オルガイツカは勇者である   作:村田殿(ハーメルン版)

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艦これイベントやったり新作アニメのチェックで忙しかったので結構遅れました
すみませんでした

内容は結構雑で春信さんが暴走してます
だが私は謝らないし反省もしない
でもタカキ休め




第10話

風「じゃあ次の話題行くわよ」

 

風が配ったのは今週日曜に行われる幼稚園のレクリエーションの日程表だった。

 

風「勇者として戦うのも大事だけど、こっちもしっかりやらないとね」

 

東郷「具体的には何を?」

 

樹「折り紙を教えたり絵本を読んであげたり、

 

マッキー「アグニカ・カイエルの伝承について教えるのはどうだろう」

 

ミカ「それはダメだ」(時間が

足りない的な意味で)

 

マッキー「ではまたの機会だ」

 

風「花凜と先生にはそうね、暴れ足りない子のドッチボールの的をやってもらうわね」

 

団長「勘弁・・・

 

ミカ「ダメだよオルガ」

 

団長「・・・はい」

 

花凜「って私も参加するの!?」

 

ミカ「当たり前じゃん」

 

風「ほれほれ、この通り入部届けも描いてもらったしね」

 

風はこれ見よがしに花凜の入部届けを見せた。

花凜は形式状入るだけのつもりだったがこのままでは流されると感じ、焦りを見せていた。

 

花凜「なっ、それは形式状でしょ!」

 

団長「お前状況分かってんのか?入団したなら俺たちの仲間だ。鉄華団のやり方に従ってもらうぜ?」

 

花凜「だからって私のスケジュール勝手に決めないでよ!」

 

友奈「じゃあ花凜ちゃんは日曜用事あるの?」

 

花凜「え、いや、別に。

わかったわよ。日曜日ね丁度その日だけ開いてるわ」

 

風「じゃあ決まりね。午前10時現地集合だからね。忘れるんじゃないわよ」

 

マッキー「では、私も同行しよう」

 

団長「は?アンタ・・・まさか。

アンタの要求は飲めねぇ」

 

オルガはマクギリスが何か企んでいると睨み、一度断る。

しかし

 

友奈「えぇ?先生どうして?みんな一緒の方が楽しいよ」

 

風「そうよ。ここまで来ておいて仲間はずれは良くないわ」

 

団長「え?ミ、ミカァ?お前はどう思う」

 

ミカ「面白そうだし、ま、いいか」

 

マッキー「フフフ、ハッハッハッハ!」

 

自分の意見が通ったマクギリスは思わず笑いを浮かべた。

勝利に酔いしれるマクギリスをオルガは殴りかかろうとしたが

、勇者に変身した友奈がマクギリスを庇った。

 

友奈「先生!ダメだよケンカは!」

 

団長「っ、すみませんでした」

 

ミカ「ダメだよ友奈」(殺してでも止めないと)

 

パンパンパン

 

俺は止まんねぇからよ、お前らが止まんねぇかぎり、その先に俺はいるぞ!だからよ、止まるんじゃねぇぞ・・・。

 

団長「すみませんでした」

 

マクギリスは再び笑い、それにつられて友奈達も自然と笑いを浮かべた。花凜を除いて。

 

花凜「全く、緊張感のない奴ら・・・」

 

 

 

その後各々日曜の為の準備に入

った。

マクギリスや花凜を除く勇者部がとある企みをしている最中花凜は・・・

 

 

花凜「この非常時にレクリエーションなんて、まぁやるからには全力を尽くすけど・・・」

 

学校帰りに花凜は本屋に寄り、折り紙入門用の本を買っていた。

ここまでいいとこなしの彼女は少しでも自分の優位性を保とうと努力を怠らなかった。

エリートたる者何事も万全の体制でこなさなければならないという使命感が彼女を突き動かす。

そんな彼女に一本の電話が来る。

 

花凜「えっ、あ、兄貴?」

 

その電話の相手は花凜にとって思いがけない者だった。

少し慌てたが電話に出ることにした。

 

春信「もしもし花凜?良かったちゃんと出てくれて」

 

花凜「珍しいわね、兄貴が電話くれるなんて」

 

電話の主は三好春信、花凜の兄だった。本来ならば大赦の重要な役職である彼がこんな電話をする余裕はなかった筈なので、驚きを隠せなかった。

 

花凜「それで何か重要な話?」

 

春信「別に、ただ花凜がちゃんと学校に馴染めてるかちょっと心配になってね」

 

花凜「だ、大丈夫よ。なんの問題もないわ」

 

春信「うん、嘘だね」

 

花凜の虚勢を張った一言はアッサリと見抜かれた。

 

花凜「な、なんで分かるのよ!」

 

春信「分かるよ、家族だから」

 

花凜「うぅぅ・・・」

 

花凜は兄からも軽いジャブをくらい面食らった様な顔をしていた。

 

春信「ゴメンな花凜、でも花凜ならきっとうまくいくよ。なんせ私、いや俺の妹なんだから」

 

花凜「兄貴・・・」

 

春信「っと、そろそろ仕事に戻らないといけない。それじゃ」

 

春信の電話はそこで途切れる。短い電話だったが花凜を励ますには十分な時間だった。

 

花凜「ばか、こっちの気も知らないで・・・」

 

しかし花凜は春信の好意を素直に受け取ることはできなかった。

嫌いという訳ではなく、なんでもテキパキとこなす春信に対して花凜は強いコンプレックスを抱いていた。

彼女が勇者としての使命に執着するのは兄を超えたいという思いもあってこそだった。

 

 

 

春信「さて、悪かったねタカキ君、仕事変わってもらって」

 

タカキ「いえ、妹、家族の心配をするのは誰だってすることですから」

 

春信「ありがとう、タカキ君は休んでていいよ。もう十二時間も働いているんだから」

 

タカキ「はい、ありがとうございます」

 

タカキが休憩室に向かった後、春信もまた仕事に戻った。

 

春信「さて、私も後一日ほど頑張らないといけませんね。このガンダム達の為に。

 

キャリブレーション取りつつ、ゼロ・モーメント・ポイント及びCPGを再設定。

エイハブリアクター出力再調整

疑似皮質の分子イオンポンプに制御モジュール直結

ニュートラルリンケージ・ネットワーク、再構築

メタ運動野パラメータ更新

フィードフォワード制御再起動、伝達関数

コリオリ偏差修正

パワーフロー正常

運動ルーチン接続システム、オンライン

ブートストラップ起動

全システムオールグリーン!」

 

 

 

 

 

 

翌日・・・

 

 

ミカ「オルガ起きて、早く起きないと遅刻するよ」

 

ミカはなかなか起きないオルガを揺らすが起きる気配はなかった。

そこでミカは強硬手段に出た

 

パンパンパン

 

俺は止まんねぇからよ、お前らが止まんねぇかぎり、その先に俺はいるぞ!だからよ、止まるんじゃねぇぞ・・・。

 

ミカ「じゃあ俺先行くから」

 

ミカは先に足を運ばせオルガは曲の終わりから準備を始め10時少し前に出ることになった。

 

 

 

団長「ハァハァ、おはようございます」

 

花凜「おはよ」

 

マッキー「おはよう、オルガ団長」

 

オルガが部室へと着くと待っていたのは花凜と仮面をつけたマクギリスだった。時間は10時丁度だった。

 

団長「他の奴らは?いやそれよりその仮面はどうした?」

 

マッキー「ああこれか、良い仕上がりだろう。

中々に遊べる玩具を手に入れてね

この仮面をつけた瞬間、私は違う男の人生を手に入れる

いっそ口調なども、変えて見たりしとくぅ~~ぅ? 」

 

団長「アンタ正気か?」

 

マクギリスの余りにも変化した様子にオルガと花凜は少し引いた目をしていた。

 

マッキー「・・・いや、やはり止めておこう」

 

花凜「に、しても遅いわねアイツら。何やってるのかしら?」

 

団長「おかしいな?ミカは先に出た筈なんだが」

 

一同に違和感を感じもう一度予定表を確認すると現地集合、つまりは幼稚園に集合だった事を思い出す。

 

オルガ「っくそ!今からでも遅くはねぇ。行くぞ!」

 

花凜「ちょ、ちょっと待ってよ!遅刻なんて真似したらその・・・迷惑じゃない?」

 

団長「いいから行くぞぉ!皆が待ってんだ」

 

オルガは花凜を強引に連れ出し

皆が待っている場所へと向かった。

そこで待っていたものは・・・

 

 

 

「「「花凜ちゃんお誕生日おめでとーーー!!!」」」

 

花凜「な、え?ええーーー!?」

 

待ちかねていたのは勇者部の面々に幼稚園の子供達だった。

拍手とクラッカーが鳴り響き花凜を激しく歓迎した。

花凜はこのような事など聞かされている訳もなく激しく動揺していた。

 

花凜「ど、どういうことよ!?説明しなさいよ!」

 

風「今日アンタ誕生日でしょ?入部届にしっかり書いてあったわよ」

 

友奈「だからサプライズで誕生日パーティーしないとって」

 

団長「待ってくれ、俺も聞いてねぇぞ」

 

マッキー「サプライズだからだ。君は口走って言う可能性があるため敢えて言わなかった」

 

団長「なっ、ミカは知ってたのか!?」

 

ミカ「当たり前じゃん」

 

団長「なっ・・・どうやら俺は相当信頼されてねぇようだな」

 

風「そこはホラ?

ある意味信頼されてるんじゃない?反面教師として」

 

団長「うるせぇ!」

 

キュピ

 

ミカ「ごちゃごちゃうるさいよ」

 

団長「すみませんでした」

 

花凜「な、あんたら・・・」

 

風「あれどうしたの?もしかして自分の誕生日も忘れてた?」

 

花凜「アホ・・・バカ!ボケ!誕生日なんて、その祝われた事が無かったから・・・なんて言えばいいか・・・分かんなくて・・・

 

ミカ「笑えばいいんじゃない?」

 

花凜「え?」

 

ミカ「前にオルガがやってた。めでたい事があればたくさん食べて飲んで楽しく騒いでたよ」

 

団長「そうだな、ミカの言う通りだ。今日はとことん祝うぞー!」

 

「「かんぱーい!」」

 

そこからはどんちゃん騒ぎだった。

オルガが矢受けの加護を存分に発揮し避けた方が当たりそうなドッチボールの球に当たり希望の花を咲かせたり、風が酔っ払った気分で花凜をワシワシしたり、オルガが子供達におじさんと呼ばれ精神的ダメージで希望の花を咲かせたりした。

アグニカ・カイエルの布教会として子供達に謎の仮面男「モンターク」が伝記を配ったそうだが、それはまた別の話である・・・

 

 

 

友奈「じゃあねー花凜ちゃん!」

 

幼稚園で解散となり一同はまた明日ね、と希望の種を蒔いた。

オルガとミカは食べ散らかした菓子や飲み物、パーティーグッズの片付けに追われていた。

 

団長「ハァハァハァ・・・」

 

花凜「なんでゴミ捨てでそんな疲れてるのよ?」

 

オルガがゴミ捨ての往復で息を切らしてる中、花凜が手伝いしに来てくれた。

 

団長「サンキューな」

 

花凜「勘違いしないでよね、散らかしっぱなしで帰ったら子供達に迷惑でしょ?」

 

ミカ「そうだね・・・オルガ。コイツで最後だ」

 

ミカも花凜の後に続いて運び最期のゴミ捨てが終わった。

 

団長「さてと、帰るか」

 

花凜「・・・ちょ、ちょっと待ちなさいよ」

 

ミカ「俺?」

 

花凜「そ、そうよ。その、さっきはありがとフォローしてくれて・・・」

 

花凜「別にいいよ、当たり前の事しただけだし」

 

花凜「素直に受け取りなさいよ!」

 

春信「そうだね、花凜はもっと素直の方がいいよ」

 

花凜「え、あ、兄貴?」

 

突然その場に現れたのは春信だった。彼は花束と誕生日プレゼントを抱えていた。

 

花凜「どうしてここに・・・?」

 

春信「いたらダメだった?今回は時間が取れたからちゃんと祝えるよ。

花凜、誕生日おめでとう」

 

花凜「あ、ありがとう?」

 

花凜は困惑しつつもプレゼントを受け取る。複雑な感情が混じり合った二人の事をオルガ達は邪魔しちゃ悪いと静かに見守っていた。

 

春信「ちゃんと喜んでくれないと困るな。仕事の合間合間縫って作ったプレゼントなんだから」

 

花凜「わ、私のために?」

 

春信「うん。父さんや母さんは俺ばかり贔屓するけど、俺は花凜の事家族として大事だと思ってるから」

 

花凜「だ、大事って・・・」

 

春信「それとも愛してるなんて言った方がいいか?」

 

花凜「な、あ、愛〜〜!?バカ!バカ兄貴!もう知らない!」

 

怒った花凜はその場を走って去って行ってしまった。プレゼントは手に抱えたまま。

 

春信「怒らせてしまったみたいですね。すみません、身内のお見苦しい所を。

では失礼します」

 

団長「待ってくれ!アンタ・・・何処かで会った事ないか?」

 

春信「・・・いえ初対面の筈ですよ?しかし今後会うことがあるでしょう。その時は一杯やりましょう」

 

彼もまた去っていく。まるでその後を予見したかのような発言を残して

 

 

 

一方花凜は・・・

 

花凜「リストバンド?まぁ、あれば使うけど・・・」

 

プレゼントの中身はトリコロール色のリストバンドだった。勇者としての訓練で汗をかく彼女にとっては必要なものだった為、

先程は照れ隠しで暴言を吐いたものの、本心で嬉しかった彼女は自然と笑顔になった。

 

そんな彼女にもう一つ嬉しい出来事が起きた。

勇者部からのナルコ、つまりはトークへのお誘いである。

花凜は素直にその誘いを受けることにした。

 

風『これで花凜も名実共に勇者部の仲間入りね』

 

友奈『改めてよろしくね〜花凜ちゃん』

 

樹『よろしくです』

 

ミカ『よろしく』

 

東郷『明日ぼた餅作ってきますね、みんなで食べましょう』

 

団長『いいじゃねえか、ご馳走になるぜ』

 

花凜「あいつら・・・そうね。

こういう時は素直に『ありがと』って送るんだっけ」

 

花凜『ありがと』

 

友奈『わー返事が返ってきたー』

 

団長『結構早いじゃねぇか

これからも止まるんじゃねぇぞ』

 

友奈『わーい』

 

樹『わーい』

 

東郷『ぼた餅』

 

花凜『うっさい!』

 

団長『すみませんでした』

 

風『ふははははは』

 

東郷『ぼた餅』

 

『アグニカ・カイエル』(写真が送られてきました)

 

『モンタークさんが退出しました』

 

トーク内に現れた写真は今日幼稚園で撮った何気ない日常の写真だった。

花凜や勇者部の記念写真、それを受け取った花凜は自然と笑みを浮かべた。

 

花凜「あいつら・・・ほんと能天気なんだから。でも悪くないかな」

 

ゆっくりと寝に入る彼女の顔は今までとは少し違う安心しきった顔だった

 

 

 

一方その頃マクギリスは・・・

 

「ほう、まさか大赦や私の知らない勇者が存在していたとはな。

勇者の王か、その力はガンダムの王であるバエルが受け継ごう・・・」

 




バーテックスを光にする予定なので勇者王要素をオマケ程度に入れます

ネタを挟まないと書いていけない病気にかかり始めてます

後艦これイベントまだクリアできてないので次回の投稿は10月20日予定です




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