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木の葉崩しはカンペの通り滞りなく行われた。
3代目にはお世話になったし、一瞬助けようかな~とか思ったが、大戦ラスト1日の戦力が大幅ダウンする事を考えて辞めといた。ごめん3代目、穢土転で会おう。
やはり写輪眼の管理管轄はダンゾウが権利を持っていたらしく、根まで取りに行く手筈になった。
一回「写輪眼?はて何の事やら」としらばっくれられそうになったが、3代目がちゃんと書状を残してくれていたらしく、ダンゾウから無事に片目を取り返す事ができた。
渡してくるとき散々文句をぶうたれていたのでこの封印は解けなかったのだろう。
上々だ。
ダンゾウから『もしや大蛇丸と組んで眼を取り返すために3代目を殺したのではないか』と難癖つけられたが
それはお前だろう…
とは口にはしなかった(横で控えてる暗部がめっちゃ怖かった)
根から出る時、殺気を向けられ、すわ追って来るかと思ったが、ポンの一鳴きでどうにかなったので無事家に帰ることもできた。
サザミや父さんはこれを良く躱していたな…と感心するばかりである。
ナルトが5代目探しから帰って来た
5代目に呼び出された私はやる気が無かった
「お前、このランク、任務数、達成率、部隊生存率で良く今まで上忍にならなかったな!」
「はあ、まあ、そうゆうもんだったので」
「それに使用忍術の多さ!!流石2代目の血を引いてるだけはある!!もう、超えてるんじゃないのか?」
「そうゆうもんなので。」
「あひぃ!!なにこれ怖い!!この人下忍から中忍、暗部になるまで1年もかかってませんよ!!」
「そうゆう時代だったので」
「ほんっとにお主…女だったんか…」
「「エロ仙人は黙ってろ!!」」
今は人員が足りないし
先代3代目や他上忍数名の推薦もあって私は上忍になった。
「私、千手が父にしたことは一生忘れませんから。」
私の殺気を千手綱手は真正面から受け取った。
火影の狛犬はこれにて潰えるだろう。
父だって3代目だから狛犬でいたのだ。
―――
――
「おーおーこわいのーお主は何もされてないだろうに…」
「されて居なくても、私はこの手の話に良い顔はしませんよ。」
只でさえ2代目の威光がすごいのだ、5代目も私の顔を見て身構えるほどに。
「はー上忍かーめんどくさいなー。
つかいつまで着いて来るんですか。私これから任務なんですけど。」
「へいへい…。髪なんか伸ばしちゃって色気づいて…まったく、愛いのぅ…」
サスケ君は里抜けした。
シカマルは泣いた。
ポンはやはり大蛇丸に会ってすぐ消されてしまった。
また暇があればつけに行こう。
明日ナルト君がエロ仙人と修行の旅に出る。