最近カカシパイセンとテンゾウパイセンのいる班に良く組み込まれる
二人は過保護なのか何なのか、安パイな手を打ってくるので思ったより事の進行具合が遅い。
しかし安パイでここまで進められるのだから天才はいやだ。
そして二人と組まされるときは大体碌でもない任務だと気付いた
カカシさん達もそれに気付いたらしく私と顔を合わせるとまたか…とため息を吐くようになった
私の方がつきてぇよボケ
イタチ君が里抜けしてから人員補充とか人事異動とかで私は暗部部隊長になった
そして3代目に上忍推薦されている
蹴った
「んなめんどくさい事できません」
なんて言えないが
実力不足ですと言ってお断った。
イルカ先生がナルト君の担任になったらしくちょくちょく相談される。
中忍待機所で話す内容でもないので食事でも行きますかと誘ったらテンゾウさんに止められた
いや、なんでテンゾウさんに止められてんだよ。
は?言えない?じゃあ私を止めるなボケ!!私はイルカ先生という癒しとお食事するんだよ!!つかそこの物陰にいるカカシさんも止めろ!!
イルカ先生を先に店に入れテンゾウさんとカカシさんにしっかり釘を刺して私は癒しタイムを手に入れた。
人間飲むと誰でも駄目になるんだな~
私が一応未成年なのでお酒は遠慮してくれたんだが、あとから乱入して来たカカシさんに飲めよ飲まれよと注がれイルカ先生は褒め殺しマシーンと化した
「おれねぇ、ずっと、ずっと、…サクヤさんにあこがれてたんれすよ!!ずっと!!うらやましかったんれす!
らっていつもまえをむいてて!自分に正直れ!!強くて!!かっこよかったんれす!おれ、あのラリアットいっしょうわすれまへんからね!!」
どうやら、私が張った木の葉のプライドは、ちゃんと伝わってたようだ。
私の血という威光でかすませられた人はちゃんと中忍に成れたようだ
やはりイルカ先生はいい人だ。
「イルカ先生。私もイルカ先生の事を尊敬してるんですよ。」
真っ直ぐ前を向いて、自分に正直で、とってもカッコイイ
カカシ先生の背中におぶられているイルカ先生にそう声をかけてその日は解散した。
後日、イルカ先生が謝りに来てくれた
記憶がぶっ飛ぶほど飲んでしまい申し訳ないと言われたので
団子で手を打ちましょうと言った
テンゾウさんに止められた
デートはまだ早い!!とかなんとか言っていたが、取りあえずテンゾウさんを防音結界3重に押し込めて、任務の後イルカ先生と団子食べる約束を取り付けた。
「生きてるか。」
カカシパイセンの援護してたら、技の巻き添え喰らって吹っ飛んだテンゾウさんと私は、一応生きていた。
「私イルカ先生と団子食べる約束したんですよ。それまでは絶対死ねません。」
「お前のそのイルカ先生への崇拝加減何なのホントに。」
逆さまに、瓦礫に張り付いているボロボロの私はさぞ憐れだろう。
その後チャクラ切れで倒れたカカシさんを担ぎ、どこかにいるはずのテンゾウさんを探しにうろうろしてると、一応木遁で身を守れたのか木くずの中から気絶したテンゾウ先輩を発見する
カカシパイセンが倒れることは間々あるが、珍しくテンゾウパイセンも倒れたせいで、二人を抱えて帰る羽目になった
写輪眼のカカシと木遁のテンゾウパイセンがやられるってどんな任務だよって思うけど、最近マジ碌な任務が来ねえ
写輪眼一人に対して生命力強い千手二人付けているようなもんだ…(疑似だが)
未だ目を覚まさないテンゾウさんと、目を覚ましてるけど碌に動けないカカシさんを火影室まで抱え、担いで行く…
なんてことするとぜってー後で、コテツさんとかイズモさんらへんにゴリラとか言われるので直接窓から「うぃーっす」と侵入したら
ダンゾウが丁度いて、写輪眼と血継限界はもっと大切に扱え!!この馬鹿者!!と怒られた
この人ほんと良くも悪くも写輪眼とか特殊能力しか見えてねえよな…
と感心しつつ、へえこらしてたら、聞いてないのがばれたのか拳骨も頂いた
そしてそれは2発目を構えているダンゾウ、を止めている3代目まで飛び火して
大体お前の教育が云々と続き、こりゃ長くなるな…と察したカカシパイセンの機転によりトリマ報告を終わらせ。気絶してるだけのテンゾウさんを起こし、カカシさんを木の葉病院に連れてった
「じゃあ私帰ります。」
「え、俺のパンツは…」
「鷹でも使ってテンゾウさん呼んでくださいよ。私このあとイルカ先生と団子食べるんです。カカシさんの家に寄ってる暇ありません。つか、まがりなりにも女子にパンツを頼むな。」
「え?女子…?」
明日カカシパイセンの右頬は腫れているだろう
ここが病院で良かったな