シカマル君に恥ずかしまぎれに、右足を踏まれた
マジ許せん
最近、上忍になったせいか隊長を任されることが多く一緒に任務する相手の事(使用忍術や癖)を覚えておかねばならずそこそこ資料室には足を運ぶのだが
まさかシカマル君がいるとは思わなかった
何だこいつ意識たけーことするなと思っていたら、見ていたのは私の資料だったらしい。
いや、本人に聞けよ。
お前みたらし特上や、イビキさん以上に私に会ってんだろ
ッは、もしや好きなこって私?!ごめん、年下には興味が無いんだ
とか言って遊んでたらすんげー睨まれて
馬鹿とかアホとか散々言ったあげく資料室の扉をすごい音立てて去ってった
そんなに嫌がることないじゃんか…
おねえさん悲しい…
シカマル君が去った後、最近組んだ人の資料をまさぐって…
なんでそんなことをしているかって?
絶賛みたらし特別上忍に嫌われているからだよ
せめて、得意忍術と好物ぐらいは知っておかないと、任務失敗した時どやされるのでちょくちょく寄っているのだが、目ぼしい情報は今のところない。
取りあえず任務に支障はないが、何故にこんなに目を合わせてくれないのか…
アイコンタクトが取り辛くて仕方がない
心当たりはあるにはあるのだが、それがどうしてこうなったか全然分からん
思わず上忍待機所で愚痴る位に分からん
「この間の戦闘任務から、ホントこれっぽっちも目を合わせてくれない…」
「ま、嫌われてるネ」
カカシコロス
「おいおい、はっきり言ってやるなよ。サクヤが可哀相だろ」
この髭クマは髭を一本一本抜いた後殺ス
「そうだぞ、例え本当のことでも言ってもいい事と悪い事ってもんがあるだろ!」
ガイさん…濃い。
「あんたたちの方がサクヤ傷つけてるわよ。
ほら、それとなく聞いてきてあげるからサクヤはその顔拭きなさい…もう…」
「…紅先輩…!!
好きです!!
結婚してください!!」
「ダメだ!!」
「なんでアスマが答えるのよ…」
まあ、それは聞いちゃだめだよ紅先輩
わたわたと誤解を解いている髭クマを白い目で見て取りあえずカカシさんに渡されたハンカチで鼻水をかんだ
殴られた
「流石にちゃんと洗って返しますよ…」
「当たり前だヨ。というか普通に女の子が人のハンカチで鼻水かまないの!そういう所が嫌われてるんじゃないの?!」
「流石にこういう事はカカシさんにしかしませんよ。」
関節きめられた。
何故だ…
「にしたって、なんたってあんこなんかに嫌われてるのかねー…?
別にサクヤに問題はなさそうだけどな」
カカシさん、貴方って人は!!
ほんと、崖に突き落としてから上げる人なんだから!
タップしてもなお関節をキメ続けるカカシさんから関節外して抜け出すとアスマさんに微妙な顔された
いや、この前この人との任務で外れたから今外れやすくなっているだけであって
それを利用してこの変態マスクから逃れるのは自然の摂理であって
てかカカシさんもそれを解かってやっているわけでして
と紅先輩に言い訳をしたが、紅先輩に腕の心配された
この差だよ、この差。と髭クマに視線を送っといた
私は紅先輩の彼氏に髭クマは認めないので軽率に煽ってくスタイルである