48
任務帰り、大蛇丸ぽいチャクラを感じたのでちょっくら洞窟にお邪魔したら
父親の遺体が今大蛇丸の手元にあることが分かる資料を発見した。
今持って帰る事は出来ないが、いずれは持って帰り母と同じ墓に入れてやるからな、っと静かに父に誓い私は付近の書類を物色した
どうやらダンゾウ経由で手に入れたらしい
最初は柱間細胞目的だったが、父は扉間細胞しか持ってないのでダンゾウは要らなくて、じゃあ頂戴とばかりに大蛇丸の方へ流れていったのだ
父の仇はダンゾウに決定だ。
大蛇丸のところで穢土転されてないといいな…と願うばかりである。
貫徹任務の報告を終え家に帰る途中、どうやって取り返そうか、と思案しているとカカシパイセンに声をかけられた。
「サクヤ、お前アスマにそこそこ世話になってたろ。ちょっと付き合え。」
「ん?」
いつの間にかアスマさんが死んでいた
嘘だろ?!
何時の間に死んでるんだよ!!
何やってんだよ髭クマのバカ野郎!!
いや、私が大蛇丸のアジトなんかに寄り道したばかりに…
紅様が身重の身で一人生きてくだなんて…
トリマいそいで紅様のところへ馳せ参じようとしたら、襟首を掴まれ先程くぐった門まで引きずられて行った…
「いい加減にしろ!!」
うわお…5代目めっちゃ怒ってるけどマジココに突っ込んでくの?と視線で問うがカカシパイセンはどこ吹く風
悠々と私を引きずりご登場致した
「4人いればいいんですよね?」
超かっこいい登場しているが私の事を数に入れてくれ
なんで私がここまで引きずられてきたか、分からないではないか
すっげなんか微妙な視線をイノちゃんから頂いているから、すぐさま訂正して5人に増やしてください。お願いします。
「第10班には、俺が隊長として同行します
それで、どうですかね?」
だから私も数に入ってるんだよね?!
なんで私抜きで話し進めてんの?!
私は何の為に連れてこられたの?!
5代目がすげえなんか驚いてるけど
突っ込んで!!
ちゃんとこの意味不明な状況に突っ込んで?!
すっげえ気まずい思いをカカシパイセンの後ろでしていたら、カカシパイセンがやっと火影様に「サクヤ付けるんで、無茶はさせませんから」とかなんとかこそこそ耳打ちしてくれた
普通に言ってくれ普通に
3人から微妙な視線頂いてるから。
5代目は熟考した後
「ッチ…ああわかった…
好きにしろ!!」
と言った
3人の微妙な視線は5代目への決意の視線だったらしい
突っ込まなくて良かった…
しかし、ここで喜んでるアスマ班に悪いんだが大事なお知らせがあります。
んじゃいきますかとかカカシさんが言っている横で私はやっとこさ口を開いた。
「水を差す様で悪いんだけど。ごめん、誰か兵糧丸持ってない?」
良く思い出してくれ。
拙者、先程まで任務で、大蛇丸のアジト物色したせいで貫徹。
兵糧丸も底をつき、起爆符と煙幕、クナイ、手裏剣も今はすかっぴんだ
後輩3人とカカシさんと5代目に『お前なぁ』と視線を頂いたが仕方がないだろう。
家に装備一式はあるから、それ取って来るんで先行ってて下さい。と言って私は飛雷神の術のマーキングをカカシ先生に付けた。
合流したら、カカシパイセンにめっちゃにらまれてるなう。