ウルトラマンメビウス&ストライクウィッチーズ   作:オレの「自動追尾弾」

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第二十三話 魔城からの脱出(前編)

次元城でジュダが最終試験開始の宣言をした、同じ頃………

 

 

 

 

 

GUYSジャパンの一同は地上に降りると、石油コンビナートの上空でふよふよと浮かぶノーバ型ネウロイを、地上で監視していた。

 

「あのネウロイ………どうして攻撃もしないで、ああやってふよふよ浮いてるだけなの……?」

「アイツは次元を転移させる『ゲート』の役割をしている………つまりは………」

「誘っているんだ………「芳佳ちゃんたちを助けたかったら、ゲートを通って来い」って………確実に罠だ………!」

 

カナタは浮かぶノーバを恨めし気に睨みつけた。その時、彼らの背後でエンジンの起動音が響いた。振り返ってみれば、ガンウィンガーが垂直離陸をしている所だった。

 

「アイハラ隊長!!」

「無謀です!1人で行くなんて………!!」

 

慌てた様子でカナタがメモリーディスプレイに叫んだ。

 

[あの先に美緒たちがいるんだ。ミライがいるとはいえ、敵に捕まっているんだ。]

「危険です!僕たちも………」

[全員で行ったら、誰が地球を守るんだ!そっちは頼んだぞ!]

「「「………!!」」」

 

リュウの一括に黙るカナタ。リュウはノーバの目の前まで上昇すると、キッと睨みつけた。

 

『―――みんなを救いたいのは、俺たちもだぜ!』

「!?」

 

その時、リュウたちの脳内に声が響いた。驚いたリュウが空を見上げてみれば、そこにはダイナ、ガイア、コスモスの3大ウルトラマンが両手を伸ばして飛んで来ていた。

 

「あんたら………!」

[すいません隊長、一応止めはしたんですけど………]

 

直後に、エリーから申し訳ない通信が入ってきた。カナタが、空で静止した3人に向けて大声を出した。

 

「みなさん、行く気ですか!?」

『ああ、恐らくは連中のホームグラウンドだ。みんなも心配だし、リュウさん一人でも危険だからね。』

『僕たちが行けば、少しは勝算上がると思うよ。』

 

リュウに向けてガイアとコスモスが答えた。ダイナは右拳を右手に打ち付けた。

 

『それに、俺たちは『ウルトラ兄弟』なんだろ?兄弟だったら、助け合うもんだぜ!』

「みんな………!」

 

思わず笑顔になるリュウ。だがすぐにノーバに真剣な眼差しでノーバを睨むと、3人のウルトラマンと共に向かって行く。ノーバはそれに気付くとマントを大きく広げて包み込んでしまう。

 

「ギュィイーーーッ!!」

 

ノーバのひと鳴きと共にマントを広げると、そこにはウルトラマンたちの姿はなかった………

 

 

 

 

 

第二十三話 魔城からの脱出(前編)

 

グア軍団入団希望宇宙人集団

ヴァジュラリン

奇獣 ガンQ

怪獣酋長 ジェロニモン

怪獣人 プレッシャー

超獣人間 コオクス

怪異変形獣 ネウロイ(GX-09)

登場

 

 

 

 

 

グア軍団の根城である『次元城』の一角に捕らわれてしまった芳佳たち。そこではグア軍団への入団を希望する宇宙人軍団の入団試験が行われており、ジュダは芳佳たちを標的に『魔女狩り』をすると宣言した。

 

『へへっ、地球人ごとき楽勝だぜ!』

『奇怪な力を使うというが、我々の力があれば恐るに足らずよ!』

 

ザンパ星人とアトランタ星人が下品に笑いながら、獲物(=ウィッチ)を探る。

その様子を、半壊した店のカウンターから覗いていた芳佳とひかりは、自分たちの命を狙う宇宙人たちに怯えていた。

 

「外は宇宙人だらけだね………」

「…これじゃあ、逃げようにも見つかっちゃう………」

「例え逃げられても、この次元から脱出できないと意味がないな………」

 

直枝が忌々しく呟く。ミライも外の様子を見て、この次元城からの脱出を思案していた。その時、考え事をしていた美緒が、通信機のスイッチを入れて話し始めた。

 

「みんな聞いてくれ。」

「坂本さん?」

「先ほどあの宇宙人たちが来た時、あの『城』と反対の方向から歩いてきた。つまり、そちらの方向に乗り物か、あるいは転移装置のような物があるのだと推測できる。」

「そうか、あの『城』まで行けば、元の次元に帰る術も見つかるか。」

 

美緒の提案に一同も納得する。通信機の向こうで[流石は少佐ですわ!]とペリーヌが称賛していた。

 

「そうと決まれば!」

 

そう言ってニパが立ち上がったその時、ニパの背中が棚に当たって倒れそうになる!

 

「あっ!?」

「やば………!!」

 

慌ててミライと直枝が棚を押さえたので倒れる事はなく、一同はホッと胸をなでおろした。

 

ガシャンっ!!

「「「「「「え?」」」」」」

『『『『『『あ。』』』』』』

 

しかし、店の外で『芋長』と書かれたこの店の看板が、派手な音を立てて落下した。

それに驚いた宇宙人たちが音のした方に視線が集まり、呆気なく見つかってしまった。

 

『いたぞ!!こっちだッ!!』

『『『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』』』

「ぎゃー!こっち来たーーー!!」

「ニパてめーこらーーー!!」

「ごめーん!!」

 

一斉に迫ってくる宇宙人軍団に驚きつつも、店から脱出して星人たちから逃げだす。

 

「と、とにかく!合流するぞ!城の真逆にある、赤い塔で合流だ!」

[了解!!]

 

慌てて美緒が通信機に向けて指示を叫ぶ。後方から銃声が聞こえたかと思うと、シャドー星人が手にした銃を発砲し、銃弾が顔のすぐ横を掠めていった!

 

「ひえっ……!?」

「マジに殺しにかかってきた!?」

 

芳佳と直枝がシャドー星人たちの銃撃に戦慄する。その目の前にムザン星人とザタン星人が立ちふさがり、手にした銃から光線を放つ!

 

「危ない!」

バチンッ

『!?』『何だと!?』

 

しかし、咄嗟に芳佳とひかりが障壁を張って防御をした。宇宙人たちが驚いた隙を突くように、ミライと美緒がトライガーショットとスーパーガンを放った!

 

『キ………ブ……ッジ…』

 

ムザン星人が短く悲鳴を上げて、ザタン星人と共に倒れて動かなくなる。

 

『今のがウィッチの………!』

 

シャドー星人のリーダーが実際に見たウィッチの異能に感心と戦慄するが、芳佳たちはそのままたおれた星人の屍を横目に、その場を走り去っていった。

 

『逃がすな!追え!!』

 

シャドー星人のリーダーが叫ぶと、シャドー星人をはじめとした星人達は芳佳達を追いかけ始めた。

 

『………』

 

その様子を、覆面とロングコートの星人は静かに見ていた………

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

『ヒャッハー!』『待ちやがれーーー!!』

 

同じ頃、ミーナとバルクホルンはフルフェイスヘルメットにライダースーツを着た『キル星人』の乗るバイク集団に追われていた。なんとも世紀末な叫びを上げて迫って来るキル星人の突撃をミーナが回避するが、同じくバイクに乗っていた『ツルク星人』数人が跳び下りて斬りかかってきた!

 

『プォーオッ!!』『プォーオッ!!」

「!?」

 

ツルク星人は飛びかかると共に刀身となった両腕を振り下ろしてきたが、咄嗟にミーナは障壁を張って防御、ツルク星人たちは自身の剣を防がれた事に驚いていると、その隙にバルクホルンが手にした機関砲のグリップ部分で殴り吹き飛ばした!

 

『ブォッ!?』

『何!?』

『ツルク星人を一撃で!?』

 

バルクホルンの攻撃を目の当たりにして、ナターン星人やゼラン星人が驚きの声を上げたが、吹き飛ばされたツルク星人はキル星人のバイク群に突っ込み数台が転倒、ピット星人とナターン星人、数名のイルドを巻き込んで大破、爆散した!

 

「行くぞ!」

「ええ!」

『逃がすか!!』

 

バイクが爆破されたのをみたバルクホルンとミーナがその場から走り去るが、ゼラン星人と、生き残った数人のキル星人とイルドが追いかけてくる。

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

「おい、今ので何人だ?」

「何人だっけ?10人より先は数えてないや。」

「さすがに多すぎたかな~………」

 

一方のシャーリーは、強行突破しようと機関銃で宇宙人達を撃破してきたが、十数人のヴァイロ星人とバーミン星人、ベル星人を倒したあたりで銃弾が残り少なってきたため現状を確認していた。

 

「これ以上弾の無駄使いはできないな………こっからはトライガーショットで………」

『ギャギャアーーーッ!!』

「うお!?」

 

シャーリーが言いかけたその時、瓦礫の陰から氷像のような宇宙人・グロスト星系人が飛び出してきた!グロストは両手から冷凍ガスを発射して、3人を攻撃してくる!

 

「ぴゃあッ!!」

 

咄嗟にルッキーニが障壁を張ると同時に、固有魔法の『光熱』を発動させて防御をした。すると、グロストの体表が溶けはじめたため、驚いたように飛び退いた。

 

『ギャ!?ギャギャアーーーッ!?』

「あれ?」

「何か、想像以上に効いてないか?」

 

ルッキーニとシャーリーは、想像以上にグロストに効果があった事に呆気に取られた。

 

3人は知る由もないのだが、グロストは寒冷惑星であるグロスト星系JA52番星の出身であり、そのために地球の焼き芋にすら怯むほど熱に弱いのだ。故に、ルッキーニの『光熱』はグロストにとって天敵であったのだ。

 

思わぬ好機をエーリカは逃さず、トライガーショットを引き抜いて眉間を撃ち抜いた!

 

『ギャギャアーーーッ!!』

 

撃ちぬかれた星人は断末魔を上げると仰向けに倒れて爆散をした。しかしその爆発に気が付いたのか、息つく暇もなくターラ星人とミステラー星人、ヴァイロ星人十数人が集まってきた。

 

「早くみんなと合流しないとね!」

「だな!」

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

『へっへっへっ…』

『大人しくしてろよ、お嬢さん』

「くっ………!」

 

同じ頃、リーネとペリーヌは周囲をジャダンとレボール星人の集団に囲まれていた。ジャダンは蛮刀を手に下劣な笑みを浮かべ、レボール星人は手にレーザーガンを持って迫ってきており、リーネはトライガーショットを手にしつつも怯えていた。ジャダン達が蛮刀を構えて斬りかかろうとしたその時、ジャダンの1人に何処からか放たれた光線が命中して地面に伏した。

 

『何!?』

 

何事かとジャダンが見た先には、1人のサーペント星人が両腕に装備した光線銃を構えていた。

 

『ソイツらは、ワタシの得物だ!』

『何だと!?』

『抜け駆けは許さんぞ!!』

 

ジャダンのリーダー格が怒りを露わにすると、周囲からシャプレー星人にドロン星人、ユーリー星人も集まり始め、互いに睨み合い始めた。痺れを切らしたのか、シャプレー星人が手にした光線銃でレボール星人を撃ち抜いたのを皮切りに星人たちは互いにつぶしあい始めた!

 

『ウギャアッ』

『おのれ小癪な!!』

『邪魔をするな!!』

「い、今のうちです!」

「ええ!」

 

宇宙人たちの小競り合いに驚いていたペリーヌであったが、リーネに諭されて走り出す。背後で爆発が起きてユーリー星人が倒れた事に目もくれず、争いに気を取られる宇宙人たちに気付かれないまま路地に逃げ込んだ。

 

『………』

 

2人が逃れたのを確認したサーペント星人は小さく頷くと、両手の光線銃を放って最後のレボール星人とドロン星人を撃ち殺した。

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

『逃がすか!!』

『ええい、なぜ当たらんのだ!?』

 

逃げるエイラとサーニャに向けてカナン星人とズール星人が光線銃を、キリエロイドが火球を放つが、2人は後ろに目があるかのように回避して全く当たらず、ズール星人は苛立ちを露わにする。

その時、2人の目の前にバルダック星人とプラチク星人が立ちはだかってきた!

 

「サーニャ!」

「うん!」

 

エイラが叫んだ瞬間、バルダック星人とプラチク星人が凍結噴射煙とプラスチック液を吐いてきた!しかし、サーニャが障壁を張って防御をして、障壁に当たってプラスチックと氷が固まった。

 

『!?』

『何だと!?』

 

バルダック星人とプラチク星人が驚いて攻撃の手を止めた瞬間、エイラの手の機関銃が火を噴いて2体を絶命させた!

 

『クソ!あの2人を取り囲め!』

『さすがにこの数で囲めば動けまい!』

 

光線銃を構えたインベド人の1人が叫ぶと、数十人が2人の周囲に集まり始めた。遅れを取るまいとカナン星人たちも飛び出して来たのを見て、サーニャは困惑をした。

 

「こ、これじゃあ………」

「!?サーニャ、避けろ!!」

「え!?」

 

エイラがサーニャを庇い飛び出した瞬間、インベド人の集団を巻き込んで吹き飛ばしながら、何かが突進してきた!

 

『ウェウェウェウェウェウェウェ!』

『うぎゃああーーー!?』

 

突進してきたのは両肩に大きな角を持ったカーリー星人であった。カーリー星人は肝心のエイラとサーニャに避けられても止まることなく、インベド人の大半とキリエロイドを巻き添えに廃ビルに突っ込み、ビルを半壊させた!

 

『うわあーーー!?』

 

崩れたビルにカナン星人やインベド人が下敷きになったのを見てゾッとするサーニャ。しかし、瓦礫の中からカーリー星人が大したダメージもないまま現れると恐怖を覚えた。

 

『ウェウェウェウェウェウェウェ………』

「ひっ………!」

「化け物カヨ………!」

 

不気味に笑うカーリー星人にエイラやズール星人をも戦慄した。

しかしその時、崩壊したビルの反対側から爆発が起きたかと思うと、爆発の中からアトランタ星人とカーン星人が吹き飛んできた。吹き飛んできた星人にカーリー星人が驚いていると、爆炎から芳佳やミライたちが飛び出してきた。

 

「あ、イッルだ!」

「え、ニパ!?」

 

エイラは芳佳たちやニパが現れた事に驚いていると、後ろからシャドー星人たちが追いかけてきていた。

 

『他の班の連中か!』

「!?カーリー星人まで………!?」

 

一方、カーリー星人に気付いたミライが小さく驚いていた。カーリー星人は芳佳たちに向けて突進を仕掛けてくると、芳佳は咄嗟に障壁を張るが衝撃で後ろに吹き飛ばされてしまう!

 

「きゃあ!?」

「宮藤!!」

「宮藤さん!!」

 

吹き飛ばされた芳佳に美緒たちが駆け寄ろうとしたが、シャドー星人の集団がそれを阻んだ。倒れた芳佳に向けてレキューム人とズール星人が迫って来るが、ミライが咄嗟にトライガーショットを放って倒し、美緒はシャドー星人を数人斬り捨てた。

 

『おのれぇ!!』

 

逆上したザンパ星人が美緒に襲い掛かるが、美緒は烈風丸で受け止めて斬りかかる。ザンパ星人は胸に大きな傷を作って仰向けに倒れて動かなくなった。

 

『こ、こいつ………!?』

『ウェウェウェウェウェウェウェ!!』

 

ザンパ星人が倒れたのを見たボーグ星人が襲い掛かろうとしていたが、そこにカーリー星人が突っ込んできて肩の角が腹部を貫通する!そのままカーリー星人は美緒に突っ込んでくるが美緒は咄嗟に飛び退き、カーリー星人はシャドー星人を数人巻き込んで止まった。

 

『ウェウェウェウェウェウェウェ………』

『ぶ、不気味な奴だ………!』

「今のうちに!」

「は、はい!」

 

カーリー星人の不気味な笑いに一同が怯えていたが、ミライはその気を逃さずこの場を去ろうと話しかけて走り去る。後ろからインベド人とシャドー星人が怒号と共に追いかけてくる。

 

「………弱気を吐くわけじゃねーけど………」

「?」

 

走りながら、直枝が口を開いた。

 

「正直、初めてネウロイと戦った時よりも「怖い」って思ってるよ………」

「………」

 

不安そうな顔の直枝に、ミライたちは何とも言えなかった。

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

「これで参加者の大半は脱落、残ったのは集団参加の連中に偶然生き残った者、それにガルド星人やカーリー星人みたいな実力者ね……」

『まったく、地球人だからって油断するなと、ジュダ様も仰っていたと言うのに………』

『油断しすぎ。後、ウィッチの力、予想以上。』

『思いの他、ウィッチの能力が強かったようだな………しかし、それでもここまで数が減るとはな…………』

 

ここまでの戦いを次元城のモニターで見ていたジュダと七星将たちは、星人達の為体(ていたらく)にため息をついていた。

 

『地球人を嘗めている連中もそうだが、互いに潰し合う奴らまでいるとはな………』

『まあ、連中の中には獲物を選り好みしている者もいるようだが……ん?』

 

呆れたヤプールが呟いていたが、ふと、何かに気が付いたのか画面から目を離した。

 

『どうしたヤプール?』

『どうやら、ブンブン煩い夏の虫が、飛んで火に入ってきたようだ………』

『夏の虫………他のウルトラマン共か!!』

 

ヤプールの言葉にズウォーカァが反応し、ジュダもそれを聞いてほう、と口を開いた。

 

『わざわざ、我らの懐に飛び込んできたか………』

『見上げた根性。でも、無謀。』

『ジュダ様、ウルトラマン共は我が超獣軍団で―――』

『いや、この場はコウメイの宇宙人軍団の方が………』

『怪獣、いつでも出せる。』

『ウオオオオオ!!』

 

七星将達は我こそはと次々に名乗り出て騒がしくなる会議室。そこにジュダが手を挙げて制止すると、7人はピタリと黙った。

 

『先ずは連中を他のエリアに飛ばし、各エリアでお前らの指揮する軍団がそれぞれ丁重にもてなして差し上げろ。』

『『『『「はっ!!」』』』』

 

ジュダはそう命ずると、末席の黒いモノリスに目をやった。

 

『案内は頼むぞ、『呪の星』。』

『御意。』

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

「芳佳ちゃん!」

「リーネちゃん!」

 

合流地点に決めていた赤い塔―――どこか東京タワーに似ている―――の元に、芳佳やリーネ達が集まってきていた。ミーナは集まったウィッチたちを見渡した。

 

「これで全員ね。後は帰る手段を……」

『追い付いたぞ!』

 

声のした方向を見れば、周囲にウィッチを追って宇宙人達も迫ってきていた。

 

『コイツら、全員集まるために走っていたのか………』

『いつの間に連絡を………』

 

追い付いたシャドー星人とジャダン達が呟く。周囲ではヴァイロ星人やゼラン星人、ボロボロのシャプレー星人達も手にした得物を構えて臨戦態勢であった。

 

「妙にボロボロのヤツもいるが………」

「ああ、それはさっき宇宙人同士で戦っていたからかと………」

『ウェウェウェウェウェウェウェ!!』

 

ペリーヌが説明をしようとしたその時、カーリー星人が美緒に向けて突進を仕掛けてきた!

 

ガシンッ

『!?』

「え………!?」

 

しかしその時、突然上空から覆面とコートの宇宙人が現れると、突進してきたカーリー星人の右肩の角を片手で掴んでその進行を止めた!

 

ウララララララ………

『ウェ………!?』

「な、何を………!?」

 

一歩も動けないカーリー星人と美緒が困惑していると、星人は甲高い奇怪な音を出しながら口を開いた。

 

『………この女は、ワチキの獲物ヴァヴァ!』

「何?」

「女、か………?」

 

美緒や星人たちはそのしゃがれた声から宇宙人が女性である事を知るが、星人はカーリー星人の角を掴んだまま、簡単にへし折ってしまった!

 

『!?ギッ!ウギギャァアアアアアア!?』

『な………!?』

『か、片手で………!?』

 

角を折られた痛みでもんどり打つカーリー星人を見て、他の星人たちは驚愕をする。覆面の宇宙人は折った角を適当に放り投げた。

 

「何故………?」

『この白い服の奴は、あのウィッチの中で一番強いジュラ。』

「え?」「さっきと別の声………?」

 

美緒に向き直った星人の、先ほどとは全く別の冷酷そうな声で話した事に驚いた。

 

『アタシの相手に相応しいリン!』

「また違う声!?」

「アイツ、あの服の中に3人で肩車でもしてるのか?」

 

しかし今度は幼さの残る声を発した事に驚き、直枝は疑問に思った事を口に出した。

 

「お前は、一体………?」

『ええい、調子にのるな!!』

 

美緒が星人に問いかけようとしたその時、ゼラン星人が光線銃を星人に向けて放つ!星人は放たれた光線を左手で受け止めるが、そのまま爆発と共に炎上してしまった!

 

「な………!?」

 

美緒は炎上する星人に唖然としていたが、炎の中から人影が現れたかと思うと、ゼラン星人に向けた左手から火炎弾を発射して命中させた!

 

『ウギャアーーー!?』

「強い………!」

『無粋なマネをするから、そうなるヴァヴァ。』

 

燃え盛るゼラン星人は断末魔を上げて倒れると、コートと覆面が燃え尽きて星人のその姿が露わとなった。

 

ウララララララ………

「!?あの姿は………」

 

それは、怒り、笑い、無表情の顔が縦に並んだ、トーテムポールを思わせる石像のような宇宙人であった。先ほどの奇怪な音を発しながら、額の赤いランプと金色の目を上から順番に点滅させていた。

 

「何あれ?」

「トーテムポール?」

 

奇怪な姿の宇宙人にシャーリーやエイラが疑問を口に出したが、見覚えのありすぎるその姿を見たミライが、その名前を声に出した。

 

「ジャシュライン!?」

『!?ジャシュラインだと!?』

『ジャシュラインは、地球でウルトラマンメビウスに倒されたはずでは………!?』

 

ミライの口から出てきた『ジャシュライン』の名前に、周りの星人たちもざわつき始めた。

しかしジャシュラインと呼ばれた宇宙人は一番上の顔のランプと目を光らせて、声を荒げた。

 

『ダァ~レがジャシュラインヴァヴァ!!』

「え?」

『ジャシュラインじゃ、ないのか?』

 

一同が呆気に取られていると、今度は真ん中の顔のランプと目が光った。

 

『ワラワたちを、あのような一族の恥さらしと一緒にしないでほしいジュラ。』

『不愉快だリン!』

「ジャシュラインの、同族………?」

 

今度は一番下の顔のランプと目が光って答えると、ミライも驚いた。

 

『フン、ワチキらをあんな奴と間違われるのは嫌だし、ちゃんと自己紹介するヴァヴァ。』

『ワラワたちは、誇り高き宇宙三面魔像の一族!』

『『ヴァジュラリン三姉妹』だリン!』

 

上から順番にヴァジュラリンと名乗った宇宙三面魔像に息を呑む芳佳たち。

 

「ヴァジュラリン………」

「三姉妹………!?」

『………ってコラ!ナァ~ニ阿呆な事言ってるヴァヴァ!!』

 

しかしその時、一番上の長女が一番下の顔に向けて怒鳴った。

 

『ドォ~コが三姉妹ヴァヴァ!オマエ『男』だろうがヴァヴァ!!』

「「「「「え?」」」」」

『ごめんなさいリン、お姉様………つい………』

『まったくこの愚弟は!ちっとも男らしくないジュラ……』

 

ヴァジュラリン三姉妹もとい三姉弟のやり取りに困惑する一同。

 

「何で同じ体で、性別が違うのさ………?」

「宇宙人に、私たちの常識は通じないんダロ。よく知らないけど。」

 

ヴァジュラリンたちのやり取りに、呆れたエーリカとエイラが話す。ふと、ニパがヴァジュラリンに話しかけた。

 

「あのさ、ヴァジュラリンだっけ?一ついいかな?」

『ん?何だヴァヴァ?』

「同じ体にお姉さん2人がいるんだから、弟がそういう性格になるのは当たり前じゃない?」

『『『え?』』』

「「「「「確かに………」」」」」

 

ニパの指摘にキョトンとするヴァジュラリンと、納得したように頷く一同。ヴァジュラリンはしばらく考えたかと思うと、

 

『………あの、今まで男らしくないとかさんざん怒鳴って、悪かったヴァヴァ………』

『許してほしいジュラ………』

『あ、いえ………受け入れてくれたなら良いリン………』

「思いの他素直だ!?」

「ていうか、それをわざわざ言いに行くニパさんもすごい………」

 

素直に末弟に謝る姉2人に呆れる一同。当のヴァジュラリンは一通り身内で話し合うと、美緒に向き直った。

 

『まあ、それはさておき……ワチキたちがここに来たのは、強いやつと戦うためヴァヴァ!』

『グア軍団に入れば、強者と戦う機会も増えるジュラ。』

「何?」

『早速強敵と思える奴と出会えて、本当にラッキーだリン!』

 

ヴァジュラリンがそう言い放つと、美緒に向き直った。

 

『そこで、一番強そうなお前に、1対1の決闘を申し込むヴァヴァ!』

「なっ………!?」

 

ヴァジュラリンに決闘を申し込まれた美緒は困惑し、ウィッチたちも息を呑んだ。ヴァジュラリンはゴキゴキと手を鳴らしていると、今まで地面に伏していたカーリー星人がゆっくりと立ち上がってこちらを睨んできた。

 

『ウェウェウェウェウェウェウェ………!!』

「あ!?」

 

カーリー星人に気付いたひかりが声を上げたのと同時にカーリー星人は赤い煙に包まれて、みるみるうちに巨大化していく!

 

「ビヤァアーーオーーー!!」

 

巨大化して尻尾の生えた怪獣のような姿になったカーリー星人が、こちらを見下ろしてきた!

 

「怪獣になった!?」

「いや、星人の中には巨大化して姿が変わる者もいるんだ。」

(ミライさんたちが、ウルトラマンになるのと似たようなものかしら………)

『アイツ………せっかくの決闘に水を差しやがったヴァヴァ!』

「ビヤァアーーオーーー!!」

 

ミライの説明を聞いてペリーヌが内心解釈をしていると、ヴァジュラリンは憤慨してカーリー星人を睨んだ。カーリー星人は目下のヴァジュラリンを睨み返すと、残った左の角から光線を発射して、地上を爆発させた!

 

『うおっと!?』

『『『うぎゃぁああああああああああああああ!?』』』

「ビヤァアーーオーーー!!」

 

美緒たちは光線を回避してヴァジュラリンは腕で光線を弾くと、イルドの集団とミステラー星人に光線が着弾して吹き飛んでしまった。カーリー星人はひと鳴きすると、ヴァジュラリンたちを踏み潰さんと歩き始めた!

 

ドォンッ

「!?」

「ビヤァアーーオーーー!?」

 

しかしその時、カーリー星人の顔面が爆発して後退をした!何事かと思っていると、上空からジェット機のエンジン音が響いた。

 

「ガンウィンガー!」

[大丈夫かミライ!]

「リュウさん!」

 

メモリーディスプレイから発せられたリュウの通信を聞いて、ミライが声を上げた。それに次いで風を切るような音と共にダイナ、ガイア、コスモスも飛んで来て、3人のウルトラマンがカーリー星人の目の前に並び立った!

 

『ダァアッ!!』

『ジュアッ!!』

『ハァアッ!!』

「ダイナたちもか!!」

「な、なんだあれ!?」

「巨人………!?」

「味方、なの………?」

 

初めて見たウルトラマンを見上げたひかり達が驚きの声を上げた。それに気づいた芳佳が答えた。

 

「あれは、ウルトラマン。」

「ウルトラマン……?」

「宇宙の平和を守る、光の戦士だよ。」

「光の、戦士………」

 

芳佳から話を聞いた光が、ウルトラマンたちを見上げて呟いた。

 

『う、ウルトラマンだ!』

『ウルトラマンが、3人も………!』

『ええい、次から次へと邪魔が入るヴァヴァ!!』

『水を差されすぎて、表面張力で溢れる寸前リン!!』

 

一方の宇宙人たちはウルトラマンの出現に狼狽え、ヴァジュラリンは憤慨していた。カーリー星人はウルトラマンの出現に驚いたものの、直ぐに臨戦態勢となってダイナに向けて突進を仕掛けてきた!

 

「そいつの弱点は眉間だ!」

『!!』

 

巻き添えを恐れて宇宙人たちが逃げ惑う中、ミライがダイナに向けて叫ぶとダイナは小さく頷く。ダイナはカーリー星人が突き刺さんとしてくる角を回避すると、アッパーカットをカーリー星人の顔に叩き込むと、カーリー星人は上半身を持ち上げた。ダイナはすかさずビームスライサーを眉間に向けて撃ち込み、カーリー星人の眉間で爆発を起こした!

 

「ビヤァア………」

 

カーリー星人は小さく鳴き声を上げると、うつ伏せに倒れてこと切れた。

 

『つ、強い………!』

 

ダイナの戦いを見ていたシャドー星人が呟いた。ヴァジュラリンやガルト星人は強敵の出現に闘志を燃やしていた。

 

 

 

 

 

―――キヤハハハハハ!!キヤハハハハハハハハハハ!!

 

 

 

 

 

「「「「「!?」」」」」

『『『『『!?』』』』』

 

その時、戦場に不気味な笑い声が響いた。声の出所を探っていると、地面からズルリと、巨大な目玉に手足が生えたような怪獣が現れた!

 

「キヤハハハハハ!!」

「きゃあーー!?」

「な、なんだよアイツ!?」

「気色悪………!!」

 

その不気味な出で立ちに、ウィッチたちは悲鳴を上げた。その怪獣を見たガイアこと我夢は、驚いたように怪獣の名前を口に出した。

 

『ガンQ!?』

『がんきゅー?』

『知っているのか、ガイア?』

 

怪獣・ガンQの名前を聞いたダイナとコスモスが尋ねた。

 

『僕の世界の怪獣、というか、コイツは………』

「キヤハハハハハハハハハハ!!」

 

ガイアの説明を終える間もなく、ガンQが鳴き声を上げた瞬間、その目玉を大きく開いた。すると、まるで目玉から重力が発生しているかのように、ウルトラマンたちを吸い込み始めた!

 

『!?な、何だこりゃ!?』

『吸い込まれる………!?』

 

ウルトラマンたちは何とか耐えるが、徐々に引き寄せられていく。そして引きずり込まれていくのは、足元のウィッチや宇宙人たち、そしてガンウィンガーもであった。

 

「きゃあ!?」

「何だよこれは………!?」

『ヴァヴァ~~~!?』

 

ウィッチたちは何とか引きずり込まれまいとするが、吸い込む力が強まり、ついに一同はガンQの目玉にまるで金角・銀角の瓢箪のように吸い込まれてしまった!

 

「キヤハハハハハ!!」

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

―――爬區阿葉寸蛇袈砺㰦裏………爬區阿葉寸蛇袈砺㰦裏………

「うう………」

「ここは………?」

 

気が付くと薄暗くだだっ広い荒野に倒れていたエイラとニパ、エーリカ、ペリーヌの4人。

周囲には卒塔婆を思わせる梵字の書かれた木の板が所々に刺さり、ひんやりとした空気に包まれていて、どこからか不気味な呪文のような物が聞こえてきていた。

 

「な、何ですの、ここは………」

「なんだか不気味ダナ………サーニャは!?」

 

エイラはサーニャがいない事に気付いて周囲を見渡していると、遠くからこちらを呼びかける声が聞こえた。

 

「おーーーい!」

「あ、我夢さん!」

「ガム?」

「あ、サーニャ!」

 

走ってきた我夢とサーニャにエーリカとエイラが反応すると、ニパは初対面の我夢に小首を傾げていた。

 

「大丈夫だった?」

「うん。」

「えーと……?」

「ああ、さっき少佐から聞いたと思うけど、こっちでお世話になってる人。」

「ああ、そうなんだ。」

 

ニパが納得したように頷いたその時、巨大な影が5人を覆った。

 

「!?」

「何………!?」

「ガァアーッ!!」

「フッフッフッフッフッ………」

 

見上げた先には、赤や白、青の派手な色の羽根を頭に生やした『怪獣酋長 ジェロニモン』と、不気味な笑い声をあげる『怪獣人 プレッシャー』であった。怪獣と星人に見下ろされた我夢たちは慄くが、その時、空中に不気味な紫色の炎が現れたかと思うとガンQの姿となった。

 

『ジェロニモン、プレッシャー、儀式に戻れ。』

「!?」「喋った……?」

「グゥ………」

「フフフ……」

 

宙に浮かぶガンQの命令を聞いてジェロニモンとプレッシャーはその場を後にした。

 

「今の声、間違いない………」

「我夢さん、何か知っているの…?」

「キヤハハハハハ!!」

 

我夢がガンQを睨んで呟いていると、ガンQは紫色の炎に包まれて、みるみるうちに小さくなっていった。

 

「あのガンQは、僕の世界の500年前にいた呪術師が生み出した『呪いの化身』なんだ。そして、その呪術師こそが………」

 

そして紫色の炎が晴れると、そこには白い短髪で派手な服装の男性が、奇妙なポーズで浮かんでいた。

 

「あの男、魔頭 鬼十朗だ!」

「その通りだ。久しいな、ウルトラマンガイア!」

「え?」

 

魔頭は笑いながら挨拶をした。ニパは、魔頭が我夢をウルトラマンと呼んだことに驚いていたが、我夢やエイラたちは魔頭に気を取られていたため気づいていなかった。

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

ミライと芳佳、美緒、リーネ、ひかりは、気が付くと荒廃した遺跡のような場所にいた。

 

「ここは………?」

「あの怪獣に、空間転移させられたのか………?」

「大丈夫、リーネちゃん?」

「うん。」

 

ミライと美緒が周囲を見渡すと、近くにはガンウィンガーが不時着をした様子で止まっており、ハッチが開いてリュウが這い出てきていた。

 

「リュウさん!」

「ミライ、美緒たちも無事だったか………」

 

リュウとミライが会話を交わしていると、遠くで戸惑った様子のシャドー星人やジャダンの集団にターラ星人の姿が見えた。

 

「他の宇宙人もいるな……さっきのジュダの話からすると、ここは他のエリアのようだ……」

「何だろうここ?妙に暗いけど………!?」

 

芳佳が空を見上げたその瞬間、青ざめた表情になった。

空には、緑色の光を放つ黒い竜巻のようなものが渦巻いており、その中央には赤く光る結晶が見えた。

 

「こ、これって……!?」

「ネウロイの、巣……!?」

「まさか、ヴェネツィアから消えた巣か!?」

「何だと!?」

 

驚いた美緒たちの話を聞いて、リュウとミライも驚く。

 

『その通りだ。』

「「「「「!?」」」」」

 

その時、こちらに声をかけてくるものがいた。そこにはカニの甲羅を思わせる体表と不気味な目を持ち、足元まである白いマントを着たヤプールが、黒いプロテクターを着た赤いトサカと嘴、3本指を持った怪人を複数人連れていた。

 

「ヤプール!!」

「ヤプールだと?」

「後ろは、コオクス……!」

 

リュウがヤプールの名前を告げると、ヤプールはフンと鼻を鳴らした。

 

『ネウロイは超獣と同等の戦力になると目をつけてな。ウィッチたちの世界でデータを取り終えた後、ジュダ様に巣ごと献上したのだ。』

「じゃあ、ヴェネツィアに巨大な巣が新たに出現したのは………!?」

「ヤプールの仕業だったのか!」

 

ヤプールの企みに戦慄する一同。ヤプールはその通りだと返答すると、鎌になった右手を上げた。

 

『ウィッチは受験者どもに任せるが、貴様ら2人はわれらが相手だ!行け、コオクス!!』

「「「「「ガァアーッ!!」」」」」

 

コオクス達は鳴き声を上げると、両手を上げて襲い掛かってきた!

 

 

 

 

 

つづく




第二十三話です。

・宇宙人軍団は、瞬殺された奴も含めて出すメンツを選んでからどこでどう戦うか考えて出してます。おまけで名簿も投稿しますので、そちらも良ければ参考にしてください。
 ムザン星人の断末魔は『キ………ブ……ッジ…』→『キブッジ』→『キブツジ』という駄洒落w
 バイクに乗ったツルク星人は故・内山まもる先生の漫画版から。グロストVSルッキーニは相性が悪かった。
 ドロン星人は円谷プロの『戦え!マイティジャック』に出てきた宇宙人なんですが、スーツがシャプレー星人の改造なのは割と有名な話。ユーリー星人はピニヤ星人同様にウルトラセブンの没宇宙人。

・『メビウス』本編のエンペラ軍団は「M78星雲宇宙の集大成」という印象が強かったので、今作のグア軍団は「M78星雲を含めた多次元宇宙の先鋭」というイメージで構成しています。一応枠としては『M78』、『ティガ&ダイナ』、『ガイア』、『コスモス』、『ネクサス』、『マックス』、『その他(ザ☆等)』の7枠で、七星将もこれに該当します。

・ジャシュラインの同族、ヴァジュラリン登場。ジャシュラインは結構好きなキャラだし、設定上は宇宙人なので同族がいてもおかしくないと思い登場させました。
 ジャシュラインがチンピラっぽいキャラだったので、戦闘狂ながらも武人気質なキャラにしました。性別が女性なのはウィッチサイドのライバルキャラが欲しいと思って。末っ子が男の娘なのはもちろんあの紙ゲーからw

・ガンQ/魔頭鬼十郎登場。最近のガンQは割とゆるキャラに片足突っ込んでる感がありますが、今作では『呪いの産物』という面を強調しよう&敵幹部に呪術師が欲しいと思い、魔頭を幹部格として登場させました。

・コオクスは、七星将の各配下に戦闘員ポジションを用意しようと思って登場させました。ちょうど人間に化けられるので、今作では地球人サイズにもなれると解釈しました。後、ヤプールのマント姿は『メビウス&ウルトラ兄弟』の没デザインが元ネタ。


では、また次回。
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