かつてこの地球には高度な文明が栄えていた。誰もが幸せに暮らせる世界。
だがそんな世界が永遠に続くはずもなく、当たり前のように世界から[幸せ]などという言葉は消え去った。
突如として現れた"ダンジョン"と共に。
そのダンジョンから続々と産み出されるモンスターに人間は恐れ、逃げ惑った。
このまま殺られる訳にはいかないと抵抗するものも居たが、"ただ"の人間では敵う筈がなかった。そう、"ただ"の人間では。
2×××年遂に人間はモンスターに対抗する手段を得た。
モンスターの襲撃をうけ、そこから生き残った者たちが次々と普通の人間ではあり得ない能力を得ていった。
能力が覚醒した者の力を借り、モンスターの細胞を分析した結果"活性化細胞"という細胞が発見された。その細胞を利用し、能力を覚醒させたもの"サイキック"が続々と登場し、覚醒しなかった者は空にシェルターを作り、そこに身を隠した。
さぁ、前置きはここまで。ここから語られるのは一人の少年が自分の過酷な運命を背負いながら世界を救う物語。
では見ていこう。まずは少年"レイ"が一人の少女と出会うお話。
少年はなぜ自分がここにいるのか分からなかった。
自分の頭のなかには"レイ"という自分の名前とおぼわしき言葉しか入っていなかった。
(いったい僕は何なんだ)
レイはただひたすら歩いた。 自分を知っている人に会うために。
[いったいどんだけ沸くのよコイツらッ!]
サイキック統括総司令本部二番隊隊長"咲"は吠える。
[あれでも足りないなら、倍の弾幕をプレゼントしてあげる!]
咲は肩、腕、足を銃に変形させた。
―サイキックは体の一部を剣、銃、斧、槍、盾の四種類のうちどれかに変形させ戦う。
[くらえっ!]
咲の周りにいたモンスターは一匹残らず絶命した。
[ふぅ、とりあえずは殲滅し終わったわね。]
咲がそう言葉を発した瞬間、仲間の悲鳴が響き渡った。
[なに!?]
どうやら、目で追えないスピードで動く敵がまだ残っていたらしい。
そう少し咲が相手の分析をしていたうちに仲間は全員絶命していた。
[くそッ!]
咲が体を変形させようとした瞬間、敵の爪が目の前にあった。
(終わった)
そう思った時だった。
ガキンッ!!
[!?]
いつの間にか、咲の目の前には敵の爪ではなく一人の少年が立っていた。
[大丈夫ですか?]
これが記憶を失っていた少年レイと少女咲の出会いだった。
どうだったでしょうか、この最後のところ。あまりにも適当過ぎて笑えてきますw
まぁ、適当なのは最初からですけど。