さいきん、おれにねえちゃんができたんだってばよ!!
ねえちゃんはこわくて、つよくて、やさしいってばよ!!
ときどきしかこないけど、ねえちゃんが来る日はだいたい月曜日と木曜日!!
それ以外の時も来てるらしいけど俺がアカデミーに行ってるときや寝てる時だったりするから俺がきづいてないだけだってねえちゃんはゆうけど
俺の悪戯に全然引っかかってないから絶対嘘だってばよ!!
「ナルトの悪戯なんかに誰が引っ掛かるかよ、めんどくせー」
シカマル煩いってばよ!!
俺だってまいにち、しんかしてるんだからなー!!
「それをゆうなら進歩だ。なぜなら…」
ねえちゃんの作るご飯は凄く美味しいんだってばよ!!
俺ってば、ラーメンも好きだけどねえちゃんのご飯が一番好きだってばよ!!
時々ねえちゃんのいちぞく?のご飯に誘われるけどその時もすっげすっげぇ美味しいんだってばよ!!
皆でわいわいしていっぱい話していっぱい食べてねえちゃんの横で寝るのがすっごい幸せなんだってばよ!!
おれってば…里の奴らに嫌われてるだろ…?
だけどねえちゃんの一族は全然気にしねぇんだ!
俺の話を聞いてくれて、俺の事を見てくれて!!、おれ、すごい大好きなんだってばよ!!
なあ…
俺ってば、ねえちゃんの家族になりたいって言ったらだめかな…
ナルト君に真の目になりたいと言われた。
大方真の目の集まりに連れてった時に棟梁に気に入られてたから、真の目の話を聞かされたんだろう。
だが申し訳ないが大人の事情でナルト君はうずまきでなければ困るんだ…
ほんと、マジ、申し訳ない。
「なんでなれないんだってばよ!!
皆真の目じゃないのかよ!!
俺の父ちゃんと母ちゃんがいなくても!!
真の目になれるんじゃないんだってばよ?!」
大泣きに泣かれたがこれは木の葉のパワーバランスの話でもあるのだ
今九尾をどこかの一族が引き入れれば手籠めにしたとでも揶揄されるのは確かだ
真の目は泥をかぶるのを気にしないが、血をかぶるのは嫌う。
ダンゾウが黙ってない
真の目には作間の目がある
これ以上真の目を大工とて、のさぼらせられないのだ
只でさえ奇人変人の集まりに九尾を入れるだなんて、キャンプファイヤーにダイナマイトを投げ入れるようなもんだ。
今まで『原作』の話を、あまりしなかったが、あの道筋を通らなければいけないとは私は思ってはいない。
しかし、うちはオビトが九尾事件を無事起こした時から、もう歯車は戻らない事は確定していると思っている。
君は真の目では困るのだ
4代目の息子、うずまきナルトでないと話が進まないのだ。
きっと何も知らなければ私もパワーバランスほっぽいて真の目でもいいかと私の兄弟にでも籍を入れてしまっただろう。
しかし、知っているのだ。
全てではないが、大方を知っているのだ
昔広告の裏に書いた大筋は今も変わらず進んでいる。
次はうちはだ
あれを止めたら何が起こるのだろうかとは思うが
所詮、私は家族さえ守れないただの忍びだ。
ナルト君があまりにも卑屈になっていたので気晴らしにと真の目の会合に連れてったが失敗だったかもしれない。
あそこは良くも悪くも奇人変人の集まりなのだ。
忘れていたことを思い出したような気がした。
泣き付かれてソファーに蹲ったまま眠るナルト君のおでこを突いた。
また泣きそうな顔で眉を寄せ私の名前を呼ぶナルト君。
誕生日を祝う事も出来ない私に、ナルト君を慰める権利はない。