シカマルの将棋が強くなってきたので盤面をみて相手をしなきゃならなくなり(以前は頭の中で処理できるレベルだった。)
クソ面倒くさかったので新しい遊びを教えることにした。
まあ、あの家はボード系ゲームであれば何でも乗ってくれる。
そしてシカマル君にゲームの説明をしていると大体シカクさんが寄ってくる。
「んで、挟むと変わるわけだから…」
「成る程、でもこれ一つ角とりゃごり押し行けんじゃねえのか?」
「そう思うならやってみるといいよ」
という事でシカマル君のエンジンもかかったのでオセロをその日はやったのだが
数時間で負け越した…
「やっぱシカクさんの息子だわ…無駄につおい…もうやだ、やりたくない…」
「ほんじゃ次俺な!」
「「絶対ヤダ」」
「つかなんで私ここにいんの?もうシカマル君私より強くなったし要らなくね?私とやっても楽しくないっしょ?」
「そうか?俺は楽しいけどな。やっとあんたとライバルになれた気がする。」
シカマルとライバルとか死ぬからやめてくれ
私はシカクさんにぶち込まれた知識と経験でしか将棋を打てないんだよ
馬鹿だから!!
「暇だしもう一個、教えてやんよ。リバーシ、と似てるけど今度はもうちょっと複雑な陣取りゲーム。囲碁だ」
囲碁はシカマルにハマったらしくどんどん新しい手を考えて攻め込んできていた
比較的囲碁は麒麟児が生まれやすいと言われているだけあってシカマル君は防一戦にはならない
将棋が、やった年数が力になるとするなら
囲碁は、どれだけ相手の裏をかけるかという人間的部分が多い
此れならシカクさんに勝てるかもしれないねと話していたら
「修行、付き合ってくれるよな?」とシカクさんそっくりの顔でシニカルに笑うので
「ッハ、シカクさんより私の方がつえーっつの。」を盛大に煽ったら、打倒サクヤに切り替わっていた。
将棋はシカクさん一強だが
囲碁は私とシカクさんは五分五分、いやもうちょっとで6、4になりそうなのだ
囲碁だけは手が抜けない。
お客さんが来たのか、シカクさんが途中から抜けていたのだが、玄関から大声で私とシカマル君の名前を叫ばれた
どうせ碌でもない事だと二人して聞こえなかったことにしていたら、今度は奥さんまで使って呼ぶもんだから私達は仕方なく重い腰を上げた
「はいはいはいはいなんですかー」
「お前ら呼んだらすぐ来いよ!ったく。」
玄関先にはゲンマさんが佇んでいる
「サクヤ、なんかすげえ奈良家に染まってんな…」と微妙なお言葉を頂くが
我真の目ぞ?そこんとこ間違えんなよ?
何やら面倒くさい事が起きそうだな…帰りたいな…と思案していたがゲンマさんはハンサム面を益々ハンサムにして微笑んだ
「おう、ちょっくら頭貸せや。」
木の葉崩しにて忍びが減り、最近里の警備シフトがままならなくなってきたらしく超効率化の話が出ているらしい
「んな、効率化したって穴が増えるだけじゃないっすか?」
「まあ減らせない事も無いっすけど…めんどくせー…」
シカマルと二人で文句をぶーたら言いつつ警備シフトをああでもないこうでもないと話していたらカカシさんが通りかかった
「えーまたそれやってんのゲンマ?この前減らしたばっかジャン」
「しょうがないじゃないっすか!5代目がこっちに回していると任務の方がままならんって怒るんだから」
「もう、5代目一人、門の前に突っ立てるだけでいいんじゃないっすか?」
と私が嫌になってきて
「あ、ゲンマさん!!今度のシフトなんすけど!!」
と中忍も増え…
大所帯となったところで私はフケタ
シカマルは尊い犠牲になった
頑張れ中間管理職
ゲンマさんの人気ぶりはすさまじい
団子のようにワイワイやっている姿を見て思った。
コミュ力分けてほしいかも、なんて言った暁にはあの密集地帯にぶち込まれそうだ
くわばらくわばら
40話位で第二部ほんへ行くと思ったけど思ったより長くなった