「では皆、忠誠の儀を
第1、第2、第3階層守護者シャルティア・ブラットフォール御身の前に
第5階層守護者コキュートス御身の前に
第6階層守護者アウラ・ベラ・フィオーラ御身の前に
お、同じ第6階層守護者マーレ・ベラ・フィオーラ御身の前に
第7階層守護者デミウルゴス御身の前に
守護者統括アルベルト御身の前に
各階層守護者、御身に平伏し奉る。ご命令を至高なる御身よ。我ら忠義全てを御身に捧げます。」
漂う緊張感が流れるにも関わらずアレキサンドライトは顔が緩むのを感じた。
きゃーっカッコいい!!リアルでこのシーンが見られるなんて!!
守護者全員が揃うと壮観ね!!
モモンガさんなんて闇のオーラ出して、原作通り!!
顔のにやけが止まらないわー!
モモンガが戸惑いながら守護者達に声を掛ける
「面を上げよ。・・・まず良く集まってくれた、感謝しよう」
「感謝なぞおやめください。我らモモンガ様アレキサンドライト様に忠義のみならずこの身の全てを捧げたもの達。至極当然のことでございます。」
モモンガの迷いを感じたとったのか、アルベルトが凛々しい顔をして告げる
「モモンガ様アレキサンドライト様の迷いは当然でごさいます。しかしながらモモンガ様よりご命令いただければ、階層守護者各員、至高なる42人御身に恥じない働きを誓います。」
『誓います』
「素晴らしいぞ。守護者達よ。お前達ならば私の目的を理解し、失態もなくことを運べると今この瞬間、強く確信した。現在ナザリック地下大墳墓は原因不明の事態に陥っている何が原因でこのような事が起こっているのか不明だが今まであった沼地より違う場所にナザリック地下大墳墓が転移しているようだ。」
アレキサンドライトは守護者達を見渡す。
「今、セバスが地表を捜索している最中です。」
そこに小走りでセバスがこちらに向かってくる。
セバスはモモンガのところに来ると、ほかの守護者同様ゆっくりと片膝をつく。
「モモンガ様、遅くなり誠に申し訳ありません」
「構わない、それより情報の報告を聞かせてくれ」
「了解いたしました。」
セバスの情報によると周囲一キロは沼地ではなく草原が広がっており、大型生物と知的生命体はいないそうだ。その情報元に各自、厳重警戒をする事となった。
「最後に各階層守護者に聞きたいことがある。お前達にとっての私達は一体どのような人物だ。」
おお!!これは私に対して皆がどう思ってるか聞ける大チャンス!!!
ここは耳をダンボにして聞かなくては!!!
モモンガさんは原作どおりだとして・・・
わたしは!私は!!ワタシは!!! (大事な事なので3回言いました)
シャルティアとコキュートスとアウラまでの私の評価?私に対しての気持ちは美の化身・慈愛の結晶・慈愛女神・聖母などなど・・・
次はマーレ
マーレは顔を少し赤らめアレキサンドライトをみる。
「モモンガ様のように凄くお優しくて、おっお慕いしています。」
マーレは言い終わると顔が真っ赤になり両手で頬に手をそえる。
その姿は可愛い女子そのもの、だが男だ。
次はデミウルゴス
「この世の誰よりも美しく慈愛に満ち、私のすべてを捧げてお守りしたい御方です。」
アレキサンドライトはその言葉に笑みを深くした。
表面的にはそれで済んでいるが心の中は魅了されて大変興奮状態だ!!記憶の混濁と体のコントロールが効かなくなっている!!
最後のアルベドの気持ちをまともに聞く事が出来ず、いつの間にかモモンガさんと一緒に違う場所へと転移していた。
「えっ何あの高評価!!あいつら・・・マジだ!!」
ごめんなさいモモンガさん、私それどころではありませんでした!!
アレキサンドライトはまだ、放心状態から戻ってこれなかった。
『モモンガ達が移転して残された守護者達の会話』
びっくりと肩を震わしたマーレが若干大きな目に声を発する。
「あっあれが支配者として本気の振舞いをしたモモンガ様なんだよね。凄いよね!」
アルベドが興奮した顔で話し出した。
「全くその通り。私達の気持ちに応えて、絶対者たる振舞いを取って頂けるとは・・・さすが我々の造物主。至高なる42人の方々の頂点。そして最後までこの地に残りし、慈悲深き君」
デミウルゴスも興奮を隠しきれず尻尾を振りながらアルベドに続いて言葉を紡ぐ。
「ええ、そしていつ如何なる時でも慈愛の笑みで我々を見守って下さったアレキサンドライト様。我々の御方々の気持ちを聞いて最後にあのような愛が溢れ出すような目で我々を見て笑みを深くして下さったように見えました。」
デミウルゴスの言葉にマーレは熱の籠った溜め息をする。自らの造物主である至高の42人絶対的忠誠を尽くすべき存在の真なる態度を目にすることができ、これ以上ない喜びが全身を包み込む。そんな愉悦で緩んだ空気を払拭するかのように、セバスが口を開いた。
「では、私は先に戻ります。モモンガ様とアレキサンドライト様がどこにいかれたかは不明ですが、傍に仕えるべきでしょうし」
「分かりました、セバス。モモンガ様に失礼が無いように仕えなさい。何かあった場合はすぐに私に報告を。特にモモンガ様が私をお呼びという場合は即座に駆け付けます。他の何を放っても!!」
「セバス、私もアレキサンドライト様がこの私をお呼びという事ならすぐ連絡してください!」
アルベドとデミウルゴスにセバスは困った顔をした。
「了解いたしました。お二人とも、お傍に仕える時間が減ってしまいますのでこれで失礼いたします。」
緩んだ空気が払拭する前にシャルティアの下着が大変な事になっている事が分かり、そのままアルベドVSシャルティアで口喧嘩のキャットファイトのゴングが鳴った。
「アウラ。女性の事は女性に任せるよ」
「ちょ!デミウルゴス!!私に押し付ける気?」
デミウルゴスは男性チームを引き連れ女子達から離れ、コキュートスの呆れたようなセリフに言葉を返す。
「全ク。喧嘩スルホドノ事ナノカ?」
「御方の血縁、個人的にはとても興味があります。偉大なる御方の後継に仕えたいとは思わないかい」
「ソッソレハ確カニ憧レル・・・イヤ、素晴ラシイ光景ダ・・・姫・・・王子・・・爺ハ・・・爺ハ・・・」
コキュートスは脳内で手をフルに動かし、モモンガの子供を肩車し、アレキサンドライトの子供をお姫様抱っこする光景を思い浮かべている。
「えっそれはモモンガ様とアレキサンドライト様がご結婚されるって事ですか?」
その言葉にマーレは驚きデミウルゴスに尋ねる。
「それはそれで喜ばしい事だが、それよりもお二人別々の後継がおられた方がナザリックには良いと思うがね」
デミウルゴスは手で眼鏡を触る。
「もちろんアレキサンドライト様のお相手は私しかいないでしょうがね。」
「なっそっそんな事はありません!ぼっ僕だってふさわしいです。」
「君はまだ子供だと思うがね」
「たったしかにそうですげど・・・僕の方が若いし、成長したらデミウルゴスさんにだって負けません!」
コキュートスはまだ妄想から帰ってこない、2グループで火花が散っている。
「もー!!誰か何とかしてよ!!」
アウラの叫びが響いた。
続く
デミウルゴスやマーレなどにして貰いたい事を考えていたらネタがたまり4話の途中まで話が出来てしまったので3話を投稿しました。
話は短いし、進みは遅いですがお読み頂けてうれしいです。
ありがとうございます