・弟・・・・・か。」

 

よく見るとそれは所々が焦げた写真だった。

 

写真にはフォルテが一夏としてチフユと最後に撮られた瞬間が映し出されている。フォルテは写真をしまうと後ろにいるワイリーを見る。

 

「・・・・ったく。おい、じじい!いつまでかかっていやがんだ!?早く次のねぐら探しに行くんだろ?さっさと支度しろ!」

 

後ろではワイリーがせっせと城から自動操縦で飛ばしてきた円盤を修理していた。

 

「言われんでもわかっておるわ!じゃが、途中でいろいろぶつかってしまったせいで壊れちゃったんじゃろうが!!お前も少し手伝え!!」

 

「フン。」

 

フォルテは、手伝う様子はなく、キャンプ用のガスコンロを利用してフライパンで何かを焼いていた。

 

『ガウガウ。』

 

「お前のベーコンじゃねえよ。これは俺とじじいの分だ。後で焼いてやるから待ってろ。」

 

『グウゥ・・・・・・』

 

「っち。しょうがねえな。」

 

フォルテは、焼き立てのベーコンをゴスペルの目の前に落とす。

 

『ガウガウ!!』

 

ゴスペルは喜んでベーコンに齧りついた。

 

「全く・・・・・・・俺のベーコンなのによぉ・・・・・じじい!!まだ終わんねえのか!!」

 

「うるさいのう・・・・・・・・・あっ!?」

 

ワイリーは何かを思い出したかのように叫ぶ。

 

「今度は何だぁ!?」

 

「城の中に試作のタイムマシン入れっぱなしにしておったの忘れてた・・・・・・」

 

「何だよそれ?そんなもん一台二台ぶっ壊れたぐらいで大したことないだろ?」

 

「バカもん!!あれは極めて不安定なマシンなのじゃ!!一台でも誤作動で起動した上に爆発なんかしてみろ!次元が歪んで大変なことになるぞぉ!?」

 

「ハッハッハッハッ・・・・・・そんな心配することねえよ。どうせ、じじいが作ったマシンだ。どうせ動くことなく燃え尽きたよ。」

 

フォルテは笑いながら言う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




8やる場合だったらかなりカオスになる可能性が・・・・・・・
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