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原作軸が近いのか少し各里が騒がしい
砂にちょっくら用があり潜入したら大蛇丸の痕跡を発見した。
過去、大蛇丸に会った事はないがサザミが散々言っていたので警戒を強めようと思う。
確かカンペだと、砂影は中忍試験の時点でもう死んでいたなと思い出す
「そうか、きかんも、ちかいな…」
砂嵐に巻き込まれたせいで口の中がじゃりじゃりする
ぺっぺっとつばと共に吐き出すが、これはどうやら水ですすいだ方が早そうだ。
木の葉の森の入り口で、水遁を使って吐き出していたら、イタチに会った。
「え?」
「あ?」
取りあえず苦無を投げたが、あっちもどうやらこの遭遇は予期していたものでは無かったらしく暁の相方(だったはず)の鬼鮫はいなかった。
「(え?どうゆうこと?)」
「(いや、こっちが聞きたいんだが。)」
戦闘するふりをしつつこれ意味あるのか?とお互いに視線を向けて様子を窺っていたら砂の忍びに見つかった
やっべーー!!
「助太刀します!!」
とかやってきたもので、マジ焦った。
イタチはその場を幻術でやり過ごし、私は「後で校舎裏な」と呼び出しておく。
砂の忍びとは、お礼の声をかけ、その場でお別れして、イタチを呼び出した場所へ向かう。
結界と目くらましを張っておいてくれたらしく
イタチ君に付けていたポンの声を頼りに洞窟を彷徨っていたら手を握られた。
ひっ
と心臓が大きく圧縮したが相手がイタチと分かってすぐ振り払う
妙に生ぬるい感触に鳥肌が…私は握られた手を服でごしごしと拭った
「酷いな。」
「なんで手を握る必要があるんだよ。おかげで心臓止まるかと思ったわ。」
声をかけろ声を
無駄にいい声してんだから、とイタチ君の野営のスポットに向かいつつ文句を垂れてるとサスケ君の様子を聞かれた
なので正直に
「君の弟超生意気だね。」
と答えたら足を踏まれた。
そうだ、生意気なのは遺伝だった!!
渾身の力を込めて踏まれた私の右足は悲鳴を上げているが、未だイタチ君の左足は上からどかない
「超元気!!サスケ君超元気!!毎日修行頑張ってる!!最近女子に人気らしいいいいい痛いいいいい!!」
私の悲鳴にイタチ君は満足したのか足をどけてくれた
お前!!乙女ではないがこれでも女の端くれだぞ!!女性の足全力で踏むなよ!!
私より若干高くなった背を睨みつけているとほいっと棒を投げ渡された
「なにこれ?」
「双剣だ」
いや、それは見ればわかるよ
渡された棒状のものは2本、頑丈そうな作りで『切る』より『叩き切る』方が似合う重量だ
「この間敵の忍びから奪ってな、名のある双剣らしいから取っといたんだ。
俺は剣は使わないし、サクヤにやる。」
いや、ゆうて私もそこまで使わないんだけどとゆう言葉は飲み込んで、無言で使い捨てていたチャクラ刀を抜き双剣を腰に差した
あれは『受け取らなきゃ殺す…』そう顔に書いてあった…
「どう?」
「まあいいんじゃないか?」
抜いたチャクラ刀を地面に突き刺し
双剣を抜き差し繰り返して位置調節していると
イタチ君は地に突き刺した方のチャクラ刀を手に取り「粗悪品だな」と眉を寄せ、その場で折った
「ンえ?!」
何してくれてんだ!!流石に怒るぞ私も!!
こんなチャクラ刀でも高いんだぞ!!お前らうちはの様に丁度いい武器屋がそこらへんに存在するわけでもないんだぞ!!
私の怒りようにイタチ君は不味かったかと頬をかいたが私は許さん!!
せめてその(使い捨ててるものだが)地味にお財布に響く料金を請求したい
「悪い…今手持ちが少ない。代わりと言っては難だが、いい武器屋と、うちはの集会所教えるからそれで手を打ってくれ…」
舐めるな!!いい武器屋の基本は良いお値段なのだ!!お値段以上だとはいえ、私のチャクラは若干特殊、そこで買ったチャクラ刀がいつまで持つかもわからないんだぞ!!
それにうちはの集会所知って何になるんじゃぼけ――――!!
と憤慨したら天才うちは君、ちゃんと説明してくれた
曰く
私のチャクラ刀がすぐボロになるのはチャクラ刀の中に不純物が多いからだそうだ
普通チャクラを練る分には十分なのだが、時たま純度の高いチャクラを練る人がいて、そういうチャクラにはこの刀は耐え切れないそうだ
イタチ君の紹介してくれる武器屋はちゃんとそこんところ解かって作ってくれているので、そう何度も壊さなくてすむらしい
あとその双剣も業物らしいから多分当分持つという。
「本当かテメェ?」と凄んだら「うちはでは常識だぞ」と真顔で言われたので一応納得した
そして集会所だが
どうやらその奥にうちは一族の秘密があるらしく
「どうせ写輪眼開眼してるんだろ?写輪眼や、万華鏡写輪眼、そして輪廻眼で見ると遺跡の文字が変わる仕組みになっている。輪廻眼は無理だがサザミさんの力を借りれば如何にか全文見れるだろう。」
と言われ、なんだそのインディージョーンズは!!と遺跡巡りの血が騒いだ
「けど、『うちは』じゃないのにそんなこと教えていいのか?」
「どうせうちは一族は今や俺とサスケ、推定マダラだけ、あと写輪眼を持っているのはカカシさんと、サクヤ位だ、サクヤぐらいだったら何ら問題はない。血も一応繋がってるしな。等価交換、だろ?」
いや、等価じゃねえよ
重めぇよ、釣り合わねえよ。
何て事を教えてくれたんだよ。
痛む頭、眉間に親指をにじりと当てて考えるが、馬鹿がいくら考えてもこれ以上のものは、今出せるものはない
仕方なく悔しいのでいつもは額当てで隠れているイタチの晒された額(兄弟していいデコだ)に向かってビッと人差し指を突いた
「この借り、いつか返す。それまで大事に持っておけ」
この恨み晴らさざるべきかとばかりに殺気つけておいた
イタチは笑っていた。
その後情報交換をして(やはりイタチは暁にいるようだ。大蛇丸が抜けて今は次のペアを待っているところだったよう。)その場で解散した。
蛇の次はサメって…イタチって人外に好かれるよなと言ったら、お前もゴリラだしな。と言われた。殴っといた。
イタチに付けているポンの契約者がサザミから私に変わってチャクラを遠隔で補充できるようになったので結構こまめに連絡は取れるようになったが、私もイタチも筆まめな性質ではないので連絡は最低限になるだろう
最悪死亡報告だ
一応ピン(死体焼却要員)つけるか聞いたがサスケに目を渡すからいらんと言われた
まあ、そうだろうな(つけないとは言って無い)