オルガイツカは勇者である   作:村田殿(ハーメルン版)

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鉄血全話見返したので執筆遅れました。
本当に申し訳ない。

余談
やったね団長!自己紹介ノルマがあるよ


第四話 災厄の天使と希望の勇者達(アニメ一話bパート)

「うっうっ・・・はっ・・・おうミカ」

 

「おうじゃないよ。何これ?」

 

世界が七色に変わっておよそ10秒後、希望の花を咲かせたオルガは再び蘇る。

 

「何だこりゃ・・・?」

 

オルガの目に広がるのは友奈達とカラフルな世界。

樹木の国と化していた。

 

「私、夢でも見てるの?」

 

「ううん友奈ちゃん、夢じゃないわ」

 

そう言いつつ二人はほっぺを軽くつねる。

 

「いたた、夢じゃないみたい・・・」

 

「風先輩、ここ何処なんですか?

 

東郷は先程の風の口ぶりから、この状況が何なのか知っていると思い質問を飛ばす。

 

「皆、落ち着いて聞いて。

・・・私は大赦から派遣された人間なの」

 

「大赦ってあの神樹様を奉ってる所ですよね?」

 

「お姉ちゃん、ずっと一緒だったのに、そんなの初めて聞いたよ?」

 

「当たらなければずっと黙っているつもりだったからね。

今見えてるこの世界は神樹様が作った結界なの」

 

「神樹様が・・・」

「じゃあ悪いところじゃないんですね」

 

「ええ、けど私達はここで敵と戦わなければならないの」

 

「敵?誰なんだよそいつは?」

 

「何・・・あれ?」

 

「何だありゃ?」

 

オルガ達が目の先に見たのはバーテックスだ。

正確には乙女型、ヴァルゴとも呼ばれる。

 

赤と白を基調とした細長い体に人間の首と腹部部分と見られる部分に白い布が何枚か巻きつかれている。

下腹部には丸い包みを持ち、砲台の役目を果たしている。

約50メートル程の巨体であり、とても人間が対抗できるものには見えなかった。

 

「来たわね・・・あれはバーテックス。世界を滅ぼす人類の敵。あれが神樹様の元へたどり着いた時世界は死ぬ」

 

「は?」

 

オルガはバーテックスの戦いが世界の命運を分けるものだと知らざれていなかった。

その為説明不足があった村田に少し怒りの気持ちが湧いていた。

だが鉄華団のやることは対して変わらない。

 

「どうして私達が・・・」

 

「大赦の調査で最も適性があると判断されたのよ」

 

「そんな、あんなのと戦えるわけない!」

 

「心配すんな、俺達が何とかしてやる。俺とミカは鉄華団だからな」

 

戦意を喪失していた東郷をオルガは励ます。

 

「てっかだん?」

 

「そういえばさっきも言ってましたけど、何ですかそれ?

鉄と火?」

 

「フッ、いや鉄の華だ。決して散ることのない鉄の華。俺たちは上がり続けなきゃいけないんだ。

・・・そうだろ、ミカぁ!」

 

「うん」

 

ミカは勝手が分かってるので早速バルバトスの準備の為下に降りる。

 

「先生!?ミカは何を・・・」

 

東郷達が心配してミカを見送る。

 

「決まってんだろ、俺はアイツにかけてんだ。

俺が本気ならミカはそれに応えてくれる。

あのバーテックスって奴はミカ一人でも大丈夫だ」

 

根拠はないがミカはどんな状況でも止まろうとはしなかった。

意地汚くてだけど潔い。

ミカは矛盾の塊だが、だからこそ強い。

 

「何言ってんのよ、私も付き合うわよ」

 

「いやあんなのミカ一人でも・・・」

 

「バーテックスは封印の儀を行わないと倒せないのよ。

封印の儀は神樹様の力を持った勇者じゃないと出来ないわ」

 

「何!?・・・ほんと肝心な事は喋らねえよな、村田の奴・・・」

 

またもや村田に怒りを覚えたオルガは軽く舌打ちと愚痴をこぼす。

 

「勇者?」

 

友奈が疑問を風にぶつける。

 

「そう、バーテックスは勇者でなければ倒せないの。

戦う意思を示せばこのアプリから神樹様が力を貸して、神樹様の勇者になれるの」

 

そう言いつつ風はスマホのナルコ(会話用のアプリ)を開く。

 

「このアプリにこんな機能が・・・」

 

「この事態になると自動的に発動する様になってるの」

 

ナルコはただのテキストチャットアプリではなかった。

勇者としての様々なサポートや説明が記されている。

今の彼女達の画面には花が描かれたマークが大きく写っている。

 

「ん、俺のはねえのか?」

 

オルガのスマホにはナルコのアプリこそ入っていたが勇者としての機能はなかった。

 

「あれ?そういえば先生やミカは何でこの世界に入れたの?

勇者適正に先生とミカは入ってなかったはず・・・」

 

「は?・・・!その話は後だ!来るぞ!」

 

オルガの大声で一同がバーテックスの方へと向く。

バーテックスはこちらに気づいたのか下腹部の砲台を撃ってきた。

狙いは正確でこのまま直撃するかの様に見えたが、オルガが砲弾に対して走り、先に当たる事で友奈達を庇った。

 

「ぐ・・・うぉぉぉぉ!!!」

パンパンパン!

 

負けずとオルガは懐から拳銃を取り出しバーテックスに銃弾を放つが銃弾がまるで小石の様に弾かれる。

 

「何だよ・・・全然効かねえじゃねえか」

 

その時希望の花が咲いた

 

俺は止まんねぇからよ、お前らが止まんねぇかぎり、その先に俺はいるぞ!だからよ、止まるんじゃねぇぞ・・・。

 

 

 

「こっちに気がついてる?」

 

「だ、駄目、あんなのと戦うなんて・・・」

 

「なんて声、出してやがる。東郷」

 

先程の攻撃で完全に怯えきったいた東郷にオルガが声をかける。

 

「先生?大丈夫何ですか?怪我とか・・・

 

「こんくらいなんて事はねえ」

 

「・・・友奈、東郷を連れて逃げて」

 

「えっでも・・・」

 

「早く!」

 

風の勢いに押されたのか友奈はせっせと車椅子を運ぶ。

 

「樹も一緒に行って!」

 

「だ、駄目だよ!お姉ちゃんを残していけないよ!」

 

その問答の最中バーテックスは次弾を装填する様な動きを見せる。

 

「ついて行くよ、何があっても」

 

「・・・よし、樹続いて!」

 

風はナルコに表示されたオキザリスの花を押し、変身する。

全身が黄色いオーラに包まれ、茶色の髪も比例する様に黄色になりツインテールがおさげをツインテール状に大きく纏めたものに変わる。

服装も勇者用の戦闘服に変わる。

身の丈以上の大剣を華麗に振り回し、風はバーテックスへと進んで行った。

 

続いて樹が変身、モチーフは鳴子百合である。

グリーンカラーのの賢者を思わせるようなゆったりとした勇者服を着て、右腕には花と蔦が巻きついたようなわっか状の飾りが付いている。

 

風と違い髪型や髪の色は変わらない。

変身時あざとくウインクをしているのをオルガ以外は見えていた。

 

オルガはモビルワーカーを走らせ弾丸を何発か当てる。

銃弾同様効いている様子はないが注意は引けた。

バーテックスは砲弾をオルガへと放つ。

オルガは二度も同じ手を食らうまいと躱すが地面に当たった砲弾の衝撃でモビルワーカーは吹き飛び、少し離れていた風達も上空に飛び上がる。

しかしモビルワーカーに修理が必要だった。

 

運良くオルガは希望の花を咲かせなかった。

 

爆風で上空に飛んだ風と樹は着地態勢に・・・入れていなかった。

風は落ち着いた顔つきでしっかりと着地するが、樹は海で溺れるような様だ。

そのまま神樹の根へとぶつかる・・・と思いきや、ぶつかる直前で透明なバリアが現れ衝撃を和らげた。

 

うつ伏せで倒れた樹が立ち上がると目の前に精霊「木霊」が現れる。

芽吹いたばかりの新芽を模った精霊である。

先程のバリアはこの精霊が出したものである。

 

「わっ、何これ?かわいい」

 

「これがこの世界を守ってきた勇者の力。そしてそのこは勇者をサポートする精霊よ」

 

風も自分の精霊「犬神」を呼び出す。青くイヌ科の動物に似た謎の浮遊生物である。

 

「また来るわ、樹!手をかざして戦う意思を示して!」

 

「えっ!?こ、こう!?」

 

樹の意思が反映するように腕の蔦についた花からワイヤーが射出される。

バーテックスが再び発射した砲弾をワイヤーで絡め取り、自身に当たる前に爆発させる。

 

その頃のオルガはモビルワーカーを直し終わり二人に指示を出していた。

 

「風、すぐ応援が到着する!もう少し耐えてくれ!樹突っ込み甘い!競り負けんぞ!左に動いて避けろ!」

 

オルガの指示になんとか対応した二人は少しづつだが戦いに余裕ができていた。

風は友奈達が巻き込まれてないかを心配しスマホから連絡を取る。

 

「風先輩!?大丈夫ですか?」

 

「こっちよりそっちこそ大丈夫?」

 

砲弾を回避しつつ電話を続ける。

 

「友奈、東郷、黙っててゴメンね」

 

「・・・風先輩はみんなのことを思って黙っていたんですよね?

なら風先輩は悪くない!」

 

「友奈・・・ありが・・しまった!?」

 

電話に夢中になっていた風は横からきた砲弾に気がつくのが遅れてしまった。

しかしその状況にいち早く気づいたオルガはモビルワーカーを盾にし風を庇った。

その時希望の花が咲いた

 

俺は止まんねぇからよ、お前らが止まんねぇかぎり、その先に俺はいるぞ!だからよ、止まるんじゃねぇぞ・・・。

 

「先輩!?」

 

友奈の必死な叫びに答える声はなかった。

指示役がいなくなった風と樹は少しづつ体制を崩されていった。

 

 

バーテックスは次はお前だと言わんばかりに友奈達に砲撃口を向ける。

 

「こっち見てる・・・」

 

「友奈ちゃん、私を置いて今すぐ逃げて!」

 

「な、友達を置いてなんて、そんなこと絶対にしない!」

 

「駄目!逃げて!友奈ちゃんが死んじゃう!」

 

「死なねえ!死んでたまるか!こんなんじゃ、こんなところじゃ、終われねえ!そうだろぉ!ミカぁ!」

 

復活したオルガはそろそろミカの準備が出来た頃合いを見計らいバーテックスの近くでミカの名を叫ぶ。

しかしミカは地下から出てこなかった。

 

「ミカぁ!ミカぁ!何やってんだミカァ!」

ヴェアアアア!!

 

オルガの叫びは届かずまたもや砲弾の餌食となり希望の花を咲かせた。

 

俺は止まんねぇからよ、お前らが止まんねぇかぎり、その先に俺はいるぞ!だからよ、止まるんじゃねぇぞ・・・。

 

「駄目、ここで友達を見捨てたら勇者じゃない!」

 

友奈は駆ける。

ただ友達を守りたい。

その一心で彼女は立ち向かう。

 

 

 

砲弾が友奈に直撃したように見えたが左腕から放たれたパンチで相殺する。

それは決意にも似た一撃。

左腕のみが勇者服に変わる。

ピンクを基調とし関節部分や手の甲にプロテクターがつけられる。

 

「嫌なんだ!誰かが傷つくこと、辛い思いをすること!」

 

続けて来る砲弾を右足、左足と蹴り飛ばしながら変身していく。

 

「みんながそんな思いをするくらいなら!私が、頑張る!

私は讃州中学勇者部ニ年、結城友奈!」

 

「俺は鉄華団団長、オルガイツカだぞ・・・」(空気をよんで小声)

 

「私は、勇者になる!」

 

全身に勇者服を身に纏い空を舞う。

向かうはバーテックス。

その姿はまるで鳥のようだった。

 

「うおぉぉぉ!!

勇者ぁ!パァァンチイィィ!」

 

友奈の気合の入った一撃はバーテックスの体を貫く。

これが彼女達の最初の反撃だった。

そしてそれに追い打ちをかけるように上空から砲弾がバーテックスに直撃する。

 

「わわっ!?何?」

 

「来たか・・・やっちまえぇ!ミカぁ!」

 

「慣性制御システム、スラスター全開」

 

バルバトスルプスに乗ったミカが上空から降って来る。

鉄華団の悪魔と恐れられてきたバルバトスは今、希望の星となる。

両手でソードメイスをバーテックスに叩きつけ、衝撃で地面が揺れる。

 

「す、すごい・・・」

 

「アレがミカさん?」

 

怯んでいた風と樹が見たミカはまさに鉄の華。

希望の華だった。

 

「ねえ、次はどうすればいい?オルガ?」

 

ふとミカはオルガと出会った幼少期の頃を思い浮かべる。

 

「決まってんだろ、行くんだよ。

ここじゃないどっか、俺たちの本当の居場所に」

 

「うん、行こう、俺達みんなで」




本文はそれなりに真面目ですが後書きで自分は自重しません

三日月オーガスゥ!
なぜ君が神樹の加護を得ずにバーテックスに対抗できたのか?
何故神樹の世界に入ってこれたのか?
なぜバルバトスを呼び出せたのか?
その答えはただ一つ!
三日月オーガスゥ!
君が世界(異世界オルガ系)で初めて勇者と呼ばれた男だからだぁぁぁぁ!
(エグゼイド感)

団長殿が神樹様の世界に入れた理由?
神樹様に選ばれなくとも団長殿は立派な勇者っす
仲間の為に命張って、団員に慕われて最高に粋がっててカッコいい、それがオルガイツカ。
自分達が求めた力っす!
ま、団長殿が止まらない限りその先に鉄華団はあるっす。
敗者でも鉄華団とマッキーは紛れもなく時代を、歴史を変えた英雄、勇者っすよ
(村田感)

余談
団長は勇者の命を守ってるし実質精霊
オルガ団長精霊説を自分は考えてるっす


下に行ったはずのミカがなぜ上空から来たかを解説する話を書くやる気が起きないので、箇条書きで説明します。

オルガ、ミカと叫ぶ

ミカ、バルバトス(第1形態)で出ようとするが、神樹の根っこが硬すぎて出られない。

そこに通りすがりの忍者(村田さん)登場

忍術でバルバトスを空に飛ばし、更にルプスへと換装させた

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ライブ感重視で執筆してるからこんな訳の分からんことになるんだよ

この小説のおかしな点や矛盾点はきっと通りすがりの忍者(村田さん)がどうにかしてるんでしょ

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