ウルトラマンメビウス&ストライクウィッチーズ   作:オレの「自動追尾弾」

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第二十話 二十二人の勇士

第二十話 二十二人の勇士

 

地獄星人 ヒッポリト星人・ドン=マノウ

無双鉄神 インペライザー

電脳魔神 デスフェイサー

四次元ロボ獣 メカギラス

宇宙竜 ドラゴドス

ロボット怪獣 ガメロット

侵略変形メカ ヘルズキング

異次元怪異 ネウロイ(GX-06・GX-07)

登場

 

 

 

 

 

GUYSとウィッチの活躍により、5人のウルトラマンは復活した。

 

消耗していたエネルギーも謎の老人により回復し、ロボット軍団との最後の戦いが始まろうとしていた!

 

 

 

 

 

『ッしゃぁあ!!行くぜぇッ!!』

 

右の拳を左手の平に打ち付けたダイナが、右腕のみになったデスフェイサーに駆け出した。デスフェイサーは対処すべくシザーハンドをダイナに向けた。

 

「!待てダイナ!アイツはお前のデータを………」

 

バルクホルンが、思わずダイナに叫ぶ。デスフェイサーにはダイナのデータが蓄積されている。正面から突っ込んでは危険だ。

バルクホルンはそれを思って止めようとしたが、それを並行して飛ぶシャーリーが「いや」と遮った。

 

「おそらく、あのデスフェイサーは………」

「ん?」「え?」

 

シャーリーは目の前のデスフェイサーを見ながら口にする。そうこうしている内にダイナに向けてシザーアームから光線を放つ!しかし、ダイナは走りながら難なく避ける。デスフェイサーはそれでも光線を放つが、次第にダイナとの距離は縮まりその右拳を顔面に受けて100m以上後退した!

 

《………ッ》

「!?」「攻撃が通った………!?」

 

デスフェイサーにダメージが入った事に喜ぶよりも、何故攻撃が入ったのか疑問になるバルクホルン。ダイナもそれは同じらしく小首をかしげていたが、シャーリーは思った通りという顔をしていた。

 

「やっぱりそうだ……あれはダイナと戦ったデスフェイサーそのものじゃなくて、デスフェイサーのデータを元に複製された模造品なんだ!」

「もぞーひん?」

 

それを聞いてルッキーニは首を傾げるが、バルクホルンは気が付いた。

 

「そうか、あのデスフェイサーは複製されたものだから、以前とは違ってダイナのデータがない………つまり、今が初対面な訳か!」

「ああ。ネオマキシマ砲じゃなくて、タールの水鉄砲が積まれているのが、何よりの証拠だ!」

『なるほど、さすがのエンペラ軍団も、ネオマキシマドライブは入手出来なかったのか。』

 

シャーリーが指摘をした通り、あのデスフェイサーにはネオマキシマ砲ではなくヒッポリトタールを放つようになっていた。ダイナそれを聞いて頷いていると、ダイナのパンチを受けて顔がひび割れたデスフェイサーはシステムが正常に戻ったのか、再度ダイナに照準を合わせた。

 

「させるかッ!!」

 

バルクホルンが叫ぶと、シャーリーとルッキーニが先行して攻撃を開始する。デスフェイサーは顔面と胸部に弾丸を受けて爆発を起こすがあまり問題ではないらしく、再度ダイナをロックオンするが、そこにはミラクルタイプに変化して、更に3人に増えて自身を取り囲むダイナの姿があった!ミラクルタイプの超能力の一つ、『ウルトラマジック』である。

 

「ダイナが増えたーーー!?」

「あ、あんなことも出来るのか………!」

 

ルッキーニとシャーリーがダイナの超能力に驚く。デスフェイサーは片っ端から攻撃をするが、いずれもすり抜けて後方で爆発が起きる。本物が目の前にいない事にエラーが起きたのか、がむしゃらに目の前のダイナへの攻撃を続けるデスフェイサーは、隙だらけだった。

 

「うおおおおおおおおッ!!」

ズドムッ

《………!!》

 

バルクホルンがデスフェイサーの頭上からマッドバズーカとエレクトロHガンを掃射して、両肩と右腕で爆発を起こして地面にシザーアームが落下した!

 

「今だ、ダイナ!!」

 

攻撃手段を失ったデスフェイサーから離れたバルクホルンが叫ぶと、3人のダイナの姿が煙のように消え失せた。そしてデスフェイサーの上空で太陽を背に浮遊していたダイナは胸の前で腕を交差させた後、腕を大きく回す動作をしてV字に広げると、頭上に光のレンズが生成される。

 

『ダァアッ!!』

 

そして、そのレンズを通った太陽光が高熱ビームと化し、デスフェイサーに向けて放たれた!

かつて、クリオモス島で『初代デスフェイサー』に破られた必殺技『シャイニングジャッジ』だ!

 

《………!?!?!?!?》

ドォオオンッ

 

シャイニングジャッジをもろに受けたデスフェイサーは、33万倍に増幅された太陽光に熱せられて赤熱化、ボディの各所を小さな爆発をいくつも起こした後に、内部から大爆発を起こして砕け散った!!

 

「やったぁッ!!」

 

ルッキーニが歓喜の声を上げると、デスフェイサーの爆炎を背に着地したダイナが3人の方を向いてサムズアップを送った。ルッキーニとシャーリーは笑顔でサムズアップを返し、バルクホルンは少し戸惑ったが、少しぎこちない笑顔で同じくサムズアップをした。

 

 

 

 

 

電脳魔神 デスフェイサー―――撃破

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

《グォオオ………》

『ジュアッ!!』

 

エンジンの唸りを上げるインペライザーと対峙をするウルトラマンガイア。インペライザーは右手をブレード、左手をドリルユニットに換装すると、ガイアに向けて歩き出した。

 

《リュウ、インペライザーの右肩を狙え。そこがヤツの再生を司る装置だ。》

「!セリザワ隊長………!」

 

その時、ガンウィンガーに乗ったリュウにヒカリからのテレパシーが届く。リュウはインペライザーの右肩に赤く光る装置を確認して、そこが自己再生装置であると確信して小さく頷くと、各機に指示を飛ばした。

 

「ガイアを援護だ!!インペライザーの右肩を狙え!!」

[G.I.G.!!]「「了解!!」」

 

リュウが指令を飛ばすとガンスピンドラーのカナタ、そして周囲を飛んでいたリーネとペリーヌが返答をする。インペライザーは上空から迫る2人と2機に気づき、優先的に攻撃をすべきと判断、左手のドリルをミサイルとして発射する!

 

「ドリルにはドリルだ!マグマロックブレイカー!!」

ビーッ

 

しかし、カナタが先行してガンスピンドラーのドリルの先端からマグマライザーの岩石破壊光線を応用した破壊光線を発射して空中で撃ち落とし、爆炎の横をガンウィンガーとペリーヌが通り抜けてインペライザーに接近をする。

 

「ウィングレットブラスター!!」

「喰らいなさい、トネールッ!!」

[ジュアッ!!]

 

ガンウィンガーからの光線とペリーヌの電撃、そしてガイアのガイアスラッシュが全弾インペライザーに直撃し、胸部や右足、左肩が破損して吹き飛んだ!

 

《グォオオ………》

 

インペライザーは直ぐに自己修復を開始して、吹き飛んだ箇所がインペライザー本体に集まってくる。しかしその時、インペライザーの右肩にある自己再生装置に弾丸が命中し、大きく火花が散った!

 

《グォオオ………ッ!!》

「やったぁ!!」

 

それを見て、インペライザーの頭上でライフルを構えるリーネが歓喜の声を上げた。ペリーヌたちが気を引いている間に、上空で狙いを定めていたのだ。再生装置を破壊されて、インペライザーに集まっていた破損個所が地面に落ちてボロボロになった。

ガイアはそれを確認すると、両手を高く上げると、その身を赤く光らせる。そして、両腕を大きく回して真横に伸ばすと、ガイアはスプリーム・ヴァージョンに変身をした。

 

『フゥウ………ダァアッ!!』

《グォオオ………》

 

SVに変身したガイアはインペライザーに向けて駆け出す。インペライザーは直ぐにビーム弾を放つが、ガイアは腕で簡単に弾き飛ばし、そのままインペライザーに飛び蹴りを放ち仰向けに倒れさせた!

 

《グォオオ………》

『ジュァアッ!!』

 

起き上がったインペライザーは破損個所の修復がされていないためか、動きが文字通り『油の切れたロボット』そのもののようにぎこちなくなるが、ガイアはそれに構わずに一気に接近して中央のガトリング砲をガシッと掴み、そのまま背負い投げの要領で投げ飛ばした!

 

《グ、グォオオ、オォオ………》

 

投げられた衝撃で右肩のキャノン砲とブレードが外れ、ガトリング砲が千切れてコード数本で繋がってぶらぶらと垂れさがっており、見ていて非常に痛々しい。

 

「再生出来なければ、そこまで脅威ではありませんわね………」

「前は、とんでもなく苦戦したんだけどな………」

 

再生装置の破損でシステムに異常が発生したのか、ガイアの激しい攻撃に一方的に攻められるインペライザーを見て呟くペリーヌと、かつての強敵の惨めな姿に遠い目になるリュウ。

ガイアはインペライザーの姿を見てチャンスだと判断し、左拳を肩の高さ、右腕を右下に伸ばす構えを取ると、ガイアの目の前に金色の光の環が出現、そのまま手を左側でT字に構え、腕から金色の光を放ちながら右側に回し、左手を肘の内側に入れた「L字」に構えると、金色の必殺光線『クァンタムストリーム』が放たれて、インペライザーに叩き込まれた!

 

《グォ、オ―――》

ドゴォオオオオン

 

クァンタムストリームを受けたインペライザーは破壊され粉々になるが、自己再生装置を破壊された以上、もう再生することはない。それを確認したリュウたちは、小さくガッツポーズを取った。

 

 

 

 

 

無双鉄神 インペライザー―――撃破

 

 

 

 

 

[隊長!マクシウムソードが!]

「何?」

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

『フゥッ、ダァアッ!!』

《………》

 

コスモスが掛け声と共に拳を突き出すと、ヘルズキングは両手の甲のシャッターを開きヘルズガンを展開させると、コスモスに向けて放った。コスモスはそれを回避すると、一気に接近をしてパンチを放とうとした。

 

「「「キィイイーーー!!」」」

『!?』

 

しかし、それを妨害するようにヘルズキングの背後から数体の小型ネウロイが攻撃をしてきた。コスモスは咄嗟の事で数発受けてしまい、更に、ヘルズキングの接近を許してしまい、その拳を受けてしまった。

 

『グゥ………!!』

「コスモス!!」

 

コスモスがダメージを受けたのを見たサーニャとエイラがネウロイを撃破した。コスモスは立ちあがると、ヘルズキングの喉の部分にある、黒い部位に拳を叩き込んだ!

 

ブヒュー

《ゴォ………》

 

その瞬間、何とも言えない気の抜ける音が発せられると共に、ヘルズキングの動きが不自然になり、シャッターが途中で止まりそうになりながらもヘルズガンを展開するが、滅茶苦茶に光線を放つ。

 

「!?効いている………」

「そうか、そこがお前の弱点か!!」

 

その様子を見たエイラとサーニャが、ヘルズキングの弱点が喉である事を見抜く。すかさず2人はダイナミックショットの光線とフリーガーハマーのロケット弾をヘルズキングの喉目掛けて発射し、その全てを受けたヘルズキングは仰向けに倒れてしまった。

 

《繧、繝ウ繝壹Λ@縺ヲ縲∝聖縺埼!?!?》

『フゥッ、ハァア………』

 

最早、解析不能な電子音を発しながら動きを止めるヘルズキング。

コスモスはそれを見ると、両腕を鳥の翼のように広げた後に腕を伸ばすと、広げた腕で円を作るような動きをした後に両腕を右側で大きく振りかぶり、振り下ろしてI字に構えた右腕に左手を添え、赤い破壊光線『ネイバスター光線』を放った!

 

『デヤァアアーーーッ!!』

バシュッ

《………!!》

 

ネイバスター光線を受けたヘルズキングは胴体と頭部が爆発し、修理も不可能な程に破壊された!

 

 

 

 

 

侵略変形メカ ヘルズキング―――撃破

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

《グホォオ………》

 

マックスはガメロットを前に拳を構えるが、そこに小型のネウロイが迫って来た。

咄嗟に放たれた光線を避けるが、そこにガメロットが胴体のランプを赤く点滅させてビームを放ってきた。

 

『グァアッ………!!』

「カイト!こんのぉーーーッ!!」

 

マックスがふらつくのを見たエーリカがネウロイの群れに突っ込み、『シュトゥム』で一気に吹き飛ばした。その時、ガメロットがジャンプをしてマックスにのしかかり、馬乗りになって殴打し始めた!

 

『グゥッ………!!』

 

マックスは殴られながらも、気を集中させた。すると、土俵近くの海面から何かが飛び出して、ガメロット目掛けて猛スピードで迫って来た!

 

《グホォオ………》

ガギンッ

 

ガメロットが気づいたときには接近していたそれ:マクシウムソードが目の前にまで迫ってきており、そのままガメロットの額に直撃する!

マックスはマクシウムソードが近くにある事を察して、念動力で引き寄せたのだ。

額にダメージを受けたガメロットはマックスから離れるように後転すると、マックスは立ちあがってマクシウムソードを回収、頭頂に収めた。だが、ガメロットは手足をまるで亀のように機体に収納してロボット宇宙船形態に変形、UFOのように浮遊してマックスを見下ろしてきた。

 

「飛べたんだ………!」

《グホォオ………》

 

驚く間もなく、ガメロットは赤い破壊光線を放ってきた!マックスは難なく回避するが、ガメロットは飛行しながらマックスとエーリカに光線を放ってくる!

 

「好き勝手やって………あれ?」

 

光線を避けながら悪態をついていると、ふと、エーリカはあるものを見つけた。それを見た彼女は何か思いついたのか、悪戯っぽい笑みを浮かべた。

すぐさまガメロットに向き直ると、シュトゥムを放ってガメロットを激しい竜巻が襲い掛かった!

 

《グホォオ………》

 

ガメロットは竜巻を避けるように軌道を変えると、エーリカはその隙を突いて背後を取り、機銃を掃射、ガメロットはボディで数回小さな爆発が起きたためか飛行が難しくなったらしく姿勢を直すと、手足を出してロボット形態に戻り着地をした。

 

 

 

ずぼっ

《!?》

『あ。』

 

 

 

しかし、着地地点に大きな穴があったために落ちてしまい、下半身がそこにハマって身動きが取れなくなってしまった!

 

「やり~♪」

 

その穴は、先ほどガンスピンドラーが出てきた穴であった。エーリカはこの穴を見つけてそこにガメロットを落とそうと思いつき、誘導するように攻撃したのだ。ガメロットは脱出しようと必死に藻掻くが、うまくハマっているのか手こずっていた。

 

「今だよ、マックス!!」

『!!ああ!』

「マックスーーー!!」

 

ガメロットに起きた珍事に呆気に取られていたマックスだが、エーリカの声に我に返って頷いた。すると、更に遠くから自分を呼ぶ声があった。声の方を見てみれば、先ほどの黄金色の鳥・マックスギャラクシーが、老人を乗せて飛来してきた!

 

「あ、おじいちゃん!」

「マックスよ!コレを使えーーー!!」

 

マックスギャラクシーの上で腕を組み仁王立ちする老人が叫ぶと、マックスは頷いて、右腕を高く掲げた。老人はなんと飛翔するマックスギャラクシーから飛び降りてしまったが、マックスギャラクシーはマックスの右腕まで来るとその身を180度回転、両翼を畳んで短剣のような形態となって装着された。

マックスはマックスギャラクシー中央のクリスタルに手をかざすとクリスタルは青く輝き、刀身にエネルギーが蓄積される。そして、マックスはジタバタと藻掻くガメロットに向けて右腕を突き刺すと、マックスギャラクシーから必殺の『ギャラクシーカノン』が放たれてガメロットの頭部に直撃!頭部が爆発四散し、さらにボディ内でも爆発が起きて上半身が吹き飛んで落下、そのまま動かなくなった。

 

 

 

 

 

ロボット怪獣 ガメロット―――撃破

 

 

 

 

 

「やったー!!」

「かっかっかっ!よくやったぞ!!」

 

ガメロットの破壊に喜ぶエーリカと老人。だがエーリカは、直ぐに老人がその場で浮かんでいる頃に気づいてギョっと驚いた。

 

「って、なんでおじいちゃん浮いてんのさ!?」

「んー?」

 

老人はエーリカの質問に笑ってはぐらかしていたが、その時、大型ネウロイ2機がこちらに迫ってきていた!

 

「「キイイイーーーーーー!!」」

「わっ!おじいちゃん危ない………!」

 

エーリカは咄嗟に声をかけるが、老人は涼しい顔をするばかりだ。慌ててシュトゥムで1体を攻撃して足を止めるが、もう1体はマックスと、その前の老人に向けて急降下していた!

 

「チャー………」

 

すると、老人は先ほどの小槌を取り出すと、まるでゴルフクラブのように構えた。

 

「シュー………」

 

ネウロイが迫る中、老人が大きく小槌を振りかぶり………

 

 

 

 

 

「メェーーーンッ!!」

グワァラゴワガキィーーーン!

「キイイイーーーーーー!!?」

 

 

 

 

 

『………ウソーン…』

「うぇ!?え?!ええええええええええええええええええええええええええええええええ!?」

 

そのまま小槌をネウロイに叩き込むと、ネウロイは何とも奇怪な打撃音と共に大きく吹き飛び、空のはるか彼方でキラーンと星になってしまった!あまりの出来事にマックスは茫然とし、もう1体を破壊したエーリカは思わず叫びを挙げた。

 

「い、いやいやいやいや!?おじいちゃんマジで何者なのさ!?」

「また後でのー」

「え!?ちょっと!?」

 

老人はエーリカの質問に答えることなく、煙のようにその場から消えてしまった………

 

(あの老人………もしかして………)

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

《ギャキィイキィイーーー!!》

 

自分の頭上を飛ぶドラゴドスを見上げるヒカリ。ドラゴドスは先制にと口から火炎を吐き出すが、ヒカリはナイトブレードを振るってかき消した。しかし、炎の先で待ち構えていたドラゴドスが目から光線を放ち、ヒカリは胴体にダメージを負ってしまった!

 

『グゥウ………!』

《ギャキィイキィイーーー!!》

「「「キィイイーーー!!」」」

 

ヒカリが数歩下がるとドラゴドスが金切り声を上げた。すると、周囲から小型ネウロイが数体集まってきてヒカリに集中砲火を浴びせた!

 

『グゥウ………!』

「いけない!!」

 

ミーナがネウロイの光線を掻い潜りながら確実に撃墜をするが、その隙にドラゴドスがヒカリに接近、その長い胴体で巻き付いてしまった!

 

『しまっ………!』

「ヒカリさん!!」

 

ミーナがそれに気づいて駆け付けようとしたが、周囲のネウロイが行く手を阻む。ドラゴドスはヒカリを逃がすまいと強く締め付け、尻尾の先端の丸鋸を回転させてヒカリの頭へ近づけていく!

 

「いけない………!」

[ミーナ隊長、下がって!]

「!!」

 

その時、ミーナにマイから通信が入る。ミーナが後方に下がると、ガンローダーのブリンガーファンによる荷電竜巻がネウロイの群れを襲い、まとめて吹き飛ばされた!

 

「「「キィイイーーー!!」」」

「マイさん!」

「今よ!!」

「G.I.G.!!アルタードブレイザー!!」

 

マイの掛け声にコウジが返答をすると、ガンブースターの放ったビームがドラゴドスの翼が破壊され、ドラゴドスはヒカリからガンブースターに視線を移すと、目から光線を発射するが、ガンブースターになかなか当たらない。

ミーナはこの隙にドラゴドスに接近をすると機銃を掃射、直撃をした尻尾が半ばから破壊され、更に丸鋸が頭部を直撃して顔の左側が破損した!

 

《ギャキィイキィイーーーッ!?》

 

ドラゴドスは破損で機能に支障が出たのか、ヒカリを解放するとボディをうねらせながら上空に逃げようとする。ヒカリは体を確認すると、逃げた宇宙竜を追って飛び上がり………

そのまま追い越してはるか上空で静止をした。

 

《ギャキィイキィイーーー!!》

 

驚くドラゴドスの頭上でヒカリが右手を掲げると、銀色のエネルギーが腕の『ナイトブレイザー』に蓄積される。ヒカリがエネルギーを確認するように下げた右腕を左手で掴むとそのまま頭から自然に落下、右手が左手をくぐる様にして十字に組むと、すれ違いざまにドラゴドスへ銀色の破壊光線『ナイトシュート』を浴びせた!

 

《ギャキィイキ―――》

ドォオンッ

 

地上に見事10.0の着地を決めたヒカリの背後で、ドラゴドスは爆発四散!バラバラと、その残骸が降り注いだ。

 

 

 

 

 

宇宙竜 ドラゴドス―――撃破

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

『く、くそう………こんなことが………!!』

 

次々に破壊されるロボット軍団にたじろぐドン=マノウ。思惑が外れてしまい、どうすればいいか混乱をするが、そこへウルトラマン№6・ウルトラマンタロウが、迫ってくる。

 

『トァアーッ!!』

『!?ぐっ………!』

 

タロウの放ったスワローキックがマノウに叩き込まれ数m後退をする。マノウは右腕を失っているため、両手のひらを合わせる事で発射可能となるヒッポリトミサイルは使用不能となっているが、マノウは口から火炎を吐いて攻撃をする。タロウは側転をして回避をすると角のわきから『アロー光線』を発射、マノウの体表で爆発を起こした。

 

『ぎゃああ!!ネ、ネウロイども何をしている!お、おれを守れぇえええ!!』

「「「キィイーーーッ!!」」」

『む?』

 

マノウは悲鳴交じりにネウロイに命令すると、上空に残っていた小型ネウロイ数十体がタロウに向けて光線を放った!タロウは回避をするが、今度はマノウが両目と角から光線を放って攻撃の手を緩めない。

 

『タロウ!!』

『!!』

 

しかしその時、背後から声がするとデスフェイサーを撃破し駆け付けたダイナがフラッシュタイプにタイプチェンジをすると、両手を交差させてエネルギーを蓄積、そのまま広げるようにして大型の三日月状カッター『フラッシュサイクラー』を放つと、ネウロイを一掃した!

 

『何ぃいー!?』

 

驚愕するマノウだが、この機を逃すまいとタロウは一気に距離を詰める。マノウは慌てて火炎を吐くが、タロウは腕のキングブレスレットを外してマノウに向けて投げつける。するとブレスレットはマノウの口に輪投げさながらに入り、輪のサイズが小さくなってマノウの口を塞ぐ。かつて『火山怪鳥 バードン』のくちばしを塞いだ口輪作戦だ!

 

『もが!?もがが………!?』

 

何とかブレスレットを外そうと必死になるマノウであるが、左手だけなので必要以上にてこずっていた。タロウは一気にマノウの懐に入り込み、右拳を叩き込んだ!

 

『アトミックパンチ!!』

ドゴンッ

『ブゴッ………!』

 

タロウ必殺のパンチ『アトミックパンチ』が、マノウの腹を貫通させた!

 

「貫通した………!?」

「分かっていたが、タロウも相当強いな………」

 

同じく駆け付けたシャーリーとバルクホルンは、アトミックパンチの威力にドン引きしていた。

タロウは腕を抜いて数歩下がり右手をかざすと、マノウの口を塞いでいたキングブレスレットが飛来して右手に収まる。再び左手にブレスレットを装着したタロウは、両手を掲げると大きく回して両腰に持っていき、全身に七色のエネルギーを蓄積した。

 

『ストリウム光線!!』

バシュッ

『ぎゃぁあああああああああああああああ!!』

 

トドメのストリウム光線がマノウに直撃し、地獄星人の全身を焼いていく!

 

『ジュ、ジュダ様!!なぜですか!?なぜ私ではなくヤプールなのですかぁーーーーーーーーー!?』

『!?』

 

ドン=マノウはその叫びを断末魔に倒れ、爆発四散した。

 

『ジュダ……?』

「それが、あいつの親玉なのか……?」

 

ダイナとシャーリーがマノウの断末魔を聞いて疑問に思うが、タロウだけは、その名前を聞いて静かに驚いていた………

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

《キキィーーー!!》

『セヤァアッ!!』

 

メカギラスと対峙するメビウス。メビウスはメカギラスのミサイルをライトニングカウンターで爆発させると一気に距離を詰めてパンチを繰り出す。しかし、メカギラスの目の前にバリアが発生して阻まれてしまう。

 

「てやぁああーーー!!」

ドォンッ

《キキィーーー!!》

 

しかしその瞬間、メカギラスの背中が爆発して装甲に亀裂が生じる!メカギラスが首を左に120度回転させてみれば、そこには機銃から紫煙を吐かせる芳佳の姿があった。

 

《キキィーーー!!》

 

メカギラスは上あごからミサイルを放つが、芳佳は障壁を展開させて難なく防御をした。メカギラスに負けない障壁である。

 

「はぁああっ!!」

ビーッ

《キキィーーー!?》

 

しかし、今度は反対側から美緒のスーパーガンの稲妻状の光線が直撃をして左目が破損して火花が飛ぶ。メカギラスがそちらを見たが、更に今度は正面からメビウスのパンチが襲い腹部が小さく爆発を起こし陥没した!

 

美緒と芳佳は先ほど、リュウと同様にヒカリからのテレパシーを受け取っており、メカギラスのバリアは正面にしか展開できないと聞いていた。そこで2人はそれぞれの方向から攻撃を仕掛ける事で、メカギラスにバリアを張らせる暇を与えない作戦に出たのだ。

 

《キキィーーー!!》

 

頭部を反時計回りに1周させたメカギラスは数歩下がりメビウスを攻撃しようとしたが、美緒と芳佳がメカギラスの周囲を旋回しながら銃弾と光線を浴びせてきたため、その場で頭をグルグルと回転させる。頭部のダメージと旋回しながらの波状攻撃にコンピューターがオーバーヒートを起こしたのか首の付け根や頭頂から火花が噴き出し、メカギラスは頭を回転させながらよろよろカクカクと動きが鈍った。

 

「今だ!!」

「ミライさん!」

 

2人の呼びかけにメビウスは頷き、左腕のメビウスブレスに手をかける。しかしその時、美緒はメビウスの背後から大型ネウロイが迫ってきている事に気が付いた!

 

「危ない!!」

『!?』

「キィイイーーー!!」

 

美緒の叫びで、メビウスは背後のネウロイに気づいた。ネウロイは甲高い鳴き声と共にボディの各所から光線を放つが、メビウスは咄嗟に側転をして回避、着地をした地点でライトニングカウンターを放って右側の機首を破壊した!

 

「キィイイーーー!!」

「ネウロイは私たちが!」

 

芳佳と美緒がネウロイに向けて飛んで行くのを見届けたメビウスは、ようやく頭部の回転を止めたメカギラスに向き直った。

 

「キィイイーーー!!」

「坂本さん!!」

 

芳佳はネウロイの放ったビームを障壁で防御、美緒は魔眼で大型ネウロイのコアの位置を探ると、コアは大砲の根元に見えた。

 

「コアを確認!あの大砲の根元だ!」

「はい!!」

 

芳佳が返答をするが、ネウロイは大砲にエネルギーを蓄積させ始めていた。メカギラスに格闘を仕掛けるメビウスを狙っていた。

 

「メカギラスごとメビウスを仕留める気か!!」

「させませんわ!!」

 

その時、ネウロイの頭上からペリーヌが機銃を掃射しながら降下してきた。ネウロイは自分のダメージに構わずエネルギーを溜めるが、今度は左右からバルクホルンとシャーリー、エイラとサーニャが攻撃をしてくる。

 

「キィイイーーー!!」

 

ネウロイは大砲の発射準備をしながらビームを放つが、ウィッチたちは障壁で防御、更にミーナとルッキーニ、エーリカとリーネが機銃を撃ちながら飛来して、ネウロイの身を削っていく。しかしネウロイはついにその大砲から光線の発射体制に入った!

 

「させない!!」

「宮藤!?」

 

しかしその時、芳佳がネウロイの射線上に入り、障壁を張ったままその砲口に向かって行った!

 

「キィイイーーー!!」

「うおおおおおおおお!!」

 

そしてビームが放たれるその瞬間、芳佳の障壁が砲口に衝突してビームのエネルギーが大砲内で逃げ場を失い大砲の各所で爆発が起きて暴発した!

 

「うわ!?わあああああああ!?」

ガシッ

「芳佳ちゃん!!」

「まったく、なんて無茶を………!!」

「キィイイーーー………」

 

爆発の衝撃で吹き飛んだ芳佳を、リーネとペリーヌが受け止める。機首と大砲を失ってコアが露出したネウロイがふらふらと高度を下げ、コアが破壊されて砕け散った。

 

《キキィーーー!!》

 

一方のメビウスも、メカギラスとの戦いに決着をつけようとしていた。

ボディの各所がショートして火花を散らすメカギラスを前に、メビウスは左腕のメビウスブレスの赤いクリスタルに手をかけた。そして、クリスタルを回転させるように両手を横に伸ばす。そして、それを頭上に回すと、両手に金色のエネルギーが蓄積されていく。

そしてエネルギーが極限までたまるのを感じ取ったメビウスは、その両手を十字に組む!

 

 

 

 

 

『セヤァアアアアッ!!』

バシュゥウウ

《キキィ―――》

 

 

 

 

 

メビウスの腕から金色のメビュームシュートが放たれるとメカギラスに直撃!メカギラスの両腕と頭が爆発と同時に吹き飛び、倒れた胴体も爆炎の中に消えた!

 

 

 

 

 

四次元ロボ獣 メカギラス―――撃破

 

 

 

 

 

「やったー!!」

 

ネウロイとロボット軍団、そしてヒッポリト星人ドン=マノウが撃破され、歓喜の声を上げるウィッチとGUYS一同。7人のウルトラマンたちも集まり、互いに顔を合わせて頷き合った。

勝利に笑いあうウィッチたちであったが、ふと、ウルトラマンヒカリが土俵の地面を見たかと思うと、既に地下から脱出していたエリーから通信が入った。

 

[隊長!すぐにそこから離れてください!]

「どうした?」

[土俵の地下から、次元エネルギーが観測されました!このままだと、2分もしない内に土俵が消失します!!]

「「「「「「え?」」」」」

 

エリーからの通信に喜んでいたウィッチたちが一斉にきょとんとした。そうしている内に、土俵の地価が微弱に揺れ始めていた………

 

「「総員撤退ぃいいいいいいーーーーッ!!」」

『わぁああああああああああああああーーーーーーーーーー!?』

 

アイハラ、ミーナ両隊長の号令の下、慌しくその場から飛び立つガンマシンとウィッチ、そしてPALの操縦するXIGファイターEX。ウルトラマンたちも飛び立ったその次の瞬間には、土俵の中心から空間が歪み始め、直ぐに消失した………

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

「………まったく、勝利の余韻も味わわせないなんて………」

 

10分後、海沿いの公園に緊急着陸したウィッチたちはその場でへたり込んでいた。土俵の消えた辺りを見ながらペリーヌがぼやいていると、リュウたちGUYSも集まって来た。

 

「ま、これでロボット軍団は倒せたわけだな………」

「そうですね………マノウの親玉と、ネウロイの巣が残っていますが………」

 

美緒がリュウに答えていると、その時、芳佳が顔を上げた先を見ると満面の笑みで声を弾ませた。

 

「ミライさん!!」

 

芳佳の声に、弾かれたように皆が目線の先を見た。

そこには東光太郎、アスカ・シン、高山我夢、春野ムサシ、トウマ・カイト、セリザワ・カズヤ、そしてヒビノ・ミライの、7人が並んでこちらに歩いてくるところであった。

 

「ヒビノ隊員!!」

「アスカ!!」

「カイト!!」

「ムサシさん!!」

「我夢さん……!」

「セリザワ隊長!!」

「東さん!!」

 

各々が名前を呼びながら、勇士たちの元へ駆け出す。ルッキーニがアスカに抱き着き、リュウとセリザワが肩を叩き合い、エイラとサーニャがムサシと笑い合い、我夢とミーナが固く握手をする。

 

「みなさん、心配かけてすいませんでした………」

「ううん、私たち、ずっとミライさんたちに助けられてばかりだったから………!」

 

本当に良かったと、涙目で笑う芳佳。エーリカがカイトと手を取り合って笑い、バルクホルンと光太郎が話していると、そこに声をかける者がいた。

 

「カッカッカッ!改めてよくやったぞ、みんな!!」

『!?』

 

振り返ってみれば、そこにはベンチに座ったあの謎の老人の姿があった。老人は立ちあがって、笑いながらこちらに歩み寄ってくる。

 

「おじいさん………」

「光の国に送り込まれたロボットも全滅したようじゃ。ま、これでひと安心じゃな。」

「そろそろ、あなたの正体を明かしてくれると嬉しいのですが?」

 

からからと笑う老人にミーナが聞く。皆も同じ考えのようで、頷いていた。

 

「それもそうだのー………」

 

老人は少しうーんと考えたかと思うと、スッと背筋を伸ばして真面目な顔になる。そして、白衣を翻したかと思うと、その身が眩い光に包まれた!

 

「うわ!?」

 

その眩さに、思わず目を閉じる一同。光が収まったかと思うと、その老人の姿は消えていた。

しかし、次の瞬間、ズシン!!と地響きがしたかと思うと、目の前に巨大な銀色の足が現れた!

 

『ハッハッハッハッハッ!!』

 

それは、ウルトラマンの足であった。

先端に玉の付いた銀色の王冠とルビーのような赤い目、口には立派なひげを蓄え、肩にはたなびく銀色のマント、腰には赤い勲章が光っていた。

 

「おじいちゃん、ウルトラマンだったんだ………!」

 

老人の正体に一同が呆気に取られている中で、エーリカが思わず呟く。すると、ミライが見上げるウルトラマンに声をかけた。

 

「やはりあなただったんですね、『ウルトラマンキング』!!」

「ウルトラマンキング?」

 

ミライの告げた名前―――伝説の超人『ウルトラマンキング』に、芳佳が聞き返した。それに答えたのは、セリザワとカイトであった。

 

「ウルトラマンの間でも、『伝説の超人』と呼ばれている、光の国の長老だ。」

「神秘の力を持つと言われていて、我々でも信じられない奇跡を起こすことが出来ると言われている………僕でも、こうして会うのは初めてだ……!」

「そ、そんなすごい人だったんだ………!」

「ただのおじいさんとは思っていなかったけど………」

 

2人の話を聞いて驚くリーネとサーニャ。皆の様子を笑いながら見ていたキングに、畏まった様子でミーナが話しかけた。

 

「あの、ウルトラマンの偉い人とは知らずに、失礼なことを………」

『なに、構わんさ。わしもあまり出しゃばったマネはしたくなかったしのぉ。』

「でも、なんでそんなスゴいウルトラマンが僕たちの世界に?」

 

我夢がキングに問いかけた。

 

『ゼノンと共に、マックスをこちらの宇宙に連れ戻す作戦をしていたのじゃ。だが、ゼノンからマックスとウィッチたちがガイアの地球に突っ込んでいったと聞いて、こちらの世界に来るよう導いたんじゃよ。』

「そうだったんだ………」

 

ひげをなでながら答えるキングに、納得したように頷くエーリカ。すると、神妙な面持ちで光太郎が話しかけた。

 

「キング、マノウは『ジュダ』の配下のようでした。」

「ジュダ………!?」

『うむ………1500年前に次元の狭間へ封じ込めた筈じゃが………あのネウロイの出現方法から察するに、ヤプールが蘇らせたのだろう………』

 

ジュダと聞いて驚くミライとカイト。キングは続けた。

 

『異次元のネウロイを配下に置いている事を考えると、ヤツは様々な次元から怪獣や星人を集めたのやもしれん……わしは地球を離れるが、わしの方でも、ジュダの事を調べておこう。』

「あの、改めて、色々ありがとうございました!!」

 

芳佳がキングに頭を下げると、美緒たちもそれに倣う。キングはひげを撫でながら笑うと、両手を上げて飛び立っていった。

 

「さーてと………これからまだまだ大変だろうなー………」

「だな………色々話し合わなきゃだけど………今はまず、シャワー浴びて寝たいよ………」

 

空の彼方で光になったキングを見送ると、リュウとアスカが身体を伸ばしながらそう言った。

 

「確かに……1日以上、立ちっぱなしでしたもんね………」

「僕、もうこれで固められたの4回目だから、もうこりごりです………」

「いや、結構多いですね!?」

「呪われてんじゃないノカー?」

「エイラ!」

『あっはっはっはっは!!』

 

一同は笑い合いながら、フェニックスネストに向けて帰路に着いた。

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

『「何故か」と聞いたな、ドン=マノウよ………』

 

玉座で頬杖をつき、散ったドン=マノウの遺影を前に黄金の鎧を着た主君―――ジュダが、彼の最後の言葉に答えた。

 

『貴様の詰めの甘さと、戦略眼の無さだ。故に貴様は、『七星将』に相応しくなかったのだ。だが、お前はよくやってくれたよ。』

 

最後にマノウを労うと、ジュダは玉座の前で跪くヤプールに告げた。

 

『ヤプールよ、ワシを蘇らせた礼に、今を持って空席になっていた『七星将・魔の星』に任命する。超獣軍団の指揮に加え、ネウロイの強化と研究を任せる!!』

「ははー!!」

 

ヤプールは深く頭を下げた。すると、彼の目の前にチェーンが付き、奇怪な文字の刻まれた六角形の金色のメダルが現れた。

 

『それは『七星将』の証である『魔の星』のメダルだ。常に身に着けるようにしておけ。』

「は!」

 

ヤプールはメダルを受け取ると、それを首から下げた。ジュダは先の戦いの映像に映る、ウルトラマンメビウスを見ていた。

 

『ウルトラマン、光の国よ………今こそ我がグア軍団が、宇宙を支配するッ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウルトラマンメビウス&ストライクウィッチーズ

第1部 終




第二十話です。

・今回のデスフェイサーは複製品だったというオチ。そして初代に破られたシャイニングジャッジで撃破。何かダニエルなら見破れたイカサマを見抜けず負けたテレンスみたいですねwまあ、ダイナも初戦のリベンジ果たせたって事で。

・マグマロックブレイカーとドラゴドスの目からビームは今作オリジナル。マグマライザーの正当後継機なら、岩石破壊光線は標準装備です。

・穴にうっかりハマっちゃうガメロットは少しお気に入りw追い越して落下しながらの光線掃射はちょっとカッコイイと思ってます。

・予想していた人は多いと思いますが、謎の老人の正体はウルトラマンキングでした。マックスギャラクシーに仁王立ちしたり浮遊したりネウロイをホームランしちゃったりと、今回はかなりやりたい放題w

・というわけで、今回で第1部は終わり。外伝を挟んでから第2部に入る予定です。

では、また次回。
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