また来て三角   作:参号館

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本編に全く関係なく、『もし○○だったら~』話です
基本適当に書いてあります。
文句は受け付けない。


IF話

・もしサクヤが里抜けしていなかったら

 

自来也が残した暗号を見て、綱手はすぐさまサクヤを呼び出した。

暗号と言えばまずサクヤ、それから暗号解読班。そう決まっていたからだ。

しかし、呼び出せど、呼び出せど、その姿は一向に火影室に現れず、痺れを切らした綱手がアカデミーの放送室をジャックしたが、それでも現れなかった。

 

サクヤは、実は先に自来也の訃報を蝦蟇から受け取っていた。

そして綱手が暗号の事で呼び出すことを視野に入れて、結界封印を使って蔵で久しぶりの休暇を謳歌していたのだ。

上忍待機所にも、図書室にも、演習所にも、家にも居ない訳である。

 

 

 

 

「サクヤはこの暗号をどう思う?」

 

サクヤが蔵から自宅のトイレに移動するところを発見し(残念ながら蔵にトイレは無い)

無理やり引っ張ってきて椅子に縛り付けたカカシは、戦功賞を火影からもらっていた。

いわゆる自来也直筆のサイン色紙である。

 

火影の言葉に、取りあえずと言うようにサクヤは「私の休暇はどこに行ったんですか。」と言葉を返す。

態度がふてぶてしいと、一発火影から拳が飛んで来る。

全身を使って、全力で避けた。

床に拳の形をした穴が開いた。

綱手のバカ力にドン引く蛙たちだったが、その意識はサクヤにすぐ持っていかれることとなる。

 

「…その暗号は手書きですか?」

 

「ああ、そうじゃが…?」

 

全力で逃げたサクヤが未だ床に椅子ごと転がっている。

拘束は結構キツかったらしい。

 

サクヤの修行を一時ながらも見ていたが、何故そんな事を聞くのか、フサカクには分からなかった。

実は、このカエルたち

サクヤの性格は理解できていても、サクヤの持つ情報量は把握していなかったため

何故サクヤがここに引きずられてきたのかも、呼び出されたのかも、分かっていなかった。

しかしその疑問に答えは無く、サクヤの思考が冴えるだけであった。

 

 

「とすると、『9.31.8 106.7 207.15』の内『9』『3』『7』『5』を注視してエロ仙人の手書きの書物を洗うのが一番ですね。最悪手がかりがなくても、ナルト君がいますし、比較的暗号自体は早く解けるでしょう。」

 

「サクヤちゃんは、この暗号が何か分かったんかいな?!」

 

フサカクは驚きに声を上げる。

サクヤは、それにはっきり答える。

 

「私は分かっていません。」

 

「なんじゃい!!」

 

ずてっと、器用に椅子の上で滑るフサカクに、台座の蛙は、腰がやられていないか心配していた。

 

「サクヤ、何故9.3.7.5に注視する必要がある?」

 

このままでは話が進まないと、カカシは声をかける。

 

「『手書き』と言う事は、癖字が混ざっている可能性があるからです。

癖字に見える数字は『2.3.5.7.8.9.』『己.ろ.ち.ク.日.タ』

まあ諸説ありますが、この文字感から言って2と8は、この字とは違う癖になるので除外して

この暗号の中でひらがな、カタカナに見える数字は『9.3.7.5』、『タ.ろ.ク.ち』です

弟子であるナルト君に見せることを前提に書いていた場合、その線がもっと濃くなりますが、書き遺したその場の様子では、判断が付かないんで、まだ何とも言えません。」

 

「分かった、すぐにナルトと書物の手配をしよう。」

 

「じゃあ大まかな方向は分かったようなので私はこれにて…」

 

いつの間にか拘束を抜けていたサクヤが、『う~トイレ、トイレ…』と窓に足をかけるが、火影が待ったをかけた。

 

「その後の事もある。サクヤにはこの暗号を解く任務に就いてもらう事にする。」

 

火影邸に嘘だろ―――!!と悲痛な声が響き渡った。

 

 

 

 

・もしオビトが里に帰っていたら

九尾襲撃が起きないので…

 

新連載!!

『さよならシカク』始まるよ☆

 

主人公が、珍妙な友人の子供を、冷静に観測するシカクさんに変わってる。

 

 

 

 

・もしサクヤが男だったら

白い箒「ゴリラ」

髭クマ「ゴリラ」

珍獣「うむ…。」

 

「っるせ!!」

 

 

二代目ファン①扉間小隊「「「「(作間の苦い思い出しか蘇らない。)」」」」

 

二代目ファン②大蛇丸様「冷静に考えて、2代目と同じ顔なのに

何故ああもバカに見えるのか不思議ね。

文字通り、面汚しだわ。」

 

 

 

・もしカカシと同い年だったら

普通にカカシと友人になって、いつの間にか卒業して、暗部にぶっこまれ、サザミにしごかれてる。

おかしいな…オビトを止めるはずだったのに、いつのまにか私が闇落ちフラグ立ててんぞ?

 

…おや ? ! サクヤの ようすが … !

 

デッテデッテデッテデッテー

 

おめでとう ! サクヤは 抜け忍に しんかした !

 


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