魔法少女リリカルなのはVampire Blood ~真祖となった少女~   作:アリヤ

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行間に関しては短い内容となります。

まぁ、見て分かる通り、次回から無印の本編へと入ります。

この行間はそれぞれのあらすじ(今回なら無印)という事を少し書いており、未来のなのはから見た視点として書く予定です。

ちなみにこの行間、この物語の全般で大きくかかわる内容が書かれています。本音言うと呼び方に苦労したというかww 区別した言い方でなのは視点で言うのは意外と面倒だったww まぁ、行間の度にこれをやるので頑張りますが。

本当は無印に入る前……というよりこの行間に入る前にもう一話書く予定だったのですけど、いろいろと問題が起こり、余り重要な話でもなかったためにカットしましたww

無印入る前に書きたかった内容はすずかと友達になるきっかけぐらいでしたので。

書こうとしていた内容というのも原作のアリサとすずかと友達になる部分を細かく書くというだけの内容なため、別になくてもいいかなと。


無印編
プロローグという名の行間 【無印編】


 吸血鬼になったのがきっかけと言えばきっかけだけども、もう一つのきっかけとして挙げるのであればこのことだろう。

 私が魔法使い――魔導師となるきっかけ。正直私は魔法というのが存在し、自分が魔法を使えるなんてその時まで思いもしなかった。

 吸血鬼になったことが私の物語のすべての始まりだとすれば、魔導師になったことは失うこととなったきっかけだろう。

 この時の私は、魔法というものを手に入れたことにより、自分の身にどうなるかという事は知る由もなかった。知っていれば、魔法なんて手に入れることもしなかっただろうし、彼女(・・)を……失うことなんてなかったのだから。

 魔法がなければ、私一人だけで済むだけの話だった。これほどまでに胸が苦しくなり、自分を恨み、憎み続けたのかと。

 そうでなければ、今みたいな状態――私がベッドの上で仰向けで大の字になりながら拘束されていなかったかもしれない。いや、それはさすがに吸血鬼になった時点でこうなることは必然だったのかもしれないが、ここまでひどいことにまでならなかっただろう。

 というよりも、ベッドの上で私が拘束されている理由は私自身が頼んだ(・・・・・・)わけだが、こうでもしなければ自分から拘束するきっかけになったある少女の行動を阻止させる方法はなかったから――

 

「……もう、こうなってから何ヶ月経ったかな」

 

 正直太陽が当たらず、電球一つしかないこの場所にずっとこのままの状態で暮らしているため、時間の間隔なんて言うものはとっくに崩れており、今が昼なのか夜なのかも私には分からない。

 食事も起きた時には置いてあったり、起きているときに来たりしているため、時間の間隔はすでに崩れているだろう。

 それから私は目を瞑り、魔法を覚えた頃について思い出した―― 

 

 

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 あの頃の私は、吸血鬼になったことを完全に受け入れ、臆病だという事は変わりがなかった。

 

 しかし、すずかと知り合った二年後、私は魔法というものを知ってしまう。

 

 きっかけとしては脳内に直接誰かから話しかけられ、最初はヴァンパイアハンターの策かと思ったが、何回か話しかけられたためにその人物がいる方向へと向かった事が魔法に関わるきっかけだった。

 

 そこに向かうといたのがフェレットだったのだが、怪我をしていたために動物病院へと預け、その夜にまた誰かから声をかけられた。

 

 私が動物病院に向かうと、魔物が現れ、それを倒すために脳内に直接声と同じ声をしていたフェレットから魔法について教えてもらうことになった。

 

 そしてその魔物を倒し、私はフェレットが探していたものを探し、集めることとなった。

 

 その集めている中で、街が巨大な木が突然と現れたり、同じものを集めようとしていた同年代くらいの金髪の少女と会い、敵対したり、地球以外にも別の世界が存在し、世界を管理している組織にあったりなどした。

 

 魔法に関わったことで吸血鬼に関係することが少なくなったが、吸血鬼になったおかげである少女を救う事も出来た。いや、完全に救うことはできなかったけども、救うことができたということには変わりがなかっただろう。

 

 

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 ざっと振り返った後、私は目を開いた。

 思わず当時の事を思い出して涙を流してしまった。

 あの時のような時期にはもう戻れない、そうわかってしまうからこそ私は涙が流れてしまったのだろう。あの頃ならばまだ敵対していようと助けられたが、今回に限ってはそんなことすらできない。

 あの子はどうしているのだろうかと当時の事を思い出してふと思った。私がここで何ヶ月も拘束していることを伝えていないため、来ることはないだろう。あの子からしてみれば私を一番恨んでいるかもしれないが、それならそれで私は構わなかった。私は――それほどな事をしてしまったのだし、あの子に対して何か悔んでいるとしたら、とんでもないことをあの子に待っているということが伝えられていないことだ。それだけが、今の私があの子に悔んでいることだ。

 

「ほんと、どうしてこうなってしまったんだろうね」

 

 そんな原因はすでに分かっているし、その原因が吸血鬼になり、ある少女に会ってしまったからだという事も頭の中では理解している。ある少女によって私の人生が狂わされ、私もある少女によって狂わされるとはある一件が起こるまでは思いもしなかった。どうしてこうなったのかを理解していても、あの平和な日常に戻ることなんて一生できないことだった。

 拘束を解除して外に出たいという気持ちは今でもあるが、それをしてしまったらある少女の思う壺であり、私はある少女からは逃げることはできない。いや、逃げることすら不可能と言ってもいいほどなため、吸血鬼の力でも壊せない拘束を、私は私自身を閉じ込める事にしたのだから――

 ある少女を拘束して閉じ込めることもできたであろうが、私はしなかった。というよりも、それができたらしたかったのだけども、する事すら私にはできないためで、結果的に私を拘束するのが一番良い手段であったからだ。それ以上の方法があれば、私地震を拘束させるなんていうマゾなことなんてするはずがなかった。

 とにかく私は、このまま何年という時間――いや何百年という時間をこの拘束された生活が続くのだろう。正直私としてはすでに気持ちの整理ができているし、何百年この生活が続いても構わないと思っていた。そうでもしなければ、絶対に私はどこかで壊れるだろうから、それくらいの耐久力は必要だった。

 そんなことを思っていると、この部屋にある唯一の部屋の扉が開く。開き方からして、先ほどから誰かを区別するために呼んでいたある少女ではないと感じ、少しだけ動く顔を上げてドアを開けた人物が誰なのかと見つめた。しかし、その人物の正体が誰かわかった時、私は目を大きく開いて驚くこととなった――

 

「なっ!? どうして、ここが!?」

「……ようやく見つけたよ。なのは」

 

 その人物とは、先ほど私が言っていたあの子(・・・)であり、私が初めて作った眷属である女性だったから――

 

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