オルガイツカは勇者である   作:村田殿(ハーメルン版)

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結構真面目に書いたつもりだったけどやっぱり今回もダメだったよ
この世界の厄祭戦はきっとターンエーの黒歴史に近いものなんだよ
じゃないと最期の方説明できないし

新キャラ

バルバトス
バルバトスを大赦が魔改造してる時に目覚めたAI
喋り方やセリフが某RPGのキャラに酷似しているがあくまでもミカと共に戦ったバルバトスなので英雄(勇者)を殺そうなんてしない
たまにミカの操縦を無視して独断行動することもある

昭弘・アルトランド
鉄華団筋肉隊隊長
筋肉を鍛えすぎた上身内を何人も失った結果まともさを捨てた人

ノルバ・シノ
鉄華団流星隊隊長
鉄華団のムードメーカー的存在
死ぬときはでっけぇおっぱいに埋もれて死にたい人





さらば天神! バーテックス暁に死す!

七月中旬、もうすぐ夏休みという時期にバーテックスの襲来は来た。

その様子を勇者部一同と鉄華団、そしてマクギリスが見ていた。

 

ミカ「すごい数だ」

 

ミカの言う通り残り7体のバーテックス、

アリエス(牡羊座)

タウラス(牡牛座)

リブラ(天秤座)

アクエリアス(水瓶座)

レオ(獅子座)

ジェミニ(双子座)

ピスケス(魚座)

が一度に来てる事が確認できた

七体と言っても一体一体が50メートル程の大きさで、レオに至ってはその2倍近くの大ききだ。ミカの目にはモビルアーマーが複数体同時で来ているようにも見えた

 

団長「だが俺達に倒せねぇ筈がねぇ。そうだろミカ?」

 

ミカ「ああ、邪魔する奴は全部敵だ。俺達の居場所を壊させるわけにはいかない」

 

マッキー「実に分かりやすい状況になったな。ここでヤツらを全滅させれば終了だ」

 

団長「そうだな。・・・いいかお前ら!これが最後の戦いだ

この戦いはただの戦いじゃねぇ

全員で生きて笑って終える為の戦いだ

絶対に死ぬんじゃねぇぞ

こっから先死んだ奴は団長命令違反で俺がぶん殴ってでも起こしてやる

だからいいか!なんとしてでも這ってでも!それこそ死んでも生きやがれ!」

 

東郷「気合い入ってますね先生」

 

風「それだけこの戦いはあたし達にとっても大事な戦いってことよ

いい皆?買ったら好きなもの奢ってあげるから絶対に死ぬんじゃないわよ」

 

彼女達は円陣を組み戦いの気合いを入れ直す。その中にはミカやオルガ、マクギリスの姿もあった。

 

団長「行くぞお前ら!」

 

風「勇者部一同!変身!」

 

ミカ「来い、バルバトス!」

 

勇者部一同が変身しミカとオルガ、マクギリスもそれぞれモビルスーツへと乗り込む。

 

バル「おう、久しぶりだな小僧。

我が名はバルバトス、見せてもらおうか。貴様らのもが・・・

 

ミカ「行くぞバルバトス」

 

バル「ぶるぁぁ!!!(無視すんなよゴラァ!)」

 

ミカが阿頼耶識でバルバトスに繋がった時ミカにだけ渋い男の声が聞こえた気がした。

ミカは特に気にするそぶりもなくバーテックス(アリエス)の元へと近づいていった。

そして真っ先にバーテックスの元へ向かったのは花凜だった

 

花凜「一番槍は頂くわよ!」

 

軽快なステップで突出したバーテックスに近づき、一撃を加えようとした時だった。

後ろから巨大な弾丸がバーテックスを貫き御霊ごと一撃で撃破したのだ。

花凜は持ち前の反射神経で巻き添えににならずにギリギリのタイミングで避けたが、少し遅ければ危険な一撃だった。

 

花凜「ちょ、ちょっと東郷!ちゃんと狙いなさいよ!」

 

花凜はメンバー内唯一の銃使いである東郷に文句を叫んだが、当の本人は撃ったそぶりなどなく弾丸が来たであろう方角を見ていた。

その先にはピンク色をした四足歩行のモビルスーツの姿があった。

 

シノ「見たか!こいつがノルバ・シノの四代目流星号、ギャラクシーキャノンの力だ!」

 

風「四代目?」

 

樹「流星号?」

 

友奈「ギャラクシーキャノン?カッコいい!」

 

東郷「銀河砲、凄い一撃ね」

 

花凜「ちょっとアンタ!よく狙いなさいよ!」

 

シノ「いいじゃねぇか、結果当たんなかったんだから」

 

花凜「な・・・アンタねぇ」

 

団長「すまねぇ、シノも悪気があるわけじゃねぇんだ」

 

シノの代わりにオルガが謝り引き締まった場が一気に壊れた。

そんな時また引き締めようと次なるバーテックスが仕掛けてきた。

非常に高い音を響かせるバーテックス(タウラス)の鐘の音が一同の感覚を狂わせる。

 

団長「ヴェアアアアアア!!」

 

バル「ぶるるぁぁぁぁぁ!!」

 

ミカ「うるさいなぁ、っく、こういう奴とは相性が悪い・・・」

 

ミカはバルバトスを動かそうとするが音による平衡感覚のズレがありうまく動かせずにいた。

そんな時樹が何かを言っているのがミカには見えた。

 

樹「ミカさんここは私に任せて」

 

ミカにその声は聞こえていないが、ミカは口の動きから大体の内容を把握しバルバトスを軽く頷かせる。

 

樹「(音は皆んなを幸せにするもの。こんな音は!」

 

樹は武器のワイヤーをバーテックスに伸ばし複雑に絡ませる。縛り付けた糸は鐘の音を止め、その光景にいち早く気づいた風とマクギリスが斬りかかった。

 

風「ナイスよ樹!うりゃあぁぁ!」

 

マッキー「戦局の糧になってもらおう!」

 

まず風が上から大剣を押しつぶすようにかかり御霊をバーテックスの体内から押し出す。マクギリスはその機を逃さず両手の剣をX状に上から振り下ろし御霊を撃破した。

 

団長「よしこの調子で行くぞ!」

 

バーテックス達は力押しで攻めるのは得策ではないと踏んだのか後退していく

その様子を見てオルガを先頭にミカとシノと友奈、風と花凜は逃げるバーテックスの追撃に向かった。

樹も少し遅れる形で風についていき、東郷は動かずその場でライフルを構えたまま様子を伺った。

そしてマクギリスは何か策があると見て不用意に前に出ようとはしなかった。

 

風「一気に決めるわよ!突撃ぃ!」

 

ミカ「逃がすわけないだろ」

 

バル「男に後退の二文字はねぇ!」

 

ミカ達が追いかけていくとバーテックスはレオを中心にリブラ、ピスケス、アクエリアスと距離を近づけて合体した

 

花凜「アイツら合体し

た!?」

 

風「好都合ね、まとめて倒すわよ!」

 

バル「砕けろぉ!ぶるあぁ!?」

 

風の号令でバルバトスが飛び、超巨大メイスが上から叩きつける。しかし四体が合体したバーテックス

「レオ・スタークラスター」は今までのバーテックスとは強さが桁外れだった。

バルバトスの渾身の一撃ですら

傷一つ与えられないほど硬さにミカは焦りを見せていた

 

ミカ「ヤバイな、コイツ」

 

合体バーテックスは反撃として全方位に太いビームを発射し、傘を振り回すかのような動きで乱射してくる。

その不規則な動きにミカは対応したが、前に出ていた他のメンバーには直撃した。

そして希望の花も咲いた

 

マッキー「これが、厄祭戦で人類を絶滅の危機に追いやったバーテックスの本性か!

だが、戦いようはある」

 

団長「だからよぉ・・・

 

ミカ「バルバトス!?」

 

いつもの通りオルガは復活の言葉を言いかけたがバルバトスはそれすら許さなかった

 

バル「この軟弱者が!お前に戦う資格はねぇ!」

 

バルバトスはミカの操縦を無視し、左腕で獅電の足を掴み後方へ投げ飛ばした

錐揉み回転をしながらしでんは樹の近くへと倒れこみ再び花を咲かせた

 

ミカ「おいバルバトス・・・」

 

バル「ぶるあぁ!?」(なんか文句あっか!?」

 

ミカ「・・・ま、いいか」(オルガだし)

 

 

一方その頃花凜はバーテックスの攻撃のダメージがまだ残っていた。そしてバルバトスがオルガと遊んでいる隙にバーテックスは再び花凜を攻撃してきた。

 

花凜「っく・・・こんな所で」

 

マッキー「花凜、今死なれては困る!」

 

バーテックスの大砲から放たれた砲弾は花凜に向かって一直線に飛んできた。しかし前線に飛翔したバエルが砲弾を切り払い事なきを得た。

 

マッキー「無事か?」

 

花凜「アンタに心配されるまでも・・く・・・」

 

花凜は立ち上がろうとするがまだダメージが残っていてうまく立つことはできなかった

花凜は自分の不甲斐なさに歯ぎしりをしながらバエルを見つめていた。

 

マッキー「無理をするな、もう少し休んでいるといい。君の出番は私が作ろう」

 

ミカ「で、どうすんのチョコの人?アイツ相当に硬いよ」

 

マッキー「私にいい考えがある。君は奴の目を引きつけてくれ。その間に私が手を打とう」

 

ミカ「分かった、じゃあ足引っ張んないでね」

 

マッキー「ふ、無論だ」

 

まずバルバトスが正面からメイスで叩いていく。それ自体はダメージにならないが注意が向きバーテックスはバルバトスに攻撃を加えていく。

ギリギリのタイミングで回避を続けるバルバトスにバーテックスは攻撃の手数を増やしてきた。

その隙をついてバエルは合体したバーテックスの隙間隙間に剣を突き刺していく。

その部分は合体前と同じ強度でありバエルの剣でも十分にダメージを与えられた

 

マッキー「やはりここが弱点か」

 

しかしバエルだけでは攻め手の数は足りずバーテックスの傷の再生速度に追いつかない。

そこでマクギリスは彼女達に協力してもらう為演説と言う名の励ましを行った

 

マッキー「少女達よ、革命は終わっていない!君達の気高い理想は決して絶やしてはならない!

アグニカ・カイエルの意思は常に我々と共にある!

皆!バエルの元へ集え!」

 

その演説に最初に反応したのは風だ。

 

風「そうよ、樹を置いて、皆んなを巻き込んでおいてくたばるわけには、いかない!

満開!」

 

彼女が満開を発動すると神樹の結界内の根が煌びやかな輝きを放ち彼女の元へと届く。

次に見えた彼女の姿は白を基調とした羽衣を身にまといより神官風になった姿だった。

 

風「これがアタシの女子力を込めた渾身の一撃だぁぁぁぁ!!」

 

満開した彼女の大剣はする前のおよそ10倍近い大きさになっていた。にもかかわらず彼女は以前と変わらないように振るいバーテックスに怯ませるほどのダメージを与えた。

 

マッキー「これが・・・満開か。凄まじいなその力」

 

 

風の満開したとほぼ同時刻、東郷は友奈の元へと駆けつけていた。

 

東郷「友奈ちゃん!?大丈夫?」

 

友奈「平気だよ、痛たた・・・」

 

東郷は友奈をこんな目に合わせたバーテックスを許してはおけなかった。

 

東郷「バーテックス・・・許さない。満開!」

 

東郷の満開は風と少し違ったものだった。羽衣は同じだが武器が大幅に変わりまるで戦艦の主砲を連想させる八つの砲が彼女の周りに現れ足場にも船の船体のような形のものが現れる。

 

東郷「我、敵軍ニ総攻撃を実施ス

主砲副砲全砲門、発射用意。

測敵完了

誤差修正、右1度上下角3度

うちーかたー始め!」

 

彼女の砲から発射された蒼いビームはマクギリスや風の攻撃も合わさりバーテックスの体を貫き確実に効いていた。

 

 

一方後方にいた樹とオルガは・・・

 

樹「凄い・・・凄いよお姉ちゃん、東郷先輩」

 

団長「凄えよ、二人とも」

 

二人が関心して自分達も加勢しようと足を動かそうとしたそのときだった。

樹を含めて全員のスマホからアラームが鳴り響く。それは今まで姿を見せていなかったバーテックス(ジェミニ)が神樹に近づいている事を示したものだった。

 

樹「先生このバーテックス二体もいます!」

 

団長「何!?なんで今まで発見されなかったんだ!」

 

樹がデータを調べてみるとジェミニは結界内の両サイドから時速250キロで神樹に近づいている事が分かった。

更にこのバーテックスだけ全長3メートルとかなり小さく今まで見つからなかったのも不思議ではなかった。

 

団長「樹はそっちを頼む!俺はもう片方をやる」

 

樹「え、でも・・・」

 

団長「いいから行くぞぉ!俺達がやらなきゃあいつらに顔向けできねぇ」

 

樹「分かりました、やっつけたら私もそちらに行きます」

 

オルガと樹は自分の出来ることをするためお互いの場所へと駆けた。

 

 

 

マクギリス「さて、出番だぞ花凜。もう休暇は充分だろう?」

 

花凜「ええ、殲滅してやるわ!」

 

マクギリスは風達が満開した後も剣を突き刺していく戦法を取っていた。その傷口から花凜はバーテックスの奥に侵入し中で暴れ回っていた。

いくら装甲が固くとも中身までそうとは限らない。

機体が頑丈でもパイロットがやられてしまえば意味はない。

先程オルガが花を咲かせたのもビーム自体は機体の装甲で耐えられるがそれによる熱までは防げずオルガは希望の花を咲かせていた。

このバーテックスも今は花凜という発火剤が暴れまわっていて再生を維持するのが困難になっていた。

 

 

その頃樹も姉同様満開し、ジェミニを数多の糸で縛り細切れにした

 

樹「神樹様をやらせはしない!」

 

樹は簡単にバーテックスを撃破して見せたがオルガは苦戦を強いられていた。

 

団長「待ってろよ!待てって言ってるだろうが!」

 

スラスターを全開で吹かしながら獅電はライフルの弾をバーテックスに乱射していく。しかしオルガの腕では3メートル程度の走り回る標的に当てるのは困難だった。

しかしオルガがやらなければバーテックスが神樹に辿り着き世界は終わる。それだけは絶対に避けなければならない。

 

団長「くそ、くねくねと動きやがって!

っ!?」

 

オルガが次の弾を発射しようとしたがライフルから弾は出なかった。弾切れだ。

ジェミニはしつこく追ってくる獅電相手に弾切れの隙をつきこちらへカウンターの蹴りを入れてきた。

 

団長「ゔぇあああ!!」

 

体勢を崩し出す獅電。

しかしオルガにも意地がある

倒れながらもバックパックに備えていたパルチザンを投げつけ

カウンターが決まる

油断していたジェミニはかわすことが出来ず接触し転んだ。

そこにあの男がやってきた

 

昭弘「ふぅぅ!!おまえかあぁぁぁぁぁ!!!」

 

倒れたジェミニを上から押さえつけグシオンリベイクフルシティがシザーシールドを用いてジェミニを挟み潰す。その威力は御霊を粉々に砕き原型すら分からないものになっていた。

 

昭弘「すまねぇ、筋肉を鍛えてたら遅くなった」

 

団長「いや、いいタイミングだぜ、昭弘!反撃開始と行こうか!」

 

オルガと昭弘はミカ達の元へと向かった。途中樹も合流し、この戦いの決着ももうすぐだと見えてきた。

 

 

 

前線では満開した風と東郷が加わり五分五分の勝負が展開されていた。しかし五分五分では御霊を破壊することもむき出しにする封印の儀も行うのは困難だった。

 

そこに手数で勝るフルシティがロングレンジライフルを4丁持ち彼女達の手助けに入った。

 

昭弘「腕は4本あるんだよ!」

 

更にビームの振動で一時気絶していたシノも意識を戻し再びギャラクシーキャノンを発射した。

 

シノ「唸れぇ!ギャラクシーキャノン、発射ぁ!!」

 

ミカ「ゼロ距離なら!」

 

更にミカがどこからともなく見つけた対艦ランスメイスを突き刺しパイルバンカーでバーテックスの体を貫いた。

 

この攻撃を同時に受けたバーテックスは勇者達への反撃よりも自身の回復に努めていた。

 

風「チャンスね、封印の儀行くわよ!」

 

風の合図でバーテックスの周りに勇者達は立ち封印の儀を行う。

しかし出てきた御霊は通常とは比べものにならないほどの大きさだった。大気圏外にまでその御霊は存在していた。

 

団長「な、なんなんだよありゃ!?」

 

樹「お、大きすぎるよ、あんなのどうやって・・・」

 

友奈「大丈夫、御霊なんだから今まで同じようにすればいいんだよ」

 

東郷「友奈ちゃん行こう!今の私なら友奈ちゃんを運べると思う!」

 

花凜「早く殲滅してきなさいよ」

 

風「頼んだわよ二人とも」

 

樹「ここは私たちに任せてください」

 

友奈は東郷と共に御霊がある空へと飛び立っていった。

 

団長「流石にあいつらだけってわけにはいかねぇな。ミカ!行ってくれるか?」

 

ミカ「え?無理」

 

バル「縮こまってんじゃねぇ!ハアァ!!」

 

ミカは無理だと思ったがバルバトスは恐ろしい跳躍力を見せ宇宙空間へと身を飛び出した。

 

バル「ハッハー!」

 

バルバトスは上機嫌に笑い御霊を破壊していく。その姿はバーテックスから見れば勇者などではなく悪魔そのものだった

 

ミカ「今はとりあえずアンタが邪魔だ!」

 

バル「貴様の死に場所は

ここだぁ!

ここだぁ!!

ここだぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

 

その頃友奈達は・・・

 

東郷「ごめん友奈ちゃん、ちょっと疲れちゃったみたい・・・」

 

レオの御霊は必死な抵抗を見せ炎の球や爆炎攻撃を東郷へ繰り出していた。

数が多く避けきれないものもあり当たる内に東郷の体力はどんどん削られていった。

 

友奈「ありがとう、東郷さん。見ててねやっつけてくる!

満開!」

 

友奈の満開はシンプルなもので二つの大きな腕が出てきて彼女の動きと連動するものだった。

 

友奈「皆を守って、私は勇者になぁぁぁぁるぅ!!!」

 

東郷「・・・いつも見てるよ、友奈ちゃん・・・ミカ?」

 

ミカ「大丈夫?」

 

ミカはバルバトスの左手に満開を終えた東郷を抱えた

そして友奈は御霊に一発一発魂の叫びを込めていた

 

友奈「勇者部六箇条!

一つ、挨拶はきちんと!

一つ、なるべく諦めない!

一つ、よく寝て、よく食べる!

一つ、悩んだら相談!

一つ、なせば大抵なんとかなる!」

 

彼女の五発のパンチが御霊に直撃しあと一発殴れば終わりが見えてきた。友奈は一層気合いを入れる。

 

その時友奈はふと先日読んだアグニカカイエルの伝記に出ていたある人物を思い出す。

その人物はキングオブハートと呼ばれ自分と同じ徒手空拳を得意とした人物だ。その人物が伝記内で最後に戦った敵がふと今目の前にいるバーテックスと重なって見えた。

友奈はその人物に勇気を貰うかのように叫ぶ。

 

友奈「私は止まらない!みんなと共に前に進む!

私のこの手が真っ赤に燃える!

勝利を掴めと轟き叫ぶ!

ばぁぁぁくねつぅ!勇者ぁぁぁパァァァンチイィィ!!!」

 

その思いが届いたのかこの一発は今までの中で一番威力のある一撃だった。

御霊は砕け散りバーテックスとの戦いは終えた。

 

しかし彼女達がちゃんと帰れるかはまだ分かっていない。

 

ミカ「友奈!」

 

東郷「友奈ちゃん、お疲れ様」

 

友奈「えへへ、おいしいとこだけとっちゃった」

 

友奈もまたバルバトスの左手に入りそのまま東郷と共に眠りについた。

 

ミカ「スラスターのガスは残りわずか、どうするか・・・」

 

バル「小僧、アレをやるぞ」

 

バルバトスの目が光りアレという言葉で提案が来る。阿頼耶識で繋がっていたミカはその言葉だけでもなんのことか分かった。

 

ミカ「ああ、やるぞバルバトス。オルガやみんなの元へ行こう」

 

バルバトスは近くにあった御霊の破片をまるでサーフィンをするかのように乗りこなし大気圏へと落ちていく。

 

 

 

団長「どうなった!?ミカ達は?」

 

花凜「あ、あれ!」

 

花凜が指差した先に見えたのは友奈達を抱えたバルバトスだった。残り少ないスラスターと樹の糸でバルバトスを受け止めた。

樹は最期の力を使い果たしたのか糸が消えたと同時に眠りに入った。

 

団長「ミカァ!」

 

風「友奈!東郷!大丈夫!?・・・そうね・・・あ、あれ?なんか疲れちゃったのかな・・・zzz」

 

風もまた安堵感から緊張の糸が途切れ眠りに入った。

彼女達の眠りと共に樹海化も溶け始める。

 

団長「ミカ、おかえり」

 

ミカ「うん、ただいま」

 

 

 

 

花凜「バーテックスと交戦を終えました

負傷者4名、至急霊的医療班の手配を願います。

なお、今回の戦闘で12体のバーテックスは全て殲滅しました!

私たち 讃州中学勇者部一同が!」

 

春信「うん、おめでとう。そしてお疲れ様花凜」

 

花凜「え?その声兄貴?」

 

花凜が大赦に連絡を入れ出てきたのは花凜の兄だった。花凜は少し動揺しながらも必要な事を言った後たわいもない話をし、電話を切ろうとした。

 

花凜「じゃあ・・・

 

ね、と言いかけた時春信は被せるようにこう話した

 

春信「花凜、満開は使ったのか?」

 

花凜「ううん、使いそびれちゃった。まぁ私はあんなものに頼らなくても戦えるんだから」

 

春信「・・・うん。そっか、花凜は強いもんな・・・じゃあ・・・」

 

 

そこで花凜との電話は切れる。

春信は何か怒りをぶつけるかのように歯を噛み締め近くの壁を殴る

そこに村田が来た。

 

村田「言わなくて良かったっすか?家族にくらい本当のこと・・・

 

春信「言えませんよ!こんな・・・こんなこと・・・っく・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ゆゆゆ 6話は特に面白く作れる気がしないので飛ばします
後今回マクギリスが花凜に言った「今死なれては困る」というのは実はかなりギャグ寄りの発言です


バーテックス一体一体丁寧に描写しようと思いましたが、ゆゆゆ メモリアルブックにバーテックスの情報があまりにも無さすぎたので断念しました

「たかがバーテックス一体、バエルで押し返してやろう」
的な展開も考えましたが没案になりました

後特に関係ないけどオルライブはいいぞ




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