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ここ、ウィスィオリマラェ研究所で働き始めて一ヶ月。
今日もわが国は勝利した、と口々に何度も誰かが聞いたラジオの内容を繰り返すことは朝の日課となっていた
戦争を行っていることをどこか遠い出来事だと感じている。
その通りだろうし、これからも調べることはないだろう
秘密主義の楽園に来たからには
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様々な学者どもが町から外れた山間のこの小さな要塞の古屋敷の地中、地下実験場で今日も狂乱している。
国の一大事業の一部とこのプロジェクトとやらを錬金術師や考古学者共の意気揚々と腐れた口で
「崇高なる研究」とやらの実態は
『この少年の身体を切り刻む悪趣味な研究』を一男一女の三人の家庭の子供を持つ親として
見ないふりを続けるしかないことがとても悔しい。
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彼は毎日十時間、実験を受ける。
しかし、実験のどのような拷問じみた現状であっても彼の視線は遠い場所を見るようになっていた
「父さん」と彼は頻りに怯えた後「ちょこれーと」 と愛おしそうな顔で蕩ける顔をするのだ
おれは被検体保管観察棟の遠くから地方から出稼ぎもどきの高収入目当ての副助手として、どうにか自身を正常だと思わせたい。
罪悪感から逃れるため。
この私署とは別件で彼の観察レポートを取る作業を続けざるを得なかった。
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彼を毎日手術トレーに載せるのはもう一人の清掃員兼の…名前は知らされない「ベーア」と呼ばれる男だ
おれはちなみに「アルア」
しかし、おれはベーアとは直接顔を合わせたことは一度もない。
「ベーア」は外部に露出はしているものの。外部通路を通り。機密区画まで運ぶことが仕事だからだ。
おれは彼はなんらかの危険な爆弾の様な特性を持った人型爆弾なのではと疑っている。
彼の血は数滴垂れると火の手が上がるのだ。
おれは安全服としてガーゼマスクとゴーグルを着用したうえで機密研究区画まで移動した後
実験気密研究手術部屋に移動する。ふところのむすめの写真ケースにはこれと共に気密区画二重入り口キーを三枚用意しておく。
前任の失ったやつがいたが背中を熱した鉄板で十叩きの刑だからな。当然そいつは死んだ。
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しかし、最近は何をやってるのか、実験の中身知らんが死者数が多い。
むさぼるカラスや鳥が黒い塊となって集団で来るほど死体の穴掘りが「 」によって行われている。
人間の手作業だ、やつらは労働力としては良いが、ボロボロなため定期的に「肥料」穴に埋め戻す必要がある
また生えるが。手間がかかる。
結局同じ場所でそれらと職員としておれと多数の研究者も手伝うこととなった。深さ10cmでひーひー言ってる。笑えるぜ。
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保管室から火の手が上がった。
ボヤ騒ぎだったらしいが、例の埋める死体に研究職員の研究所内事故の焼け焦げた死体と所々大きな口で噛まれ喰いちぎられたあとが残っていた死体が運ばれた。
残虐な事故だ。改善されることを願う。
赤女神の祝福を永久に。