補足
バーテックスとの決戦後病院での検査の結果、満開した四人に身体の異常が見られました
結城友奈 味覚が感じられない
東郷美森 左耳が聞こえない
犬吠埼風 左目が見えない
犬吠埼風 声が出ない
なおこの症状は現在詳細を調査中ですが肉体に医学的な問題は無く、じきに治るとのと思われます(大赦調べ)
さてみなさん
ついにバーテックスを撃破した鉄華団と勇者部は大赦からの褒美で慰安旅行を楽しんでいます
綺麗な海を泳いで楽しんだ後に美味な海の幸を食す
これ程の贅沢はなかなかありません
しかしそんなお楽しみの彼女達を付け狙う新しい敵が現れたました!
その者は自らの目指した世界の扉を開くため彼女達を付け狙ってくるではありませんか!
果たしてオルガ団長は、かの敵を撃退し彼女達を守ることはできるのでしょうか!
それではガンダムファイト!
レディーゴー!
村田「お疲れっす〜団長殿」
春「御役目ご苦労様です、イツカさん」
長い時間車で走り散々道を間違えながらもオルガ達は大赦が慰安旅行の為に提供された旅館へと足を踏み入れた。
オルガはたった二人だけの出迎えに少々不満気になった。
団長「おいおい王様の登場なのに
出迎えが野郎二人だけかよ」
村田「すまないっすね〜。大赦はバーテックスの攻撃によるダメージのケアとか保証手当とかで色々と忙しいっすから。
この旅行もそんななかなんとか行うものっすからね」
友奈「王様って?」
団長「ああ?俺に決まってんだろ」
村田「そうっすよ結城ちゃん、団長殿は大赦から見ればバーテックスを全て撃破した勇者達を率いた王様っす」
友奈「おー王様!」
風「なんか足元すくわれそうな王様だけどね」
花凜「すぐ人を庇う王様がどこにいんのよ・・・」
団長「俺に決まってんだろ。団員を守んのは俺の仕事だからよ。それは王様って呼ばれても変わることねぇよ」
東郷「でも先生は自分の事もしっかり守れないと大将として相応しくないですよ?」
団長「分かってるよ、でも仲間を守れない奴が王様になる資格はねぇと思うんだ。
俺はお前らがいたから止まらず進み続けて来れたんだ。
・・・サンキューな」
オルガはやや照れ臭くなりながらも皆に礼を言う。友奈達は素直に受け止めたが若干一名照れていた。
花凜「な、何を急に・・・」
春「照れてるみたいだね花凜は」
花凜「照れてないってば!ば、バカ兄貴・・・」
風「え、花凜ってお兄さんがいたの?」
東郷「初耳ですね」
春「おっと、自己紹介がまだでしたね。私は花凜の兄で春信と申します」
村田「じゃあ自分もするっすね」
村田「「忍者村田!
ここに見参っす!」」
村田は忍者の術として影分身を披露し二人で挨拶する
いつものウザさが倍増したこの模様をオルガはなんなんだよコイツは、と愚痴をこぼしながら
団長「俺は、鉄華団団長・・・
ミカ「オルガはいいよ」
団長「・・・はい」
友奈「東郷さん!忍者!忍者だよ!本物の!」
東郷「凄いですね、二人とも見分けがつかない」
村田「「フハハハハ!凄かろう!
しかも分身からまた分身できるっす!」」
村田「「「「さあどれが本物か見分けられるっすか?」」」」
自信満々に村田はオルガ達に勝負を挑んでいく
普通の相手ならば見分けられる事はなかった。
しかし勘のいいミカにはあっさりと見抜かれた。
村田「な、何で分かったっすか?」
ミカ「別に普通でしょ。なんか一人だけ影が少し濃かったから」
団長「凄えよミカは」
友奈「凄いねミカ!私には何が違うのか分からなかったよ」
ミカ「そう?よく見れば友奈でも分かるよ」
村田「っく・・・忍者に対して影が濃いとはこれ以上ないくらいの屈辱っす。もっと影を薄くしてから現れるっす」
ドロンという音と白い煙と共に村田は姿を消した。
正直あのウザさ全快の喋り方を治さねぇ限り薄くならねぇじゃねえか、などと思いながらもオルガ達は海へ繰り出した
そして・・・
団長「何やってんだぁミカー!!」
風「ちょっとミカー、はしゃぎすぎよ」
ミカ「俺がはしゃいでる?」
バルバ「ハッハー」
慰安旅行宿泊先の旅館に着き颯爽と近くの海辺でミカ、というよりバルバトスはサーフィンを楽しんでいた。
風「ミカってば顔では分からなかったけど本当は一番楽しみにしてたみたいね」
団長「多分違うぞ・・・」
風「じゃあ私達も水着に着替えてくるから」
風達が水着に着替えに行ってる間オルガは考え事をしていた。
バーテックスは全て倒した。
その結果俺は王になった。
地位も名誉もそして金も手に入った
マクギリスと同列に並べられるのは少々気にくわないが、鉄華団(勇者部)のアイツらが笑顔でいられて飯もたらふく食えて血生臭い戦いもしなくて済む。
コイツはこれ以上ない上がりじゃねえのか?
少女「あら?あれはバエル・・・ではありませんわね」
団長「ん?誰だお嬢さん?」
オルガが考えをまとめたとほぼ同時、後ろから風と同年代に見える少女がバルバトスをバエルと見間違えていた。
何処と無く始めて会った時のクーデリアのようなお嬢様という感じだったが服はジャージと残念なものだった。
少女「あら?人に名を尋ねる時は先ずは自分からではありませんか?」
団長「ああ、オルガ・イツカ。鉄華団の団長だ」
ミカ「だめだよオルガ」
パンパンパン
団長「俺は鉄華団団長、オルガイツカだぞ・・・」
少女「な、ななな何ですの!?この危険な殿方は・・・」
オルガがいつもの挨拶ではなかったのでミカは発砲しオルガはいつもの挨拶をし直した。
その発砲音の音を聞きつけたて水着に着替えた勇者部の面々が呆れた顔でオルガの元へと来た。
勇者部はオルガのこの状況に慣れているがこのお嬢様は慣れていなかったためミカの行動に腰を抜かした。
友奈「ミカー?また先生がなんかしたの」
ミカ「別に大した事じゃないよ。なんかオルガが変だったから」
「そうかもな・・・お嬢さんも脅かしてすまなかったな」
少女「い、いえいきなりだったので・・・あら三好さんではありませんか。お久しぶりですわ」
花凜「えーと・・・誰?」
自信満々に久しぶりとお嬢さんは花凜に言い放つが当の花凜は覚えがなかった。
お嬢さんは勢いを挫かれズテンと転ぶ
弥勒「わ、私を忘れましたの!?
弥勒家当主の娘にしてあなたのライバルであるこの弥勒夕美子を!?」
花凜「・・・ああ。そういえば訓練時代にアイツによく付きまとってた・・・
弥勒「な、マクギリス様をそんな呼び方するなんて!マクギリス様とバエルに対する冒涜ですわ!」
彼女はどういうわけかマクギリスとバエルに対して崇拝しているようだ。オルガは呆れて言葉も出なかった。
マクギリス様?あいつがそんな呼ばれ方されてんの結構変じゃねぇか
せいぜいマッキーとか言うあだ名の方がいいんじゃねぇの?
団長「(何なんだよこのお嬢さんは)」
そんな時問題であるマクギリスも来てしまった
マッキー「おや、随分と騒がしいと思っていたがやはり君か」
弥勒「ま、マクギリス様!?お会いできて光栄・・・じゃありませんわね。私のこんな格好ではマクギリス様に対して無礼ですわね。待っていてくださいね、すぐに準備してきますわー!」
彼女は捨て台詞をはいて旅館の中に向かった。
マッキー「全く、困った女だ」
マクギリスも呆れた顔をして彼女を追いかけるように旅館に向かった。
団長「何なんだよあのお嬢さんは」
花凜「私が勇者候補の訓練時代にアイツによく付きまとってた子よ。大した能力じゃなかったからライバルっていうのはよく分かんないけど」
風「ライバル、ライバルねぇ
ムフフ」
花凜「な、何よ風。その不気味な笑いは」
風「いや〜花凜もなかなかどうして」
団長「どういうことだ?」
友奈「え?何、何、どういうこと?」
オルガと友奈はことの次第が分からず同じ様な疑問を浮かべていた。
そこをすかさず樹がフォローした
内容は弥勒はマクギリスに恋していて花凜は恋のライバルと思っているというものだ。
ミカ「花凜はチョコの人の事好きなの?」
花凜「は、はぁ!?バカ言わないでよ!そんなこと・・・そんなことないってば!」
花凜は必死に言葉で否定していたが顔は赤くそまった。オルガ達はそんな花凜の反応が面白く追求した。
風「あれれ〜?今の動揺は何かな〜」
団長「良いんじゃねえの?別に素直に認めても・・・
花凜「だからそういうんじゃないってば!」
花凜はオルガの追撃の言葉につい手が出てしまいビンタをかまし希望の花が咲いた
風「まぁ花凜弄りはこのくらいにして折角海に来たんだし遊び尽くすわよ〜」
ミカ「ねぇオルガ、次は俺何で遊べばいい?何を楽しめばいい?」
団長「決まってんだろ。行くんだよ」
ミカ「何処に?」
団長「俺たちの本当の海にな
・・・よーし、何処まで泳げるか勝負すっぞ!」
風「勝負?良いじゃない。瀬戸の人魚といわれた私が格の違いを見せてあげるわ」
団長「おお、意味はよく分かんねぇけど結構凄そうじゃねぇか」
樹「(自称です)」
花凜「風がやるなら私もやるわよ。私が優れてるってこと見せてやるんだから」
マッキー「では私も参加しよう。バエルを持つ私が泳ぎでも君達より上だということを示そうか」
団長「おいおい、あのお嬢さんはどうした?」
マッキー「彼女は今私の為の夕食を作ってくれている。君達と共に食事をできないのは残念だ」
団長「なんだよ、結構好かれてるみてえじゃねぇか。花凜も負けんじゃねぇぞ」
花凜「また殴るわよ」
団長「すいませんでした」
花凜にしっかりと謝罪した後オルガ、ミカ、マクギリス、風、花凜の五名は勝負に燃える。
友奈「頑張れー皆ー!」
風「水泳は得意よ。幼稚園の頃5年くらいやってたわ」
花凜「甘いわね。私は10年はやってた」
マッキー「私は300年・・・
団長「俺は・・・昔素潜りで海底遺跡を見つけたことがあるぞ」
ミカ「皆何言ってんの?」
お互い冗談交じりの舌戦が繰り広げられる中ミカは一人冷静でいた。
ミカにとってこんな戦いは意味のないものである。
ミカ「どうせ決着がつけば一位以外はどうだっていい話だ」
ミカの言葉に場に緊張が走る。
最早これはただの勝負ではない。
それぞれの信念をかけた戦いだ。
風「言うじゃないミカ、やってやるわ!」
マッキー「300年だ、私はこの時の為に体を鍛え続けた。君達やオルガ団長、そして三日月。
私はこの戦いでも負けるわけにはいかないのだよ」
団長「ハッ、その言葉。俺のクロールでへし折ってやるぜ」
マッキー「いいだろう、受けて立つ」
オルガとマクギリスの間に電撃が走る。今ここに負けられない戦いが始まった。
団長「行くぞぉぉ!!ヴェアアアアアア!!!」
オルガの泳ぎは決して綺麗なものではなかった。腕をオモチャのように同じところしか回さず、バタ足も無駄が多いように見えた。
しかしオルガの止まることのない心が泳ぎの速度を上げる。
オルガ以外には真似できないこの泳ぎこそが水泳の常識を変える。
フォームや波など関係なく己が力を研ぎ澄まし、進み続ける事でこの退屈な世界に嵐を起こすことができる
足蹴にされ良いように扱われれ、遊ばれるばかりのオルガの新しき力が野に放たれる
そうなればオルガの勝ちは決定する。
マッキー「そうだオルガ団長!もっとお前の力を見せろ!
見ろ!純粋な力だけが輝きを放つ舞台にヤツらは圧倒されている。お前と私が力を見せることで俺の正しさは更に証明される!」
マクギリスのフォームはオルガとは対照的で綺麗で美しいという言葉が似合うものだった。
お手本のようなその泳ぎはミカや風達を魅了しつい泳ぎをやめる程のものだった
ミカ「凄いな、チョコの人。あんなのオルガにだってできない」
しかしこれは綺麗さを示す勝負ではない。ただひたすら、意地汚くとも遠くへと向かう勝負。
マクギリスも奮闘したがオルガの圧倒的な泳ぎに体力の限界を迎えた。
マッキー「ハァ、ハァ・・・見事な泳ぎだ」
風「ってアレ、先生何処まで言ったのかしら?」
マクギリスに後から追いついた風と花凜がふと疑問を聞いてくる
花凜「どうせ「俺は止まんねぇからよ」とか思いながら泳いでんじゃないの?多分自分が勝った事分かっててもまだ泳ぎ続けるんじゃない」
風「いや流石にそれは・・・ありえるわね、まぁそのうち帰ってくるでしょ」
風と花凜は呆れ気味に見えなくなったオルガの事を案じていた。
団長「(俺は止まんねぇからよ、お前らが止まらない限りその先に俺はグゥゥ!!」
花凜の言葉通りオルガは自分が勝ったことに気付かずまだ泳いでいた。そんなオルガを止めたのは海上に乗り上げた何かだった。
オルガはぶつかった衝撃で希望の花を咲かせた後、その物を確認した。
それは存在するはずのないものだった。
団長「コイツは、モビル・・・アーマー?」
オルガが目にしたものはモビルアーマー「ハシュマル」
かつてイオク・クジャンという愚か者がモビルスーツを迂闊に近づけた事で起動した殺戮の天使である。
オルガは泳ぎの疲れも忘れすぐさま浜辺に戻りマクギリスにモビルアーマーの事を話した。
モビルスーツが一般的に普及している世界ではないとはいえ、迂闊に近づければまた起動して自分達の脅威になることを恐れたからだ。
大赦はこのモビルアーマーの解体を慎重に始めるがそれはまた別の話である。
風「樹ー!右90度回転、三歩前よー!」
多少のいざこざがあったものの彼らの遊びは続き今はスイカ割りの真っ最中である。目隠しをした樹が棒を持ちスイカへと徐々に近づいていく。
団長「よーしそこだ!そのまま振りかぶって止めんじゃねぇぞ!」
オルガの合図で樹は棒を上に上げる。その構えはまるで大剣を振り下ろす姉のようだった。
声こそ出ないが気合の入った樹の棒振りはスイカに直撃・・・しなかった
団長「だからよぉ、止まるんじゃねぇぞ」
振り下ろした棒はすっぽ抜け丁度対角線上にいたオルガの顔面にクリーンヒット!
いつも通り希望の花を咲かせる
樹がオルガの声を聞き目隠しを外してオルガの事を心配そうに見つめる。声が出なくとも樹の言いたい事はオルガには空耳で聞こえた気がした。
「ごめんなさい!大丈夫ですか」と
団長「心配すんな、このくらいなんてこたぁねぇ。お前らが入院中にいた頃との昭弘達とのトレーニングに比べればな」
実の所友奈達が戦いの後検査の為病院に入院してた頃、オルガは特にこれといった仕事もなく暇を持て余していた。
その暇つぶしとして行ったのが昭弘やミカの筋トレに付き合う事だった。
最初は疲れからか何度も希望の花を咲かせていたが友奈達全員が退院した頃には、CGSでモビルワーカー動かしていた頃よりも身体が鍛えられていた。
最も持ち前の打たれ弱さは相変わらずだが。
団長「ま、今度は気をつけろよ」
樹に棒を渡しオルガは景気良く大声で樹の事を応援してやる
その姿は始めて妹の手料理を楽しみにする兄貴のようだった
団長「さあ、景気良くいこうじゃねぇか!」
「「頑張れぇー樹ー!」」
オルガや皆の声援を前に樹は棒を振り上げ一拍おく。そして見えないなか精一杯の速度で棒を振り下ろしスイカを見事割ってみせる。
マッキー「見事なスイカ割りだ。まるでアグニカの伝記144ページに載っていたバエルが要塞バルジを叩き斬るかのようだった。
500アグニカポイント贈呈しよう」
マクギリスのアグニカ譚に樹は話す以上に笑顔で答えた。
その天使のような微笑みにマクギリスは満足な顔を浮かべた。
その後東郷がサンドアートで高松城を作ったり、バルバトスのメイスで山崩し等をしてオルガ達は今までの戦いの疲れを遊び尽くして癒した。
そしてオルガはこれまでの戦いを感傷に浸りながらミカと共に海を眺めていた
「ねぇオルガ、ここが俺たちの目指した場所なの?俺たちの本当の居場所」
「ああ、ここもその一つだ」
「そっか、綺麗な海だね」
「ああ・・・なあミカ。俺はちゃんと王様って奴にふさわしくなれてるか?」
「どうしたの急に?」
「俺は今まで散々吹いてきた。何度何度と挫けそうになりながらも進み続けて遂に王様になることができた。
けどよ、俺が目指した王様は本当にこんなものなのかちょっと疑問に思っちまってよ」
「そんなのよく分かんないよ。でも今のオルガは心から笑ってるように見える」
「俺がか?」
「うん、俺達でオルガが目指した場所に全員でたどり着くことができたから。
皆で何気ない日常を守ることができて金も地位も手に入ってホッとしてるみたい。
今のオルガは地球での仕事をキッチリ終わらせた顔してる」
「そうかもな・・・ずっとそうなんだよな。仲間を間違った場所に連れてきちまったんじゃないか、そんな迷いは思い上がりだった。
お前が連れてきてくれた。
みんなが連れてきてくれた。
俺の言葉を実現するために俺達はここまで進み続けてきた。
なら俺があいつらにしてやれることは迷わねぇこと、そしてこの日常とあいつらの笑顔を守ってやることだ」
「そうだね」
「変わらねぇなお前は」
「オルガは?」
「俺か?俺は俺だ。
もう命を切った張ったする戦いは終わった。
これからはあいつらにビスケットの妹達みたいな普通の学園生活を楽しませてやりてぇからな。
これからは苦難にも勇ましく立ち向かう姿じゃなくてバカみたいに笑っていられる日常を俺はあいつらと作りてぇ。
そしていずれは・・・
「ミカー!先生ー!夕飯の支度ができたってー」
「おう、今行く!」
そうだ、俺達が今まで積み上げてきた物は全部無駄じゃなかった
これからも俺達が立ち止まらない限り、道は続く
ゲストキャラ紹介
弥勒夕海子
大赦元本家の家系の人間
弥勒家はもともと大赦に連なる名家だったが200と30年くらい前にとある事情で没落し分家扱いを受けている
そんな彼女は家の復興の為に花凜と共に五人目の勇者候補争いに参加していたが特に目立つ功績はなかった
だが訓練時代に彼女を指導していたマクギリスに媚を売り、バエルの威光という大赦内の大きな権力をどうにか使って弥勒家を再建しようとするがマクギリスはそんなつもりは全くなかった。
そしてマクギリスの紳士的な態度や振る舞いに魅せられ、後に権力抜きでマクギリスに惚れ込み慕っている。
性格はプライドが高く目立ちたがり屋なお嬢様で功績(マクギリス関連)を上げようとする気概は誰よりも強いのだが、能力は凡庸でありうまくいかないことも多い
運動神経はそこそこあるが、頭が弱くポンコツ気味であり、そういった部分が本人の熱い気持ちに対して足を引っ張ってしまっている。
口調も「~ですわ」と丁寧だが、割と過激になる事も多い。
現在は大赦内の権力絡みには関与していないが、名家の名残だった別荘を改築した旅館を経営している。
鉄華団と勇者部はこの旅館に慰安旅行することになった
彼女の活躍をもっと見たい方は「楠芽吹は勇者である」を読もう
この作品は鉄華団の様に足蹴にされていい様に扱われながらも地を這う様にして必死に生きる雑草達の物語です
なお終盤の台詞に主人公、楠芽吹が「全部今に繋がっていた。無駄なものなんて何一つなかった」
と書かれており自分はそこにオルガ団長の影を見ました
この小説に出てくる彼女達の出番もちゃんと考えています
(ゲスト扱いだけど)
次回は冒頭で書いた新たなる敵の正体が判明します
勘のいい人は気づいているかもしれませんが既にこの小説にガッツリ出ています